ホワイトカラーS3E9【戻ってきたライバル】
2019年09月12日 公開
シーズン3エピソード9【戻ってきたライバル】
ネタバレありのあらすじ&感想をまとめています。
ナチスの財宝目録を、ピーターの家で見つけたニールでしたが、ピーターたちと過ごす日々やサラへの想いから、
モジーに「目録は無かった」と嘘を吐いてしまったニール。
自由の渇望と、平穏への憧れの狭間で揺れる彼の、次なる一手とは…?
戻ってきたライバル、というタイトルから、刑務所から脱獄した例のあの人(S2E14【仕組まれた取引】)が出てくるんじゃないかと思いますが・・?
では、さっそく!
ネタバレありのあらすじ&感想をまとめています。
ナチスの財宝目録を、ピーターの家で見つけたニールでしたが、ピーターたちと過ごす日々やサラへの想いから、
モジーに「目録は無かった」と嘘を吐いてしまったニール。
自由の渇望と、平穏への憧れの狭間で揺れる彼の、次なる一手とは…?
戻ってきたライバル、というタイトルから、刑務所から脱獄した例のあの人(S2E14【仕組まれた取引】)が出てくるんじゃないかと思いますが・・?
では、さっそく!
ナチスの財宝の件が、三流タブロイド紙に掲載されてしまう。
モジーはその新聞を持ってニールの部屋に飛び込んでくる。財宝の存在がばれてしまった以上、何かを一つ売りに出して資金を捻出し、ほとぼりが冷めるまで、どこかへ逃亡しようとニールを誘う。
しかし、密かに目録を手にしているニールは、モジーにそのことを隠しながら、財宝を売るのはリスクが高いと言って話を断る。
サラに会いに行ったニール。
サラが、ナチスの財宝の存在に気づいたのかを確かめたかった。詰め寄るニールに、サラはそのことを認める。
ピーターたちをだましながら財宝を隠し続けるニールに、ついていけないとサラは改めて別れを告げる。
そこへピーターが現れる。ニールを迎えに来たのだ。
ニール「わざわざ迎えにくるなんて、今度はどんな事件?」
ピーター「マシュー・ケラーの情報が手に入った」
FBIオフィスへとやって来た二人。さっそく捜査会議が始まる。
ケラーはエジプトで、博物館から古代の王墓から出土した貴重な魔除けを盗み出していた。その大胆な手口にニールも呆れる。
ピーター「エジプト政府はこれを国宝としている。ケラーがそれをマンハッタンに持ち込んだことまで確認は出来ている。我々が何としても取り戻し、エジプト政府に返還しなければ」
ニールとピーターは捜査のために外へ出る。
ピーター「なぜわざわざNYに持ってくるんだ?」
ニール「分からないよ。アイツはおれたちの3歩先を読んで行動しているから」
ピーターは露店で新聞を手に取る。それは朝、モジーが持ってきた三流タブロイド紙だった。
ピーター「潜水艦の財宝の件、情報が漏れたらしいな」
ニール「隠し切れないよ」
ピーター「ケラーは、お前がそれを持っているのではないかと仮定して、NYに戻って来たんじゃないか?」
ニール「……じゃあその妄想を利用して、アイツを捕まえるしかないね」
そんな二人の様子を遠くから眺める、ケラーの姿があった。
ケラーがなぜNYにやってきたのか、捜査を進めていく中で判明する。
彼は、古代文明の専門家、ラロークという女性宛てに荷物を送っていた。彼女は表向きエジプト学者として活動しているが、裏の顔は故買屋。
周到なやりくちで、密輸を繰り返していた。そんな彼女にニールは興味を示す。
ピーター「彼女が美術修復家を探しているらしい」
ニールは、彼女との接触を図ることになる。
その後、ニールはモジーと会っていた。ラロークについて尋ねると、モジーも彼女のことはよく知らないと言った。
そこで共通の友人である、盗品バイヤーのヘイルに協力を仰ぐ。
彼は二人の顔を見るなり、(ナチスの財宝である)ドガの絵をまだ売ってくれないのかと尋ねる。
モジーは一刻も早く売りたいというが、ニールは(財宝目録があるから売りに出せないという)真実を言えないまま。
ヘイルにラロークについて尋ねると、彼は彼女のことを良く知っていた。
そしてヘイルは、彼女が探している「美術修復家」としてニールを推薦する代わりに、ドガを早く売ってくれないかと交換条件を持ち掛ける。
ニールはケラーを早く捕まえるためにも、それにOKを出す。
約束の日、ニールはピーターと共にラロークを待っていた。ピーターは沈黙を破って話し始める。
ピーター「サラとは?どうなったんだ?」
ニール「終わりだよ」
ピーター「何故?住む世界が違うとか、そういう言い訳はナシだ」
ニール「どうも、こうも、理由はそれだけだよ。皆がピーターとエリザベスみたいにはなれない」
そんな会話をしていると、目の目にラロークが現れる。
彼女が指定してきたのは、マフィアがたまり場に浸かっているカフェだった。
ラロークに話しかけたニール。しかしヘイルが同席しなければ何も話さない、と言って席を立とうとする。
そこへピーターたちが現れて、二人を捕まえようとするが、ニールは機転を利かせて、ラロークと二人で逃げ切る。
ピーターとの打ち合わせとは少し違うが、なんとかラロークの信用を得ることに成功する。
彼女はエジプトの美術修復家とコンビで、盗品を鋳物で加工し、稼いでいた。そして、ラロークは新しい相棒を探していた。
彼女からまた連絡すると言われて、別れたニール。
FBIオフィスに戻ってくるとピーターに叱られる。打ち合わせと違う行動を取ったニールに小言を言うが……
そこへモジーから連絡が入る。ヘイルとの連絡役をモジーに頼んでいたのだが……
ニール「ヘイルが約束の時間に現れなかったぞ」
モジー「そりゃそうだよ」
ニール「どうしたんだ?」
モジー「ヘイルは殺された」
ヘイルの殺害現場へとやって来たニールとピーター。モジーは意気消沈していた。
モジーがヘイルの車に付けた監視カメラの映像を確認すると、そこにはなんとケラーの姿があった。彼がヘイルを殺していたのだ。
ショックを隠し切れないニールとモジー。
ピーター「ヘイルとケラーに繋がりは?」
ニール「ないと思う。もしあるなら、俺も知っているはずだから」
ピーター「今回の魔除けの件で殺されたのか?」
ニール「わからないよ」
ピーターは、今回の一件でニールやラロークにも危険が及ぶと考え、作戦の中止を言い出すが、ニールは何としてもケラーを止めたいと言い、作戦続行と志願する。
その言葉に、ピーターは頷く。
一方ケラーは、サラの前に現れる。自らをインターポールの人間だと言い、サラからニールやナチスの財宝について訊き出そうとするが、
サラは疑り深く口を割らない。彼女の強硬な態度に、ケラーは脅迫めいた言葉を並べて、小さな情報でもいいからと探りを入れるが……
一方ニールの元に、ラロークから連絡が入り、翌日二人は落ち合うことに。
ケラーは以前、ピーターを拉致して殺そうとしていた男だった。その凶暴性が思い出されて、そんな男がNYに戻ってきていることを、エリザベスには言えないままのピーター。
それに対し、隠し事はやめた方がいいとニールは助言する。その言葉に、驚きを覚えるピーター。
その頃、ニールの部屋にサラが訪ねてくる。しかしニールは居らず、モジーが迎える。
彼女はケラーをインターポールだと信じて、財宝を監視するカメラのIPアドレスを教えてしまっていた。
デスクの上に置かれたケラーの写真を見て、彼と知り合いなのかと尋ねるサラに、モジーは「この男はニールを殺そうとしている犯罪者だ」と伝える。サラは驚きで言葉を失ってしまう。
ニールはその報告をモジーから受ける。サラに危害は加えられていない事に安堵したニールは、財宝の警備をモジーに任せ、自らはラロークとの約束に向かう。
怒りに燃えるモジーは、IPアドレスを変更し、ケラーから財宝を守るため、法外な報酬を用意して殺し屋にケラー殺害を依頼する。
ラロークのラボへとやってきたニールは、彼女から魔除けを預かり、修復をする。
FBIに突入の合図を送ったニールだったが、FBIより早く、部屋にケラーが現れる。ラロークから魔除けを奪ったケラーは、彼女に銃を突きつける。
ラロークはそのまま部屋の外へ逃げだし、ケラーとニールは久しぶりに対面する。
ケラー「ナチスの財宝はどこだ?」
ニール「ラロークの相棒の修復家を逮捕させて、俺とラロークが出会うように仕向けたんだな?」
ケラー「ああ、早く気付くべきだったな」
ケラーは徐にパソコンを点け、財宝が隠して位ある倉庫の映像を見せる。そこには財宝を盗み出すケラーの手下の姿があった。
その映像に言葉を失うニール。その顔が見たかったんだ、とケラーは喜ぶ。
そこへFBIが迫る。その音を察したケラーは部屋の抜け穴から逃亡し、ニールがピーターの呼びかけに応じる。
すでにケラーの姿はなく、落胆するFBIたちだったが、その騒ぎに乗じてニールも姿を消してしまう。
ニールはラロークのラボに入るにあたり、足枷を外して貰っていた。つまり逃げ出せば、FBIから逃げることが出来る。
ニールは、ケラーの手下によって美術品が盗まれてた倉庫へと急いで向かう。
道中でモジーに状況を聞くために電話を掛けると、ケラーに見せられた映像は、偽物だと判明する。
ケラーは、サラから訊き出したIPアドレスで見た映像では倉庫の場所を特定できていなかった。
捜査の為に足枷をはずされたニールに、わざと財宝を手下に盗ませている偽の映像を見せ、それを見て慌てたニールが事件解決後に倉庫へ向かうに違いないと、先読みしていたケラーの作戦だった。
ケラーの作戦に気づいたモジーとニールは、急遽、倉庫ではない場所へとやってくる。
そこで足枷の代わりにFBIから渡されたGPS機能のついた腕時計のスイッチを入れる。それをキャッチしたFBIはさっそくニールを救出に向かう。
ケラーから逃げながら、ニールはFBIの到着を待っていた。
ケラーは、FBIに財宝のことをばらさずに済み、コンサルタントとして穏やかな生活を続けられるなら、財宝を俺に渡すべきだと持ち掛けるが、ニールはそれに応じない。
ケラーは業を煮やし、ニールに銃を向ける。しかしそこへFBIが到着し、ケラーは捕まるが……そこへモジーが雇った殺し屋の一人がケラーを狙撃する。しかし急所を外れ、ケラーは逃げ出してしまう。
そしてなんと、ケラーを狙撃したのは、ラロークだった。報酬に目が眩み、ケラーを殺そうとしたのだ。
オフィスに戻ってきたニールとピーター。ニールにピーターは、なぜラロークのラボからいなくなったのかを糾弾する。
しかしニールは財宝のことは言わず、うまく誤魔化す。ピーターもその主張に一定の理解を示す。
そこへサラが訪ねてくる。ピーターにケラーと接触した時の状況を聴取されるためだった。
サラにぎこちなくも挨拶するニール。彼女は、財宝の秘密は守るとニールに約束した。
家に帰ってきたピーターは、エリザベスにケラーが逃亡したことを伝える。
気丈に振舞うエリザベスに、ピーターは必ずケラーを捕まえると約束する。
一方のニールへ、自宅で財宝目録と監視カメラとを照合していた。するとドガの絵が無いことを気づく。
そこへモジーがやってきて、ケラーに報奨金を点けて殺し屋を雇ったと告げる。そしてその報奨金はドガの絵を売って得たものだと言うが、、
ニール「ドガの絵は、財宝目録に載ってる」
モジー「財宝目録は無いって、、」
ニール「そんなことより、早く取り戻さないと、俺たちが真っ先に疑われて、終わりだ!」
すごい剣幕のニールに対して、なぜかモジーは表情を崩さぬまま、ニールを見つめていた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
いろんなことが山盛りの回でした。
ケラーがやっぱり登場。しかも博物館から魔よけを盗む手法が、消火器でガラスを破壊して、手づかみ……スマートさの欠片もないww
しかし、そんなケラーも頭が良いようで、全ての作戦が巧い事いくんですよね。ニールもピーターも警戒しながらも、なぜか掌の上でころころ。
そして最後、ついに財宝目録のことを言ってしまったニール。モジーとの仲はどうなってしまうのでしょうか。
ドガの絵を売りに出してしまったということがピーターにばれてしまったら……また険悪モードになるのかなあ。
もっと和気藹々としたシーンが見たい~
ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)
ランキング参加中♥よろしくお願いします
モジーはその新聞を持ってニールの部屋に飛び込んでくる。財宝の存在がばれてしまった以上、何かを一つ売りに出して資金を捻出し、ほとぼりが冷めるまで、どこかへ逃亡しようとニールを誘う。
しかし、密かに目録を手にしているニールは、モジーにそのことを隠しながら、財宝を売るのはリスクが高いと言って話を断る。
サラに会いに行ったニール。
サラが、ナチスの財宝の存在に気づいたのかを確かめたかった。詰め寄るニールに、サラはそのことを認める。
ピーターたちをだましながら財宝を隠し続けるニールに、ついていけないとサラは改めて別れを告げる。
そこへピーターが現れる。ニールを迎えに来たのだ。
ニール「わざわざ迎えにくるなんて、今度はどんな事件?」
ピーター「マシュー・ケラーの情報が手に入った」
FBIオフィスへとやって来た二人。さっそく捜査会議が始まる。
ケラーはエジプトで、博物館から古代の王墓から出土した貴重な魔除けを盗み出していた。その大胆な手口にニールも呆れる。
ピーター「エジプト政府はこれを国宝としている。ケラーがそれをマンハッタンに持ち込んだことまで確認は出来ている。我々が何としても取り戻し、エジプト政府に返還しなければ」
ニールとピーターは捜査のために外へ出る。
ピーター「なぜわざわざNYに持ってくるんだ?」
ニール「分からないよ。アイツはおれたちの3歩先を読んで行動しているから」
ピーターは露店で新聞を手に取る。それは朝、モジーが持ってきた三流タブロイド紙だった。
ピーター「潜水艦の財宝の件、情報が漏れたらしいな」
ニール「隠し切れないよ」
ピーター「ケラーは、お前がそれを持っているのではないかと仮定して、NYに戻って来たんじゃないか?」
ニール「……じゃあその妄想を利用して、アイツを捕まえるしかないね」
そんな二人の様子を遠くから眺める、ケラーの姿があった。
ケラーがなぜNYにやってきたのか、捜査を進めていく中で判明する。
彼は、古代文明の専門家、ラロークという女性宛てに荷物を送っていた。彼女は表向きエジプト学者として活動しているが、裏の顔は故買屋。
周到なやりくちで、密輸を繰り返していた。そんな彼女にニールは興味を示す。
ピーター「彼女が美術修復家を探しているらしい」
ニールは、彼女との接触を図ることになる。
その後、ニールはモジーと会っていた。ラロークについて尋ねると、モジーも彼女のことはよく知らないと言った。
そこで共通の友人である、盗品バイヤーのヘイルに協力を仰ぐ。
彼は二人の顔を見るなり、(ナチスの財宝である)ドガの絵をまだ売ってくれないのかと尋ねる。
モジーは一刻も早く売りたいというが、ニールは(財宝目録があるから売りに出せないという)真実を言えないまま。
ヘイルにラロークについて尋ねると、彼は彼女のことを良く知っていた。
そしてヘイルは、彼女が探している「美術修復家」としてニールを推薦する代わりに、ドガを早く売ってくれないかと交換条件を持ち掛ける。
ニールはケラーを早く捕まえるためにも、それにOKを出す。
約束の日、ニールはピーターと共にラロークを待っていた。ピーターは沈黙を破って話し始める。
ピーター「サラとは?どうなったんだ?」
ニール「終わりだよ」
ピーター「何故?住む世界が違うとか、そういう言い訳はナシだ」
ニール「どうも、こうも、理由はそれだけだよ。皆がピーターとエリザベスみたいにはなれない」
そんな会話をしていると、目の目にラロークが現れる。
彼女が指定してきたのは、マフィアがたまり場に浸かっているカフェだった。
ラロークに話しかけたニール。しかしヘイルが同席しなければ何も話さない、と言って席を立とうとする。
そこへピーターたちが現れて、二人を捕まえようとするが、ニールは機転を利かせて、ラロークと二人で逃げ切る。
ピーターとの打ち合わせとは少し違うが、なんとかラロークの信用を得ることに成功する。
彼女はエジプトの美術修復家とコンビで、盗品を鋳物で加工し、稼いでいた。そして、ラロークは新しい相棒を探していた。
彼女からまた連絡すると言われて、別れたニール。
FBIオフィスに戻ってくるとピーターに叱られる。打ち合わせと違う行動を取ったニールに小言を言うが……
そこへモジーから連絡が入る。ヘイルとの連絡役をモジーに頼んでいたのだが……
ニール「ヘイルが約束の時間に現れなかったぞ」
モジー「そりゃそうだよ」
ニール「どうしたんだ?」
モジー「ヘイルは殺された」
ヘイルの殺害現場へとやって来たニールとピーター。モジーは意気消沈していた。
モジーがヘイルの車に付けた監視カメラの映像を確認すると、そこにはなんとケラーの姿があった。彼がヘイルを殺していたのだ。
ショックを隠し切れないニールとモジー。
ピーター「ヘイルとケラーに繋がりは?」
ニール「ないと思う。もしあるなら、俺も知っているはずだから」
ピーター「今回の魔除けの件で殺されたのか?」
ニール「わからないよ」
ピーターは、今回の一件でニールやラロークにも危険が及ぶと考え、作戦の中止を言い出すが、ニールは何としてもケラーを止めたいと言い、作戦続行と志願する。
その言葉に、ピーターは頷く。
一方ケラーは、サラの前に現れる。自らをインターポールの人間だと言い、サラからニールやナチスの財宝について訊き出そうとするが、
サラは疑り深く口を割らない。彼女の強硬な態度に、ケラーは脅迫めいた言葉を並べて、小さな情報でもいいからと探りを入れるが……
一方ニールの元に、ラロークから連絡が入り、翌日二人は落ち合うことに。
ケラーは以前、ピーターを拉致して殺そうとしていた男だった。その凶暴性が思い出されて、そんな男がNYに戻ってきていることを、エリザベスには言えないままのピーター。
それに対し、隠し事はやめた方がいいとニールは助言する。その言葉に、驚きを覚えるピーター。
その頃、ニールの部屋にサラが訪ねてくる。しかしニールは居らず、モジーが迎える。
彼女はケラーをインターポールだと信じて、財宝を監視するカメラのIPアドレスを教えてしまっていた。
デスクの上に置かれたケラーの写真を見て、彼と知り合いなのかと尋ねるサラに、モジーは「この男はニールを殺そうとしている犯罪者だ」と伝える。サラは驚きで言葉を失ってしまう。
ニールはその報告をモジーから受ける。サラに危害は加えられていない事に安堵したニールは、財宝の警備をモジーに任せ、自らはラロークとの約束に向かう。
怒りに燃えるモジーは、IPアドレスを変更し、ケラーから財宝を守るため、法外な報酬を用意して殺し屋にケラー殺害を依頼する。
ラロークのラボへとやってきたニールは、彼女から魔除けを預かり、修復をする。
FBIに突入の合図を送ったニールだったが、FBIより早く、部屋にケラーが現れる。ラロークから魔除けを奪ったケラーは、彼女に銃を突きつける。
ラロークはそのまま部屋の外へ逃げだし、ケラーとニールは久しぶりに対面する。
ケラー「ナチスの財宝はどこだ?」
ニール「ラロークの相棒の修復家を逮捕させて、俺とラロークが出会うように仕向けたんだな?」
ケラー「ああ、早く気付くべきだったな」
ケラーは徐にパソコンを点け、財宝が隠して位ある倉庫の映像を見せる。そこには財宝を盗み出すケラーの手下の姿があった。
その映像に言葉を失うニール。その顔が見たかったんだ、とケラーは喜ぶ。
そこへFBIが迫る。その音を察したケラーは部屋の抜け穴から逃亡し、ニールがピーターの呼びかけに応じる。
すでにケラーの姿はなく、落胆するFBIたちだったが、その騒ぎに乗じてニールも姿を消してしまう。
ニールはラロークのラボに入るにあたり、足枷を外して貰っていた。つまり逃げ出せば、FBIから逃げることが出来る。
ニールは、ケラーの手下によって美術品が盗まれてた倉庫へと急いで向かう。
道中でモジーに状況を聞くために電話を掛けると、ケラーに見せられた映像は、偽物だと判明する。
ケラーは、サラから訊き出したIPアドレスで見た映像では倉庫の場所を特定できていなかった。
捜査の為に足枷をはずされたニールに、わざと財宝を手下に盗ませている偽の映像を見せ、それを見て慌てたニールが事件解決後に倉庫へ向かうに違いないと、先読みしていたケラーの作戦だった。
ケラーの作戦に気づいたモジーとニールは、急遽、倉庫ではない場所へとやってくる。
そこで足枷の代わりにFBIから渡されたGPS機能のついた腕時計のスイッチを入れる。それをキャッチしたFBIはさっそくニールを救出に向かう。
ケラーから逃げながら、ニールはFBIの到着を待っていた。
ケラーは、FBIに財宝のことをばらさずに済み、コンサルタントとして穏やかな生活を続けられるなら、財宝を俺に渡すべきだと持ち掛けるが、ニールはそれに応じない。
ケラーは業を煮やし、ニールに銃を向ける。しかしそこへFBIが到着し、ケラーは捕まるが……そこへモジーが雇った殺し屋の一人がケラーを狙撃する。しかし急所を外れ、ケラーは逃げ出してしまう。
そしてなんと、ケラーを狙撃したのは、ラロークだった。報酬に目が眩み、ケラーを殺そうとしたのだ。
オフィスに戻ってきたニールとピーター。ニールにピーターは、なぜラロークのラボからいなくなったのかを糾弾する。
しかしニールは財宝のことは言わず、うまく誤魔化す。ピーターもその主張に一定の理解を示す。
そこへサラが訪ねてくる。ピーターにケラーと接触した時の状況を聴取されるためだった。
サラにぎこちなくも挨拶するニール。彼女は、財宝の秘密は守るとニールに約束した。
家に帰ってきたピーターは、エリザベスにケラーが逃亡したことを伝える。
気丈に振舞うエリザベスに、ピーターは必ずケラーを捕まえると約束する。
一方のニールへ、自宅で財宝目録と監視カメラとを照合していた。するとドガの絵が無いことを気づく。
そこへモジーがやってきて、ケラーに報奨金を点けて殺し屋を雇ったと告げる。そしてその報奨金はドガの絵を売って得たものだと言うが、、
ニール「ドガの絵は、財宝目録に載ってる」
モジー「財宝目録は無いって、、」
ニール「そんなことより、早く取り戻さないと、俺たちが真っ先に疑われて、終わりだ!」
すごい剣幕のニールに対して、なぜかモジーは表情を崩さぬまま、ニールを見つめていた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
いろんなことが山盛りの回でした。
ケラーがやっぱり登場。しかも博物館から魔よけを盗む手法が、消火器でガラスを破壊して、手づかみ……スマートさの欠片もないww
しかし、そんなケラーも頭が良いようで、全ての作戦が巧い事いくんですよね。ニールもピーターも警戒しながらも、なぜか掌の上でころころ。
そして最後、ついに財宝目録のことを言ってしまったニール。モジーとの仲はどうなってしまうのでしょうか。
ドガの絵を売りに出してしまったということがピーターにばれてしまったら……また険悪モードになるのかなあ。
もっと和気藹々としたシーンが見たい~
ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)
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