お盆に名作を観た
2019年08月27日 公開
タイトルそのままですが、お盆に名作を3本観ました。
「ローマの休日」
「スティング」
「華麗なるヒコーキ野郎」
の3本。ザ・名作・・・
飲み会に行ったときに、レストランで流れていたのが「ローマの休日」
飲み会にほぼ参加せずに、映画を観ていた。そっちのほうが楽しかった。
あとは、お盆休みにBSでやっていたのが下の2作品。
夏の暑さしのぎに、家にこもって観ました。
あらすじは、書くに及ばずだと思うので省略するのですが、ローマの休日をちゃんと観たのは十年ぶり?くらいで。
何度観ても新鮮な気持ちですね。
以前、縁あってローマに行く機会があって、「あ、あそこ行ったな」って思いながら観ていた。
オードリーの可愛さはとびきり!
グレゴリー・ペックのかっこよさよ。スマートっていうのとは何か違う、「アメリカ男」みたいな感じ?巧く表現できないけど(語彙力)
24時間きりの恋、身分差の悲恋(とも言い切れない)・・なのに清清しいのは、
瞬間的に燃え上がる熱情のやり場が、夜が明けてそれぞれの人生に、きちんと昇華されているからってことなのかね。
別々の道を歩む以外に選択肢はない!気持ちを引きずらない。前を向ける話。
「この思い出があれば、私は生きていける」っていうんですかね・・?
エンドの文字が出る、最後のシーンがいいですね。主役二人の顔のアップとかじゃなくて、宮殿の広間の引きの画っていうのが。
王女様と新聞記者と、それ以上でも以下でもなくなった・・というのが印象的に思えて。
「スティング」は、ちゃんと観たのが今回初めてでした。
ロバート・レッドフォードとポール・ニューマンがかっこよすぎじゃないですかね!!??
子どもの頃に観たときは、その魅力に気づかなかったけど、大人になるとどきどきが止まらない!
コメディー映画でテンポよく進んでいくので、どんどん見入ってしまった・・
自分のヘマで師匠を殺された男が、伝説の詐欺師と共に復讐に乗り出すというストーリーと聞くと、
結構ヘビーなのかと思っていたけれども、とってもスタイリッシュ。
ダイナーの店員の女が敵役に雇われた殺し屋だということには驚きましたが、一番「おおっ」となったシーンがありまして、
殺し屋の女に惚れたロバート演じる主人公が、一晩を過ごすんですが・・その時は殺さないんですよね。
てっきり情に絆されたのかと思っていましたが、翌日、女は主人公を殺しに来るんですよ。
すんでのところでずっと主人公をボディーガードしていた味方に助けてもらうんですが、
「昨日いつでも殺せたのに」って主人公が呟くと、
「昨日、部屋に入るところを向かいの部屋の住人に見られただろう?」って味方が言うんです。
そうだったけな?と思い出してみると、確かにそうだったわ!と思って。私の単純な脳みそに刺激が入りました。
何よりも、曲ですよ。ジョプリンジ・のエンターテイナー。小気味いいテンポ。うきうきする心地を引き出してくれるラグの名曲。
思わず楽譜ひっぱりだしてきて、ピアノ弾いちゃうくらいにテンションが上がっていた。
「華麗なるヒコーキ野郎」もちゃんと観たのは初めてでした。
はい、これもまたロバート・レッドフォードかかっこよすぎて、目が潤った。
男の意地とかプライドとか、夢とか、少年の心とか、とにかく、私がもう忘れてしまった大切な何かが一杯転がっていた。
観終わったあとで、ハッとして、少しホッとした。
(感想がうすっぺらすぎる)
自分の中で絶対に失いたくない殿って、きっと誰にでもあって、そこを譲ってしまったら、アイデンティティの喪失のようになる『何か』ってあると思うんですよ。
でも、そういうのって、人や社会との磨耗で磨り減っていって、守ることができなくなって失っていく。
何かにかけた情熱、、とかもそうですよね。
夏休みに高校野球で汗を流す球児たちと、私もだいぶ年齢が離れてしまったんですけど、
彼らが一喜一憂している姿が、とても眩しく思えるのは、
私の中で消えてしまった情熱みたいな『まっすぐな想い』が、画面を通しても伝わるからですかね。
好きなことばかりをできる人生って、なかなかないと思うんですよ。それなりに人様に迷惑を掛けるだろうし。
でも限られた時間の中で、燃え尽きるくらいの情熱を持って何かに取り組んでいたいなあと。
一瞬、スーパーノヴァみたいに輝きたいなと思うんですよね。
まあ燃え尽きたら、そのあとが辛そうですけども・・・燃え尽きて死にたい、ってくらい前のめりに生きたいですね。
なんの話?って感じですが。
考えることが最近多くて、一人になると沈む心地でした。今もそうだし、今日、家に帰ってもそう思うのだろうけど、
映画とかドラマとか、本とか音楽とか、一種の「現実では無いもの」が、現実からはみだしそうな私を救ってくれているなあと
改めて感じたお盆休み・・
(から、かなりタイムラグがある投稿)
ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)
「ローマの休日」
「スティング」
「華麗なるヒコーキ野郎」
の3本。ザ・名作・・・
飲み会に行ったときに、レストランで流れていたのが「ローマの休日」
飲み会にほぼ参加せずに、映画を観ていた。そっちのほうが楽しかった。
あとは、お盆休みにBSでやっていたのが下の2作品。
夏の暑さしのぎに、家にこもって観ました。
あらすじは、書くに及ばずだと思うので省略するのですが、ローマの休日をちゃんと観たのは十年ぶり?くらいで。
何度観ても新鮮な気持ちですね。
以前、縁あってローマに行く機会があって、「あ、あそこ行ったな」って思いながら観ていた。
オードリーの可愛さはとびきり!
グレゴリー・ペックのかっこよさよ。スマートっていうのとは何か違う、「アメリカ男」みたいな感じ?巧く表現できないけど(語彙力)
24時間きりの恋、身分差の悲恋(とも言い切れない)・・なのに清清しいのは、
瞬間的に燃え上がる熱情のやり場が、夜が明けてそれぞれの人生に、きちんと昇華されているからってことなのかね。
別々の道を歩む以外に選択肢はない!気持ちを引きずらない。前を向ける話。
「この思い出があれば、私は生きていける」っていうんですかね・・?
エンドの文字が出る、最後のシーンがいいですね。主役二人の顔のアップとかじゃなくて、宮殿の広間の引きの画っていうのが。
王女様と新聞記者と、それ以上でも以下でもなくなった・・というのが印象的に思えて。
「スティング」は、ちゃんと観たのが今回初めてでした。
ロバート・レッドフォードとポール・ニューマンがかっこよすぎじゃないですかね!!??
子どもの頃に観たときは、その魅力に気づかなかったけど、大人になるとどきどきが止まらない!
コメディー映画でテンポよく進んでいくので、どんどん見入ってしまった・・
自分のヘマで師匠を殺された男が、伝説の詐欺師と共に復讐に乗り出すというストーリーと聞くと、
結構ヘビーなのかと思っていたけれども、とってもスタイリッシュ。
ダイナーの店員の女が敵役に雇われた殺し屋だということには驚きましたが、一番「おおっ」となったシーンがありまして、
殺し屋の女に惚れたロバート演じる主人公が、一晩を過ごすんですが・・その時は殺さないんですよね。
てっきり情に絆されたのかと思っていましたが、翌日、女は主人公を殺しに来るんですよ。
すんでのところでずっと主人公をボディーガードしていた味方に助けてもらうんですが、
「昨日いつでも殺せたのに」って主人公が呟くと、
「昨日、部屋に入るところを向かいの部屋の住人に見られただろう?」って味方が言うんです。
そうだったけな?と思い出してみると、確かにそうだったわ!と思って。私の単純な脳みそに刺激が入りました。
何よりも、曲ですよ。ジョプリンジ・のエンターテイナー。小気味いいテンポ。うきうきする心地を引き出してくれるラグの名曲。
思わず楽譜ひっぱりだしてきて、ピアノ弾いちゃうくらいにテンションが上がっていた。
「華麗なるヒコーキ野郎」もちゃんと観たのは初めてでした。
はい、これもまたロバート・レッドフォードかかっこよすぎて、目が潤った。
男の意地とかプライドとか、夢とか、少年の心とか、とにかく、私がもう忘れてしまった大切な何かが一杯転がっていた。
観終わったあとで、ハッとして、少しホッとした。
(感想がうすっぺらすぎる)
自分の中で絶対に失いたくない殿って、きっと誰にでもあって、そこを譲ってしまったら、アイデンティティの喪失のようになる『何か』ってあると思うんですよ。
でも、そういうのって、人や社会との磨耗で磨り減っていって、守ることができなくなって失っていく。
何かにかけた情熱、、とかもそうですよね。
夏休みに高校野球で汗を流す球児たちと、私もだいぶ年齢が離れてしまったんですけど、
彼らが一喜一憂している姿が、とても眩しく思えるのは、
私の中で消えてしまった情熱みたいな『まっすぐな想い』が、画面を通しても伝わるからですかね。
好きなことばかりをできる人生って、なかなかないと思うんですよ。それなりに人様に迷惑を掛けるだろうし。
でも限られた時間の中で、燃え尽きるくらいの情熱を持って何かに取り組んでいたいなあと。
一瞬、スーパーノヴァみたいに輝きたいなと思うんですよね。
まあ燃え尽きたら、そのあとが辛そうですけども・・・燃え尽きて死にたい、ってくらい前のめりに生きたいですね。
なんの話?って感じですが。
考えることが最近多くて、一人になると沈む心地でした。今もそうだし、今日、家に帰ってもそう思うのだろうけど、
映画とかドラマとか、本とか音楽とか、一種の「現実では無いもの」が、現実からはみだしそうな私を救ってくれているなあと
改めて感じたお盆休み・・
(から、かなりタイムラグがある投稿)
ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)
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