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ホワイトカラーS3E16【自由への想い】

シーズン3エピソード16【自由への想い】
ネタバレありのあらすじ&感想をまとめています。

いよいよニールの審問会です!自由を手にすることはできるのか……?
二日間かけてニールの審問会が始まった。
自由になる確率は五分五分だろうかと推測するニール。モジーもそれに賛同する。
しかし、審問会で証言するメンバーを見ていたモジーが、クレイマー捜査官の名前を発見して驚く。
彼が証言をするということは流れとして減刑に傾く確率が下がるということだった。

ニールは気にする必要ないというが、もしかしたらもっと悪い事態が起こるのではないかとモジーはまくしたてる。
その日ニールはピーターの家を訪ねる。
なぜクレイマーが証言者の中に入っているのかと尋ねるが、ピーターもそれをよく知らないと返す。
ピーター「クレイマーはこの件に関して俺を外して何かを調べているんだ」
ニール「何かって?」
ピーター「それは分からん。だが、俺にはスパイがいるからな」

それはダイアナのことだった。彼女はクレイマーの片腕となって一緒にニールの過去の事件について調べていた。
そして刑務所からケイトにあてた手紙に残された暗号を必死て解こうとしていた。
パターンをつかんだクレイマーたちが、その暗号を全文解くまでそう時間はかからないだという、とダイアナはピーターに報告する。

ピーターは直接クレイマーに話を聞きに行く。
するとそこで意外なことを言われる。クレイマーがニールの減刑に反対なのではなく、ニールを自分の部下としてワシントンに招きたいと思っていたのだ。

しかし、それはニールを自由にするためではなかった。
クレイマーはニールの有能さを知っており、ニールが起こした過去の事件をすべて掘り起こし、残り二年の刑期が終わる前に審議にかけて刑期を伸ばし、一生自分の管理下で働かせるつもりだった。
ピーターは免責させるべきだと考えていたが、クレイマーにそのような温情はなかったのだ。

クレイマーが探っていたニールの過去の事件で一番大きなものが「ラファエロ」の盗難であり、それはサラとニールが出会うきっかけになった事件だった。
ニールは今までそれを盗んでいないとしらを切っていたが、実は犯人はニールだった。
ケイトとの手紙のやりとりの中で、そのラファエロの絵に関しての暗号をやり取りしていたことを、クレイマーも探り当てたのだ。

ニールはクレイマーの目を盗んで捜査資料を確認し、急いでサラの元へ向かった。
間もなくクレイマーの部下たちがサラの会社へと、ラファエロの盗難事件に関する資料を取りに来るから、時間を稼いでほしいと頼む。
サラはニールが真犯人だったことを咎めることはなく、ニールに協力する。
サラはとっさの嘘で「ラファエロの絵は見つかった」と資料を取りに来た捜査官に伝える。
絵をサラに手渡せば、ニールの疑いが晴れると考えたのだ。
サラは当日の夜6時までに絵を隠し場所から出して届けるようにとニールに伝えて、自分は審問会の証言へと向かう。

ニールはラファエロの絵を取りに、ルーズベルト島へと向かう。そこはGPSの範囲外。
もしそれがクレイマーにばれると、もう二度と自由は手にできないと分かっていた。
ニールはピーターに行動範囲を広げてほしいと頼み込む。馬鹿なことはよせとピーターは制止するがニールは向かってしまう。

ピーターはやむに已まれずGPSの範囲を広げ、それを追ってニールの元へと向かう。
ニールが到着したのは旧い知人女性パーカーの住む家だった。十五年ぶりの再会を喜び、少ない時間を共に過ごす。
彼女は父に関しての秘密を十八歳のニールに伝えた。
ニールは実の母親から「父は警官で、栄誉の死を遂げた」と訊かされていたが、パーカーから聞かされた真実は全く異なるものだった。
父親は汚職警官で、死んでいない……その事実を知ったニールはショックで家を飛び出して悪の道に走る。

彼女の正体は、警官だった(ニールの)父の元相棒。彼女にニールは、どんな父だったのかを訊く。
最初は正義感溢れる刑事だったが、次第に悪の染まっていったと彼女は言う。
幼いころ、父親にあこがれて警察官を目指していたニール。結局自分も同じ穴のムジナだったのだと苦い表情を浮かべる。

彼女はニールから預かっていた荷物を渡す。それはラファエロの絵が入った筒だった。
逮捕される前日にニールが彼女宛に送ったものだった。中身は開封していないと言う彼女にお礼を言うニール。
ケイトはここに(絵を取りに)来なかったのかと訊ねると、来たけれど「ニールに持っていてほしい」と言って帰ったと言う。
そして、ニールの両親とはもう連絡を取っていないと言い、パーカーはニールと別れの挨拶をする。
ニールがどんな状況に置かれようとも、彼女はニールの味方だった。

パーカーの家を出るとそこでピーターが待っていた。
ピーター「その中身は?」
ニール「知らない方がいいよ」
ピーター「そうか。車は橋の向こうに置いてきたから、一緒に帰ろう」
ルーズベルト島から出るために二人でロープウェイに乗ったニールとピーター。
ピーターはわざわざ危険を冒してまで合いに行ったパーカーという人物について尋ねる。
ニール「この話は、モジーにもしていないことなんだけど……」
と話の途中でピーターに電話がかかってくる。相手はダイアナだった。
ニールの動きがばれてクレイマーとその部下たちが、ロープウェイの駅で二人を待ち構えているというのだ。
窮地に陥るニールとピーター。

そこへ島へと向かうロープウェイが対向してくるのを見つけ、ニールはピーターの手助けもあってそちらに飛び移る。
ピーターはクレイマーと対峙し、啖呵を切る。
ピーター「あんたはニールを分かってないぞ!あいつは追い詰めると逃げ出すんだ!」
クレイマー「お前までアイツをかばうのか?まあいい、それよりアイツは絵を持っていたか?」
ピーター「俺は見ていない」
その場は収拾がついたが、クレイマーにはまだ一手が残っていた。
ラファエロの絵を手にしたニールは、必ずサラに会いに来ると考えて先回りするつもりだった。
ニールを何とかしてあげたいピーターは焦る。

一方島に着いたニールをモジーが待ち構えていた。そして急いでNYの街へと戻る。
しかしサラと落ち合おうにも、スターリングボッシュの会社の周りにはクレイマーたちが配置され、ニールが現れるのを待ち構えていた。
ダイアナ、ピーター、サラは何とかしてニールが逮捕される状況を打開できないかと奮闘する。
ダイアナは捜査の穴を見つけ、ニールをサラの居る会社の裏口へと連れて行く。
ピーターとサラは、ニールが絵を盗んだのではなく、鑑定してもらっているという体裁で話が出来るようにと書類を用意し、
スターリングボッシュの社長を説得する。

そこへニールが現れて、クレイマーは絵を取り上げる。そしてピーターに手錠を渡しニールの腕にかけさせるが……
「やっぱりだめだった」とつぶやくニールに対し、「まだあきらめるな」とピーターはウインクする。
そこへサラが現れ、ニールには美術鑑定の依頼をしていただけだと書類を提示する。

何も言えなくなるクレイマー。ピーターもグルなのかと責める。
翌日、審問会ですべてを語ったニール。
ニールは減刑されようとされまいと、FBIに出勤するとピーターに伝えるが……

最後の証言者としてピーターが審問会へと向かおうとすると、そこへクレイマーがやってきて、どんな小さな罪でも暴いてニールを逮捕すると言い出す。
その様子を影から見ていたニール。ピーターはそれに気づき、「逃げろ」と目配せする。
それに気づいたニールは急いでNYの街から姿を消す。
GPS装置を外して……

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

とんでもねえシーズン3のラストでした。
ニール逃げちゃったよ!!!

アドラーとの戦いを制したニール。これから穏やかに過ごせるかも~なんて思っていたのは一瞬で、
結局モジーの勝手なアレでナチスの財宝を盗み取った片棒を担がされ、それでピーターとも溝ができ、
それがケラーにばれてピーター一家を巻き込み事件が起きて、解決してなんとか取り戻しつつあった信頼。

ケラーの自己中発言もあってナチス財宝盗みの容疑は(望んでいない形ながら)晴れて、棚ぼたの減刑審問会。
ところがどっこいワシントンから堅物おじさんが登場、ニールを小間使いしようと画策。
パパみ溢れるピーターはニールを守りきれず、ニール逃亡と……

ニールの周りの人の審問会の証言が面白かったですね。
減刑されるべきだというエリザベス、ジューン、サラ。
ジョーンズは減刑ではなく、刑期を自分たちと一緒に勤め上げるべきだと証言した。
それは意地悪とかではなく、ニールを友人として仲間として思っているからなんだろうなと、ちょっとほっこり。

いずれにしてもニールはFBIでの仕事を続けるべきだと感じていたんですね。
与えられたチャンスを生かしたいと思っていた。もうこれって愛だよね。孤独から解放される?愛に包まれたんだよFBIで。

いやマジでモジーよ。かき回し大将!ムッとしちゃう!まあムッとするだけなんですけど。
ニールどこいっちゃったんだろうな~。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)


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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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