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SUPERNATURAL S5E2【呪われた町】

シーズン5エピソード2【呪われた町】のあらすじ&最後までのネタバレです。

シーズン5に突入して2話目。
前回、ディーンがルシファーを倒すミカエルの器であることが明かされましたが、
それを突っぱねたディーン。ルシファーは器を見つけてしまい、ボビーは負傷。
今回は久しぶりにあの親子が登場します。

===
歩けなくなってしまったボビーは病院でしょんぼり。
サムの携帯が鳴り、なんと相手はキャスだった。キャスに居場所を伝えると、すぐさま病院へやってきたキャス。
彼を見たボビーは「早く天使の力で足を治せ」と言うが、キャスにその力は残っていなかった。

キャスはルシファーを倒す方法を見つけたと言う。ディーンがミカエルになる以外の方法はただ一つ。
神に頼るほかなかった。

キャスを救い、ディーンとサムを修道院から飛行機に移動させた「神」だった。
しかし天界にはすでにおらず、どこかに居るらしい神を探す以外に方法はない。
ディーンはそんな冗談があるはずないとはねつけるが、
「君のために私はすべての力を失い、仲間の天使も殺した反逆者となったのだ。君の意見など聞くつもりはない」と取り合わない。
キャスは魔除けとして、ディーンの首に着けられているネックレスを欲しいという。
それは幼き頃にサムからもらったプレゼントだったため少し躊躇うが、キャスに渡す。

そこへボビーにルーファスから連絡が入る。
ある町で住民同士が殺し合いをしており、悪魔に取り憑かれて大変なことになっているから応援をよこしてほしいという依頼だった。
ディーンとサムがさっそくその町へ向かうと、そこにはエレンが居た。
久しぶりの再会を喜び、連絡をよこさない兄弟をしかりつけるエレン。
娘のジョーとともにルーファスの応援に来たらしいが、ルーファスやジョーとはぐれてしまったと言う。

住民の多くは互いに殺し合い、ごくわずかな人数しか残っていなかった。
エレンの手引きによって身を隠していた住民たちを守りながら、街を脱出する機会をうかがうディーンとサム。
サムとエレンが、ルーファスとジョーを見つけに街へ出ていくと、そこで二人に出くわすが、こちらを見るなり襲い掛かってきた。
二人は悪魔に乗り移られていた。
しかしエレンとルーファスには、サムとエレンが悪魔に乗り移られているように見えていた。

ルシファーが復活した時、流れ星を見たという住民の話を聞いて、聖書を持ち出したディーン。
その頃から住民がおかしくなり、殺し合いが始まったと言う。
聖書の一節を読み上げると、避難している住民の中にいた聖職者が、それは黙示録の8章10節だと気づく。
この現象がこの世の終わりを指しているのかと問われ、その可能性があるとディーンは答える。
ディーン「ちなみに、この現象があると、何が現れるんだ?」
聖職者「四人の騎士だ、赤い馬がやってくる」
ディーン「赤い馬って?」
聖職者「戦争だ」
街のど真ん中に赤いマスタングがあったことを思い出したディーン。
本当は誰にも悪魔は取りついていないにもかからわず、四人の騎士によって住民たちは惑い、互いに殺し合いをしているに違いない考えたディーンは、マスタングの持ち主である男を探す。

一方、ジョーとルーファスに捕まっていたサムの目の前に、四人の騎士の一人である男が現れる。
サムはその騎士のことを知っていた。

ディーンとエレンがすべてのからくりに気づいたことを見抜いた騎士は、今度はその二人が悪魔に取り憑かれたように見せるために住民たちをコントロールする。
住民の様子がおかしくなったことに気づいたディーンとエレンは逃げ出し、ばらばらに。

ディーンとサムは落ち合い、マスタングに乗って逃げようとする男を捕まえる。
ナイフを出したサムに「それで俺は殺せない」と高を括る騎士だったが、目的は命ではなかった。
彼の指に着けられた指輪を、指ごと切り落としたサム。その指輪こそすべての元凶。
『戦争』によって操られ、悪魔や敵など存在しないにもかかわらず、互いを疑い、殺し合いを強いられていたのだ。

指輪を拾上げたディーンはあたりを見回すと、マスタングも騎士も何もなくなっていた。
そして住民たちは我に返り、荒れ果てた町を見て頭を抱える。

ディーンとサムは、仕事を終えて山の公園で一休みしていた。
サム「なあディーン……」
ディーン「やめてくれ」
サム「どうしても話がしたいんだ。ディーンは僕を信じていないよね。それで気づいたんだ。僕も、自分自身が信じられない。あの町で血をみた瞬間にいろんなことが……でも言い聞かせたんだ。(悪魔に乗り移られた人を殺すのは)正義のためだからって。
でも本当は、(血が)欲しいだけなんじゃないかって。自分でも泥沼にはまっているんじゃないかと思う。僕は悪魔の血が入っているとか、ルビーを責めたりもできない。問題は僕自身だ。僕の中にある。すごく怖いよ」
ディーン「つまり?」
サム「狩りはできない。続けるには危険すぎる。離れて暮らそう。それぞれの道へ」
ディーン「そう……だな」
サム「怒らないの?」
ディーン「お前の心配ばかりで、心に余裕がないんだ」
サム「ごめん」
ディーン「謝るなよ」
サム「……」
ディーン「インパラ、乗っていくか?」
サム「大丈夫だよ。無茶しないでね」
ディーン「お前もな」
ヒッチハイクで山を下りていくサムを、見守るしかないディーンだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

まさかの「別々の道」パターン。
冷却期間とでもいうべきか、いろんなことがありすぎて、(世界観が広がりすぎて)とんでもないことになってしまっている。
ただの兄弟が、「ふつうの」兄弟でいられなくなって、悪魔だの天使だのいっぱいいっぱいになり、
互いに労る余裕がなくなっちゃったんだなあ。ぐすん( ;∀;)

話がシーズン4に戻って、最後の場面でルビーが「あなたはもとより力は強力で、私の血を飲まなくてもよかった」と言っていました。
でもサムはたくさん飲んでいましたよね?そのおかげでパワーアップできたのでしょうか。
そもそも血など飲まなくても強かったのに、悪魔の血を飲むことで強くなっているという錯覚に陥って依存していたのでしょうか。

悪魔に取りつかれている(と勘違いするように『戦争』によって仕向けられた)住民を手にかけたとき、
サムはその血を見て、よからぬ欲望を抱いているように見えました。
それは「飲みたい」という欲望がフラッシュバックしたってことですよね。
ルシファーの復活の閃光から逃れた後で、「血を飲みたいという欲がまったく起きない」とEp1で言っていましたが、
やはり目の当たりにしてしまうと内なる欲望があふれてくるんでしょうか。
サムはもう「元のサム」じゃないのかな~('_')

私が聖書やら黙示録に関して全くの無知なので、「騎士」という存在を初めて知りましたが、いろいろあるんですね。
今回は「戦争」っていう騎士でしたが、四人の騎士っていうくらいですから、のこり三人もいずれ登場するのでしょう。
経典って面白い読み物なのかもしれませんね(読み物とか言っている時点で不遜ですが)

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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