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SUPERNATURAL S5E14【ブラッディバレンタイン】

シーズン5エピソード14【ブラッディ・バレンタイン】のあらすじ&最後までのネタバレです。

天使に襲われ、過去にさかのぼった二人。
ミカエルの器にはならないと宣言して、次は一体どうなるのか?という展開になりましたが、
今回は四人の騎士の一人が登場するようです。
===

バレンタインデーを控えたある夜、ラッセルとアリスのカップルは初デートをしていた。
そのままアリスの部屋へ入ったラッセル。いい雰囲気になった二人だったが、互いに噛みつき合って殺してしまう。

アリスはいたって普通の女子で、むしろ純潔を守るタイプだった。
おかしい点もなかったという友人の証言を聞いて首をひねるサム。
一方ディーンは遺体を見てきて、モーテルに戻っていた。
互いに噛みつき合い、互いを食べて殺し合ったラッセルとアリスの遺体。
EMFも硫黄もないため、完全に手詰まりですることがない二人はいったん捜査を中断。

サムはディーンに「今日はバレンタインデーだし、バーにナンパしにでかけたら?」と提案するが、
そんな気分じゃないとなんだか浮かない顔。その様子をサムは不審がる。

その頃、会社員のジムは一週間前に付き合い始めた彼女ジャニスからのメールに返信をしようとしていた。
やたらと連絡を入れてくる相手の様子に、同僚が「とんでもない束縛女だよ」と忠告するが、
まだ熱が冷めないジムは一蹴する。
そのとき、会社にジャニスが乗り込んできて、ジムを連れ出そうとする。
同僚は止めに入るが、ジャニスはその彼を射殺してジムに泣きつく。
ずっと一緒に居たいと甘えるジャニスに、ジムは心中しようと持ち掛けて、命を絶ってしまう。

病院に遺体を見に来たディーンとサム。
サムは病院の廊下ですれ違った男に何かを感じるが、その違和感の正体はわからないまま。
遺体から摘出した臓器を確認していると、サムがあることを発見する。
被害者の心臓にエノク語の文字が掘られていたのだ。キャスを呼び出して調べてもらうと確かに、天使の刻印だった。

キャス「これは天使の刻印で間違いない。『結合』を表す文字だ」
サム「なんだって?天使なの?」
キャス「君たちで言う『キューピッド』だ。下級の天使でケルビムと呼ばれており、世界中に散らばってる」
その天使がこの街で暴れているため、被害者が出ているのだとキャスは言う。

キャスと共に町のバーへやってきた二人は天使を待ち伏せする。
食事を注文したディーンとサムだったが、大食漢のディーンが今日はなぜか食欲がないと言う。
それにサムはまたも首を捻る。

そこへキューピッドが現れ、キャスはすぐに拘束。
姿を現したキューピッドは大柄で陽気なおじさん、しかも全裸だった。
キューピッドが刻印をつけたカップルが殺し合っているという現状を説明すると、彼はそれを知らなかった。
むしろその事実を悲しむキューピッド。自分はただ、愛を生み出しているだけなんだ、とキャスに抱き着く。

彼は天の指示でカップルを結び付けているだけ。特殊な血筋の人間を結び付けるように命令を受け、
キューピッドが結合していくという。
ジョンとメアリーもまた、天の采配で生まれたカップルだったとキューピッドは楽し気に話す。
しかしディーンはそれに怒り、キューピッドを殴る。しかし鋼の肉体のキューピッドには全く通用しない。
そのままキューピッドは驚いて姿を消してしまう。

サムはディーンの様子がおかしいことに気づいて何かあったのかと問うが、ディーンにはその自覚がなかった。

不審死が発生したと知らせを受けたサムは再び病院へ。
レスターという男は大食漢で巨漢だったが、胃のバイパス手術で瘦身していた。
しかし昨夜、狂ったようにケーキをドカ食いした彼は、食道にまで食べ物を詰めて死亡。
心臓には刻印がなく、今までの事件との関連性は不明。

ディーンは街の自殺者を調べていた。すると自殺者やドラッグ使用者の数が激増していた。
キューピッド以外の可能性もあると考えた二人。
サムがモーテルに戻ろうとすると、目の前の道を歩く男に視線が止まる。
病院ですれ違った男が歩いていたのだ。
直感で悪魔だと気づいたサムは、人気のない道で悪魔殺しのナイフを使いその男を襲う。
やはり悪魔だったが、サムが一瞬だけ集中力の切れた間に逃げられてしまう。
その代わり男が残したカバンを回収し、モーテルへと戻る。

サムの具合が悪そうなのを心配するディーン。
ディーンに事情を説明し、悪魔の残したカバンを開ける二人。
すると閃光が走る。何が出てきたのか分からない二人だったが、キャスが部屋に現れ、人間の魂だと教える。
キャスはハンバーガーをむしゃむしゃと食べながら二人に話を続ける。
サム「なんで人間の魂が?っていうか、天使(キャス)って食べないんじゃないの?」
キャス「ああ、私の食欲がヒントだ。この街はいま飢えに苦しんでいる状態だ。つまり、飢饉だ」
サム「四人の騎士の一人の?」
ディーン「またかよ!」
キャス「そういうことだ」
サム「でも、『飢饉』ってことは食料に飢えているってこと?」
キャス「そうだが、食料だけじゃない。愛、麻薬、セックス、いろいろだ。『飢饉』は常に飢えていて、死者の魂を食べて生きながらえる」
ディーン「じゃあカバンに入っていた魂を食べようと」
キャス「そういうことだ」
サム「なんのためにそんなことを?」
キャス「魔王のためだ。ルシファーが行動を起こすために、飢饉が大飢饉を起こさせようとしてる」

その頃、街に来ていた飢饉はサムに襲われた手下から、ウィンチェスター兄弟がこの街に居ることを聞きつける。
サムとディーンは飢饉を倒す方法を考えるが、サムはどうも体調がすぐれない。
そしてサムは自分が『悪魔の血』に飢えているのだと自覚してしまう。

飢饉も戦争の騎士と同じく指輪をはめていると知ったディーンは、指を切り落とそうと考える。
サムも一緒に行こうと誘うが、サムはこのままでは行けないと言い、部屋に残る。
そして暴れないように拘束してほしいと頼み、ディーンはその言葉通り、洗面所にサムを閉じ込めて、キャスと共に出発する。

病院へとやってきたディーンとキャス。
ディーンやサムの調査に協力的だった医師も飢饉の犠牲になったことを知り、愕然とするディーン。
彼の魂はまだ回収されておらず、回収しに来る飢饉の手下を尾行するために病院前で張り込むディーンとキャス。
キャスはハンバーガーを食べる手を止められない。

キャス「ところで、不思議なことがあるんだが。君はなぜ飢えない?この街の人間は遅かれ早かれ影響が出始めているが」
ディーン「きっと俺は、好きな時に好きなことをしているから飢えていないだけだ。満たされているんだよ」
そんな会話をしていると、飢饉の手下が現れる。尾行を始める二人。

一方でサムのモーテルに、飢饉の別の手下が現れる。
そしてサムを連れ出そうとするが、悪魔の血に飢えていたサムは、拘束を解かれた瞬間に悪魔に襲い掛かり血をすする。

キャスとディーンはアジトへと到着する。
そしてキャスが単身で乗り込んでいくが、なかなか戻ってこないことを心配したディーンもアジトへと向かう。
キャスは飢饉によって飢えを最大限に引き出されてい動けない状態に。
しかしディーンだけは飢饉を前にしても、何の欲求も出てこない。
不思議がる飢饉に対し、「自分は精神が強靭なのだ」とディーンは言うが、飢饉がディーンの心臓に掌をかざし、心を読む。
そして「お前の心には無がある。何をしても満たされない穴があるんだ」と言う。
さらに、「とっくに心は死んでいるのだ」と言い放つ。

そこへサムがディーンを助けにやってくる。
悪魔の血をすすったサムは強力になっていた。そして悪魔たちを薙ぎ払っていく。
対抗するために飢饉が悪魔の魂を食べるが、体内に入った悪魔の魂さえもサムはひねりつぶし、飢饉を衰弱させて追い払う。

街を出たディーンたち。
サムは再び、ボビーの家のパニックルームへ入れられていた。
ディーンは苦しむサムのうめき声を聞きながら、酒をあおって耐える。

そして一人、夜空を仰ぎ、「救いは無いのか」と涙ながらに訴えるディーンだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

冒頭、四人の騎士(S5E2【呪われた町】)の映像流れた時、「あれ?」と思って、よく見たら、赤いマスタングのおじさん(戦争の騎士)が、
ホワイトカラーのS4の悪役、プラット上院議員だったんだよな~ボッシュの主演の人なんだね(見てないからわからんかった)
尾上菊之助みたいな顔してるよね。狐みたいな。

それにしてもまあ、よくできた話ですよ。
ディーンは心が死んでいるから、何も飢えないという。ディーンが一番気づきたくないところに触れるんだもの。
何をやっても満たされないし、何をやっても何も感じなくなってしまっている。そんな悲しい人生ありますか( ;∀;)

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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