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SUPERNATURAL S6E22【煉獄の扉】

シーズン6エピソード22【煉獄の扉】のあらすじ&最後までのネタバレです。

シーズン6最終話です。早い!!
リサとベンから記憶を消し去ってもらったディーンの切なさもほどほどに、ついに煉獄の扉が開かれようとしています。
前回の最後、エリーはキャスに捕まり、連れ去られてしまいました。
キャスが煉獄の扉を開けてしまうのでしょうか。

===

警察に追われていたサムは、あるバーへと逃げ込む。
そこに居た店員の女性ロビンに匿ってもらうサムだったが、記憶を失っていた。
自分の名前も住所も職業も思い出せない。病院へ行くように勧められるが、それさえもできないのだった。

断片的に記憶がフラッシュバックし、あるモーテルの看板が脳裏に浮かんだサムは、自分を放っておけないというロビンと共にそのモーテルへ向かう。
無意識のうちに一番奥の部屋に行きついたサムは、中に入ってみる。
するとモーテルの部屋には、壁一面に写真や資料が張り付けられていた。
それを見ても自分が何者が見当がつかないが、またしても断片的に記憶がよみがえる。

<サムの記憶>
ボビーとディーン、そして自分は、とある女性との待ち合わせ場所へと向かっていた。
その女性とはエリーだった。しかし約束の場所に居たのは、息も絶え絶えの瀕死のエリー。
キャスが現れて、急襲されたのだと言う。そして脅しに屈してしまい、煉獄の扉の開け方を教えてしまったと言うのだ。

エリーはボビーたちにも煉獄の扉の開け方を教え、絶命してしまう。
そこへキャスが現れて、殺すつもりはなかったのだと言うが、もう誰もキャスの言うことを聞かなくなっていた。
ラファエルとの争いが終わるまでは黙っていてほしい、と言うキャス。ディーンは勿論従わないと無言で訴える。
キャスもそれが分かっていたため、死の騎士が作ってくれた記憶の防波堤を壊し、サムを錯乱状態にさせて立ち去るのだった。


そこまでの記憶が一気にあふれ出したサムは、急いでボビーとディーンと合流するために外へ出るが、
何者かに発砲される。その人物は、なんともう一人のサム自身だった。

一方、ディーンとボビーはキャスによって記憶の防波堤を壊されて気絶したサムを、パニックルームで保護していた。
目覚めぬサムをずっと呼び続けるディーン。
こうやって混乱させることがキャスの狙いであり、早くクラウリーとキャスのアジトを探そうとボビーは提案する。

サムは夢の中でもう一人の自分に追われ続けていた。
森の中まで追い詰められたサムは、もう一人のサムが何者かようやく理解する。彼は「魂がない時のサム」だったのだ。
どちらかが相手を殺して、自分の中に取り込まないと元の世界には戻れないのだと言われ困惑する。

元の世界へ戻るため、サムはもう一人の自分を殺し、車へと戻ってくる。
失っていた「魂がない時代」の記憶を取り戻し、ロビンが何者かを理解したサム。
自分が魂のない時代、悪魔に捕われていた彼女を怪物もろとも殺していたのだ。それを思い出し、心を痛めるサム。
彼女は「これから先、もっとつらくなる」と言い残して、消えていく。

一方、ディーンとボビーの前にバルサザールが現れ、クラウリーたちの居場所を書いたメモを手渡す。
彼はキャスを裏切るのが心苦しく、そしてかなり危険であると思っていた。
だからこれ以上は協力できないと言い、メモを残して消えてしまう。
ボビーとディーンは、サムの枕元にバルサザールのメモを残し、アジトへと向かうのだった。

その頃キャスはクラウリーと取引していた。
キャスの中で、ディーンやサムを裏切ったことに対し後悔と自責が押し寄せていた。
そしてクラウリーと協力することに対し疑問を持ち始め、魂一つやらないと言い出す。

サムは車を走らせ、ある屋敷へとたどり着く。そこはボビーの家だった。
そして対面したのは、地獄に居たころのサム。彼は抵抗する気もなかったが、地獄の記憶を取り込むのはダメだと訴える。
しかし、サムは言う。
サム「君も僕ならわかるだろう?兄貴のそばにいてあげないと
そう言うと、もう一人のサムは、サムにナイフを手渡し、自分を殺すように言う。
ナイフが突き刺さり、閃光を放ったサムの中から地獄の記憶が本当のサムへと取り込まれていく。

クラウリーの屋敷では、儀式を行うことにキャスが悩んでいた。
キャスの目の前にバルサザールが現れて最後の引き留めをするが、キャスはその彼にナイフを突き刺し殺してしまうのだった。

アジトの近くまでやってきたボビーとディーンは不穏な気配を感じとる。
アジトの周りには悪魔の大群が押し寄せており、慌てて車の中に避難した二人は、大群に呑み込まれて意識を失ってしまう。

クラウリーが再びキャスの前に現れるが、その隣にはラファエルが居た。
クラウリーは魂一つ渡さないと言ったキャスに腹を立て、ラファエルへと寝返ったのだ。
キャスは天の力を奪われてしまい、その場から逃げ出すしかなかった。

ラファエルとクラウリーが儀式を始める。
ディーンとボビーも意識を取り戻してアジトへと乗り込むが、クラウリーが儀式の呪文を唱え終えても何も起こらない。
するとキャスが舞い戻り、「お前たちに渡した処女の血が偽物だ」と告げる。
そしてキャスは別の場所で本物の処女の血を使い儀式を済ませていた。

煉獄の魂を吸収したキャスは、ラファエルは一瞬にして粉々にし、クラウリーを逃がす。
ディーンはもう目的は達成したのだから、魂を解放した方がいいと説得するが……
サムは意識を取り戻しアジトへと到着。天使を殺す剣をキャスに刺すが、効力はない。
キャス「天使ではない。私は神になったのだ」
これからは私に服従しろ、さもなくば殺す。
キャスの言葉に、三人は成すすべもなく立ち尽くすのみだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

おおお、クラウリーはやはり最後の最後で寝返るし、キャスはキャスでその上を言っていましたね。
ディーンたちが止めるまえに、すべてが行われていました。
いつものシーズン終わりならば「で、どうなっちゃうの??こんな最悪の事態で?」的な終わり方でしたが、
今回はキャスが神になって終わる「神エンド」でした。
まだ悲劇は起きていません。キャスが神になって、一体どんな悲劇が起きるのか。

私はすぐにこの後シーズン7のDVDを借りてくればいいだけですが、これ、リアルタイムの人は相当だったのでは。
イッキ見する方がストレスフリーです……

んでもって神になったキャスは、クラウリーを逃がしていましたけども、え、なんで?粉砕すればいいのでは?
それをしないのは何か理由があるのかしら。それとも、ディーンたちを殺さないのと同じく、理由がないから殺さないだけなのかしら。
そこが謎でございました。

それにしても、この最終話の話の持って行き方が面白い!
冒頭部分で、逃げ惑うサム。どうした??ってなったら、なんと記憶がない。なんで??
断片的に戻ってくる記憶の中で、自分を見つけていく……
とぎれとぎれの自分の記憶を、もう一人の自分たちを殺していくことで補完して行く……すごい。
全部回収していく中で、サムがようやく「本物のサム」に戻るわけですよねえ。はあ~よくできてる。
サムが自分の意志で取り戻していくっていうのがいい。

キャスによって防波堤が壊された後で、記憶をすべてつなげた後、生き返ったサムでしたが、
死の騎士が防波堤を作らないといけないほどに「強烈で凄惨な」記憶だったものを取り戻して、
サムは普通に生きてますが、本当に大丈夫なんでしょうか。これから何かしらの問題が発生するのでしょうか。

===シーズン6のまとめ===
サムが地獄に落ちて、肉体だけのサム(ターミネーターサム)が復活。
ディーンはベンとリサと共にひとときの家族の時間を過ごしていたけれど、
そこで得た幸せは儚くて、なおかつサムを失った心の穴はなかなか埋まっていませんでした。

サミュエルと共に復活したターミネーターサムがディーンと再会。
戸惑いつつもコンビに戻るが、まさかの魂レスの状態だったわけです。
ルシファーとの闘いの中で、死の騎士という新しい武器(敵か味方かは分からない中立?的な存在か)を手に入れたおかげで、
サムの記憶は戻りました。ディーンと死の騎士の間で行われた取引は面白かった。
ディーンはやっぱり情に厚いし、騎士は騎士で、その人間らしい考え方?にすごく興味を持っていた。
キャスもそうですが、ディーンって惹きつけられるんでしょうね。人間として、強いけど弱くて、でもたくましい。

しかし途中でマザーという存在が現れたことにより、新しい敵が出現。
クラウリーとキャスのたくらみも明らかになりました。
キャスが孤立していく様、彼がどうしてそこまで至ったのか「天使の告白」ではすごく切なかった。
本当に頼りたいときに、その人のことを大切に思っているから頼れない(ディーンに頼れなかったキャス)。
そこから足元が揺らぎ始めて、大切なものをすべて失ってしまったキャスが悲しい。

シーズン5の終わりでは、サムが地獄に落ちたわけですが、「サムは戻ってくるだろうよ!」と思えたのに、
シーズン6の終わりでは、キャスが神に上り詰めてしまったので、ここからは悪い事しかないんじゃないかと悲観的になっています。
シーズン7は少々ペースダウンするかと思いますが(ほかに見るものがいっぱいすぎて)、
前向きに視聴していこうと思います_(:3 」∠)_うああ

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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