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主任警部モースS2Ep2【キドリントンから消えた娘】

年末年始のごたごたで、あまり観進められていなかったモースの録画視聴です。
Ep5と書いていますが、正確にはシーズン2の2話目。
モース警部のシリーズはシーズン8(計33話)まであるけれど、今回のBSでの放送は飛ばし飛ばしなので残念なのです。

1月末でいったん放送は終了して、そのあと2月からは新米刑事モースの新作が、過去の作品の一部再放送と共に放映されるそうです。
本音を言えば、コロンボみたいに全話放送してほしいんだけどなあ。
だって近所のツタヤにないんだもの……動画配信サイトでのなさそうだし、困っています。

んでもって、Dlifeが間もなく(年度末に)放送終了になる前にあれこれ録画したいんだけども、
とりあえずDrモーガンだけは一気見する用に録画しました。
スパナチュをぶっ飛ばしてみていますが、一旦ペースダウンして他の作品も観て行こうかなと思った年始です。

ではネタバレありのあらすじまとめを。
===

モースが大音量で音楽を掛けていると、隣で大きな音を立てて工事が行われ始める。
工事をしていたのはクレイブン社という不動産開発業者だった。

警察署へ出勤したモースはストレンジ警視正に呼び出される。
一枚の写真を手渡されたモースは、そのに写った女性を探すように頼まれる。
「クレイブン事件」と呼ばれるその事件は、不動産開発業を営むクレイブンの娘が失踪したというものだった。

今まで幾人もの刑事が担当し、見つけることが出来なかった事件がモースに回ってきたの。
モースはルイスが持ってきた資料に目を通すこともなく、「彼女はすでに死んでいる」と言い放つ。

モースはルイスと共にホームウッド女学校へとやってくる。
行方不明になったバレリーが通っていた学校であり、彼女の父親は学校の理事長を務めていた。
教頭のシェリルから、校長のフィリップがクレイブン一家について詳しく知っていると聞いたモースたちだったが、あいにくロンドンに出張で不在。
一旦学校を離れ、バーへとやってきたモースとルイスだが閉店だと追い払われる。

ストレンジ警視正から「クレイブンの家族には迷惑をかけないように」とくぎを刺されていたにも関わらず、
いつもの天邪鬼で、モースは言いつけを破り、ルイスとともに父親のクレイブンに話を聞きに来る。
クレイブンは娘が失踪したのではなく、誘拐されたのだと主張し、家族を愛し、懸命に働いていると言う。
警察のことは信用していないようで、足を使って捜査を続けろと言うが、モースはまだバレリーが死んでいる信じて疑わなかった。

バレリーから昨日手紙が届いた!とルイスが部屋に飛び込んでくる。
しかしモースは死んだ人間からの手紙だと取り合わない。消印はロンドンのものだった。
ルイスはバレリーの日記に彼氏のマグワイアという存在が書かれており、その男がロンドンに住んでいることから、
彼女はロンドンの彼の元にいるのではないかと主張するが、モースは気乗りしない。
手紙を一読したモースは、その不自然な書き出しから、本物の手紙じゃないのではと疑う。

マグワイアに会いにロンドンまでやってきた二人は、まず彼の家を捜索するが、何も手掛かりは見つからない。
しかし、棚の上に置かれたある道具を見つけて、モースは不敵な笑みを浮かべる。

マグワイアは不動産販売業をしていた。彼に会いにモデルルームへとやってきた二人。
マグワイアに事情を訊き始めた二人だったが、警察からの尋問はもう9回目だとウンザリ顔。
彼はバレリーとの出会いを語り始める。
彼女とはパーティーの席で知り合ったが、それ以上の関係はないと告げる。
しかしモースはそんなマグワイアに「バレリーから妊娠を告げられたのはいつだ?」とカマをかける。
するとマグワイアはそれに引っかかった。

モースとルイスは再び女学校へと戻り、バレリーについて生徒たちに質問をすることに。
ゴシップ記事の内容を読み上げるモースに、その記事は記者の捏造だとクラスメイトたちは答える。
バレリーの日記も、内容がすべて本当のことかはわからないと言われて困惑。
彼女がほかに恋をしそうな男性はいたかと問うと、教師の名前をいくつか聞くことができた。

校長のフィリップやその妻にも話を聞くが、バレリーから手紙がくるまでは死んだものと思っていたと打ち明けられる。
モースは学校をやめた教師のことを聞くが、そのうちの一人デイビッドは生徒の人気がすごかったと言われる。
デイビッドが新しく務める中学校へとやってきた二人は事情を訊くことに。
彼は飄々とした人物で、女学校をやめたのは、恵まれた学校生活を送る子供たちの相手をすることに対し、疑問を感じたからだと思う、と答える。

バーにやってきたモースは、検視官のマックスとビールを飲んでいた。
モースはまだバレリーが死んでいると信じていた。
モースは「あの学校は礼儀正しく、真面目で親切すぎて胡散臭い」と酷評。
マックスは子供を持たないモースには、バレリーを必死に探そうとする両親の気持ちは理解できないだろうと笑う。

クレイブンの家にやってきたモース。クレイブンの妻グレイスに事情を訊く。
親子仲は良かったらしく、バレリーも行方不明になる直前まで変わった様子はなかったらしい。
しかしバレリーはクレイブンの実の娘ではなかった。それでも自分の娘のようにかわいがっていたと妻は言う。

警察署へ戻ってきたモースは、クレイブンの家から預かったバレリーのホームビデオを観ていた。
そこへバレリーから手紙が来て、モースとルイスは急いで中身を確認する。
するとその中には「元気で生きていて、今は幸せだから、家に帰るつもりはない」と書いてあった。

モースはその夜、教頭のシェリルの家を訪ねる。
モースは単刀直入に校長のフィリップについて尋ねるが、シェリルは「いい人で、人格者だ」と答える。
翌日、シェリルはフィリップにモースから事情を訊かれたことを伝える。
フィリップはモースにこれ以上事件を追及されないように口裏を合わせるようにとシェリルに告げるのだった。

モースはルイスとともにスーパーで買い物をしながら、推理を披露する。
今回の犯人はフィリップで、バレリーのおなかの子どもはフィリップの子だと言い出し、
さらにバレリーから届いたとされる二通目の手紙は実は自分が(犯人を揺さぶるために)書いたものだから無視していいと告げ、
ルイスは呆気にとられるのだった。

その夜、教頭のシェリルが何者かに殺される。
翌朝、教員の一人が彼女の部屋を訪ねて遺体を発見し、モース達が急行する。
マックスの検死によると、死因は転落死だが、二階から落ちただけでは普通はケガで済むはずなのに頭の打ちどころが悪かったのだろう、と被害者に同情する。
ルイスは「ようやく死体が出たから、殺人事件として捜査出来てよかったですね」とモースを皮肉る。
その語調の強さにモースはたじろぐのだった。

シェリルの寝室を調べると、切り刻まれたバレリーの手紙が発見される。
バレリーが学友ジュリエットに宛てた手紙を改ざんして送っていたことが判明するが、それ以上は分からないまま。
ルイスはモースを詰ったことを詫びるが、モースはそんなルイスを責めずに許す。

すると事件現場にストレンジ警視正が現れて、偽の手紙を書いたモースを責め、早く事件を終わらせるように叱咤する。

フィリップに事情を訊きに来たモースは、彼にバレリーと関係があったのではないかと問うが、
フィリップから事情をきいていると、途中で生徒の一人ジュリエットから話があると言われモースが席を立つと、
フィリップは焦ったようにバレリーとの関係を否定し、バレリーの母グレイスと特別な関係にあったと打ち明ける。
そして、シェリルが死んだ夜はグレイスと一夜を過ごしていたと白状する。

モースがジュリエットを聴取すると、彼女は教頭のシェリルと特別な仲だった告げる。
ベイリーもまた彼女を慕っていたとジュリエットは言う。
そしてベイリーはまだ生きているが、正確な居場所は分からないままだと言うのだった。

モースは事件を整理しなおし、会いに行くなと注意されたにもかかわらず、クレイブンの妻グレイスに会いに行く。
そしてグレイスから、シェリルが亡くなった夜にフィリップと一晩を過ごしたとのアリバイ証言を得る。
一番怪しいフィリップのアリバイが証明されてしまい、モースは困惑する。

ルイスはシェリルの家の向かいの住人に、事件当日の夜の目撃情報を確認する。
すると事件の夜、彼女の家を訪ねたのは背の低い人物だと証言を得て、ルイスはその人物が女性ではないかと考える。

モースはフィリップの妻シーラに話を聞きに図書館へやってくる。
彼女とフィリップとのなれそめを聞くと、彼女は
「自分の家系は裕福で、フィリップはその財産を目当てに結婚したのだ」と答える。
そしてフィリップがクレイブンの妻と浮気していることも知っていて、もう仕方のないことだとあきらめていると言うのだった。

モースとシーラが図書館を出ると、外は雨が降っていた。
コートを羽織っているシーラとモースの二人を、通りかかったルイスが目にする。
シェリルの家の向かいの住人の目撃証言とフィリップソンの姿が酷似していることに気づいたルイスは、モースを呼び止め、
シーラに事情聴取を始める。

自分がシェリルの家を訪ねた時、彼女はすでに死んでいたと彼女は証言する。
そしてシェリルの家に行った目的は「殺し」ではなく、彼女がフィリップを脅している理由を知りたかったからだと言われる。
夫であるフィリップは自己顕示欲が強く、自分の役に立つ人物しか周りに置きたがらない性格にも関わらず、
自分の利にならない同性愛者であるシェリルを教頭にして、学校運営に参加させているのには何か理由があるのではないかと勘繰っていたのだ。
そして「自分のアリバイを証言できる人物はいないが、シェリルの家から帰るときに、近くの道で車に乗ったデイビッドを目撃した」とシーラは言う。

さっそくデイビッドに会いに行ったモースは、署まで来るように言うがデイビッドは断る。
一方のルイスはマグワイアに会いに行き、とある事実について追及する。それはバレリーが近所の産院でウケた堕胎手術に関することだった。
彼女の手術の同意書にはマグワイアの署名が残っていたのだ。

ルイスはモースと合流し、マグワイアについての報告をする。
マグワイアはバレリーのおなかの子の父親ではないが、未成年と一晩を共にしたことに自責の念があり、
父親として堕胎手術の費用と代理で出してやったのだと白状していた。
しかし父親に関してはバレリー自身も分かっていなかったらしく、不明のまま。
一方のデイビッドに関してはモースもクロだと断定はできないままだった。

デイビッドを事情聴取し始めたモースとルイス。
デイビッドは口をつぐんだままで怪しいが、モースは決定打にかけると言って、デイビッドを釈放する。

その頃シーラは、クレイブンの家を訪れ、夫の浮気相手であるグレイスと話をする。
そしてフィリップも家に招き入れて、修羅場が始まる。

一方デイビッドを自宅まで送ったモースとルイスは、デイビッドの妻に話がしたいと申し出る。
外出したらしい妻を、デイビッドの家で待つことにするが、デイビッドの様子がおかしい。
するとモースは突然「バレリー出てこい」と叫び始める。すると上階から現れたのは、バレリーだった。
彼女はデイビッドと駆け落ちをしていたのだ。

その頃、修羅場のクレイブン家では犯人がデイビッドだと言う話で一安心したフィリップが、修羅場から抜け出そうとあがいていた。
そこへモースとルイスがバレリーを連れて戻ってくる。
母との再会を喜ぶバレリーをよそに、モースはフィリップに事情を訊き始める。
するとフィリップはすべてを白状し始めるが……

半年前、フィリップとグレイスが浮気している現場に、学校を早退したバレリーが帰ってきて遭遇した。
そのショックでバレリーは行方不明に。そしてデイビッドのところに身を寄せたのだった。

フィリップの話を聞いたベイリーは、シェリルが殺された事件当日の夜のことを話し始める。
シェリルが殺される直前、彼女の部屋を訪ねていたのはデイビッドではなくバレリーだった。
彼女に近況を話し、ホームシックになった心をいやしてもらうためだった。
そしてシェリルの家を出てすぐ、近くの道端にフィリップの車が止まっていて、フィリップがシェリルの家に入っていくのを目撃したと証言する。

フィリップは最後まで否定し続けるが、とうとう妻のシーラがキレて真実を話すように咎める。
その剣幕に押され、ついにフィリップは自供を始める。
グレイスとの仲をバレリーから聞いたシェリルは、フィリップを脅し始めたと言う。
そして揉めた末に殺してしまったのだった。

事件が終わり、クレイブンとバレリーの父子再会を見届けながら、ルイスはモースに聞く。
ルイス「バレリーが病院に行ったことは言わないんですか?」
モース「ああ。関係のないことだ」
バレリーがマグワイアを頼ったのは、母のグレイスも、デイビッドもカトリックで堕胎の相談ができないからだった。

≪感想≫
正直言って、わけわからん話でした。
これは原作とは少々テイストが違う話なのでしょうかね。読んでないので何とも言えないのですが。

いまだにモース警部に愛着はないのですが、しょっぱなから「バレリーは死んでる」というのは何ともヒドイぜ!
だから、シェリルが殺されたときにルイスが「死体が出てよかったですね」的なことを言ったときは、
とんでもない皮肉を言うもんだと驚きと共にすっきりもしました。
これもまた原作とはニュアンスが違うのかもしれません。

今回は殺される人数が少ない分、もっと楽ちんなのかと思っていましたが、生存者が多いということは、
犯人に間違われる人間も多数いるということで、モースの推理は二転三転、これまた大変でした。

結局のところ貞操観念のユルユルな話だということはわかりましたが、
まずフィリップは腰から下がだらしないから、妻以外の女性がたくさんいた、と。
んでもって、バレリーもまた教師と駆け落ちするくらい、モーレツな感じの女性だったと。
その中で、妊娠しちゃって、カトリック信者の母親やデイビッドに相談できずに、マグワイアに堕胎手術の同意を頼む……
結局子供は誰の子なのかしら?デイビッドでもないってこと?(そこが分からん)
マグワイアが同意書に署名したのは、自分の子ではないにしてもヤっちゃってたからってこと???

わけが分からなさ過ぎて、もう一度見るっていうのも疲れるので他の人のブログを拝読してようやく合点がいきました。
いや~ありがたいブログでした。

冒頭部分で、ストレンジ警視正にモースが呼び出されるシーンがありました。
ルイスから風邪気味だと聞いていた警視正ですが、ぴんぴんした様子のモースを訝しく思うわけです。
きっと、ろくでもない事件を押し付けられると分かっていたモースが、警視正から逃げ回っていたのでしょうが、
そこでルイスが気を利かせて「風邪をひいている」とうそをついてくれたんだろうなと思うと、ルイスが愛おしい。
(モースはさぼって家で読書してたり、パブに行ったりしてた←リストラされるぞ)

女学校へと足を運んだモースとルイスが車から、運動場でスポーツする女の子たちを眺めるシーン。
スカート丈には男の夢が詰まっている……みたいな発言をモースがしていたんですけど、
賛同するけど、引く。テニスの試合も女子選手のスカート丈を観ているとか言ってて、引いた。

あとバレリーが映ったホームビデオがやたらにプールのシーンで、しかもそれをモースが何度も見るわけです。
なんか父親がそういうの場面ばかりを撮影するのも怪しく思うし、それをじっと見ているモースも、上記の発言などから穿った目で見てしまった。引いた(3回目)

いろいろとツッコミたいところはあるのですが、割愛です。
生徒と駆け落ちする教師も教師だし、駆け落ちしたバレリーもバレリーで、避妊せずにヤって妊娠して堕胎って……
校長は不倫三昧。同性愛者のいけ好かない教師に不倫をネタに脅されて、仕方なく出世させて(そもそも同性愛者だと自分にとって無価値、としている校長自体がクレイジー)、挙句に殺すとか。
もうマトモな人間が、父親のクレイブンくらいしかいなくて。
夫に浮気されたシーラも可哀想に思いましたが、シェリルのことを「夫を脅す同性愛者」的な言い方をしていたのでここでは除外。
疲れました。ルイス部長刑事がかわいいことくらいしか、癒しがない。
下ネタ的なことを必死で「あれ」とか「これ」とか言って明言しないようにしていたのが萌えた。

ここからは音楽の話。
モースとは、音楽の趣味は合いますね。この前はベルリオーズを聞いていたし、今回は冒頭でモーツァルト。
中盤ではこんなシーンがありました。
マックスから「子どもを失うつらさは、お前さんが大事に持っているワーグナーのレコードを盗まれるより辛い」と言われるが、
モースは「私は盗まれる前にちゃんとテープに録音しているよ」と、したり顔をする。
そのあとで、ワーグナーのワルキューレが流れると言うね……
ワーグナーはさほど好きではありませんが、ドラマチックです。一人ドライブ中に聴くのは少々疲れそうですが。

というわけで、感想をしっかり書きました。不満たらたらの感想ですが。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)/
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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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