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ポルノグラファーE2【愛情と嫉妬の狭間で】

第2話です。
前回、第1話にしてストレートの大学生・春彦くんは、妖しげなる官能小説家・木島に例えようのない感情を抱く。
それは愛情なのか、それとも慕情なのか。
今回はその感情の輪郭がより鮮明になるようです。
===

木島の官能小説の口述のおかげか、エロ妄想が止まらない春彦。
「どうかしてる、俺」と思いつつ、やはりそれでも木島と過ごす時間を思い返してしまうのだった。

大学の同期・横田に木島の話をすると「どうせおじいさんなんだろう?」と一蹴されてしまう。
パソコンもテレビも持たない彼は、まるで世捨て人。
春彦がパソコンを買ったらどうかと提案したが、原稿派だからと流される。
テレビもパソコンもなくても、気晴らしにレコードを聴いて楽しんでいるんだと言われ、春彦は生まれて初めてレコードプレーヤーを触ってみた。
ソファーの並んで座り、二人で音楽に耳を傾ける。
木島に感想を訊かれ、春彦は「よくわからない」と答えるが、それを聞いて木島は「君の正直なところが好きだよ」と微笑みかけてきたのだった。

その夜、いつものように木島の家で口述筆記をしていると、木島の携帯が鳴る。
電話の相手に声を荒げる木島に驚く春彦。
そして、携帯は持っていないと言っていたにも関わらず隠し持っていたことにも驚き、木島を問い詰めると「まさか信じるとは」と悪びれる様子もなく返されるのだった。

それから数日後、口述筆記をしていると、木島の家に見知らぬ男が現れる。
合鍵を持っているその男は、木島の担当編集の城戸だった。
城戸と木島はどうみても距離が近く、春彦は心がムズムズする。

木島に三人で飲もうと提案され、春彦はお金を渡されて買い出しを命ぜられる。
家を出た春彦は、木島に体よくあしらわれてしまったのではないかと考える。
木島と城戸の関係が気になり、春彦は自分の胸の中で渦巻く感情が消化不良になって思わず走り出していた。

≪感想≫
エロい妄想と書くととんでもなく短絡的な感じがしますが、
女性教師と男子高校生のエロ小説を書きながら、木島が教師で自分が生徒という妄想を春彦は爆発させるわけですよ。
まあね、木島先生もやらしいし、制服姿の春彦も「ご馳走様」って感じのビジュアルなんですけどね。
春彦君、もうそれ、木島のこと好きでしょ。
いや、待てよ。エロいことを考える相手=好き、ではないか。そうだよね。グラビアアイドルに男性全員が恋をしているわけではない。
うーん、じゃあこの感情は何なのか、と悩む春彦の気持ちは甚く真っ当だったわけだ。

そして登場しました、城戸くん。いいねえ、第2話では彼の背景が全く描かれてないから、完全に木島の男じゃん。
城戸と木島だったら、木島先生がネコなんだけど、春彦と木島だったら、春彦がネコなんだよなあ、いやリバか(どうでもいい)

まだまだ春彦は自分の気持ちに名前が付けられないんですね。
そりゃそうだ、だって相手は男。普通の男。ちょっと妖しい男。
自分はストレートなはずなのに、ドキドキしたり、そわそわしたりするのはなぜ。
それは相手が木島だからなのか、それとも官能小説を書いているからなのか。
まだ分からないのに、そこへ第三の男・城戸が現れて、かき乱される感情……
その中から見つかりそうですね、感情につけるべき「名前」が。
古典的なBL感があってとてもいいです。

いや~それにしても城戸さんも怪しすぎて(「妖しい」ではない)、ナイス配役だわ。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)/
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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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