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ホワイトカラーS6E3【詐欺師の宿命】

シーズン6エピソード3【詐欺師の宿命】のあらすじ&最後までのネタバレです。

ピンクパンサーズに潜入したニールは、そこでインターポールの捜査協力をしているケラーと出会う。
互いに「自由」を手に入れるために、ピンクパンサーズの壊滅に向けて手を組むことにしましたが……
そんなにうまくいくんでしょうかね。特にケラー相手だし。

===

ニールはモジーに、「ケラーがインターポールに雇われている」と告げる。
モジーはインターポールの判断は間違っているというが、とりあえずケラーの目的が「自分の自由」だと分かって安心したとニールは言う。

FBIに出勤したニールは、ピーターたちから、インターポールがケラーの手首に無線ICチップを埋め込んでいることを知る。
無線は近くに居る監督者が操作している可能性が高く、インターポール側の監督官を割り出そうと動き出す。
ニールはピンクパンサーズの会合に呼ばれて、街中の公園に出向く。

するとそこにはケラー一人がおり、二人である会社のデータをコピーする任務を任されたのだとニールに告げる。
ケラーと組みたくないニールは、一人でやって終わったら報告すると言うが、
ピンクパンサーズのリーダー、ウッドフォードの命令でコンビ行動をしなければならないと言われてしまう。

アトラス社の社長が持つデータをコピーするのが今回の任務だった。
ケラーはすでに作戦を考えており、アトラス社の社長秘書の女性エイミーに近づいて社内に潜り込もうと提案する。
しかしニールは気が進まない。

ケラーの代わりにニールが彼女に近づいていく。
そして彼女と夕食を共にする約束をするのだった。

一方のピーターとダイアナは、ケラーの監督者である男を捜し、カフェにそれらしい男を発見する。
やはりインターポールの捜査官ルノーだった。

その夜、ニールの部屋でケラー、ニール、ピーターそしてルノーの四人が集まる。
そして、FBIの管轄内での捜査をするのならば、共同捜査にすべきだとピーターが訴え、インターポールとの共同捜査となることに。

モジーはニールの依頼のもと、アトラス社の入るビルに忍び込み、設計図を手に入れる。

翌日、ニールはエイミーを驚かせるという名目でランチタイムにオフィスに向かい、手料理を振舞う。
エイミーが喜んでいると、そこへケラーが警備員に扮して倉庫の周りをうろつき、エイミーは驚く。
そして彼女が保管庫を開けたすきに、モジーが金庫に侵入してデータを奪おうとするも、なんと金庫にあったPCは70年代のものだった。

USBフラッシュではコピーできないことが分かり、モジーは仕方なくとんでもなく大きなフロッピーディスクを持って帰ってくる。
コピーをするにしても、それを起動できる媒体が現代にはほとんど残っていない。
ルノーは「こんなものを奪って何になるのか」という疑問を口にする。
FBIの面々は、この古い技術によってハッキングを避けているといい、今でも軍需系のシステムには利用されているのだと答える。

モジーの協力を得て、中身を取り出すことに成功するも、
奪ったフロッピーをどうやって保管庫に戻すのかが問題だった。
エイミーのバッグに入れて彼女に返却させればいい、とルノーは言うが、ニールは気が進まない。
エイミーはとてもいい子で、だますようなことをしたくなかったのだ。しかし捜査のためには仕方がないと腹を決める。

しかしエイミーに社長から電話が。一日早く帰ってきた社長が、保管庫の中身が消えていることに気づいてしまったのだ。
このままではせっかく築いたキャリアがふいになってしまうと怯えるエイミー。
それを知ったニールはピーターに連絡。ピーターも頭を抱える。
捜査のために盗んだと正直に伝えようと言うが、ルノーは捜査の失敗を恐れて反対するのだった。

そして着替えを取りに行ったピーターの目を盗んでフロッピーを奪い、ケラーと協力して保管庫に戻しに出てしまう。
ニールは落ち込むエイミーを励ましていた。自分が加担した窃盗の責任を負わされてエイミーはクビになってしまうということに責任を感じていた。
ピーターはニールにすぐさまフロッピーがルノーの手に渡ったと連絡。
ケラーを使って無理やりにでも彼女のバッグに入れて、彼女に責任を負わそうとするに違いないと伝える。

ニールがエイミーの家に向かうと、まさにケラーとエイミーが対峙していた。
エイミーを守ろうとするが、ケラーは自分たちが盗んだのだとあっさりと白状する。
エイミーはショックを受けるが、ニールはこのままでは首になってしまう彼女を救うためにもある作戦を伝える。
彼女に「警備の穴を指摘するために自分で盗んだ」と言うように指示するニール。
そうすれば、上司からもその功績を認められて昇進でき、すべて丸く収まると言うが……

翌日、エイミーはニールの指示通りに行動した。
会社の外で待っていたニールに、指示に従ったと伝えるエイミーだったが、彼女は会社を辞めたと告げる。
自分には誰かを利用してまでのし上がる狡猾さは無い。そう言ってニールに別れを告げるのだった。

フロッピーから出力したデータを確認したジョーンズとダイアナはそれがアルゴリズムで、乱数発生器だと解読する。
空港と発着時刻を示していた数字から、何かを輸送するための情報ではないかというところまで辿りつくが、そこから先はまだ分からないまま。

一方ピーターは、ルノーに対し、勝手な行動をとり、一般市民を危険にさらしたことを責める。
しかし、何よりもパンサーズ逮捕を最優先したいルノーは理解を示さなかった。

ニールもまた、エイミーをだましたことに自責の念を感じていた。
ニール「俺は、真面目に頑張っている人を傷つけるようなことだけはしたくなかった。だからFBIで働いて悪い奴をだましているんだ」
モジー「正直者は騙されないっていうことわざもあるけどね」
ニール「彼女の未来を奪ってしまったんだ」
モジー「でも彼女の未来をケラーから救ったとも言えるだろう?」

ピーターが自宅に帰るとエリザベスがおしゃれして待っていた。
子どもが生まれれば二人で過ごす時間が少なくなってしまうかもしれないから、今のうちに楽しんでおこうとレストランを予約したと言う。
ピーターがFBIの激務の中で、家族のことを大切にしてくれるのか不安になっていたエリザベス。
しかしピーターは父親になるのが夢だったんだよ、と言ってエリザベスを抱きしめるのだった。

ニールがケラーを呼び出し、エイミーの件を責める。しかしケラーは何とも思っていないようだった。
ケラー「いいか?もしパンサーズを壊滅させたとして俺たちに自由はないだろう」
ニール「そんなことはない」
ケラー「もしパンサーズを裏切ったら、自分だけじゃない、自分以外の大切な人の命が危険にさらされる。いっそ自分が死んでおけばよかったと思うくらいにな
その言葉に、ニールは思いつめた表情を見せるのだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

冒頭シーンで、モジーが安産祈願として「さるぼぼ」をエリザベスに用意していたのにほっこりしました。
ああいうものも海外で手に入るんでしょうか?ネット通販?

さてまあ、ケラーの監督官が明らかになりました。
インターポール=銭形警部てイメージでしたけど、フランス人捜査官でしたね(ルノーだから)
しかし、ちょっとやばそう。ケラーの監督官だからなのか、野蛮な感じといいますが、捜査至上主義というか。
エイミーが死んでも仕方がないじゃん、おおもとを捕えるためには多少の犠牲は仕方がないって。
そう、口にしちゃうところがね。思ってても言ってはダメだよ。
FBIとの合同捜査にすることで、ケラーの動きを知ることができるようになって(ニールの安全もとりあえずは保証)安心だけれども、
監督官も監督官で危険人物で、独断で行動するってのは厄介です。

ピンクパンサーズの狙いが「変数発生器」でした。大きな仕事が裏に見え隠れしますが、それが一体何なのか、
ケラーもニールもまだ分かっていないようです。
前回までは「自由を得るためにタッグを組む」ってことになっていたけれど、最後のシーンで、ケラーはそれが目的ではなさそうな口ぶりでした。
インターポールに加勢して捜査協力をしているように見せかけて、
逆にインターポールをだまして逃亡しようとしているのではないのかしら?と思えたのですが、どうでしょう。
ニールもケラーの「大切な人に危害が」という言葉を聞いて、ピーターたちのことがよぎったのではないでしょうか。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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