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ポルノグラファーEp6【愛欲と理性の果てに】

最終話のあらすじ&最後までのネタバレです。

城戸から合鍵をもらい、木島の家に向かった春彦でしたが……?



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木島の家に向かっていた春彦だが、内心、会って何を話せばいいのかと悩んでいた。
そこへ木島からメールが届く。
公演のベンチに座り、メールを読む春彦。

あの日、自転車の事故に遭った時、腕の激痛にあることを期待していた。
手が動かなくなって、筆を執れなくなっていればいいのに。
しかし、幸か不幸か、利き手ではなかった。
君の人柄に触れて、馬鹿な思いつきをしてしまったのだ。それは寂しさを埋めるための物だったのかもしれない。

創作の限界に達し、孤独の中に居ながら、人生を削りながら小説を書いてきた。
それが読み捨ての三文エロ小説だろうと……
しかし、もう自分の中には削り取るものがないと思えていた。空っぽになってしまっていた。

君にわびとお礼を言いたくて、つまらない言い訳を並べたてながら、メールを送りました。
これまでの人生一切を清算しようと思っています。
僕はこの世界に、何の未練もありません……

たくさん嘘をついてきましたが、君と過ごしたひと月半は、本当に楽しかった……。とても、本当にとても。ありがとう。
君に光り輝く未来を……


読み終わると同時に、居ても立っても居られなくなった春彦は一目散に走り出す。
木島の家の玄関を開けると、そこはもぬけの殻。春彦は木島が死んだのかと思い、泣き崩れるが……

しばらくしてコンビニから帰ってきた木島とばったり遭遇。
本当は、すべて片付いてからメールを送るはずが、送り慣れていないせいで、そのまま送ってしまったのだと木島は言う。
死ぬわけではなく、田舎に帰って実家の農家を手伝うことに決めたのだと、春彦に報告する木島。

作家をやめっていいのかと問う春彦に、つきものが落ちたように安らかな心地だと木島は答えるのだった。

夜になり、城戸から預かった鍵を渡す春彦。
別れの挨拶を交わし、家を去ろうとする春彦だったが、最後にある頼みをする。

どれだけ時間がかかってもいいんです。
俺にしたことが「悪いことだった」と思っているのなら、俺のために何か書いてくれませんか。
俺のヌけそうな小説を。


そんな提案を、大真面目に言ってのける春彦に、木島は思わず笑い出す。
そして溢れ出てくる官能的なシチュエーションを流れるように木島は口にするが……
その表情が一瞬で曇る。

本を書けって……君。ひどいな

流れ出す涙。嗚咽を口で止める木島に向かって春彦は、大丈夫だ、と告げる。

無理だよ……!本当に長いこと一行だって書いていないんだ!
でも……書きたいんだ!


春彦の胸にすがり、苦しみを吐露する木島を優しく抱きしめて、大丈夫だと背中をさする春彦。

もっと君のことを教えてくれないか?……知りたいんだ

そして、そのまま二人の唇は重なって……

何もない部屋で、ついに結ばれた二人。
フローリングの床に寝そべって、夢枕で会話する。

翌朝目覚めると、そこに木島の姿はなかった。

半年後、田舎へと引っ込んだ木島の元へ手紙が届いていた。
一方の春彦は就活真っ只中。書店で就活本を手にし、ふと傍らに視線を落とすと、或る本が目に留まる。
嬉々として購入し、急いで家に帰った春彦は、レコードを聴きながらその本を読みふける。

彼の著書の中では珍しく一人称で書かれたその作品は、本屋の隅にひっそりと積まれていた。

木島は春彦から届いた手紙を読み終わり、春景色の外を眺めながら、小説の一節を心で唱える。

彼のあおく堅くそそり立った衝動は、私の乾いた粘膜を熱く溶かしていく。
私は思った。あの日を一生、忘れない。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

全6話終了しました。オンデマンドの時もギャーギャーいいながら視聴していましたが、
今回もじっくり観ることが出来ず、止めては深呼吸、叫んでは深呼吸的な観方をしてしまいましたね。

木島がおいおいと泣きながら春彦の胸にすがる姿をみて、この人は見た目通り儚い人であるものの、
自分がつくりあげたしがらみの中でぐるぐるに絡み取られて、出口が見えないんだなあと。
その苦しみを誰にも言えず(書きたくても本が書けない苦しみは、作家にしか分からないだろうし)
城戸のように近しく、仕事でも関わりのある存在にも伝えることが出来ず、
何の脈絡もない、ただ道端で出会った事故の加害者の学生との戯れの中で、ようやく「らしさ」を取り戻せたんだなあ。

出会い方、関係の深め方は間違ってしまったけど、春彦が純粋でまっすぐで穢れを知らないからこそ、
拒絶されなかったんだろうなあ。ブチギレで縁を切られても仕方がないレベルの仕打ちではあると思う。
春彦が案外器がでかい男じゃないか~。

さんざん交わりあったあとで、すっと姿を消してしまう木島。
まだ夜明け前、眠る春彦に、ちゃんと本気のキスしてさよならしたけど、鍵の返却は代理人でいいのか??春彦がカギ返してていいのか?

別れから半年がたって、城戸と木島が電話しているシーン。
「本当に献本しなくていいのか?」
「いいんだよ」
春彦に献本しなくていいのかと再確認する城戸に対して、「いい」と言ったのは、
春彦とは個別に連絡をとっているからではなくて、彼に見つけてほしいと願っていたからなのかしら?

その本を、書店で見つけた春彦の嬉しそうな顔。
レコードを聴きながら読書だなんて、木島先生みたいになっちゃってるわね。影響を受けているんだなあ、好きなんだなあ。
一人称で書かれた小説の主人公は、木島先生ってことなのよね、最後の二人のシーンを見る限り。
春彦のソレが木島先生の粘膜を融かしたのはまあ嘘ではないにしても、
かたくなに閉ざされた心を解かしたのは春彦の熱い(厚い)心だったということですね。。

いやあ、しかし。半年で書き上げるって結構すごいと思うなあ。
(私も片手間で三文同人小説書いてるけど、半年はキツイ)

スーパーエネルギッシュハッピーエンド(BL展開盛りだくさんハピエン)が苦手な私は、これくらいのぼやッとした、
でもハピエンだと分かる終わり方が好きですね(どちらかと言うとメリバが好きなのですが)
かなり古参の腐女子でありながら、萌えや妄想のツボが他の同志たちとあまり通じていない部分がある私。
「自分の萌えは他人の萎え。自分の萎えは他人の萌え」と思ってきたので、あまりこのブログでも熱く語りませんでした。

深読みや考察レビューもできず、このドラマで「とんでもなく萌えた~~~( *´艸`)」というのはなかったのですが、
それがとてもよかったです。こういうくらいがちょうどいいです。

インディゴの気分を放映してくれることを熱く希望。
最近以前にもまして、こういうドラマが増えていますね。有名な俳優さんをたくさん起用して。
(OLは若干別な気がしますが)やっぱり陰のジャンルだと思うので、私はこれからもほの暗く、静かに応援したいと思いました。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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