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主任警部モースS2E4【ウッドストック行最終バス】

シーズン2エピソード4【ウッドストック行最終バス】のあらすじ&最後までのネタバレです。

シーズン2のラストエピソードになります。
前回の「日の沈む時」はBS放映がなく、吹替なしのDVDを見て感想を書きましたが、とても疲れました。
まあ内容も日本人からしてみればヘビーで。
「日の沈む時」のタイトルの意味を考えておりました。
特に日没なんてドラマの中で大きな役割は無かったように思えて悶々としていたのですが、
「日本が東の国だから」なのだなと勝手に納得しました。
日出るところの国が(先の大戦で)堕ちていった、ということを暗喩しているのかなとようやく理解できたからです。
戦争のことだけでなく、殺人事件を起こすような人間に成り下がった、と言う意味合いもあったのかもしれませんが。

さて今回のエピソードはBS放映がありましたので、吹替で視聴。
やはり吹き替え版はいいですね、いろいろとはかどって。

===

土砂降りの雨の中、ウッドストック行の最終バスに乗りたい女性が二人。
まだ来ていないバスを待つのが嫌な女性はヒッチハイクを試みる。
ちょうど停まってくれた赤い車に乗り込もうとする女性たちだったが、一人は乗るのをやめてバスを待つことに。

女性が乗り込んだ車はあるバーへとやってくる。
車内で口論になった女性と運転手。車から飛び出した彼女に、コートの人物が迫り、彼女を地面に張り倒す。

バーの中では若い男が女性を待っていた。なかなか来ない彼女にしびれを切らし、外へ出ると、
そこには彼女の遺体が転がっていたのだった。

モースとルイスは現場にやってくる。
マックスが検視すると、彼女の死因は轢かれたことによるものではないと言う。
亡くなったのはシルビアという女性。第一発見者は彼女のボーイフレンドのジョンだった。

ジョンに話を聞くと、シルビアに逆ナンパされてデートへとやってきたらしいが、出会って二日しか経っていないと言う。
遺体発見当時、ジョンは外のトイレに行こうとしており、ついでに彼女が乗っているかもしれないバスを待ちにバス停へと向かった。
しかし彼女はおらず、駐車場には一台分の空きと彼女の遺体が。
猛スピードで走り去る車の音も聞いたと言い、それ以上はジョンから聴取はしなかったモース。

シルビアのカバンから、コールビーという人物あての封書が出てきたことをモースは不審に感じる。
手紙を読み進めていくと、それは「どうか受け取ってくれ」という暗号が隠されていた。
ルイスにもそれを解読させ、封書の中には別の「何か」が同封されていたのではないかと二人は推理する。

シルビアは以前万引きで検挙され、罰金刑を受けていたと言うことがルイスの調べで判明する。
彼女が勤めていた会社へと向かったモースとルイス。
社長のパーマーに話を聞く。しかし彼もまだ新任で、社内のことを一番知っているのは副社長のジェニファー・コールビーだと言われ、彼女に話を聞いてみることに。
事件のあった昨日もシルビアに特におかしな点は無かったと言われ、モースたちは彼女が持っていた封書のことを調べようと、
郵便係のジミーに話を聞きに行く。

彼の話によると、彼女が持っていた封書には、お札のような厚みがあったと言う。
シルビアがジミーから直接受け取り、それをコールビーに渡すつもりだと言っていた、という証言を得る。
モースはジミーに疑いの目を向けたが、彼女が殺された夜は、ビリヤードバーに行っておりアリバイがあった。

モースはルイスに何か推理するように言うがだんまり。
モース「殺人、金、暗号、男と女……なんか推理してみろ」
ルイス「お忘れですよ、セックスを(´_ゝ`)」
モース「おお、言うようになったな( ・´ー・`)」
ともあれ、コールビーに何者かがお金を渡そうとしていたことは間違いない。
誰が何の目的でそのようなことをしたのかを二人は調べ始める。

モースは情報提供を呼び掛けるため、地元のテレビに出演する。
それを見ていたジャーマン夫人が、昨晩のことを思い出しモースに一報を入れようとしていた。

ルイスとモースは、ジャーマン夫人の家を訪ねる。
シルビアが殺された昨晩、バス停でシルビアにウッドストック行のバスの時間を聞かれたこと、
彼女には友人が伴っていたが顔は見えなかったこと、そして彼女だけ赤い車をヒッチハイクして乗っていったことを証言する。
さらに、バス停に残った人物に対し、シルビアは「また明日」と言ったというのだ。

そのころマックスは姪のマーガレットの家を訪ねていた。
マーガレットの夫バーナードは、大学の教授選を控えピリピリモード。
マーガレットはバーナードの様子がおかしいことをマックスに相談する。彼女は夫の浮気を疑っていた。

モースは、コールビーあての手紙の暗号「どうか受け取ってくれ」という文言が気になっていた。
ルイスを帰らせた後、一人でコールビーの家を訪ねたモース。
そこにはメアリーとアンジーという同居人の女性が二人。家の名義はコールビーだった。
アンジーは英文学専攻の大学生で、モースが文学に興味があることを話すと、一緒に講義を受けないかと誘う。

そこへメアリーとコールビーの喧嘩の声が。家賃を滞納するメアリーにコールビーが催促するが、メアリーは荒れて口答えする。
メアリーやアンジーもシルビアとの面識はあったと言うが、コールビーたちに昨晩のアリバイを確認する。
コールビーにはアリバイがあった。

モースはそのあとでシルビアの家を訪ねる。
そこには彼女の母親が娘の死を受け入れられず、泣き臥せっていた。
モースはそれを見て、何としても犯人を上げようと心に誓う。

翌日、モースはアンジーに誘われた講義を聴きに行く。
担当の講師はバーナードだった。
その後、モースはルイスと共にコールビーの会社を尋ねる。
彼女がモースに行ったアリバイは成立しなかった。
シルビアが持っていたコールビーあての封書のことを尋ねるも、彼女はそれ以上の聴取を拒否。
アリバイのことも何も語ろうとしなかったが、同席したパーマーが、彼女と不倫関係にあり、事件当時一緒にホテルに居たと証言した。

もう一度洗いなおそうと考えた二人が出かけようとすると、そこへ連行されてきたジョンを見つける。
彼はアルバイト先で問題を起こし、逮捕されていたのだった。
ルイスとモースは彼に事情を訊いてみることに。
すると、シルビアの持っていた封筒から金を盗んだのは、ジョンだということが判明する。

その頃、パーマーとコールビーは揉めていた。
不倫関係を解消したいパーマーがコールビーにそう言うが、彼女は応じない。
彼女宛の封書のことをパーマーが訊ねると「それは、私が名義を貸しただけで、本当は別の人に渡るはずのお金だった」と言う。

バーナードの家に警察官がやってくる。
ジャーマン夫人の証言から「赤い車」を捜していたからだった。
警察官に車のことを尋ねられた妻のマーガレットは、夫の様子がおかしいのは、もしかしればシルビアの事件にかかわっているからではないかと考える。

一方モース達はジャーマン夫人の新たな証言で、赤い車のリアライトが割れていたことを知る。
そして車番まで覚えていた夫人のお手柄で、その車がバーナードの物だと言うことまでたどり着く。
モース達はバーナードの家を訪ねるが、マーガレットはすでにバーナードに事情を尋ねるために出かけた後だった。

マーガレットは夫のバーナードに事情を訊く。そしてバーナードはあの夜のことを話し始める。
彼はあの夜、ウッドストックまで乗せてくれと言うシルビアを車に乗せてあげ、彼女の指定したバーの駐車場へ止めた。
しかし彼女はバーナードにキスやハグを始めたと言う。バーナードがそれを拒むと、シルビアは態度を一変。
車を飛び降りたと言う。そしてバーナードは店から離れようとしたが、駐車場で何者かに襲われ倒れていたシルビアを轢いてしまったと言い、
そのまま気が動転して逃げ出してしまったのだと言う。
警察に出頭しようとするバーナードをマーガレットは引き留める。そしてある提案をするのだった。

森の中へと車で向かった夫婦は、シルビアの痕跡を消そうと車のタイヤやごみを不法投棄していた。
しかし通りかかった住民に見つかってしまう。
驚いた二人は逃げ出すが、バーナードは持病の狭心症を発症してしまう。
そのまま病院へと運び込まれたバーナード。

コールビーの家をパーマーが訪ねてきて、彼女にクビを宣告。不倫関係の解消も告げる。
怒ったコールビーはパーマーを電話で殴るのだった。

モースが再びバーナードに会いに行くと、そこにはマックスが。
マーガレットがマックスの姪であること、そしてバーナードが倒れたことを知る。
マックスはシルビアの腕に骨折の治療のあとがあったことを伝える。
確かにシルビアは殺された翌日にも病院の予約を入れていたのをモースたちは掴んでいた。

その後のルイスとマックスのやり取りから、シルビアがバス停で別れた人物は、
同僚ではなくシルビアが翌日通院する予定だった病院の関係者ではないか、と考える。
そしてコールビーの下宿人のメアリーが看護師であることを思い出す。

病院へ向かい、モース達はメアリーに話を聞く。彼女は観念して正直に話し始めるのだった。
バーナードと親しい関係だったメアリー。それは健全なる愛人関係だった。

コールビーの名前を使い、彼女にお金を渡していたのはバーナードだった。
教授選が近い彼が、ゴシップを避けるためにメアリーにいったん休暇を取らせようとしていた。
暗号めいたやり取りは、ただの余興であり、深い意図はないという。

あの夜、シルビアがヒッチハイクをした赤い車がバーナードの物であると分かったメアリー。
シルビアの後を追いかけていたメアリーは、バーナードを誘惑しようとしていた彼女に張り手をくらわせた。
そして倒れ込んだシルビアをバーナードがひき殺してしまった。

モースたちに連行される間際、彼女はバーナードの顔を見たいと言う。
ガラス戸越しに彼女に気づいたバーナードは、メアリーに微笑みかけるのだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

コジ・ファン・トゥッテの序曲が流れておりました。
いい曲です~久しぶりに聞きました。このドラマの楽しみはクラシックの名曲を聴けるというところにもありますが、
毎度ええチョイスやなあと思います。なかなか自分では聴かない曲が多いので新鮮です。

さて事件の話ですが、もう、いろんな小話がたくさん数珠繋ぎになっていて大変でした。

郵便係のジミーも怪しいし、第一発見者のジョンも怪しい。
二人が街のビリヤードバーで対決してジョンが勝つのですが、それに腹を立てたジミーが、
ジョンに暴行を働いてジョンが賭けで勝った金をむしり取るという、果たして必要なのか(必要なのだろうけど)よくわからんエピソードが間にありました。
一体なんだったんだ。まあそのおかげでジョンがシルビアの金を盗んだことが判明しますが……

あとコールビーの下宿人の一人、アンジーの小話も。
彼女は文学の教師に淡い恋心を抱いており、その男に誘われて家に行って襲われかけるというエピソード。
家に帰った彼女はコールビーに「私は経験がないから、不安なの。男性とのそういうことには興味があったし、
教師にもあこがれは抱いていたけれど、襲われてしまえばただのケダモノにしか思えない」と訴える。
コールビーはそんな純粋な彼女をほほえましく思う(自分は泥沼不倫なう)っていう話。
これは一体、何を指しているのかしら?と。

パーマーとコールビーの不倫も最終的には関係が破綻しましたが、事件を引っ掻き回しました。

んでもって最終は、まさかのメアリー!!
シルビアが「また明日」と去り際に言った相手が誰だったのか、と言うのが大きな事件のポイントになっていました。
マックスとルイスが「また明日」と言って別れようとしていたのを見たモースがピン!ときていましたが、
確かに同僚以外でもそういう言い回しをする相手がいるんだなあ。
でも通院している病院の看護婦でそこまで親しく挨拶するかと言われれば怪しいもので、
やっぱりコールビーの家で面識があったからこそ、そんなやり取りをしたんじゃないのかなと思いますね。

メアリーとバーナードの不倫は健全なものだったと言っていましたが、なんとなく納得してしまいました。
マーガレットが、夫が教授になることにばかり執心している部分がクローズアップされていたからだと思いますが、
メアリーに癒しを求めていたのではないかと感じましたね。
シルビアがバーナードに迫ったりしなければ、こんな悲しい事件は起きなかったのにと思うと、
モヤッとした終わりでした。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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