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FOREVER Dr.モーガンのNY事件簿Ep14【血塗られたヴィーナス】

エピソード14【血塗られたヴィーナス】のあらすじ&最後までのネタバレです。

今回のお話、最後はウルッと来ました。
アダムが登場するのですが、彼の行動の理由が分からず、ヤキモキしました。
彼は敵?それとも味方?
===

エイブは女医の往診を受けていた。
両親の病歴を訊かれたエイブは口ごもる。彼の両親はホロコーストで犠牲になっていたのだ。
モーガンはその様子を見て、もう一度両親のことをホロコースト博物館で調べないかと提案するが、エイブはもう無理だと断る。

そこへジョーからの電話が入り、現場へ向かったモーガン。
そこでは美術商の男が殺されていた。名前はカール。
部屋に入るなり、モーガンは部屋に置いてあったアンドリーニの彫刻に夢中。
その彫刻はパリからナチスによって奪われたものだったが、モーガンは本物がここにあるはずがないと、レプリカだと決めつける。

現場の状況から、8枚の絵画が盗まれていた。7枚はキャンバスから切り取られ、残りの一枚は額縁ごと。
そして撲殺した凶器を調べようと頭部の傷を調べると、そこにはナチスのマーク鈎十字が。
まさかと思い、アンドリーニの彫刻を手に取ると、そこには鈎十字と血が。
ナチスの盗品(つまり本物)と分かり、一同騒然となる。

ルーカスとともに医局で検死するモーガンの元へ、マイクとジョーが訪ねてくる。
被害者カールの父親はナチス親衛隊の幹部で、美術品窃盗を指揮する立場に居た。
そんな父から美術品を遺産として受け取っていたカール。

医局をカールの息子エリックが訪ねてくるが、父親とは疎遠で、詳しいことは知らないと言う。
そんな彼に、祖父がナチス党員だったことを告げると、彼はひどくショックを受けた。
モーガンはそんな彼の様子から、自分の過去を思い出す。

モーガンは医師の道へと進んだが、父親が営んでいた海運会社は奴隷貿易で利益を出していた会社だった。
不況にあおられて仕方なく手を出してしまったと言うが、到底モーガンは受け入れられなかった。
さらには自分だけがそれを知らされておらず、みなから白い目で見られたと言う過去を持っていたのだ。

カールの生前の動向を探ろうとするが、携帯もパソコンも持っていなかった彼の足跡をたどるのは難しく、ジョーはモーガンを頼る。
カールの履いていた靴から特殊な防水材が発見され、或る程度の場所が特定される。
また彼が持っていた懐中時計が高級品で、最近修理されたあとがあったが、それを修理できるのはごく少数しかいないとモーガンはヒントを伝える。

ブライトンビーチに住む時計の修理工に会いにきたモーガンとジョー。
老齢の修理工エリに話を聞く二人。
彼はカールを知らないと答えたが、モーガンが懐中時計を見せると、エリは態度を変える。
カールにその懐中時計を贈ったのは自分であり、彼からはモネの睡蓮のオリジナル画をプレゼントされたのだと言う。
さらに詳しく事情を訊くと、カールはもともと、モネのオリジナル画を持っていたのがエリの両親であり、ナチスが略奪したものを返却しに来たのだと言う。

翌日、エイブと朝食をとるモーガン。
カールは自分の父の罪を償うために奔走していたのだとモーガンは言う。
その言葉を聞いて、エイブは「自分の罪だけで精いっぱいだ」と言葉を返す。

そこへジョーからの電話が。
カールの遺体発見現場から見つかった血痕が、マックスという芸術家のものと一致したと言う報告だった。
しかし彼には、事件発生当時にアリバイがあった。というよりも、20年前に死亡していたのだ。

医局で血液のサンプルを調べる、マックス本人の物ではなく、彼の血縁者であるとモーガンは断定する。
ジョーとマイクが息子のサムの家を訪ねると、彼はチェーンソーを使って動物の血を取っていた。
前衛的なアーティストだと言う彼に、カールのことを尋ねるが、知らないと答える。
しかしジョーが彼のアトリエで、カールの家から盗まれた絵画の一枚を発見するのだった。

サムが任意同行されるが殺害を否認。
カールの家に行ったことは認めるが、窓から侵入し、絵を盗んだだけでその時、カールはドイツ語で電話の相手と口論していたと証言する。
サムが盗んだ絵は、もともと祖父の所有品だから返してもらっただけだと主張する。

それを見ていたモーガンはサムの証言は真実だろうと言う。
彼は芸術品を大切に扱っているが、犯人は凶器に用いたり、キャンバスから切り取ったりと、芸術を粗雑に扱っているからだった。

サムから押収した作品を開封するモーガン。
そこにはナチスへの警鐘を鳴らす芸術作品「死の天使」が納められていた。

一方、エイブの店にとある男がやってくる。
その男は銀のお盆をエイブに鑑定しに来たと言うが、その人物こそ、アダムだった。
そうとは知らないエイブ。エイブの右腕に刻まれる収容者番号をみたアダムは「その番号と小さな記号の組み合わせで、どこの収容所に預けられていたかわかる」と言い出す。
アダムはエイブに自身の名刺を預けて店を出るが、エイブはその不思議な客に首を捻るのだった。

モーガンとジョーは、カールが最後に通話していた銀行の行員ジュリアンに事情を訊きに行く。
彼はカールの協力者で、ナチスが奪った美術品を元の所有者に返す手伝いをしていた。
彼の勤める銀行はスイスが本店で、第二次世界大戦でも中立の立場を貫いていたため、ナチスの党員たちが自分たちの財産を隠すために多く利用されていた。
そんな経緯から、ジュリアンがその美術品を管理し、所有者へ返却するカールの活動の支援をしていたが、所有者の子孫を探すのは難航していたと言う。

医局に戻ってきたモーガンは、キャンバスが切り取られた絵の切れ端を鑑定し、その絵の作者がレンブラントであるとキャンバスの端切れから断定する。
彼の絵には漆や鉛が含まれているため、触るとかぶれる可能性があった。
キャンバスに触れようとするジョーに注意を促していると、モーガンは行員のジュリアンの行動をハッと思い出す。
彼は、手の甲が腫れて痒そうにしていたのだ。

令状を取り、銀行へと乗り込んだジョー達だったが、ジュリアンは行方不明。美術品も根こそぎ消えていた。
ジョーとマイクは、ジュリアンを緊急手配。美術品を海外に持ち逃げされないように水際対策に奔走する。

一方モーガンは帰宅。すると店内に銀のお盆があることに気づく。
客が鑑定を依頼しに持ち込んできたのだとエイブが説明すると、モーガンはさっそく鑑定を始めようとするが、錆を取ろうとお盆を磨くと、そこにはモーガン家の紋章が入っていた。
モーガンは怖くなり、それを持ち込んだ人物のことを尋ねる。そして、その人物がアダムであると確信する。

モーガンは男が置いていったという名刺の番号に電話をし、人のいない公園でアダムと会う。
エイブに危害を加えるなと警告するモーガンに、そのつもりはないとアダムは答える。
そして彼は、自分自身が収容所で体験した出来事を話す。
アダムはその不死の運命がナチスにバレ、人体実験に利用されたと言うのだ。
モーガンはそれを聞いて言葉をうしなう。そして彼に同情を傾けるが、それよりもアダムにはモーガンにしてほしいことがあった。
「ナチスに奪われたローマ時代の短剣を探してほしい」
それがアダムの要求だった。

ジョーとマイクはジュリアンの逃走を阻止するために港へと来ていた。そこにはマイクの弟アントニーが。
兄弟は不仲だったが、なんとかジョーが間を取り持ち捜査に協力してもらえることに。
荷物の確認をしていると、クレーンで持ち上がった貨物の隙間から血がしたたり落ちてくる。
中を確認すると、そこには拷問を受けたジュリアンの遺体があった。

検死をしたモーガンは、カールの殺害犯とジュリアンの殺害犯は別だと主張する。
殺し方が全く異なったからだった。
ジュリアンを殺したのは、その残忍さから、おそらく私怨を持つ人物だろうと推理するモーガン。
しかしカールの遺体に対しては丁寧だった。
その点から、もしかしたら犯人はカールを殺したあとで彼の瞼を閉じてあげたのではないかと推理した。
そして瞼から息子のエリックの指紋が発見される。

エリックはカール殺害を自供した。
ナチスの盗品を無償で所有者に返している父を赦せなかったのだと言う。
口論の末に殺してしまったが、事故だったと彼は後悔していた。そしてジュリアンの死には無関係だと主張する。

ジュリアンの遺体から検出された第三者のDNAでトンデモないものが見つかる。
ルーカスは驚きのあまり、モーガンに急いで報告に向かうのだった。
DNAの中には、数百年前に根絶した疫病の抗体が残っていたのだ。
それを聞いたモーガンは、すぐに犯人がアダムだと勘付く。しかしそんなことをジョーに言えるはずもなく、モーガンは足早に医局から退散する。

その頃、エイブの店にはアダムが来ていた。銀のお盆のお金を受け取りに来ていたのだ。
エイブが領収書を取りに奥へ下がったすきに、アダムは姿を消したが、その代わりにナチスのとある資料を店に残していく。
それは収容者名簿だった。

モーガンが帰宅すると、エイブはその名簿を熱心に読んでいた。そこにはエイブの両親の名前を含む、ユダヤ人収容者の番号と氏名がすべて残されていた。
モーガンはその名簿を、ジュリアンの銀行の保管庫で見かけていたことから、ジュリアンを殺したのはやはりアダムで、
同じ経験をしたエイブに情がわいたアダムは名簿を渡したのではないかと考える。

両親の名前が分かったエイブは、モーガンとともに博物館へと向かい、ようやく両親の遺品を手にする事が叶う。
手渡された小さな箱のなかには、両親の結婚写真が入っていた。
それを見て言葉を失うエイブ。モーガンはそれを見て嬉しそうに微笑むのだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

エイブの本当の両親に関してはいつかのエピソードで取り上げられるのだと思っていましたが、
このタイミングでうまくアダムと絡めてこられると、やはり脚本が面白いなと感じます。

アダムという存在が「よく分からない」「人という気がしない」と思えてならなかったのですが、
今回のエピソードで、彼がモーガンよりも長く生きており、いろんな経験をしてきたこと、戦争体験もしていることで傷つき、苦しんだんだなと思い、視聴者目線の私も「アダムの人なのだな」と感じでしまう部分がありました。
エイブに収容者名簿を手渡した理由は、いつか来るモーガンとの対決(?)への布石なのか、敵に塩を送る的な意味があるのかわかりませんが、
ほんのわずかは同情心?もあったんじゃないかなあと信じたい気持ちもあります。(悪者に味方したくなる性分)

とはいえ、ジュリアンの殺し方はえぐかったですけどね。あんな拷問めいたことをやるのは、強い憎悪からでしょうけども。
その憎悪はもともと「ナチス」へ向けられていたものですよね?だから、そのナチスが略奪した芸術品で金を巻き上げようとしていたジュリアンが許せなかった?
サイコパスなのか、それともただ残忍なのが好きなのか、よく分かりませんな。

脚本が面白いな~と思ったのは、
今までモーガンの悲しい過去だったり、エイブとの深い愛情だったりが描かれてきて、
かなりモーガンに肩入れしていたんですけど、アダムの過去と彼がそこまで歪んだ人間になってしまったかの片鱗をこのエピソードで知ってしまい、
アダムにも同情心を抱いてしまいました~。でも拷問はやりすぎ!

エイブの本当の両親の名前が分かってよかったね。
でも育ての親であるモーガンのこともちゃんと「家族」として認識してるエイブの言葉にほっこりしたよ。
長い年月が、血縁よりも濃いものを生み出してくれたんだね~

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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