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主任警部モース S4E3【死を呼ぶドライブ】

シーズン4エピソード3【死を呼ぶドライブ】のあらすじ&最後までのネタバレです。

いや~長い。前回のエピソード「ラドフォード家の遺産」を見るのにあらすじを書きながら5時間ほど見ていました。
字幕版だからかみ砕くまで時間がかかるという部分も大きいのでしょうが、
とにかく登場人物が多すぎやしませんか……憶えるだけでも精一杯だわ。
ただ、ここ最近、1時間で終わるポワロや倒叙式のコロンボを見てきたので、
モースのように犯人が分からぬまま長くうねった解決までの道のりをたどっていくスタイルはドキドキとモヤモヤで、見入ってしまいますね。
あと、やっぱりルイスが可愛い(お前いつもそればかりだな)

===

集合住宅でソーンという若い女性が殺される。
少し前に発生していた強盗事件と手口が同じため、同一犯ではないかと疑われた。
彼女のおなかには子どもが居た。

前回の強盗殺人被害者のトンプソンと共通点や相違点を捜査会議で話し合うモースたち。
今回の事件の捜査には、メイトランドという女性捜査官も参加していた。
プロファイルに長けた彼女に犯人像を予想させるモース。しかし女性の捜査官に対し、他の男性捜査官は好奇の目を寄せていた。

ソーンの隣人アンジーの元へ、ジェレミーという男が現れる。彼はソーンの浮気相手だった。
彼はアンジーに「麻薬を吸っていることをばらされたくなければ、自分とソーンの関係を他言するな」と脅迫をした。
アンジーが帰宅すると、ソーンの恋人アブレットが待ち伏せていた。警察に血液検査を求められ、自分が疑われているのか心配していた。
さらに、ソーンが事件当夜に買い物してきた品数の多さが彼は気になっていた。

モースたちは被害者の共通点を探す。
どちらの被害者も車をきちんと整備していたことが気になったモースは、ルイスに調べさせて、ボイントン社というカーディーラーにたどり着く。
そこにいたのは、アンジーを訪ねていたジェレミー。彼こそボイントン社のオーナーだった。
彼に話を聞くが、ソーンもトンプソンも知らないと嘘を吐く。
ボイントンの会社の隣に立地していて、取引のある自動車教習所に話を聞きに行くと、そこにはルイスの知人で講師のウィティカーが居た。
彼によると、ボイントンも営業のキャスも、ひどい女好きだと言うのだ。

ジェレミーとソーンのつながりを見つけようと、警察は動く。
ジェレミーから口止めされているアンジーはなかなか口を割らないが、良心の呵責に苛まれていた。
そして翌日、アンジーはマリファナを栽培していることを自白したうえで、ジェレミーのことを暴露する。
ジェレミーを拘束したモースは、部下を使って徹底的に洗い出すが、彼が殺したという物証は出てこない。
ストレンジ警視正に大目玉をくらったモースは、仕方なくジェレミーを釈放する。

翌日、自動車教習所へと向かったモース。
ルイスに「運転がひどい」と言われていたのを気にして、再度教習しようと思い立ったらしい。
しかしその実、講師のウィティカーにジェレミーのことを聞くためだった。
教習を終えモースが戻ってくると、ボイントンの会社でジェレミーとアブレットがトラブルを起こし、警察が出動していた。
ジェレミーは重傷を負ってしまう。

その混乱に乗じてボイントンの会社の書類を令状なしで漁ろうとするモースを、ルイスは咎める。しかしモースは聞く耳を持たない。
「法には従うべきだ」とモースを一喝し、ルイスは怒って帰ってしまう。
残ったモースとメイトランドの二人で書類を漁るも、犯行に繋がるような証拠は見つからない。
そこでメイトランドが「今回の被害者以外に同様の事件がないかデータベースで探そう」と提案し、夜通しチェックをすると、ラウという女性の事件にたどり着く。
今から五年前、ボイントンの会社で車を購入してすぐに彼女も襲われたが、重傷を負っただけで命は助かったという。

彼女を訪ねることにしたモースだが、ラウは怖がって出てこない。
帰ろうとしたところ愛車から煙が噴き出し、ルイスが迎えに来るが、ラウの事件がすでに解決済みであることや、モースの被疑者被害者への態度に配慮がないことへ、怒りをあらわにするのだった。

モースとルイスは、ラウの事件の犯人であり、現在は収監されているジェリーに話を聞きに行くが……ラウに関する供述が曖昧だった。
捜査本部に戻ってくるとそこでストレンジ警視正が待っており、モースは捜査から外されてしまう。
しかし一日だけ猶予が欲しいとモースは懇願した。
というのも、メイトランドがラウに事情を聴きに行くと、犯人と思しき男から過去の事件のことで脅迫をされていると彼女が証言したからだった。
「その脅迫電話がかかってきていた時間、私とルイスは犯人であるジェリーと刑務所に居た」
ジェリーは司法取引をして、警察は供述調書を書き換えていたのだ。真犯人は別にいるとモースは断言する。

そこへルイスが飛び込んできて、新しい事件が起きたと報告に来る。
ボイントンはまだアブレットとの喧嘩のケガで入院中だった。モースの言う通り、真犯人は別にいる。
最有力のボイントンが消えた今、モースはボイントンの会社の社員を疑っていた。

ルイスとメイトランドは、再度ラウの部屋を訪れて事件のことを尋ねた。
そしてボイントンの会社で車を買った経緯を聞くと、彼女は自らが車を買ったわけではなく、自動車教習所の講師ウィティカーに代理で購入してもらったのだと言う。
それを聞いたルイスはすべてに合点がいった。
その頃、ウィティカーの講習を受けていたモースは、教習車のダッシュボードにガムテープが入っているのを見つける。
それに気づいたウィティカーは走行中の車内でモースにナイフを向けた。
「誰とでも寝るあのアバズレが!悪魔の申し子だ。私には妻が居るのに」
抵抗するモースは森の中の道を疾走。助けに来たルイスの車と交差点でニアミスして、路肩にスリップ。
ルイスたちがあわててモースの車に駆け寄ると、そこには腕をケガしたモースと、胸にナイフが刺さって死んでいるウィティカーの姿が。

ボイントンが退院する日。モースは改めて彼に謝罪をし、詫びの品(ジャガーのハンドル)を送る。
その気遣いに、ボイントンはモースを許して別れた。
メイトランドは担当の所轄へ戻るためモースに別れの挨拶をした。また連絡してねという彼女に、モースは微笑むのだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

シーズン1やシーズン2ではモースと親しくなる女性が事件関係者に居ましたが、シーズン3ではラッセルという監察医の女性でした(可愛かった)
ですが、シーズン4はそういう方が居なくて、今回の事件ではメイトランドという女性警官がそれにあたるようです。
まだまだ女性の進出がされてない業界だったのでしょうか、女性に対して冷ややかな目を向けていましたね。
最初はモースも彼女に対して感じが悪かったです。まあメイトランドも愛想がなかったですが。
ただ、途中でお互いに関係が改善しました。二人ともクラシックが好きだったんですね。音楽は人を繋げます。

ボイントンの会社に呼び出されたルイスが、奥さんの手作り弁当(サンドイッチ)を持ってきていました。モースのために作ってくれたんですね、優しい奥様。
結局、お泊りででの書類漁りはしなかったわけですが。
いつもモースとルイスは、言い合い?になるというか気の置けない上司と部下という感じで会話をしていますが、今回は喧嘩していましたね。
モースは今回の卑劣な犯人を断じて許せないという怒りとボイントンの態度も相まって、暴走してしまった感じがありますが、ルイスは冷静でした。良識ある捜査官なのですね。
もちろん犯罪を憎く思っていますが、自分たちが法を犯すのは違うのではないかということですね。
いつも陽気なふわふわした発言をしていたので、今回の凛とした態度に驚きました。

面白いなと思ったのが、ルイスの良識だけでは今回の事件は解決できなかったという点です。
モースやメイトランドが暴走したことによって、新たな突破口を見つけることができた。ラウの事件のことです。
メイトランドは、いったん拘束したボイントンを釈放せざるをえない状況になったことをアンジーやアブレットから責められます。
「法律は誰のためにあるんだ!(証拠がなければ逮捕されないという法律に則って釈放されたボイントン)」
その言葉に、メイトランドはひどく傷つき、悩みます。
だからこそ絶対にボイントンを捕まえたい、証拠を見つけたいとモースの資料漁りに付き合うわけです。

ウィティカ―の動機はよく分からないんですが、ただの変態のオッサンってことですよね?
若くて露出の多い女性に興奮して、教習の講師と生徒の関係を越えてしまった。だけど、彼女たちはジェレミーとも寝ていた。
それが許せなかったってこと?それとも自分を誘惑してきたことへの怒り?(だとしたらレイプはしないよね)
病気で倒れた奥さんの見舞いに行ってるとかなんとか言ってたけど、よっぽど不義理で節操なしなのはウィティカー本人では?
モースたちにジェレミーに悪印象を抱くような証言をしていたけど、詰めが甘いよな~。
ボイントンとアブレットがもめて、第一容疑者のボイントンが入院中なのにラウに連絡を入れるんだもん。
いや、ラウの事件に関しては犯人は検挙されてるし、まさか警察がその事件にたどり着くとは分かってないんだから仕方がないか(自己解決)

突然ですが、
「モース」というドラマのあらすじを書きながら、理解することがなんでこんなに難しいのか……という理由が今回のエピソードでわかりました。
シーンの挿入によって筋の理解が難しいから、ということです。
今回のエピソードでは、最初のシーンからしばらくして、ラウがおびえているシーンが入っていました。
彼女がラウという名前であることも、悲しい事件の被害者であることも、今回の殺人と関わりがあることも、何もかも分からない状況で、彼女のシーンが挿入されてるんですね。
「え?これは何?だれ?どういうこと?」と私は疑問がいっぱいになるんですが、それが解決しないまま、次のシーンに入ってしまうんです。
それがモースの難しいところだなと。最後の最後まで観れば、ラウがおびえていた理由も、今回の事件とのかかわりも理解ができるんですが、突然のシーンの転換に私はついていけないんです。
あらすじにもまとめようがなくて、後から「あ、そういうことか」となる。それが爽快感があるとともに、難しさも感じる面です。
ようやく、モースの楽しみ方が分かってきました。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

Comments 2

There are no comments yet.

名無しさん

はじめまして

「主任警部モース」について調べていて、このブログを読みました。
すごいです。あらすじが詳細で、ものすごく参考になります。
昨年から突然「ルイス警部」にはまってしまい、最近になってAXNミステリーで
「モース」を順次見始めました。
「ルイス」の方は見ていらっしゃいますか?

2020/07/14 (Tue) 02:23
ちゃんこい

ちゃんこい

Re: はじめまして

このブログを始めて一年半ほど経ちますが、
初コメントをいただけて嬉しい!と思っているうちに、返信が遅くなりました。
駄文乱文をご覧いただき、ありがとうございます。
「ルイス警部」はまだ観ていないんです( ;∀;)
「主任警部モース」を全話観て、モースとルイスの関係性を理解してから視聴しようと思ってます。
きっと「あ、これはあの時の!」みたいな伏線があるんじゃないかなと勝手に期待してます♡
ですが「ルイス警部」はDVDレンタルや配信が見つからず、折を見てAXNミステリーに加入しようかと……

2020/07/16 (Thu) 14:55