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名探偵ポワロS1E2【ミューズ街の殺人】

シーズン1エピソード2【ミューズ街の殺人】のあらすじ&最後までのネタバレです。

さて第二話です。
全開のエピソードでまさかの主人公ポワロに若干の苦手意識を持ってしまったのですが、
原作の方が人間性が問題という話を何かの記事で読んでから、温かい目で見守ろうと思いました。

===

祭りの夜に花火が打ちあがっていた。
それを見物に来たポワロたち。ヘイスティングスが「こんな夜には銃殺が起きても気づかない」と言うのですが……。

その夜、ミューズ街に住むアレン夫人がピストル自殺をした。
彼女は自室で、左手に銃を持ち、左側頭部を打ちぬいて倒れていた。
あきらかに自殺だと思われたが、同居する友人ジェーンによると、
夫を亡くしていたアレン夫人には新たな婚約者がいて、自殺する理由もなく、彼女は右利きであると言う。
また夫人が銀行からおろしてきたばかりだという現金もなくなっていた。

遺体を自殺だと断定できなかったのは、彼女の自室の鍵が見当たらないことと、そして、利き腕が違うという点。
さらに、彼女の部屋には男性用のカフスボタンの一部が残されているのもジャップ警部は怪しむ。

ヘイスティングスが近所を聞き込みして、死の直前のアレン夫人の姿を見たという少年を発見する。
彼女は亡くなる直前、夕方に郵便を出し、男と会っていたと言うのだ。
その男の風貌は軍人風で、過去にも何度か彼女の部屋を訪れていたらしい。

アレン夫人はチャールズという下院議員と婚約をしていた。
彼に話を聞きに行くが、まるで恋人の死には興味がなく、スキャンダルにならないことだけを心配していた。
その様子にジャップ警部とポワロは憤る。
チャールズもアレン夫人が右利きだったと証言したことで、ジャップ警部はこの事件が殺人だと断定する。

オフィスに戻ってきたポワロだったが、そこへジャップ警部が訪ねてきて、友人のジェーンにはアリバイがあったと報告する。
ポワロは、この事件が殺人事件じゃないのでは?と考えていた。
その根拠は、遺体が見つかった部屋に残されたたばこの吸い殻だった。
吸い殻があったにも関わらず、彼女の部屋にはたばこのにおいが残っていなかったことを怪しんでいたのだ。

再びジェーンの元へ向かったポワロとジャップ警部。
そこで、アレン夫人が会っていた男が、ユースタス少佐だということが判明する。
彼女とユースタスはインド時代の知り合いだというのだ。
ジャップ警部の調べで、アレン夫人はユースタスから脅迫を受けていたことが分かっていた。そしてその脅迫は婚約者のチャールズにも及んでいた。
それをジェーンに伝えると「相談してくれれば」と唇を噛む。

アレンが用意した現金が見当たらないことから、室内を捜索したジャップ警部とポワロ。
階段下の物置を見た時の、ジェーンの焦った様子が気になったポワロは、彼女の行動を監視することに。
ヘイスティングスとともにゴルフ場へとやってきたポワロ。ゴルフに見識はないが、ヘイスティングスととともにホールを回る。
というのも、彼らの前にジェーンがホールを回っていたのだった。
彼女がクラブを一本ずつ折ってごみ箱へと捨てていることがわかり、ポワロはある結論を導き出すのだった。

後日、ジェーンをオフィスへと招いたポワロ。
アレンが亡くなった日の情景を推理し始めるポワロ。それをジェーンは黙って聞いていた。
アレンは自殺をしていた。それを発見したジェーンは、彼女を自殺へ追いやったユースタスを告発するために、彼女が殺されたのだと偽装。
そのために、居間にユースタスが落としていったカフスボタンや、たばこの吸い殻を、アレンの部屋へ移動させて、そこで二人が密会していたかのように偽装。
さらにアレンは右利きだと嘘を吐いて、捜査をかく乱させたのだった。
階段下の物置をジャップ警部たちに見られたとき、ジェーンが焦ったのには理由があった。
そこにアレンの左利き用のクラブが置かれていたのだ。それに気付いたジェーンは、急いでそのゴルフクラブを処分していた。

一人の人間を殺人鬼にするということは、一人の人間を殺すということ。
その覚悟があるのか、とポワロはジェーンに問うのだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

今回も面白かったです~。
そもそも「アレン夫人の利き腕」が事件のミソなのですが、どうしてこんなにも周りの人は利き腕を知らないのだろうかと気になりました。
ジェーンが偽装するのはまあいいとして、そしてユースタスも利き腕なんて知らないだろうけど、婚約者のチャールズは知ってるだろ、普通に考えて!と思ってしまいました。
ポワロたちに訊かれたとき、自分の体裁を第一に考えていたから、適当に受け答えをしてしまったのかな?
それが原因でジャップ警部は間違えてしまったわけです。

右利きだと偽装するための痕跡がきちんとされていたら、きっと迷宮入りだったのでしょう。
ポワロが筆記具の配置とゴルフクラブを見たことで糸口がつかめましたが。

さて事件とは別件で、ポワロ、ヘイスティングス、ミス・レモンの三人のサイドストーリー的なものがちょこっと描かれているのですが、
今回はポワロがクリーニングに出していたシャツの襟の糊の硬さが気になって仕方がないという描写がありました。
クリーニング業者へのクレームの手紙をミス・レモンに書かせているポワロですが、
「相手は中国人だから通じるかわかりませんよ?」とレモンは言うわけです。
「だったら、ヘイスティングス。君は中国に駐留した経験があるだろう?クリーニングも出したんじゃないか」と言われて、
ヘイスティングス大尉もアドバイスを送るんですが、その適当なアドバイスも面白い。
「糊、硬さ、注意!」みたいな超適当なアドバイス。端的ではありますがw

なんというか、ポワロとヘイスティングスの関係は、ホームズワトソンの関係とは違うんだなと思わされます。
ヘイスティングスは結構ポワロと同等なんですよね。あしらうことも冗談を言うこともあるというか。
それにポワロがぷりぷりしてて。ホームズとワトソンも友達なんだけど、ホームズが高潔な感じがして、ワトソンもパリッとしてるんですよね。
それに比べてポワロとヘイスティングスは、ふわふわした感じがするというか。
ポワロが「名探偵だけど常人だ」から成り立つ関係なのかなと思います。

そして、ストーリー全体にほの暗い感じがなくて、楽しく視聴できています。面白い!
そして50分という適度な短さのストーリーがとてもいい。見やすい……

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

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ミューズ街の殺人
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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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