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刑事コロンボS1E6【死の方程式】

シーズン1エピソード6【死の方程式】のあらすじ&最後までのネタバレです。

吹き替え版で観ているため、「あ、この声、知ってる」と思う場面が多々あります。
今回の犯人役の声優さんも、とても素敵な声でした。
声がかっこいい人は、やっぱりぐっと来ますよね。
===

父親の築いた大会社の御曹司であるロジャーは、現社長の叔父バックナーに過去の悪事を調べられて、会社を辞めるように勧告される。
そのうえ、叔父は会社を売ろうと目論んでいた。
ロジャーは叔父の殺害を決意し、手製の爆弾を彼の愛用する葉巻ケースに仕掛ける。
叔父は山荘に向かう車の中で葉巻ケースを開けて、車は爆発炎上するが……

ロジャーは社長の運転手をしているクインシーの家に向かい、ある工作をして帰ろうとしていたが、そこへコロンボがやってくる。
社長が行方不明になったという通報を受けて、捜索しにやってきていたのだ。
ロジャーと鉢合わせたコロンボは、彼とともに通報者である叔母の元へやってくる。

車に乗っていたバックナーから電話がかかってきたという叔母。電話は録音されていたということもあって、三人で耳を傾ける。
その会話は死の直前、葉巻のケースを探している車内の会話が録音されていた。
しきりに時計を気にするロジャーの様子を不審に思う。
ロジャーに対しての疑いはあるものの、バックナーの関係は融和していたと言われ、動機に確信はない。

翌朝、バックナーの車と思われるバンパーが岩山の谷底に見つかり、遺体が引き上げられる。

ロジャーに会いに工場まで出向いたコロンボは、バックナーに恨みを持っていたい人物がいないかと確認。
大会社ゆえにいろんな人物がいるからそれは分からないと当たり障りない答えを返すロジャー。
コロンボは今回の事件に「葉巻」が関係しているのではないか、爆発事故の原因は「葉巻」ではないかと疑っていた。
ロジャーとともに、社長の秘書ビショップに話を聞きに行ったコロンボ。
いつも車やコートのポケットに予備を入れているというが、録音されていた車内での会話では、いずれの予備もバックナーは持っていなかった。
それが出来すぎているような気がするとコロンボは首をひねる。
ビショップの記憶で、副社長のローガンも同じ葉巻を吸っていることが判明し、ローガンの部屋にある葉巻を見せてもらうと、在庫の数がひと箱合わない。
ローガンは捜査協力を惜しまないと言うが……

工場の外まで送ると言うロジャーに甘えるコロンボ。そして運転手のクインシーの部屋から見つかったと言う手紙をロジャーに聞かせる。
「ローガンに関する報告書で、ローガンはあなたを抱き込んで、社内の勢力図を変えようとしていた。それを知った社長はローガンを追い出そうとしていたのではないか」
コロンボの調べで、クインシーが元警官であることが分かった。それをロジャーに言うと、かれがスパイのような動きをしていたことにようやく合点がいったと頷く。
クインシーが社長あてに書いたと思われる手紙を打ったタイプライターが彼の部屋になかったことを不審に思ったコロンボは、クインシーのアジトを知らないかとロジャーに尋ね、
ロジャーは一度だけ彼の偽名の名刺を見たことがあると証言する。
コロンボは意気揚々と偽名の名義の屋敷を探し始めるが……

その日の夕暮れ、ロジャーはクインシーのアジトへと向かい、彼の部屋から盗んできたタイプライターをアジトへと置いた。
そして警察が来るのを身を潜めて待ち、わざと捕まる。
そのまま叔母の家まで連れてこられたロジャー。そこでコロンボと対面する。
クインシーのアジトを捜索した結果、クインシーが社長に頼まれて役員たちの素行を調べていたこと、そして、クインシーはその社長の不貞をも調べ上げ強請っていたことが判明する。
ロジャーは叔父とビショップの不貞の証拠を叔母に見せたくなかったためにアジトに忍び込んだと証言するが……

ロジャーは叔父のあとを継いで社長の座に就いた。
一方でローガンとビショップには解雇通知が届く。

コロンボはローガンとロジャーを連れてある場所へ向かう。それは事件が起きた現場だった。
そして現場から「無傷の葉巻ケース」が見つかったと言い、それを見せに叔母の居る山荘へとロープウェイで向かおうと言うのだ

ロープウェーで乗り込んだ三人。徐にケースを開けたコロンボにロジャーは冷や汗をかく。
そしてあの夜と同じようにしきりに時計を気にする様子のロジャーを見て、コロンボは素知らぬ顔をするが、ロジャーはついに我慢の限界を超え、葉巻ケースを奪い取る。
それを見たコロンボはすべての種明かしをするのだった。
自滅したロジャーは、自棄になって高笑いするほかなかった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

コロンボの「?」
時計を気にする素振り

まだバックナーの遺体が見つかっていない段階でコロンボは登場しています。
そして山荘にいる叔母が録音したテープを聴いている最中にロジャーが見せた時計を気にする仕草。
この一点突破で真実まで突き進むのだから、コロンボは恐ろしい刑事ですね。

そして今回のエピソードでは、口癖のように「証拠品だから」とコロンボが言っていました。
今回、バックナーとクインシーは爆死で、なおかつ谷底に居たいも車も落ちてしまっていたため、証拠が少なかったのでしょう。
コロンボも手がかりになりそうなものがどうしても欲しかったのかしら?と思った。
ナーバスになってるのかと思いきや、ロジャーがヘマをしてしまったロープウェーの中で、偽の証拠品である高級葉巻をちゃっかりと持ち帰ろうとするコロンボ。
その行動に対して、同じ言葉をローガンが言うのが面白い。綺麗にオチがついていました。

さて、犯人のロジャーの吹替をされていたのが、野沢那智さんでした。声、とっても素敵ですね。
ロジャー役の俳優さん、ロディ・マクドウォールさんもかっこいいんですけども、声で数割増しのカッコよさ。
今回の動機は、自分の父が作った会社を売りに出そうとした叔父のことが許せなかった、という点でしょうか。
それとも、バックナーがスキャンダルをネタに自分を追い出そうとしていた点なのかもしれないですが、何となく私は前者だと思いたいところ。

それにしても爆死ってのは壮絶です。
野沢那智さんの理知的な声なのだけど、セリフ自体はおちゃらけた感じが多かったので、ロジャーは天真爛漫な放蕩息子として描かれているのかしら?
従業員にもいたずらをしたり、からかったりと自由奔放でもありましたが……
でも、爆弾を製造し、緻密に計画を練った犯行をこなしていました。本当はとても有能だったのでは?と思わずにはいられません。
ということもあって、大切な会社を身売りしようとしている叔父が素直に許せなかったのではないかと結論に至りました。

無駄は最後の最後までなかったように思う。
クインシーの工作も、うまかった。事実と工作がうまいこと融合していたような気がする(読み違えもあるかもしれませんが)
「二枚のドガの絵」とは真逆というか、しっぽを出さなかったなあと。
だから、時計を気にするというロジャーの行動からコロンボが時限爆弾という仮説にたどり着くのも凄いし、最後にしかけた罠も抜群でした。

ところで、邦題の「死の方程式」というのはどこから来たのでしょうか。
二枚のドガの絵、もう一つの鍵、は原題と異なっていても「物語の鍵」になるものだから分かるのですが、今回はちょっと謎です。
確かに化学工場を有する会社の事件だから、方程式という言葉がしっくりくると言えばくるのですが。
「殺人処方箋」「死者の身代金」なんかと共に、「死」縛りのタイトルをつけないとダメ、というのがあったのかな?

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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