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名探偵ポワロS1E5【4階の部屋】

シーズン1エピソード5【4階の部屋】のあらすじ&最後までのネタバレです。

この話を見ていて「ああそうか、これはイギリスなんだな」と思わせられたのがタイトル&エレベータでした。
階表記は1が二階なんですよね、イギリス圏では。一階はグランドフロア。
タイトルは「The Third floor Flat」ですが、日本語では四階となっています。
ポワロの居るホワイトヘブンメゾンでポワロは六階に住んでいますが、部屋番号5から始まっています。
事件があった4階のお部屋は3から始まっています。
ふと、百貨店なんかで「地階」という表現を見ることを思い出したのですが、グランドフロアと訳せるのに地下フロアのことだそうで。
建築基準法では地盤面より下にあるフロアのことだそうです。

===

ポワロは風邪をひいて体調ボロボロ。というのも最近は暇を持て余していたらしく、灰色の脳細胞もすっかり緩んでしまったとぼやく。
ミス・レモンが風邪に効くと言う療法を試してみるが一向に良くならない。
そこへヘイスティングスがやってきて、ポアロを楽しませるために「推理芝居」の見物に誘い出す。

時を同じくして、ポワロの部屋があるホワイトヘブンマンションの二つ下のフロアに、一人の女性が引っ越してきた。
名前はグラント夫人。
引っ越しを済ませた彼女は、上階の蓄音機の煩い音に苛立ち、挨拶も兼ねて部屋へと向かう。
そして、「近いうちに顔を見たい」と手紙を残して立ち去るのだった。
一つ上の階、ポワロの一つ下の階にはパトリシアという若く美しい女性が住んでいた。
自由奔放で派手な彼女は、グラント夫人の手紙を見て「どうせ蓄音機の苦情だろう」と取り合わない。

パトリシアはその後、友人のミルドレッド、婚約者のドノバン、その友人のジミーと四人で、ポワロたちも観に行くことにした推理芝居を観劇に行く。
ポワロには推理芝居はイマイチだったらしく、すぐに犯人が分かってしまったと、メモ書きをしてヘイスティングスに手渡した。
幕間にラウンジへと下りてくきたポワロたちはそこでパトリシアがいるのを発見。
彼女が階下に住む女性だとポワロはヘイスティングスに紹介する。

芝居はまさかの大どんでん返しで終わり、ポワロは納得がいかないまま帰宅。
(推理するには情報が不足している!とご立腹の様子)
しかし芝居に誘ってくれtあヘイスティングスには感謝をしていて、チケット代のお金を払うからと小切手を用意していると、何かが軋む音に気づく。
地下のごみ置き場へと続くダムウエーターの音だと考えたポワロはヘイスティングスと一緒に台所の扉から下を覗き込むと、そこにはダムウエーターに乗った若い青年二人が。
泥棒かと疑うヘイスティングスにポワロは「礼服を着ているし、さきほどパトリシアと一緒に居た男の子たちだ」と言う。

パトリシアたちが芝居から戻ってくると彼女の鍵が行方不明に。玄関を開けるために地下のごみ置き場からダムウエーターを使ってパトリシアの部屋に行き、内側から開けようと試みていたのだ。
ドノバンとジミーが部屋に入ると、台所の電気がつかない。
そしてリビングまでたどり着いて電気をつけると、そこは違う人の部屋だった。そしてそこにはカーテンに隠されるように遺体があったのだ。

警察が呼ばれ、騒ぎを聞きつけたポワロも出動する。
部屋にはグラント夫人の遺体が。
グラント夫人のメイドは休日だったらしく、夜に郵便を持って帰ってきて、グラント夫人が見当たらないことが気になりつつもそのまま就寝したのだと証言した。
ジャップ警部たちが現場を見分すると、そこに「ジョン・フレーザー」という名前の人物からの手紙とハンカチが残っていた。
ジョンと言う男は午後六時に夫人を訪ねる約束をしていたと手紙の内容から見て取れた。

ポワロとヘイスティングスは事件現場を再び調べてみることに。
そしてそこにドノバンとジミーもそれに連れ立つ。
グラント夫人の部屋の屑籠のなかから、薬品の入った瓶が見つかり、風邪気味で鼻の利かないポワロはそれをドノバンに嗅がせる。
すると徐にふたを開けた彼は強く吸い込んで倒れ込んでしまう。
驚く一同。ヘイスティングスに彼をパトリシアの部屋で休ませるようにと指示を出したポワロは、残ったジミーに対し「事件は解決した」と言うのだった。
どういうことかと尋ねるジミーにポワロは推理を披露する。
まず、ジョン・フレーザーなる人物は架空の人物で、犯人が捜査をかく乱するために作り出したもの。
この部屋に入ってくるとき、キッチンの電気がつかなかったというのはドノバンの狂言。ジミーをリビングへと入らせるためでした。
ポワロは自分で用意していた薬品をドノバンに嗅がせて気を失わせている間に、こっそりと彼のポケットを探り、パトリシアの部屋の鍵を発見。

カーテンの影に遺体を隠したのも意味があった。
ドノバンは夕方にあるものを取りに来たが、それが見つからず、再度この部屋に忍び込まなければならなかった。
それまでメイドがグラント夫人の遺体を発見しないように隠しておかなければならなかったのだ。
彼がそこまでして取り戻したかったのは郵便だった。
ヘイスティングスに確認してもらったところ、今宵の郵便の最終配達は午後九時。
ドノバンはジミーとともに遺体を発見したどさくさに紛れて、グラント夫人あての郵便を盗んでいたのだ。
その手紙も、グラントに薬品を嗅がせたついでにポケットから抜き取っていた。
「いいですか、ジミー。あなたはパトリシアを愛しているのでしょう?この事件の動機にはパトリシアの存在があります。。あなたが支えてあげてください」
ポアロがそうジミーに頼んでいると、そこへヘイスティングスの声が。

ジミーが逃亡を図ったのだった。
彼は無人のエレベータを動かし、逃げたように偽装。そしてグラント夫人の部屋に忍び込み、ポアロが抜き取った手紙を再び手にしてそのまま逃走。
追いつめられたドノバンは、ヘイスティングスが大切にしていた車を奪って逃げようとするも、ヘイスティングスの捨て身の妨害でハンドル操作を誤り、ポールに突進する。
捕えられたドノバンにポワロは事情を尋ねる。
彼がそこまでしてグラント夫人から奪いたかったのは「結婚証明書」に関する郵便だった。
スイスで婚姻していたグラント夫人とドノバン。なんとか離婚したかったものの、彼女は決して応じなかった。
その夜に結婚証明書が有効であると言う書類が弁護士から届くと聞かされたドノバンは、夫人を殺害したのだった。

事件は無事に解決。しかしヘイスティングスの車は大破。
それを見てジャップ警部は「これはもはや極めて高価なスクラップとしか言いようがないですね」と言う。
その言葉にムッとした表情を向けるヘイスティングス。
ポワロはそんな彼に友情の証として、修理代金の一部を負担したいと申し出るのだった。
事件が終わったことでいつの間にか風邪も治っており、いつもの調子に戻ったポワロだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

今回のポワロは風邪でボロボロでした。ミス・レモンに何かしらの特効薬をしてもらっていましたが、桶にお湯を張って?何をしていたんだろう。
暇すぎると頭も心も緩んでしまって、ポワロは免疫が下がってしまったようです。
そんなポワロを元気づけようとお芝居に誘うヘイスティングスの優しさがいいじゃない!可愛い。
そしてお芝居を観に行くということで正装しているヘイスティングス素敵!

んでもって事件の話ですが、今回の犯人である重婚男のドノバン。どっかで見たことある気になる顔だな~と思っていたんですが、
主任警部モースの「キドリントンから消えた娘」に出ていたマグワイアでした。
娘とワンナイトラブしたあと、犯人ではないものの、その娘に言われて自分の子ではないけれど堕胎の手術のサインをした、不動産販売員のマグワイア。
今回は犯人役でした。なーんか優柔不断でだらしなさそうな雰囲気の顔なので、役にピッタリでした。

それにしても、ジミーイケメンだったな。私はジミー派。すごくきれいな瞳をしていました。
パトリシアの友人ミルドレッドの存在が最後の方はなかったことになっていたのですが……
パトリシアを引き立たせるための地味な役回りだったのかしら?でもお顔立ちはとてもきれいな女優さんでしたよ。

そして思ったのは、犯行内容が本当に、奇跡の積み重ねでは?そんなうまいこと行くのか?という話ですよ。
グラント夫人に呼ばれて部屋に行くまでは想定していたとして、拳銃も持っていたから殺意もあったのかもしれない(脅すつもりだったと言っていたけど)
でもさ、そこから先よ。結婚証明書が有効かどうか弁護士に一筆書いてもらったと言うのは、その場でドノバンが聞かされた話であって、それが郵便で今夜届くというのも初耳でしょう。
ほんと、綱渡りの犯行だよな~殺した遺体を隠すまでは良かったけど、郵便を取りに行くのにわざわざジミーを連れて行かなくてもよかったでしょうよ、と思うのは私だけ?
無駄が多い犯行だったように思います。

あとは面白かったシーン。
ドノバンが暴走したおかげで、ヘイスティングスの愛車がボッコンボッコンになってしまったんですが、
事件が解決した朝、レッカーで運ばれていく愛車をジャップ警部、ポワロ、ヘイスティングスの三人で見守ります。
そこでジャップ警部がぶちかましたスクラップ発言に爆笑してしまったww
わざわざ言わなくてもいいことをw傷に塩を揉みこんでいくスタイルのジャップ警部

冒頭でタイトルに触れたんですが、タイトルの和訳の件。
二つ前の話の、ジョニー・ウェイバリーの話では原題が「adventure of Johnny~」となっていました。
直訳すると「ジョニー・ウェイバリーの冒険」となるところを、日本語タイトルでは誘拐事件となっています。
冒険と訳すと、これが狂言誘拐だとタイトルでネタバレしてしまうからなのでしょうか?
英語はさほど得意ではないので、このあたりの訳者の深い意図までくみ取れないのが惜しいですが、今回も面白かった。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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