ホワイトカラーS2E5【逃げゆく真相】
2019年05月17日 公開
シーズン2エピソード5【逃げゆく真相】
ネタバレありのあらすじ&感想をまとめています。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
天才詐欺師兼FBIコンサルタントのニール、
優秀なFBI捜査官ピーターのコンビが
知能犯たちを華麗に追い詰めていく!
脇の面々もきらりと光る、痛快サスペンス!
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
依頼人との待ち合わせのため、高級レストランへ向かうピーターとニール。
日本企業の無記名債券(俗称・サムライ債券?)が何者かに盗まれた事件で、保険調査員のサラと待ち合わせをしていたのだ。
その名前を聞いたニールは一気に乗り気じゃなくなる。
そこへやって来たサラは、スターリングボッシュという損害保険会社の調査員としていた。ニールと彼女は浅からぬ縁があった。
彼女はニールの裁判で不利な証言をしており、彼女が担当していたラファエロの絵が何者かに盗まれた事件では、犯人をニールだとずっと疑い続けていた。そしてその疑いは今も消えていない模様。
ピーター「再会の邪魔をして悪いんだが、さっそく事件の話を」
と間を取り持つピーター。サラは既に犯人の目星をつけており、エドガー・ハルブリッジという男だった。
そんな立ち話をしていた三人だったが、サラが突然、駐車係をだまして目の前に停めてあった車に乗り込む。
そこへ出てきた持ち主のエミーリオ。サラはその車が盗難車であると確信していた。エミーリオを完全に制圧したサラ。その手際のよさに圧倒されながらも、ピーターが彼を連行することに。
サラが立ち去る前に、ニールは彼女から名刺をもらう。
サラ「ラファエロの絵のことを自白したくなったらいつでも連絡して」
そう言う彼女に困り顔のニール。
その後、ニールとモジーはある倉庫へとやってくる。そこにはケイトが最期に乗っていた事故の機体が残されていた。
その残骸を目の当たりにしてニールは動揺を隠し切れない。何か手掛かりはないかと探すが、ブラックボックスがないことに気づく。
そこへ係の男が見回りにきてしまい、二人は咄嗟に保険調査員だと嘘を吐く。そしてブラックボックスのデータを送るようにと指示する。
係の男から「誰宛に送ればいい」と訊かれたニールは、さきほどサラからもらった名刺を男に手渡して、サラに送るように言づけた。
翌日オフィスに出勤したニール。サラと一緒に捜査するのが嫌なニールは拒むが、ピーターに説得される。

会議室に入って挨拶をしたニール。何とか仲良くしようと試みるが、
サラ「あなたとの会話は全て録音させてもらうわ。すべてが証拠になるから。ラファエロの絵を何としても取り戻さないとね」
と言われてしまうニール。タジタジです。
早速捜査の本題に入ることに。
ピーター「エドガー・ハルブリッジという男が、Mr.ブラックという男とメールのやり取りをしていたことは、サラからの情報提供で分かっている。内容は暗号化されていたが一部は解読することが出来た。本物のMrブラックを足止めして、ニールが彼に成りすます」
ニール「そんな話初めて聞いた。ハルブリッジにはバレない?」
ピーター「メールの内容からMrブラックはアメリカ人。ハルブリッジとは面識がないようだ」
捜査会議が終わり、ニールはMrブラックに扮することに。
ニール「これ、ミルクチョコレート?」
ピーター「ああ、Mr,ブラックがいつも持ち歩いているものらしい」
ニール「僕甘いものは食べないよ」
そう言いつつも携帯するニール。サラもその様子を見届ける。
ニール「(僕たちが検挙したら)報酬を貰えるんだろう?感謝してよ」
サラ「なんで?私はFBIの捜査に協力してあげているのよ。検挙率が5%なんだから」
ニール「え、そうなの?(とピーターを見る)」
ピーター「それはFBIの検挙率で、俺の(検挙率)ではない」(どや顔のピーター)
Mr.ブラックとして待ち合わせの場所にやって来たニール。後方ではピーターたちの援護もあり、無線でやり取りができる状態。
ピーター「危険が及びそうになったら『長旅』というキーワードを出してくれ」
ニール「長旅ね」
待ち合わせの場所にリムジンが一台やって来る。
ニール「リムジンが南からきた」
リムジンに乗り込むニール。運転手は、あるスイッチを入れる。
するとFBI側にニールの声が届かない状態に。運転手は妨害電波を出して、通信を阻害したのだ。
リムジンの座席には、ジュラルミンケースが一つ。
運転手「頼まれて置いたものを用意しておきました」
そう言って走り出す車。ニールがそのカバンを開けると、中にはサイレンサー付きの銃が。
ニールはMr.ブラックが殺し屋であると気づき、急いでピーターに「長旅」というキーワードを伝えるが、応答がない。
そのまま車は走り続け、ある家の前に停車する。
1階の部屋に入るように言われ、銃を持ち侵入するニール。そこにはなんとサラが眠っていた。Mrブラックはサラを殺すために頼まれた殺し屋だったのだ。彼女も護身用の銃でニールに応戦するが・・
何とかサラを説得して、FBIオフィスに戻ってきたニール。
ニール「拳銃は運転手に渡したよ。仕方がないだろう?」
ピーター「ああ。NY市警と救急の協力の元、サラは死んだことになった」
ニール「彼女は?」
サラは安全な場所に避難させておこうとしたピーターですが、サラは指示に従わず、FBIのオフィスで寝泊まりすると言い出す。
ピーター「少し休まないと」
サラ「ぐっすり眠っていたところを銃を持ったニールに押し入られたのよ。安心できる場所に居たいわ」
ピーター「ところで、ハルブリッジはなぜ君を殺そうと?」
サラ「分からないわ。私はただの保険調査員だから、もし私を殺したとしても、他の調査員が後を引き継ぐのは分かっているはず・・だからなぜこんなことになったのか・・」
到底眠れない、とサラは事件の資料を読み始める。
部屋に戻ってきたニール。長い一日に完全にお疲れモードのニールを迎えるモジー。
ニール「ブラックボックスのメッセージはどうなった?」
モジー「サラのオフィスに今日届いているはずだって。でも彼女が死んだことになったから鍵のかかった保管庫に入れられちゃった」
ニール「じゃあ盗みに入ろう」
モジー「そんなリスクを取らなくても、サラにお近づきになって、彼女がそれを受け取る時に見せてもらえば?」
いつものように女性に近づいて情報を得ればいいんじゃないかとモジーは提案しますが、ニールは首を縦に振らない。
モジー「そんなにそのサラって女に嫌われているのか?」
ニール「銃で撃たれかけたんだ」
その言葉に、モジーは「まあなんとかなるよ」というのが精いっぱいだった。
翌日、ニールはサラに近づくために話掛けたり、プレゼントを渡したりするが全く心を開いてもらえない。
ピーターはサラに、ハルブリッジが暗殺を依頼する動機に思い当たる節はないかと再び聞くが、彼女はやはり何も思い当たらない。
ピーター「Mr.ブラックに初めて連絡を取ったのはいつなんだろうか」
ニール「暗殺を依頼した日ってこと?」
ピーター「ああ、その時、サラは何を調べていた?」
サラ「その時は・・・これよ」
そう言って彼女はリッジモントというアパートの資料を手渡す。
サラ「ハルブリッジがNYに来て初めて住んだアパートを買い取ったの」
ピーター「レトロな建物だな。そういう建築物に興味があるのかもしれない」
サラ「ええ、でもほかの建物は古くなったらリフォームしているのに、この建物だけはずっと手付かずのままよ」
ピーター「じゃあ、ここに何か秘密があるのかもしれないな」
サラ「訊きに行ってみる?」
ピーター「FBIには話さないだろう」
ニール「・・なら、Mr.ブラックには?」
ニールはMrブラックとしてハルブリッジのオフィスを訪ねていた。
リッジモントの件で話があると言い、揺さぶりをかける。48時間以内にお金を用意できなければFBIに通報して、アパートの土地を掘り起こしてもらう、と脅したニール。
翌日ニールはサラに声を掛ける。会議室での寝泊まりで疲れ切った彼女に優しい言葉を掛け、気分転換に屋上でワインでも飲もうと誘う。
サラ「私が死んだことになっても、世界は何も変わらず回る。それってすっごく、むかつくし・・・謙虚になるわね」
ニール「泣いてくれる人は居ないの?」
サラ「両親も兄弟もね」
なんとなく心を開きかけているサラ。
そこへピーターから連絡が入り、ハルブリッジが、リッジモントのアパートの庭を掘り返すことが分かった。
翌日、アパートへと向かったピーターたち。
庭からは大きな箱が掘り起こされており、中身を確認すると、そこにはミイラ化した遺体が入っていた。
その夜、ピーターは会議室にいたサラに声を掛ける。妻のエリザベスに「ちゃんと慰めと労わりの言葉をかけて」と言われたからだ。
ピーター「ゆっくり休むといい。仕事のことは忘れてね。それと、仕事以外の楽しみも見つけた方がいい。人生は一度キリ、楽しまなきゃ」
彼女はなかなかその言葉を飲み込めない。
翌日、遺体も身元が判明した。
ピーター「なんとあの遺体は、ハルブリッジ本人だった」
ニール「じゃあ、俺があったハルブリッジは偽物?」
ピーター「そういうこと」
サラ「ハルブリッジがあのアパートに住んでいたのと同時期に住んでいた住人のサインを調べてみると、一人の人物が見つかったの」
ピーター「スティーブ・プライスという男だ」
ニール「じゃあこのプライスが?でもなんでハルブリッジに?」
ピーター「ハルブリッジは身寄りが無かったが、莫大な遺産を手にしていた。それを狙ったんだろう。だが証拠がない」
プライスにぼろを出させるために作戦を考えたニールたちは、さっそく実行する。
ピーターがハルブリッジ(に扮しているプライス)の元を訪ねて、遺体が上がったことを知らせる。しかし身元はまだ分からないと嘘を吐く。
ピーター「実は、あの遺体があることをFBIに密告してきた人物がいるんですが」
そう言ってサラの写真を見せるピーター。
ピーター「彼女はスターリングボッシュという保険会社の調査員なんですが」
プライス「ええ、新聞で亡くなったと見ましたが」
ピーター「いいえ、実は生きているんです。この男とグルになっていたようで」
そこにはサラと一緒に写るニールの姿が。
Mr.ブラックがサラと一緒に写っている写真を見て、プライスは動揺を隠せない。
プライス「彼は一体?」
ピーター「彼の名前は、スティーブ・プライスというそうですが・・ご存知で?」
プライス「・・知らないな」
プライスが冷静さを欠いている間に、机に盗聴器を仕掛けたピーター。そのまま立ち去る。
ニールは家に帰ってモジーが来るのを待っていた。
サラが生き返ったことで、ブラックボックスのデーターは保管庫から出され、彼女のデスクの上にあると言う。この事件が解決すれば、彼女は家に帰るまえに会社によって郵便物を取るだろうから・・と推理するニールたち。
彼女を家まで送り届ければ、その郵便物を盗むチャンスがあるかもしれないと踏んだニールは、モジーに車を用意するように頼んだ。
翌日、プライスとして借りている金庫から、日本企業の社債を取り出したハルブリッジ(に扮しているプライス)を逮捕したピーター。
これで事件は一件落着か・・と思われましたが。
ハルブリッジの車の後部座席に、食べかけのミルクチョコレートがあることを発見したピーターは、運転手に問い詰める。
ピーター「Mr.ブラックがこっちに来ているんだな?どこへ行った」
詰問すると、プライスが再びサラを殺そうと本物のMr.ブラックを差し向けたことを吐いた運転手。ピーターはサラの身を案じます。
その頃、事件解決したことに安堵したサラは、ニールの車で家まで送り届けられているところでした。
荷物の中にはニールが喉から手が出るほど欲しい、航空局からの郵便物も。とそこへ、ドアノブを捻る音が聞こえ、身を隠す二人。銃声と共にドアが破られる。
そしてニールに銃を向ける本物のMr.ブラック!でしたが、サラもまたMr.ブラックに銃を突きつける。
そこへ突入してきたFBI。ブラックは逮捕されますが・・ニールは彼女の郵便物を手にすることが出来ずに退散してしまう。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
サラという新キャラの登場でした。色っぽい、ちょっときつそうなお姉さまでしたね。それにしてもアメリカはあんな露出の激しいワンピースで保険調査させてくれるんですね。ほ~セクシーすぎますな(^^♪
あらすじには書きませんでしたが、サラが死んだことになって、会社からカーネーションの花束が葬祭場に送られてきた・・というくだりがありました。それに対しサラは「私ってこの程度?安っぽすぎるわ」ということを言っていました。それに対してピーターが「カーネーションに失礼だよ」と返していましたが・・
誰かが亡くなっても、世界は滞りなく回っていくんですよね。特に仕事・・代わりに引き継ぐ人がいるし。それって死んだ本人が見たら寂しいものなんでしょうかね。まあ普通は見ることはできませんが・・サラのような仕事人間だったら、なおさら。
話は変わりますが、ハルブリッジ(というかプライス)と言う男も、さっさと遺体を掘り出しておけばよかったのに!そもそもあんな重機で釣り上げないといけないような遺体の埋め方するって、埋めるときはどうやったんだ?と思ってしまった私。
Mr.ブラックという名前の、なんとなくダサさが漂うんだけども、ミルクチョコを仕事の前に食べるんだね・・。仕事で糖分使うのかな。どうでもええけども
それにしても、後部座席に残っていたチョコレート(食べかけ)を見て、ブラックが来ていることに気づくピーターよ。ニールは食べないって言ってたこともちゃんと覚えていたんだよね、すごい
そしてケイトの死の真相に近づこうとしているニールモジー。とうとう飛行機のボイスメッセージを聴けそうですが、サラの手元からどうやって奪うのでしょうか・・・。まだピーターとニールそれぞれが隠し事をもちながらの立ち回り・・もやもやが続きます。
ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)/
ランキング参加中♥よろしくお願いします
ネタバレありのあらすじ&感想をまとめています。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
天才詐欺師兼FBIコンサルタントのニール、
優秀なFBI捜査官ピーターのコンビが
知能犯たちを華麗に追い詰めていく!
脇の面々もきらりと光る、痛快サスペンス!
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
依頼人との待ち合わせのため、高級レストランへ向かうピーターとニール。
日本企業の無記名債券(俗称・サムライ債券?)が何者かに盗まれた事件で、保険調査員のサラと待ち合わせをしていたのだ。
その名前を聞いたニールは一気に乗り気じゃなくなる。
そこへやって来たサラは、スターリングボッシュという損害保険会社の調査員としていた。ニールと彼女は浅からぬ縁があった。
彼女はニールの裁判で不利な証言をしており、彼女が担当していたラファエロの絵が何者かに盗まれた事件では、犯人をニールだとずっと疑い続けていた。そしてその疑いは今も消えていない模様。
ピーター「再会の邪魔をして悪いんだが、さっそく事件の話を」
と間を取り持つピーター。サラは既に犯人の目星をつけており、エドガー・ハルブリッジという男だった。
そんな立ち話をしていた三人だったが、サラが突然、駐車係をだまして目の前に停めてあった車に乗り込む。
そこへ出てきた持ち主のエミーリオ。サラはその車が盗難車であると確信していた。エミーリオを完全に制圧したサラ。その手際のよさに圧倒されながらも、ピーターが彼を連行することに。
サラが立ち去る前に、ニールは彼女から名刺をもらう。
サラ「ラファエロの絵のことを自白したくなったらいつでも連絡して」
そう言う彼女に困り顔のニール。
その後、ニールとモジーはある倉庫へとやってくる。そこにはケイトが最期に乗っていた事故の機体が残されていた。
その残骸を目の当たりにしてニールは動揺を隠し切れない。何か手掛かりはないかと探すが、ブラックボックスがないことに気づく。
そこへ係の男が見回りにきてしまい、二人は咄嗟に保険調査員だと嘘を吐く。そしてブラックボックスのデータを送るようにと指示する。
係の男から「誰宛に送ればいい」と訊かれたニールは、さきほどサラからもらった名刺を男に手渡して、サラに送るように言づけた。
翌日オフィスに出勤したニール。サラと一緒に捜査するのが嫌なニールは拒むが、ピーターに説得される。

会議室に入って挨拶をしたニール。何とか仲良くしようと試みるが、
サラ「あなたとの会話は全て録音させてもらうわ。すべてが証拠になるから。ラファエロの絵を何としても取り戻さないとね」
と言われてしまうニール。タジタジです。
早速捜査の本題に入ることに。
ピーター「エドガー・ハルブリッジという男が、Mr.ブラックという男とメールのやり取りをしていたことは、サラからの情報提供で分かっている。内容は暗号化されていたが一部は解読することが出来た。本物のMrブラックを足止めして、ニールが彼に成りすます」
ニール「そんな話初めて聞いた。ハルブリッジにはバレない?」
ピーター「メールの内容からMrブラックはアメリカ人。ハルブリッジとは面識がないようだ」
捜査会議が終わり、ニールはMrブラックに扮することに。
ニール「これ、ミルクチョコレート?」
ピーター「ああ、Mr,ブラックがいつも持ち歩いているものらしい」
ニール「僕甘いものは食べないよ」
そう言いつつも携帯するニール。サラもその様子を見届ける。
ニール「(僕たちが検挙したら)報酬を貰えるんだろう?感謝してよ」
サラ「なんで?私はFBIの捜査に協力してあげているのよ。検挙率が5%なんだから」
ニール「え、そうなの?(とピーターを見る)」
ピーター「それはFBIの検挙率で、俺の(検挙率)ではない」(どや顔のピーター)
Mr.ブラックとして待ち合わせの場所にやって来たニール。後方ではピーターたちの援護もあり、無線でやり取りができる状態。
ピーター「危険が及びそうになったら『長旅』というキーワードを出してくれ」
ニール「長旅ね」
待ち合わせの場所にリムジンが一台やって来る。
ニール「リムジンが南からきた」
リムジンに乗り込むニール。運転手は、あるスイッチを入れる。
するとFBI側にニールの声が届かない状態に。運転手は妨害電波を出して、通信を阻害したのだ。
リムジンの座席には、ジュラルミンケースが一つ。
運転手「頼まれて置いたものを用意しておきました」
そう言って走り出す車。ニールがそのカバンを開けると、中にはサイレンサー付きの銃が。
ニールはMr.ブラックが殺し屋であると気づき、急いでピーターに「長旅」というキーワードを伝えるが、応答がない。
そのまま車は走り続け、ある家の前に停車する。
1階の部屋に入るように言われ、銃を持ち侵入するニール。そこにはなんとサラが眠っていた。Mrブラックはサラを殺すために頼まれた殺し屋だったのだ。彼女も護身用の銃でニールに応戦するが・・
何とかサラを説得して、FBIオフィスに戻ってきたニール。
ニール「拳銃は運転手に渡したよ。仕方がないだろう?」
ピーター「ああ。NY市警と救急の協力の元、サラは死んだことになった」
ニール「彼女は?」
サラは安全な場所に避難させておこうとしたピーターですが、サラは指示に従わず、FBIのオフィスで寝泊まりすると言い出す。
ピーター「少し休まないと」
サラ「ぐっすり眠っていたところを銃を持ったニールに押し入られたのよ。安心できる場所に居たいわ」
ピーター「ところで、ハルブリッジはなぜ君を殺そうと?」
サラ「分からないわ。私はただの保険調査員だから、もし私を殺したとしても、他の調査員が後を引き継ぐのは分かっているはず・・だからなぜこんなことになったのか・・」
到底眠れない、とサラは事件の資料を読み始める。
部屋に戻ってきたニール。長い一日に完全にお疲れモードのニールを迎えるモジー。
ニール「ブラックボックスのメッセージはどうなった?」
モジー「サラのオフィスに今日届いているはずだって。でも彼女が死んだことになったから鍵のかかった保管庫に入れられちゃった」
ニール「じゃあ盗みに入ろう」
モジー「そんなリスクを取らなくても、サラにお近づきになって、彼女がそれを受け取る時に見せてもらえば?」
いつものように女性に近づいて情報を得ればいいんじゃないかとモジーは提案しますが、ニールは首を縦に振らない。
モジー「そんなにそのサラって女に嫌われているのか?」
ニール「銃で撃たれかけたんだ」
その言葉に、モジーは「まあなんとかなるよ」というのが精いっぱいだった。
翌日、ニールはサラに近づくために話掛けたり、プレゼントを渡したりするが全く心を開いてもらえない。
ピーターはサラに、ハルブリッジが暗殺を依頼する動機に思い当たる節はないかと再び聞くが、彼女はやはり何も思い当たらない。
ピーター「Mr.ブラックに初めて連絡を取ったのはいつなんだろうか」
ニール「暗殺を依頼した日ってこと?」
ピーター「ああ、その時、サラは何を調べていた?」
サラ「その時は・・・これよ」
そう言って彼女はリッジモントというアパートの資料を手渡す。
サラ「ハルブリッジがNYに来て初めて住んだアパートを買い取ったの」
ピーター「レトロな建物だな。そういう建築物に興味があるのかもしれない」
サラ「ええ、でもほかの建物は古くなったらリフォームしているのに、この建物だけはずっと手付かずのままよ」
ピーター「じゃあ、ここに何か秘密があるのかもしれないな」
サラ「訊きに行ってみる?」
ピーター「FBIには話さないだろう」
ニール「・・なら、Mr.ブラックには?」
ニールはMrブラックとしてハルブリッジのオフィスを訪ねていた。
リッジモントの件で話があると言い、揺さぶりをかける。48時間以内にお金を用意できなければFBIに通報して、アパートの土地を掘り起こしてもらう、と脅したニール。
翌日ニールはサラに声を掛ける。会議室での寝泊まりで疲れ切った彼女に優しい言葉を掛け、気分転換に屋上でワインでも飲もうと誘う。
サラ「私が死んだことになっても、世界は何も変わらず回る。それってすっごく、むかつくし・・・謙虚になるわね」
ニール「泣いてくれる人は居ないの?」
サラ「両親も兄弟もね」
なんとなく心を開きかけているサラ。
そこへピーターから連絡が入り、ハルブリッジが、リッジモントのアパートの庭を掘り返すことが分かった。
翌日、アパートへと向かったピーターたち。
庭からは大きな箱が掘り起こされており、中身を確認すると、そこにはミイラ化した遺体が入っていた。
その夜、ピーターは会議室にいたサラに声を掛ける。妻のエリザベスに「ちゃんと慰めと労わりの言葉をかけて」と言われたからだ。
ピーター「ゆっくり休むといい。仕事のことは忘れてね。それと、仕事以外の楽しみも見つけた方がいい。人生は一度キリ、楽しまなきゃ」
彼女はなかなかその言葉を飲み込めない。
翌日、遺体も身元が判明した。
ピーター「なんとあの遺体は、ハルブリッジ本人だった」
ニール「じゃあ、俺があったハルブリッジは偽物?」
ピーター「そういうこと」
サラ「ハルブリッジがあのアパートに住んでいたのと同時期に住んでいた住人のサインを調べてみると、一人の人物が見つかったの」
ピーター「スティーブ・プライスという男だ」
ニール「じゃあこのプライスが?でもなんでハルブリッジに?」
ピーター「ハルブリッジは身寄りが無かったが、莫大な遺産を手にしていた。それを狙ったんだろう。だが証拠がない」
プライスにぼろを出させるために作戦を考えたニールたちは、さっそく実行する。
ピーターがハルブリッジ(に扮しているプライス)の元を訪ねて、遺体が上がったことを知らせる。しかし身元はまだ分からないと嘘を吐く。
ピーター「実は、あの遺体があることをFBIに密告してきた人物がいるんですが」
そう言ってサラの写真を見せるピーター。
ピーター「彼女はスターリングボッシュという保険会社の調査員なんですが」
プライス「ええ、新聞で亡くなったと見ましたが」
ピーター「いいえ、実は生きているんです。この男とグルになっていたようで」
そこにはサラと一緒に写るニールの姿が。
Mr.ブラックがサラと一緒に写っている写真を見て、プライスは動揺を隠せない。
プライス「彼は一体?」
ピーター「彼の名前は、スティーブ・プライスというそうですが・・ご存知で?」
プライス「・・知らないな」
プライスが冷静さを欠いている間に、机に盗聴器を仕掛けたピーター。そのまま立ち去る。
ニールは家に帰ってモジーが来るのを待っていた。
サラが生き返ったことで、ブラックボックスのデーターは保管庫から出され、彼女のデスクの上にあると言う。この事件が解決すれば、彼女は家に帰るまえに会社によって郵便物を取るだろうから・・と推理するニールたち。
彼女を家まで送り届ければ、その郵便物を盗むチャンスがあるかもしれないと踏んだニールは、モジーに車を用意するように頼んだ。
翌日、プライスとして借りている金庫から、日本企業の社債を取り出したハルブリッジ(に扮しているプライス)を逮捕したピーター。
これで事件は一件落着か・・と思われましたが。
ハルブリッジの車の後部座席に、食べかけのミルクチョコレートがあることを発見したピーターは、運転手に問い詰める。
ピーター「Mr.ブラックがこっちに来ているんだな?どこへ行った」
詰問すると、プライスが再びサラを殺そうと本物のMr.ブラックを差し向けたことを吐いた運転手。ピーターはサラの身を案じます。
その頃、事件解決したことに安堵したサラは、ニールの車で家まで送り届けられているところでした。
荷物の中にはニールが喉から手が出るほど欲しい、航空局からの郵便物も。とそこへ、ドアノブを捻る音が聞こえ、身を隠す二人。銃声と共にドアが破られる。
そしてニールに銃を向ける本物のMr.ブラック!でしたが、サラもまたMr.ブラックに銃を突きつける。
そこへ突入してきたFBI。ブラックは逮捕されますが・・ニールは彼女の郵便物を手にすることが出来ずに退散してしまう。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
サラという新キャラの登場でした。色っぽい、ちょっときつそうなお姉さまでしたね。それにしてもアメリカはあんな露出の激しいワンピースで保険調査させてくれるんですね。ほ~セクシーすぎますな(^^♪
あらすじには書きませんでしたが、サラが死んだことになって、会社からカーネーションの花束が葬祭場に送られてきた・・というくだりがありました。それに対しサラは「私ってこの程度?安っぽすぎるわ」ということを言っていました。それに対してピーターが「カーネーションに失礼だよ」と返していましたが・・
誰かが亡くなっても、世界は滞りなく回っていくんですよね。特に仕事・・代わりに引き継ぐ人がいるし。それって死んだ本人が見たら寂しいものなんでしょうかね。まあ普通は見ることはできませんが・・サラのような仕事人間だったら、なおさら。
話は変わりますが、ハルブリッジ(というかプライス)と言う男も、さっさと遺体を掘り出しておけばよかったのに!そもそもあんな重機で釣り上げないといけないような遺体の埋め方するって、埋めるときはどうやったんだ?と思ってしまった私。
Mr.ブラックという名前の、なんとなくダサさが漂うんだけども、ミルクチョコを仕事の前に食べるんだね・・。仕事で糖分使うのかな。どうでもええけども
それにしても、後部座席に残っていたチョコレート(食べかけ)を見て、ブラックが来ていることに気づくピーターよ。ニールは食べないって言ってたこともちゃんと覚えていたんだよね、すごい
そしてケイトの死の真相に近づこうとしているニールモジー。とうとう飛行機のボイスメッセージを聴けそうですが、サラの手元からどうやって奪うのでしょうか・・・。まだピーターとニールそれぞれが隠し事をもちながらの立ち回り・・もやもやが続きます。
ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)/
ランキング参加中♥よろしくお願いします

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