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新米刑事モースS1E1【ある秘密と連続殺人】

シーズン1エピソード1【ある秘密と連続殺人】のあらすじ&最後までのネタバレです。

さて、パイロット版でなんとなく感じはつかめたので、シーズン1に突入です。
早くBSで放送された新作までたどり着きたいですが、かなり遠くなりそうだ……

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マーガレットという秘書学校に通う学生の不審死が発生し、サーズデイ警部補に言われて現場へと急行したモース。
周囲は平刑事のモースがサーズデイの補佐についていることを快く思っておらず、陰口をたたかれていた。
少女遺体が見つかった現場でモースはストレンジという巡査と出会う。
検死官のマックスによれば、死因は心臓発作で、薬を持っていることから持病があったのではないかと言う。

主治医に話を聞くと、先天性の心臓病を抱えていて薬を服用しており、心臓発作で亡くなったという事実に驚いていた。
彼女の部屋に残されていた男子校のマフラーから、彼女と交際していた男子生徒デニスを訪ねたモース。
彼は「彼女と清い関係で彼女も清廉な女性だった」と主張したが、彼女の部屋にあったたばこの吸い殻やコンドームからはそれがにわかには信じられなかった。
彼女の友人から、デレクという郵便局員の男と交際していたのではと情報を得て、モースは彼に会いに行く。
デレクはマーガレットとの交際を否定。事件当夜はアリバイがあったと主張した。
その聞き込みの最中、郵便局を訪ねてきた女性が店の商品を万引きした場面を目撃してしまい、モースは彼女のことが気になり始める。

翌朝、ひと気のない公衆トイレで男性医師カートライトの遺体が見つかる。マーガレットの主治医であるプレンティス医師と共同で医院を経営していた。
彼にカートライトの交友関係を尋ねるサーズデイとモース。彼は既婚者でヘレンという妻が居た。彼女の父スローンは有名な物理学者だった。
カートライトの屋敷へ向かうと、妻のヘレンと妹のパメラが迎えた。パメラこそモースが郵便局で見かけた女性だった。
ヘレンと父スローンに事情を尋ねると、害獣退治用に所持していた拳銃が無くなっていることが判明。
カートライトは釣りが趣味で、仕事終わりによく興じていたと言うが、今はシーズンオフなのでなぜ彼が郊外で遺体で発見されるのか分からないと二人は言った。

パメラにも事情を聴こうとしたが、てんかんを起こしてしまい、彼女が回復するのをまって事情を聞き始めたモース。
彼女は夫を交通事故で亡くして精神不安定な状況だった。そんな状況のため、息子のボビーは姉のヘレンに取られ、ほとんど世話をさせてもらえないという。
詳しい話を家族に訊くと、パメラは幼いころから「てんかん」の発作が出ており、施設に入れていたのだと言う。
彼女たちの母が亡くなる直前に退院させ、ロンドンで働きながら暮らしていたが、疎遠に。ロンドンではヘレンの夫であるカートライトが世話役として時折面倒を見ていたらしいが、いつしか子連れの未亡人になっていたと言う。

モースがその夜帰宅しようとすると、ガスの集金の男がうろついていた。詐欺が横行していることから身分証明を求めたが、彼は応じない。
そこで彼を逮捕したが、本物の業者であることが判明し、新しく赴任したブライト警視正に大目玉を食らってしまい、モースは捜査から外されてしまう。

それでもモースは事件の捜査をやめなかった。
一人である教会へ向かい、モンクフォード牧師を訪ねる。
カートライトが亡くなった現場の近くに停められていた盗難自転車が、彼の持ち物であるとモースは気づいていた。
左利き用の自転車で、チェーンに絡まった黒い糸や修理され年季の入った車体から、持ち主は聖職者だろうとモースは推理していたのだ。
教会の墓地の墓石の中にスローン家のものがあり、関わりがあるのかと尋ねると昔から縁があるのだとモンクフォードは答えた。
そして彼はモースにある言葉を残した。
「空腹を満たし、帰り道を教えてくれる、優れもの。四文字だよ」

モースはその足で大学へ向かい、スローン教授に会う。
彼は「自分は幸せ者だが、妻は死に、娘は病気、娘の夫は殺されて、天罰だと言うものもいるかもしれない」と言った。
彼は原爆の開発にかかわった物理学者であり、それが元で脅迫もされているのだと脅迫の手紙を見せる。
そこには「殺人犯」と一言、書かれていた。
さらに、彼のスローン教授のアシスタントとしてついている学生がマーガレットの恋人デニスだったと知る。

そのことをサーズデイに伝えるも、しばらくは一人で捜査を続けろと言われてしまったモース。
監察医のマックスに呼ばれて話を聞きに行くと、マーガレットの胃から心臓薬ではない不明の薬が見つかったのだと報告を受ける。
そしてその薬が違法なものであることが分析の結果判明した。
デレクに話を聞きに行ったモースだが、彼は麻薬など知らないと答える。

モースはスローン教授が受け取った脅迫状を見てあることに気づく。「E」の文字が少し上にずれていたのだ。
マーガレットのタイプライターを取り寄せたモースがタイピングしてみると、それが彼女のタイプライターで書かれたものだと判明。
モースはその足でデニスの家に向かい、彼女がスローン教授を脅していたこと、そしてデニスもそれに加担していたのではないかと追及。
するとデニスは認め、「殺人兵器を開発しておきながら、(彼に)自責の念はなかった」とスローン教授を糾弾した。
さらに「スローンはアメリカに招かれこれからも殺人兵器の開発に携わる」と教えてくれた。
しかも単身ではなく、娘家族も連れて行くつもりだった。
そして、その計画に唯一反対していたのがカートライト医師だったとデニスは言う。

その夜、ストレンジと酒を飲んでいたモースは、あることが気になり、カートライト医師の遺体が見つかった公衆トイレへと向かった。
そして貯水タンクの中からビニルに入ったドラッグを発見。そこへサーズデイ警部補も現れた。
デレクが薬をマーガレットに渡していたことが分かっており、彼が怪しいのではないかということになるが……
その足でデレクたち親子が経営する郵便局へと向かうと、そこでは強盗に襲われて瀕死の状態の親子が居た。
デレクに事情を聞くと、断じてドラッグはやっていないと主張。
マーガレットの部屋には彼女が亡くなる当日も行ったものの、彼女は生きていたと証言する。

そこへモンクフォード牧師が亡くなったとの知らせが入る。
彼は何者かに殺されていた。彼は「沈黙」という言葉を遺していたらしく、家政婦によると数か月前に数名の若者を教会に泊めた時から様子がおかしかったと言う。
若者は教会から牧師の大切にしていたコインを奪って逃走していた。
モースはそのことが気になるが、パメラが前科者であったことが判明してから捜査の波は変わり、彼女は逮捕される。

捜査を外されたものの彼女のことが気になったモースは一人で調べを続けた。
ストレンジがガス集金の詐欺犯を逮捕し、モースは事務係として被害額の確認をしていたが、その貨幣の中に、教会から盗まれた銀貨が入っていたことに気づく。
その銀貨がデレクの払ったガス代ではないかとモースが彼に事情を尋ねると、モンクフォード牧師は同性愛者で、デレクはそんな彼をカモにして呼び出し、金を奪って逃走したのだと答える。

教会へとやってきたモース。牧師が殺された夜、犯人は強盗に見せかけて何かを探していたのではないかと推理していた。
モースはストレンジに協力を仰ぎ、或る物を探す。
さらに、彼が別れ際に言っていた言葉が気になり、手掛かりを探すモース。
そして彼の写る古い写真から、牧師が以前軍の暗号解読に携わっていたことに気づき、牧師は自分にメッセージを残したのではないかと考えた。
そして彼が教会の壁に残した暗号の意味をようやく理解する。
モースがまた事件に首を突っ込んでいると知ったサーズデイやブライト警視正は激怒し、教会へと詰めかける。
そこでモースの推理が始まった。

パメラの子ボビーは、カートライト医師との間の子だった。
父たちに疎んじられたパメラと、夫婦仲の冷めていたカートライト。互いが惹かれあうのは必然だった。
パメラはカートライトとの子どもを、別の男性との子だと偽って家族に紹介。
カートライトは一定金額を郵便為替でパメラに送りながら、経済援助をしていた。

パメラは毎週その為替を換金して生活をしていたが、その行動を怪しんだのが郵便局員のデレクだった。
はったりで脅迫文を送ったデレクだったが、カートライトは彼に従ってドラッグの横流しを始める。
モンクフォード牧師は、たまたま公衆トイレで密会相手と落ち合おうとしてカートライトが殺される場面を目撃。逃走したものの殺されてしまった。
牧師の残した暗号は、聖歌番号を利用したもの。
番号は牧師が若かりし頃に学んでいた「元素記号」の番号を指していると考えたモース。番号と元素記号を組み合わせると……

犯人はデレクの父、クラークだった。
彼は妻の死後、デレクが非行に走ったことを嘆き、その片棒を担いでいたカートライトを許せなかった。
最初は話し合うつもりだったが、怒りが暴走し殺害。
牧師に目撃されたため彼も殺害し、強盗に襲われたとして自作自演してアリバイを作ったのだった。

スローン教授はヘレン達と共にアメリカに行くことを決意するが、パメラは置いていくつもりだった。
カートライトの子ボビーをヘレンが育てると言い出し、モースは激怒。
母親に返さないのなら告訴すると抗議し、ボビーを取り返したモース。
パメラとボビーを門出を見送り、ストレンジが逮捕したガス集金詐欺犯の裁判を手伝いに、裁判所へと向かうのだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

ストレンジ警視正の若かりし頃~~~丸々と太っていらっしゃるがかわいい~~~
しかもすぐにモースと仲良しになって、巡査部長になるための試験勉強のお手伝いをしてあげてるとことかキュンキュンするくらい可愛いんだけど♡
謎解きのシーンも二人で息の合った感じ、たまらん。

しかしまあ「僕は優秀な刑事です!」って言いきれちゃうモースも凄い。
ちょっとコミュ障っぽいのがまた、ご愛敬なんだけど、可愛がられないよね~
一方でストレンジは郷に入りては郷に従えが出来ていて、ちゃんと警官として着実に職務を全うして、ガス集金詐欺も捕まえているし、仲間思い出し、
まじでめっちゃいいやつじゃん。そりゃあ歳を取ったらモースよりも上になるよな~警視正の器だわ、あれは。

サーズデイ警部補(?)はすごく優しいんだけど、モースのことを全力で守るというよりは、放任主義というところでしょうか。
のびのびと育てていく感じ?モースが周囲からいびられているのはちょっとかわいそうです。
まあ推理が暴走しているところもあるのですが、着眼点はさすがだし、でも一端の刑事だから全然意見が採用されなくてもどかしいんだろう~~私ももどかし~~

今回の話もこじれにこじれてややこしい。
倒叙法ではないから最後まで「怪しいやつだらけ」でモヤモヤモヤモヤしてました。
それにしてもモンクフォード牧師が可哀想だわ。
ゲイバレして、金は取られて、殺人現場目撃して、殺されて……これでモースに暗号が伝わってなかったら迷宮入りだしさ。

そして気の毒なもう一人、パメラ。てんかんの発作で家族に疎まれた存在……姉の夫の子供を身ごもるというキッツイ展開もなかなか。
夫と妹との間にできた子供をかわいがる姉ヘレンもなかなかきつかったけどさ。あれ夫とパメラの子だって気づいてたんだよね?それでいて、あの執着心。
そんな子をよくもまあ受け入れられたよな……
ヘレンも「カートライトのことを愛していたか分からない」とか言っちゃってたし、メンヘラだから仕方がないか。
途中、慰めにきたプレンティスに対して「私を愛して~」とか甘い声出してたのにはちょっと引いた。夫が殺されて、愛がなかったにしても気が早いだろ。
もうお前プレンティスのことが好きだったんじゃねえのか?
……と思いました。

1話100分はなかなかにヘビー級ではありますが、丁寧に作り込まれていることと、映像がとても美しく、それでいて陰鬱な感じがモースらしくてたまりませんね。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

Comments 2

There are no comments yet.

名無しさん

通して観たけれどストーリーが分からなくて・・・
丁寧な解説でやっと理解できました!!

2021/01/24 (Sun) 21:57
ちゃんこい

ちゃんこい

Re: タイトルなし

通りすがりの名無しさまへ>
コメントありがとうございます。あなた様の一助となれて幸いです。
登場人物が多くて困りますよね。怪しい奴だらけで、謎解きの部分は説明も少ないですし……
色んなところに解決のピースがちりばめられているのが、モースの良さでもあるのかなと思いますが笑
またぜひ遊びに来てください!(^^)!

2021/01/30 (Sat) 03:18