最強のふたり～京都府警特別捜査班Ep1＆2

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第１話

連続放火事件で、初の死者がでた。
東雲（橋爪)は再雇用刑事。夏木（名取）は、女性登用を目的とした出来合いの捜査班の班長として任命され、東雲とともに捜査を始める。
しかし割り振られるのは聞き込みなどの捜査だけ。
東雲の愚鈍な様子に、班員の大和田（和田正人）や吉田（酒井美紀）は不満たらたらだが……

被害者がもぐりの金貸しをしていた。その取り立てに苦しんでいた飯島親子に話を聞きに行く。
困窮した生活を送る二人。息子の翔（鈴木福）を可愛がってくれる「先生」という存在が明らかになり、東雲はある女性にたどり着く。
それは自分が再婚お見合いをしたゆりこ（酒井和歌子）だった。
さらに放火の事件が牛乳配達のルートと合致していることが判明し、防犯カメラには翔の姿が。
貧困にあえぐ翔をかわいそうに思った夏木と東雲は彼を食事に誘うが、たらふく食べた翔に事件の話を聞くと、「大人は信用できない、すべて燃えてしまえばいい」と言って逃げ出してしまう。
東雲は今回の事件が放火の愉快犯に見せかけた、殺人事件だと推理する。
そして翔が言っていた「次は赤いドアが燃える」の言葉の謎を解いていた。
東雲は大和田と共に赤いドアのマンションへとやってきていた。そこに現れたのはゆりこ。
彼女はドアの前の雑誌に火をつける。それを見た東雲と大和田は速やかに消火するが、発煙筒を焚いて、赤いドアのポストから中へと投げ込んだ。
すると飛び出してきたのは中年男と少年。少年は一目散に逃げ出す。ゆりこが放火事件を起こして救おうとしていたのはその少年だった。
翔から自分以外にも虐待を受けている少年が居ることをしったゆりこは、事件を起こし、彼を救おうとしていたのだ。
一方、夏木は放火殺人犯の方を逮捕していた。犯人は牛乳配達員の川上だった。

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第２話

振り込め詐欺グループのキーマンが転落死。
被害者の爪からは皮膚片が検出されたが、容疑者は分からない。
東雲は、捜査会議をさぼって隣人の山県（竜雷太）に依頼された人探しに精を出す。
山県はSNSで出会った「みゆき」という若い女性を捜していたのだ。
一方、夏木は捜査二課の課長葛城（河合我聞）の手の甲に傷があるのを発見する。

東雲は独自の人脈でみゆきに行き当たるが、山県が興じていたSNSは出会い系サクラサイトだった。
そしてみゆきという女性も存在せず、相手は男。しかも山県も顔見知りのコンビニ店員の男だった。
最初は良いカモだと思っていたが、本や食料などを送ってくれたり、励ましてくれたりと、山県がみゆきに対して誠実に向き合っている姿を見るたび、自分が情けなくなっていたのだと言う。
転落死事件も新たな糸口が見つかる。
亡くなった男が少女連れ去り未遂の犯人を脅していたことがわかり、少女の証言から地方議員の春日井が浮上。
彼は自分が身ごもらせた女性を捨てて、代議士の婿に入ったが、夫婦仲が悪化。心のよりどころを求めて、自分の娘に接触を図ろうとしていた。
春日井は脅迫暴行されたため、過剰防衛で相手を転落死させてしまったのだと言う。

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安定感のある二人が主演ということで、安心して観られます。
東雲はやはり愚鈍な描かれ方をされていました。そして夏木は勝気な感じ。
でも実は、めちゃくちゃ有能なんでよ～という、木曜8時のドラマ要素満載です。
酒井美紀久しぶりに見たわ。若手役ってのもなんか無理な感じがするんだが、そこは目を瞑るとして。

話の展開はよかったです。
最初から「こいつ怪しい」ってやつが犯人じゃないところとか。
あと、第一話は池田政典さん、第二話には冨家規政さんが出てるっていう、いかにも２サスなメンバーもいいじゃないですか。

それぞれの回で、複数の事件が絡み合っているという話だったので、夏木と東雲はすみわけしていました。
今はまだウマが合っていない（かみ合ってはいるが）感じがありますが、どういう関係になっていくのか楽しみ。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

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