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主任警部モースS5E2【ファットチャンス】

シーズン5エピソード2【ファットチャンス】のあらすじ&最後までのネタバレです。

ファットチャンスとは……?脂肪?

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大学生のヴィクトリアという女性が不審な死を遂げる。さらに彼女の部屋は荒らされていた。
ヴィクトリアは一週間ほど前に自転車の事故で腕を骨折したため、試験当日にほかの生徒と受けることが出来ず、今日が神学の特別試験の日だった。
彼女は優秀な成績を収めていたという。

ルイスは強盗事件の方の調査を行う。被害に遭ったのはヒラリー・ドブソン。
彼女が長年研究してきた内容がすべて奪われてしまっていた。
犯人は教会のボイド司祭に間違いない、目撃したのだと彼女は言う。

一方のモースはヴィクトリアのことを神学主任マンドヴィルに尋ねた。
優秀な生徒であったが、彼女が目指していたのは研究者ではなく、国教会の聖職者だと教えてもらう。
しかし、女性の聖職者は昔からの考えを重視する一派にとってはありえない存在だった。マンドヴィルもその一派の一人だった。

ヴィクトリアは試験の前に聖餐を受けに来ていた。
女性聖職者賛成派の団体メンバーとともに式に参加したが、周囲はそんな彼女たちを白い目で見ていた。
マンドヴィルももちろん快くは思っておらず、モースは聖餐式で彼の助手を務めていたボイドが気になる。

ルイスとともにパブへとやってきたモース。
「ヒラリーの書類が盗まれた時、ボイドを見たと言っていました。守衛の話では、スーツケースを持った見慣れない男がいたとも」
強盗や殺人までするほど、とんでもない研究をしていたものだとモースは言う。
モースはヒラリーやヴィクトリアのことを深く調べるため、彼女たちが活動する本部へとやってくる。
そこでエマという女性に出会ったモースは、彼女の美しさに「ほの字」になる。
エマによると、ヴィクトリアは学業の傍ら本部でカウンセリング活動をしていたらしく、彼女が生前担当していたダイナという女性に話を聞くことにする。

ヴィクトリア達と共に礼拝に参加しなかったのはなぜかと問いかけるモースに対し、ダイナは、自分は醜くて笑いものになってしまうから行きたくなかったと答える。
彼女は過食症で太っていた。ヴィクトリアは味方だったのではないかとモースは言う。

さらにヴィクトリアたちのことを知るため、と口実を作り、エマとお近づきになりたいモースは事情聴取を続けた。
ヴィクトリアはほかの生徒と試験日がずれたため、不正防止のために監視役がついていた。
もちろん形式的な監視ではあったものの、事件当日まで彼女に代わった様子はなく、自殺の兆候も見当たらなかったとエマは言う。

次にモースは彼女たちの活動について話を聞いた。
女性聖職者に対しては一定数の理解を得られているものの、歓迎していない人たちも多くいた。
彼女たちの活動に対して妨害があり、ボイドが司教を務める信者からの嫌がらせもあった。
彼らにされた嫌がらせの数々はすべて記録をつけていたが、今回の強盗事件で、それも奪われてしまったという。
なぜこのタイミングで事件を起こしたのかとモースが尋ねると、宗教主任の任命日が近いからだとヒラリーは言った。
ヒラリーは大学の宗教主任の候補に残っており、マンドヴィル派閥からはデズモンドという生徒が出馬していた。ヒラリーが主任にならないための妨害工作に違いないと言うのだ。
さらに、ヴィクトリアが骨折するほどの事故を起こした自転車は、ヒラリーが普段使用していたものだった。
ブレーキに細工がされていたのではないかと疑うが、事故の混乱の中で自転車が何者かによって奪われてしまったのだと言う。
自分が学年主任にならないようにマンドヴィル一派が妨害工作をしているのだとヒラリーは断言した。

一方でルイスは学寮に戻り、現場検証の結果と司法解剖の内容を確認する。
ヴィクトリアのベッドの下から試験問題が発見され、至急指紋の検出を依頼するルイス。
聖餐で使用されたワインに毒物の痕跡がないかと調べるように指示を出していたが、聖餐式のあとで入れ物はすぐに洗浄されたらしく、それ以上手掛かりを追うことはできなかった。

モースは翌日、ヴィクトリアが試験問題を持っていたとエマに告げる。
彼女はそれはあり得ないと言い、彼女は完全に潔白であると主張する。
エマは試験前日の夜にヴィクトリアの監視役をしていた。
ヴィクトリアの胃の中から鎮痛剤の成分が出てきたという検査結果が出たとエマに言うと、亡くなる前夜に痛みが出たため2錠服用したと彼女は証言する。
その後、警察署に戻ってきたモースはルイスと共に、ヴィクトリアの胃の中の内容物の詳しい鑑定結果を待っていたが、「わからない」という返答にブチギレてしまう。

大学の教会へと向かったモースとルイス。
すると堂内でマンドヴィルとデズモンドが礼拝をしていたため、二人は邪魔をせぬように一旦席を外す。
しかししばらくして戻ると、彼らは行方をくらませていた。
行方不明になっているボイドを探すため彼の自宅へとやってきた二人。
家政婦に話を聞くが、彼はこの時期ヨークシャーへと行っているのだという。二週間ほどで戻るだろうが、最近は調子がよさそうではなかったと彼女は心配した。
その帰り道、ルイスは腹が減ったからと近くのキッチンカーに寄るようにお願いする。(聞いてあげるモース優しい)
そこでダイナを探しているという張り紙を見つけたルイス。彼女が昨晩から行方不明になっているというのだ。
それをモースに報告するが、二人が死亡する直前に行動を共にしていたわけではないため、彼女の失踪とヴィクトリアの事件は無関係ではないかと推理する。

胃の内容物の鑑定を頼んだハンク教授に会いに来たモースとルイス。
鑑定結果に文句を言いに来たのだが、彼の秘書から、一週間前に何者かが侵入された事件が発生したから、それの捜査ではないのか?と言われる。
不審に思ったモースは、ハンク教授にその件を尋ねるが、特に盗まれたものはないから警察には通報しなかったと言われてしまう。

その夜、モースはボイドの家を訪ねた。するとそこにはマンドヴィルやデズモンドたちの姿が。
部屋の壁一面に、女性の裸体の写真と嫌悪の言葉が貼り付けられており、それをマンドヴィルたちはひたすら剥がしていた。
モースはマンドヴィルを拘束し、ボイドについて尋ねるが、ストレンジ警視正は宗教主任を拘束したモースの行動を快く思わない。
マンドヴィルもボイドの行方は知らないらしく、彼が女性に対して嫌悪感を抱いていたことも知らなかったという。
モースはストレンジ警視正の指示通り、マンドヴィルを釈放した。

マンドヴィルが拘留されたことが大衆紙に記事が載り、ヒラリーたちはご満悦だったが、エマはそうではなかった。
マンドヴィル一派のイメージが悪化したことで、ヒラリーが宗教主任に一歩近づいたが、この状況は正攻法ではないと思っていた。
その日の午後、ルイスはヒラリーを呼んで駅の駐輪場で行方不明の自転車を探し、発見に至る。
自転車を調べると、やはりブレーキには細工がされており、詳しく調査してもらうため、鑑識に回されることになる。
モースは夜のエマとのデートで頭がいっぱいだったが、数日前から警察署にモースを頻繁に訪ねてくるガーダム夫人にまたも声を掛けられる。
大切な書類があるから読んでほしいというのだが、モースはそれを後回しにして、エマとのデートに向かった。

一方ルイスは、妻のヴァレリーがダイエットクラブから帰ってくるのを子供たちと待っていた。
クラブの建物の前で待っていると、中から人が出てきて、その人の渦の中にダイナがとびかかる。それを見たルイスは彼女を慌てて追いかけるが、行方を見失ってしまうのだった。
翌日エマとのデートを終えてご機嫌なモースにそのことを話すが、あまり重要視されずルイスは不満に思う。
ガーダム夫人の資料をルイスに丸投げしたモースは、ヴィクトリアの死因を別の鑑定人に依頼して結果を待った。
ルイスがガーダム夫人の資料を見ると、そこには「年間スリム大賞」というダイエットクラブの記事が載っていた。

ルイスがガーダム夫人に話をきくと、「痩身促進会(ダイエットクラブ)で一年間ダイエットに励み、優勝した時、一切を口外しないことやもし太った時は取材や写真を受けないようにという誓約書をかわした」という。
しかし先天的体質で太りやすい彼女は、リバウンドしてしまった。
彼女は周囲からの視線を避けるため、そしてリバウンドしてしまったことを協会から訴えられないために身を潜めていたが、最近になって「太った姿を撮影した」と何度も脅迫されて怯えていたと言う。
モースはヒラリーから連絡を受け、ある療養所へと来ていた。そこにはボイドが患者として入院していた。
女性を嫌悪していたのに、修道女に囲まれて最期を迎えるなんて皮肉なものだ……とモースがつぶやくと、上の空だったボイドの瞳に生気が戻る。

その後、モースは学寮へとやってきた。ちょうどヒラリーが主任に選ばれたところだった。
ルイスはガーダム夫人から聞いた痩身促進会の実情や、ダイエットクラブの次期コンサルタントにヴィクトリアの検死を頼んだハンクが就任することなどを報告。
モースはルイスにハンクの過去をあらうように指示を出し、エマを話をしようとするがルイスは慌てて止めた。
「彼女は嘘をついてる」
その言葉に、モースは驚きつつも従い、学寮を共に去っていく。

「ヴィクトリアが亡くなる前夜、エマが夜通し監視していたというのは嘘でした」
エマの息子に話を聞きに行ったルイスは、彼から「その日の晩は一緒に夜クリケットの試合を見た」と言われ、彼女の証言に嘘があったことが分かった。
ヴィクトリアはエマが不在の間に二度目の鎮痛薬を飲み、それが鎮痛薬ではなく毒物だったため亡くなってしまったのだろうと二人は考える。
その薬をだれが仕込んだのか。モースはそれがボイドだろうと推理する。

ヴィクトリアの死因が判明し、胃の中から「代謝促進剤」の成分がみつかったことがわかる。
モースたちは痩身促進会の本部へとやってきた。ちょうどダイエットクラブ大賞の発表会が催されていた。
そこにエマも現れ、ある女性を探す。それはダイナだった。ナイフを持って代表の男に迫るダイナ。
必死で宥めるエマは、駆け寄るモースに嘘の証言をしたことを白状した。

ダイナはダイエットクラブを辞めてからぶくぶくと太りだし、痩身剤になにか悪影響のあるものがあったのではないかと独自に調べていた。
それをカウンセラーのヴィクトリアにも告げ、研究室から盗み出した新薬を彼女に渡していた。
ヴィクトリアは試験前夜、鎮痛薬と誤って代謝促進剤を服用し死亡。
エマはヴィクトリアの試験前に監視役を果たしていないという事実を露見させないために、モースたちに嘘を吐いていた。
白状したエマに対し、「それは息子を思う気持ちゆえだから、仕方がない」とモースは彼女を擁護した。

たとして事件が終わり、モースはエマたちの本部を訪ねた。
違法な痩身薬を売っていたハンクや痩身促進会の人間を罪に問うことはできたとしても微罪になるだろうとモースは伝えて帰ろうとするが、ヒラリーの就任祝いとダイナの帰還祝いも兼ねたパーティーにぜひ参加してほしいと誘われる。
学生やエマの優しい誘いに、モースは笑顔で応じるのだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

今回はホントにわけわからん話でした。
宗教がらみとダイエットがらみ、全く関係のない二つの事件が、そんない複雑でもない感じで絡みあっていて、解くのが大変!
そもそもヴィクトリアはただの学生だったわけで、完全にまきこまれ事故ですよね?
んでもって、ヴィクトリアが死んでしまったあとギャン泣きしているダイナは、「自分が渡した薬のせいかも?」とか思っていたってこと?
ヒラリーを宗教主任にしたくないマンドヴィル一派の妨害工作と、たまたまヴィクトリアがダイエット薬を飲んでしまったこと、そしてエマがヴィクトリアの死の前日に監視役の責務を守らなかったこと、嘘と偶然とがぐちゃぐちゃです。
謎だらけ。

痩身促進会のシーンが間にちょこちょこ入ってくることがますます謎を深め(説明がない)、
そもそも、警察にガーダム夫人が何度も押しかけてくる理由が分からない(説明がないpart②)
ダイナが失踪して、怪しげな行動をとっているガーダム夫人への脅迫や、痩身促進会の襲撃(どうなってんねん!)
ハンク教授という人物が怪しいことと、ボイドがクレイジーであることもよく分かったけれど(描かれ方がそんな感じだから)、
結局、死んだのは事故なんかい!!っていうオチです。
点と点がつながるまでがとても長くて(痩身促進会がはっきりとわかるまでが一時間以上つらかった)
「このシーンは憶えておくべきか?あらすじにまとめておくべきか?」とめちゃ悩みました。
なのでいつも以上に蛇足支離滅裂な文章です。

そもそもFat chanceって何??脂肪??機会??太ったチャンス?ふくよかなチャンス??豊かなチャンス!
めっちゃええってこと?そんなのタイトルになるわけないよな~
と思っていたら、「わずかな可能性」という意味らしいです。へ~エイゴってムズカシイ

ここからは可愛かったシーンまとめ

冒頭でガーダム夫人が登場するシーン。彼女を見て、モースはもちろん「論外」と言いたげに無視。
ルイスは「あれくらいポチャな女性もいい」と言ってます。ルイスの奥さんヴァレリーはちょっとぽっちゃりらしい。
彼女はダイエット教室に行こうと悩んでいるそうですが、ふくよかな女性もOK派のルイスにしてみれば、ダイエット教室なんて通わなくていい!!とのこと。

ヴィクトリアが活動している本部へ行った時のシーン。
エマに一目ぼれしちゃったモースを見て、ルイスもそれに気づき「警部ファイト!」とか言っちゃう可愛さよ~!友達かよ!

それにしても、疲れたエピソード。全然すっきりせんし、長かった……ルイスがかわいい事だけが救いでした。
あとデズモンド役の男の子もかっこよかった。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

ランキング参加中♥優しさでぽちっと、よろしくお願いします_(:3 」∠)_


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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

Comments 2

There are no comments yet.

S・H

なんじゃこりゃ?

先日、このエピソードを観たのですが、前回の傑作から一転、〝意味不明度〟ナンバーワンの回でしたよ!
ホント、わけわからん。最後、モースが女性たちにちやほやされるところなんか、コメディーか!と突っ込んでしまいました。
前回とのギャップが凄すぎます。
それとも、何か見落としているのかな~(苦笑)

2020/08/11 (Tue) 01:54
ちゃんこい

ちゃんこい

Re: なんじゃこりゃ?

S・Hさん、コメントありがとうございます!
ホント、なんじゃこりゃ?な話でしたね。
痩身促進会という組織がしょっぱなから出てきてる(しかもかなり頻繁に)のに、モースたちがそこに行きつくのは本当に最後の最後で……

一人の少女の死が「殺人なのでは?」という推理から、それに付随してわけわからない団体や、触れてはならない学寮の裏側(宗教的な面)も相まって、壮大なる回り道をしたエピソードでしたね。
いつかまた観たら、新しい発見がありそうですが……笑(いつになるのやら)

2020/08/19 (Wed) 01:21