FC2ブログ

新米刑事モースS2E3【黒の絞殺魔】

シーズン2エピソード3【黒の絞殺魔】のあらすじ&最後までのネタバレです。

ガイ・フォークス・ナイトと聞くと、SHERLOCKのシーズン3の「空の霊柩車」を思い出しますね。
死んだことになっていたシャーロックが、再びジョンの前に現れるわけですが、まあこじれた二人の関係がさらに……♡
おっと、よだれが出てきたのではここから先はやめておこう。

===

オックスフォードの街では、女性の絞殺が相次いでいた。
そしてまたも事件が発生する。被害者の名前はヴィヴィアン。夫のルーファスは数学教授をしていた。
彼女の遺体の様子が以前に殺された、カラン夫人、マーチャント夫人と同様であったため、モースは同一犯ではないかと指摘する。
事件担当のチャード警部はすでに容疑者を逮捕していたが、サーズデイがブライト警視正に「誤認逮捕ではないか」とやんわりと指摘してもらうように進言した。

モースとサーズデイはルーファスに会いに行く。
彼には事件当夜のアリバイがあり、モースはヴィヴィアンの手帳に頻繁に名前の出てくるジョゼフィンという人物に心当たりがないかと尋ねたが、彼は知らないと答えた。
モースは絞殺に使用されたストッキングについて調べ始める。特徴的な模様が入っていたことから種類はすぐに特定できた。
被害者から結婚指輪が奪われていてこともモースは気になっていた。
サーズデイに報告をしながら、モースはサーズデイ夫妻が銀婚式を迎えることを知る。
サーズデイは「結婚はいいものだ」とモースに言うが、モースは「自分にはそんな時間がない」と答えるのだった。
ヴィヴィアンの部屋から日記が見つかり、ジョゼフィンと思われる男との情事に関する詳細が書かれていた。

百貨店でストッキングの購入者名簿を見せてもらったモース。最後の被害者であるヴィヴィアンの購入履歴はあったものの、最初の二人は店を訪れてはいなかった。
そこへ百貨店のオーナーが現れて気になることを言い出す。
「あの事件は警察を通さないんじゃなかったか?」
しかし別件で来たのだと従業員が言うと、すぐに態度を変えたオーナーは部屋をあとにする。
モースは気になったものの、詳しくは尋ねなかった。そこへサーズデイが遅れて合流するが、対応してくれていた女性店員のアームストロングを見て彼は驚いた。
彼女は戦時中にイタリアで知り合った元恋人だったのだ。

サーズデイは百貨店での聞き込みをモースに任せて退散してしまう。
モースが従業員に「警察を頼らない事件」について尋ねると、横領があるのではないかと疑っているとのことだった。
ストッキングについて詳しく話を聞くが、男性客が買ったという証言は得られない。
他に取り扱いがあるかは問屋に訊いてほしいと言われ、名刺を渡される。
署に戻ったモースは、サーズデイと共にマックスの検死報告をきいた。
「服に石膏がついていたため、肉体労働者か、それとも左官か……」
しかしまだまだ犯人の特定には至らない。
一方、ジェイクスたちの調べでジョゼフィンという男が緑色の車に乗っていることが判明。
その車は第一、第二の被害者の周囲でも目撃されていた。

帰り道、モースはサーズデイにアームストロングとの関係を尋ねるが、彼は答えを濁した。
モースは、ヴィヴィアンがストッキングとは別でライターを購入していたことをサーズデイに報告した。彼女はライターに刻印を依頼していた。
「刻印には『これが真実の愛だとなぜわかる』と」
「それは、『煙が目にしみる』の歌詞の一節だ」
愛人にあてたプレゼントではないかとサーズデイは言う。

その夜、モースははす向かいの女性モニカをデートに誘っていたが、デート中も事件のことで頭がいっぱいに。
一方でサーズデイはアームストロングのことが頭をめぐっていた。そして古い小箱を引っ張り出し、若かりし彼女の写真を眺める。
そしてその足で、彼女の家へと向かった。
彼女は夫と死別していた。彼女と恋仲にあったサーズデイだったが、彼女は戦渦に巻き込まれて死んだと思い込んでいた。
「君が銃を向けられ、倒れたところを目撃したんだ」
「内部スパイからの密告があって、私たちは殺されかけたの。私以外は死んでしまったけれど、翌日英軍が来て、アームストロング少佐が私を病院に連れて行ってくれた。瀕死の状態から助けてくれたの」
それがのちの夫だと言う。互いに未練を感じつつ、言葉にしないサーズデイとアームストロング。
モースはモニカを部屋まで送り、ガイ・フォークス・ナイトの夜、一緒に過ごそうと誘った。

翌朝、モースは事件を洗いなおすために遺体が発見された現場を見て回る。
そこで「A」と刻印されたカフスを発見したモースはさっそくサーズデイに報告した。
モースはストッキングの問屋のリスクという男に話を聞きに行くことにする。
彼の怪しい様子を不審に思うモース。ストッキングの卸先を訊き出すと、国内ではブリッジス百貨店以外ないと答えるのだった。
事件当夜のアリバイを聞くが、完ぺきなものがあったため犯人からは除外する。

モースはジェイクスとともにストッキングを買った客を一人一人当っていた。
そしてシアーズ夫人の家を訪ねたが、そこで彼女の遺体を発見。またしてもストッキングで首を絞められていた。彼女の夫は海外へ仕事に出ており、不在。周辺では緑の車が目撃されていた。
彼女の遺体のそばには戦死者を悼むための花が落ちていた。
さらにモースが調べると、キッチンの壁に「∞」のマークが残されているのを発見する。殺人を続ける意味の犯人からのメッセージではないかとモース達は推理した。
さらにジェイクスは居間のドアの奥にドアストッパーが落ちているのを発見。証拠として持ち帰る。

警察署の電話が鳴り、モースが応対すると相手はブリッジス百貨店だった。
万引きを発見したと言う元警察官の警備員ジェリコからの通報だった。モースが代わりに駆け付けると、万引き犯として部屋で待っていたのはサーズデイの妻ウィンだった。
彼女は潔白を主張し、モースはそれを信じた。
そして、警備員ジェリコが客のカバンに商品を忍ばせ、万引き犯として捕らえ、口止め料を請求する恐喝事件だと百貨店のオーナー・バリッジに進言し事なきを得る。
モースはウィンをパブへ誘い、元気づけるが、彼女はあることを言う。
「最近は忙しいんでしょう?(犯人の)張り込みをしているとか」
しかしそんなことはしていない。モースはサーズデイが彼女に嘘を吐いていることに気づき、とっさに話を合わせた。
ウィンは「ぜひ銀婚式のパーティーに参加してほしい」とモースを誘ってくれた。
その夜、サーズデイはアームストロングと密かに会っていた。未亡人である彼女を心配したサーズデイは、古い友人のところへ身を寄せたらどうかと提案するが……

一方でモースはルーファスの元を訪ねた。
「最近ピアノの調律をしましたか?」
その質問にルーファスは「年に一度、この時期にピューという人がしてくれていた」と答える。
さらに数学教師をしている彼に「∞」のマークの意味を訊くと、数学記号以外では「ウロボロス」の意味もあると教えてくれた。

翌朝、ブリッジス百貨店の在庫担当ノーマンが殺されているのが発見される。
金が盗まれていることから、万引き犯でっちあげで解雇されたジェリコが、恨みを持って犯行に及んだのではないかとサーズデイは考える。
しかしモースはほかの女性絞殺事件との関連があるのではないかと考えていた。
ノーマンが働く倉庫で、彼がつけていた在庫一覧表を見たモースは、事件で使われたストッキングが一足行方不明になっていることを知る。
さらにモースは、百貨店オーナーのバリッジのファーストネームが「アラン」であることを知り、事件現場で見つけたカフスの持ち主ではないかと考えたが、彼に尋ねるとカフスをつけていなかった。
ストッキングが行方不明になっていることが気になったモースが調べを進めると、義足の従業員が「自分が買い、金を払い忘れている」と白状した。義足用のストッキングは絹の方が履き心地がいいからだと言う。

モースはその足で、ヴィヴィアンの家のピアノを調律していたというピューに会いに行く。
モースはジェイクスが事件現場で見つけたドアストッパーが、調律で使用するものだと気づいていた。
彼に事情を聞くと、ほかに殺された女性たちの家のピアノも調律していた。そして調律に向かった日、それぞれが同じ男と密会していることにも気づいていたと言う。
ビューは盲目の男性でありながら、シェービングローションの残り香が同じ香りだったことから、相手の男が同一人物だと感じたのだと言う。
そして同じフランスタバコのにおいも残っていたと証言した。

モースは百貨店からの報告を受けて「A」のカフスが、ギリシャ文字のアルファを示していることに気づく。そして対となるものがオメガであり、聖書の一節をもじっているのだと推理した。
その夜、ガイ・フォークス・ナイトで街に花火が上がった。モースはモニカの働く病院へ向かい、彼女を出迎え、夜を楽しむ。
一方でサーズデイは、アームストロングの家を訪ね、昔の写真を手渡して彼女を一度だけ抱き締めた。そして二度と会わないと互いに心に決めて別れる。

翌朝、ある男が容疑者として浮上する。緑色の車に乗った男、ストッキングの卸問屋のリスクだった。
彼はヴィヴィンが買ったライターを持っていた。そこには刻印も残されていた。
しかし彼は女性たちとの関係を認めたものの、殺害は否定。さらにアリバイもあった。
彼の住所録の中にアームストロングの住所を見つけたモースは、一人で彼女の家を訪ねた。
彼女は彼との関係を認めたが、サーズデイには黙っていてほしいと言う。

モースはその夜、部屋の前ばったりとモニカと会って、キスをした。
壁に背を預けた時、壁の石膏剤がジャケットについたのを見て、モースは遺体の服についていた石膏が壁の粉だと気づく。
急いでサーズデイを訪ねたモースは、銀婚式のパーティーの最中ながらも「リスクが犯人ではない」と進言する。
ウィンは捜査に戻るべきだと言いとサーズデイを送り出してくれた。

モースとサーズデイは百貨店へと向かった。
そして、商品運搬のためにトラックの内壁に配送の順番を書き込んでいることを配送担当の従業員に教えてもらう。
「シアーズ夫人の家に新しい食洗器がありましたが、この百貨店から出荷されたものですね?彼女の家に配送したのは8番目では?」
彼女の家に残された∞のマークは、食洗器を運んだ従業員の服についていた8の文字が横倒しになったものだった。

モースは一連の事件の犯人がリスクだと思わせるように、真犯人が相手を選び、警察をだましているのだと考えていた。
リスクの住所録から次に狙われるのがグロリアではないかと考えた二人は、彼女の家に急行。
そしてそこで彼女に手を掛けている百貨店の配送担当ハギンズを捕まえる。
彼は妻をリスクに寝取られたことを恨み、妻を事故とはいえ死なせてしまったと白状する。そして妻の遺体を壁の裏に隠したあと、リスクに身体を許していた人妻を次々と殺害していたのだ。

モースがサーズデイの家でパーティーの余韻を楽しむ家族を眺めていると、そこへストレンジが訪ねてくる。
ストレンジがモースを連れてきたのは、アームストロングの家だった。彼女は自殺していた。
暖炉の上に警察に宛てた手紙を見つけたモース。中にはサーズデイに宛てたものも入っていた。
モースはサーズデイ宛ての手紙をこっそりと抜き取り、押収した。

サーズデイにその手紙を渡したモース。
パブでそれを読んだサーズデイは、彼女の自死の理由を「戦争の傷」……長年の孤独や悲しみの蓄積が彼女の心を壊していったのだろうと言う。
サーズデイは立ち去り、モースは彼女の手紙を開いた。そこには戦時中のある出来事が書かれていた。
「仲間を敵軍に売ったのは私。友人を人質に取られていた。(私だけ殺されずに済んだが)私は、あの時きっと死ぬべきだった。
今までのその罪を背負い、ひた隠しにして生きてきた。あなたと再会した今、もう安らかに眠りたい。
みな一度、究極の恋をする。その人を忘れない。死ぬ間際にもう一度思い出す。戦争はむごい。どうか私を忘れないで、愛しい人」
モースは読み終えたその手紙を燃やした。

彼女の葬儀が営まれ、サーズデイも参列した。悲痛な面持ちの彼の腕をウィンが取る。
そんな二人の姿をモースは見送った。彼女の墓前には「さよなら恋人よ」とメッセージが手向けられていた。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

冒頭部分と最後でモーツァルトのレクイエムが流れていました。いい曲ですな~
最初は不気味な事件(ある意味切り裂きジャックを思わせる事件に感じましたね)への鎮魂歌的な意味合いで流れているのかと思いましたが、
最後まで観て、ああ、これは戦没者へのレクイエムでもあるのかもしれないと感じました。
1960年代が舞台なので、まだまだ戦争の爪あとがあると言いますが、戦争体験をした人が多い時代なので、そういう話もよく挿入されています。
アームストロング夫人が、自らの行い(密告)に対しての自責の念がいかほどだったか、本人以外にははかり知ることができませんけれど、死ぬその瞬間まで戦争の記憶が彼女を苦しめてきたのでしょう。
忘れようとしても忘れられない傷は古傷になることもなく、ずっと生傷のまま「生き延びてしまった」という後悔を抱えて生きてきた。
本気で愛したサーズデイに再会して、心躍ったとともに、戦争という過去が鮮明になって苦しかったのではないでしょうか。
サーズデイに会えた喜びは確かに感じていたでしょうが、と同時に自らの終るべき時を感じたのかも。
もしサーズデイが彼女と想いを通わせて一線を越えていたとしても、彼女は自死を選んだのではないかと私は思います。

さて、ライトな感想に戻りまして、またしてもミス・イングランドの街頭広告が登場。(イワシ缶?の広告ですかね?)
今回は落書きされていて、元の美しい容姿は見る影もありません。なんだか笑えます。

いろいろと伏線になりそうなシーンが挿入されているんですが、今回は特徴のある人が少なくててんやわんや。
いや、居るんですよ。義足の人だとか、男色家だとか。グロリア役の女優さんも綺麗だったし、調律師の盲目のおじいさんとか、あとちょっと知的障害の入っている倉庫係のノーマンとか。
ほんと、全員「容疑者」的怪しさがあるんです!
でも、一番薄いキャラクターのハギンズが犯人だなんて、「え?どこで出てきた?」と思いました。配送員二人組の片割れだとは思わず……困ったものです。

そう思って見返してみると、容疑者として疑われていたリスクも、眼鏡以外の特徴がなくて困りますね。
途中、パブでグロリアがリスクにナンパされているシーンがあります。(後で見返してナンパしているのがリスクだと気づいた)
それがラスト、ハギンズの逮捕劇につながるわけですが、ほんと、わかりませんでした。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

ランキング参加中♥優しさでぽちっと、よろしくお願いします_(:3 」∠)_


人気ブログランキング
にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ
にほんブログ村


関連記事
スポンサーサイト



ちゃんこい
Posted byちゃんこい

Comments 0

There are no comments yet.