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主任警部モースS6E1【デッド・オン・タイム】

シーズン6エピソード1【デッド・オン・タイム】のあらすじ&最後までのネタバレです。

さて、シーズン6になりました。
dead on timeがタイトルですけども「デッドオンタイム」と言えば、クイーンの曲ですね。
でもクイーンの曲の中では「dead on time」の歌詞が(たしか)一度しか登場しません。
このブログを書くのを機に、ちょっと歌詞を読んだのですが、あれは「時間にはめ込まれた生活をしていること=死んでるも同然」ということなのかなと思いました。
もっと深読みすれば違う意味を見出すのかもしれませんが。

最後までこの話を見た時、このタイトルがまさにネタバレなのではないかと思いました。

===

ルイスが帰ろうとしていると、警察署の電話が鳴る。射殺事件が発生したのだ。
現場に向かうと、老齢の男性ヘンリーが書斎で銃を放って亡くなっていた。状況としては自殺。
発見者は義理の息子のピーター。彼はヘンリーと午後六時に会う約束をしていたと言う。
駆け付けたモースはどうやらヘンリー一家のことを知っているようで、ヘンリーの妻の兄ウィリアムが近所に住んでいるから、ヘンリーの死を伝えるようにとルイスに指示を出した。
ルイスは家庭の用事があるため電話で連絡したいと申し出るが、モースはだめだと言ってルイスをこき使う(相変わらずのパワハラw)

ルイスがウィリアムにヘンリーの死を伝えると「あと一年はもつかと思っていた」と嘆いた。
彼が持病の神経病によって死んだのかと思っていたウィリアムだったが、ルイスから銃による死だと聞いて驚いた。
ヘンリーの妻スーザンはロンドンの大学で講義をしているらしく、ウィリアムが迎えに行く。
兄に連れられてスーザンは警察署へとやって来たが、モースの顔を見て失神してしまう。

モースが彼女に事情を聞くと、ヘンリーは進行性の病に侵されており、自殺の可能性は否定できなかった。
それを聞いたルイスは、亡くなったヘンリーの手に硝煙反応があったことも含めて、自殺で間違いないだろうと考える。モースもそれを否定しなかった。
ルイスは、モースとスーザンの関係を尋ねた。やけに家族に詳しい様子が気になっていたのだ。するとモースは意外なことを言う。
「彼女は、元婚約者だ」

翌日、モースは彼女を訪ねた。ちょうど朝の散歩に行くという彼女についていくことにする。
結婚後、どんな生活をしていたのかと尋ねると
「結婚してから、ヘンリーがアメリカの大学に呼ばれて教授になったの。私もそれからアメリカ文学を学んで、教員になった。
でも彼の病気のこともあって、こちらに戻ってきて、静かに暮らしていた。娘のヘンリエッタと孫のポールを二年半前に自動車事故で亡くしたのよ」
交際していた当時、別れを告げたのは、スーザンからだった。ヘンリーが特別な人で、悩んだ末に彼との結婚を決めた。
「すべてが片付いたら、この地を去るわ」

その後、ヘンリーの死は死因審問の結果「自殺」と断定されて結審する。
審問後、この地を去る前に一度食事でもと誘ったモースの様子を見て「あんな素敵な女性と別れたら、偏屈な性格になるのもわかる気がします」とルイスは冗談を言った。

数日後、モースはスーザンと演奏会に行くためにおめかし。
そしてルイスも、先日家族と一緒に過ごせなかった埋め合わせに、出来たばかりのインド料理店へと行く予定が入っていた。
そんな中、ヘンリーのかかりつけ医であるマリアットから電話がかかってきた。ルイスには彼の名前に聞き憶えがあったが、どうにも思い出せない。

モースは、彼女が昔好きだったシューベルトの演奏会を聞きに行き、彼女を慰めた。
演奏会の帰り、彼女は「私があなたを捨てた時、私を憎んだか?」と尋ね、モースは驚かせた。
モースは依然と同様にスーザンに優しさを掛けるが、彼女をそれから逃げるように帰っていった。

その後、ヘンリーのかかりつけ医であるマリアットに会いに行ったモースとルイス。
彼は二年以上彼の神経病について診断しており、自殺を望んでいたのは確かだと証言する。それを聞いてルイスは、なぜマリアットの名前を知っているのか思い出した。
「尊厳死会のメンバーだからですね。新聞記事で読みました」
彼はそれを認め、ヘンリーの死に異を唱えた。
主治医の彼によれば、食事等には問題はなかったが、銃による自殺は、絶対に不可能だと言う。
死因審問に来てもらうべきだったとモースは言うが、その時は休暇中で出廷できなかったとマリアットは答えた。
しかしマリアットの妻が審問会に参加していたことを知っていたため、モースがその件を尋ねると、マリアットは驚く。
その後、ストレンジ警視正にモースは殺人の可能性があることを報告。
ストレンジはいい顔をしないが、とりあえず殺人事件としても捜査をするようにと指示を出した。
可能性としては第一発見者で娘婿のピーターが最有力だった。

ルイスはマリアットの周辺を探るが、特に怪しい点は見つからない。そして、一番怪しいピーターに揺さぶりをかけに行く。
「当日の午後三時くらいに電話を受けたんだ。だから会いに行った」
ピーターの証言の裏を取るため、ルイスは、当日ヘンリー家が依頼していた電話修理の業者を訪ねていく。
一方でモースはスーザンに再度話を聞いていた。
マリアット医師はヘンリーだけでなく、亡くなった娘や孫のかかりつけ医もしていたらしい。とても仕事熱心だとスーザンは褒めた。
モースと他愛ない会話をする中で心がほぐれていくスーザンだったが、ふとした瞬間に悲し気な表情を見せる彼女をモースは放っておけなかった。
「どうして君はそんなに笑うことを避けるんだ?私のことなど気にせず、悲しめばいいし、笑っていい。いずれこの地を去るんなら、今は、私と一緒にいてほしい。私が傷つくなんてことは、考えなくていい」

翌朝、ルイスはモースに捜査報告をした。
「ピーターが受けたというヘンリーからの電話は嘘でした。電話はまだ故障中でしたから」
一気にピーターが怪しく思えてきたモースは、スーザンと兄ウィリアムに誘われて食事を共にする。
そこでウィリアムに、ヘンリーとピーターの関係を尋ねると「融資の予定を半額でキャンセルしたことは聞いている」と証言を得る。
ピーターはヘンリーからの出資で骨董店を開いていたが、売り上げが芳しくなかったのだ。

事情聴取で彼の証言に矛盾があることを指摘。そのまま彼は拘留されることとなるが、無実を主張する。
恩人であるヘンリーを殺す理由がないと言うのだ。しかしモースたちは信じられない。
一方で、マリアット医師の妻からモースは連絡を受けて会いに行く。
なにか重要な証言が得られるのかと思っていたが「彼はいい人だから、人殺しはできない」というものだった。
それでは無実の証拠にはならないとモースは伝えて、その場をあとにする。
仕事終わり、モースはルイスとともにパブで捜査会議。マリアット夫人とピーターが不倫関係だろうと推測するモースに対し、それは状況証拠でしょうとルイスは返す。

翌日、ウィリアムに会いに行ったモースとルイス。
ピーターについて尋ねると、彼にはあまりいい印象を持っていないようだった。彼の妻(スーザンの娘)と息子の交通事故死にも謎があったらしい。
モースはその言葉からピーターへの疑いを深めていく。
そして現場へと戻った二人。ルイスはピーターの様子が気になり、彼の証言に嘘はないのではないかと思っていた。
だとしたらどうやって殺したんだとモースは聞く。
ルイスは仮説を立てた。
「あの日、ヘンリーが最後に看護師に目撃された時間と、ピーターが遺体を発見するまでの空白の時間は15分だけです。
遺体発見当時はカーテンがしまっていましたから(モースが到着した時には開いていたが、それはルイスが鑑識に言われて仕方なく開けた)、中に誰かが居ても分からない」
第三者にも犯行は可能だとルイスは主張した。

一方ウィリアムはスーザンと弁護士の元へ向かい、ヘンリーの遺言状の中身を聞いていた。
すると、十数万ポンドのうちの5万ポンドをウィリアムに、そして残りをスーザンではなく「尊厳死会」に寄付するというのだ。
驚くウィリアムだったが、スーザンは夫の遺志に従うと言って部屋を出て行ってしまう。

ルイスが電話修理業者に再度修理に関して尋ねると、朝から故障していたにもかかわらず、修理の訪問時間を指定されていた。
その件で、ヘンリーの看護師に話を聞きに行くと、
「私はもっと早く修理に来てほしかったけれど、指定してあったから仕方がなかった。ロンドンに居る奥様に連絡を入れたかったから、公衆電話まで向かって掛けたけれど、奥様は不在だったわ」
その言葉を聞いて、ルイスにはある真相が見えてしまう。

夜、その件を報告しにモースの家に向かったルイスだったが、そこでは食事の準備がされていた。スーザンが来訪するのだという。それを聞いたルイスは、自分がたどり着いた「真相」について、モースに伝えるのは控えようとその場をあとにする。

翌日、ヘンリーの遺産についての新聞記事が出て、ストレンジは捜査の進展を早めるようにとお達しを出した。
モースは苛立ちつつもピーターが真犯人である証拠を探すため、過去の交通事故のことも含めて捜査を続けるが、ルイスはこっそりとストレンジの部屋を再訪し、あることを告げるのだった。
「スーザンは一日中ロンドンに居たと言うことですが、それは嘘です。看護師が電話をしたら不在だった。それに夫から遺産を受け取れない妻が居るでしょうか。きっと何か裏があります」
モースを傷つけないためにも、ひそかにロンドンのスーザンの家を調べたいとルイスは申し出て、ストレンジもそれを許可した。

一方でモースは独自の捜査を続け、ピーターの愛人だったマリアット夫人に会いに行く。。
彼の無実を信じる彼女に「ピーターは刑務所いきだ」と追い詰めるモース。(ちょっと暴走しすぎ)
さらに、モースはマリアット夫人の手のやけどを見て、別の事件の真相にたどり着いていた。彼女は、自動車事故の一部始終を知っていたのだ。
ピーターとマリアット夫人は不倫をしていた。或る夜、マリアット夫人とピーターの不倫現場へと、スーザンの娘ヘンリエッタが息子を連れてやって来た。
そして泥酔状態のピーターと車に乗せ、その帰りに交通事故を起こし、ピーターはマリアット夫人に助け出されて生還したものの、救助が間に合わず、ヘンリエッタとポールの二人は死亡したのだ。

ルイスはスーザンのロンドンの家を捜索し、そこで電話メッセージを聞いた。
そこには何件かのメッセージが残っていたが、その中にヘンリーのメッセージも入っていた。留守番電話にもかかわらず、まるで彼女としゃべっているかのようなやり取りを残していたヘンリー。
それを聴いて、ルイスはすべてを理解してしまう。
テープを持ち帰ったルイスは、モースに真相を伝えるか悩んだ。
しかしモースはピーターが犯人ではなく、ヘンリーとマリアット医師が共謀してピーターを犯人に仕立てようとした事件だろうと推理を固めていた。
娘と孫を直接的ではないものの殺したピーターを憎むヘンリー。自分の妻を寝とったピーターを憎むマリアット。二人には共通してピーターへの復讐心があったと。
モースはスーザンにそれを伝えようと警察署を出ていく。ルイスは止めようとしたが、うまく口にできない。

モースがスーザンの家に向かうと、そこにはマリアットの車が停まっていた。モースは諦めて戻ることにする。
屋敷の中では、苦悶するマリアットとスーザンが居た。
「あなたは、夫を(病で)失い、娘や孫も失った。でもモースが居る。彼と幸せになればいい。
私は、ピーターが憎かった。妻の心を奪ったあの男が。だから彼に罪を着せれば、私のもとへ帰ってくると信じていた。あなたはまだ、希望がある」
マリアットの言葉にスーザンは涙を流す。
「それは何度も考えた。彼となら幸せになれるかもしれないと。でも無理よ。真相を私は彼に話してしまうわ。
夫に頼まれて自殺の片棒を担いだこと。娘や孫を殺されて、あの男を憎んでいたこともすべて。私は夫と約束をしたのよ……」

ルイスはその夜、モースに真相を告げようと思い電話をしたが言葉が出ずに切ってしまう。
翌朝、彼女の家に向かうと、ウィリアムが待っていた。そして奥の部屋で、スーザンは自殺していた。
マリアットを警察に呼び、取調室へと向かうモース。心配したルイスはストレンジを呼んで、立ち合いを求めた。
マリアットがヘンリーと共謀してピーターを犯人に仕立て上げたのだろうとモースは責め立てる。
スーザンを失った怒りから、挑発的な言葉を使ってしまうモースだが、マリアットは何も証拠がないだろうと突っぱねた。そして、スーザンが自殺しそうな兆候はあったとマリアットは言う。
「お前は、医者でありながら、彼女を見殺しにしたのか!」
モースは怒りと悲しみで声を荒らげた。しかしマリアットは彼女の言葉を思い出し、モースを詰った。
「あなたの存在でさえ、彼女の死を止められなかった!」
その言葉に、すべてを覚り、モースは取調室をあとにする。

翌朝、モースを捜しまわったルイスは、教会の見える公園でモースを見つけた。そして散歩に誘う。
「マリアットは自殺ほう助だとしても、証拠はありませんから、逮捕もできません」
「そうだな。それで君は、私がマリアット犯人説を唱えた時に驚いていたが、誰が犯人だと思っていたんだ?」
ルイスは少し悩んだ後、ウィリアムだと嘘を吐いた。モースはそれを聴いて笑った。

ルイスはずっと持っていた留守番録音のテープを池に投げ捨てた。これで永遠に真実は闇の中に。
その頃、ロンドンのスーザンの部屋を訪ねていたマリアットは、録音テープがなくなっていることに気づいたが……
モースは「朝食でも食べよう」とルイスを誘った。
「持ち合わせがないから貸しをつけといてくれ」
「そうですね、警部に、ひとつ貸しです」
そう言って、二人は歩いて行った。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

うーん、もやもやした話でした。
一番の感想は「モースへ。あなたは愛されているけど、もっと強くならなければならないよ」かな。

ルイスは結局証拠となり得るテープを隠滅しました。それが結構私個人的にはショック?でした。
ルイスって軟派は感じですけど(雰囲気は)硬派なんですよね。上司にピリッとしたことを言える人なんですよ。
そんな彼が、証拠をもみ消してしまうわけですから、ルイス推しの私はグッと刺さるものがありました。
もしあのテープをモースが聞いたら、自殺ほう助をしたのがマリアットではなく、スーザンだと分かってしまいますからね。
モースがそれを知ったら耐えられないと、ルイスは彼へ優しさを掛けているわけですが、なんだろう?……うまく言えないんですけど……(ーー;)
私、老モースには厳しいんです。
だから、あえて厳しく言いますが「部下に気を遣わせてんじゃねえよ!!」(チ〇ちゃん風)
もしこのお話が若モースのドラマシリーズのエピソードだったら(証拠隠滅したのがルイスではなく、上司のサーズデイだったら)この行動は納得いくと思うんです。
でも、老モースです。ルイスは部下です。モースのメンタルを心配して、ルイスが気を利かせているんです。それってどうなんだって言う。
マリアットが逮捕されなかったからよかった(?)けど、もし逮捕されていたらと思うとぞっとします。

モースは繊細ですね、若いときからずっと。そこから繊細さが輪をかけて偏屈になりました。周りも扱うのが大変なほどに。
ルイスとストレンジ警視正の優しさがこのエピソードでは際立っていました。二人が居なかったら、きっとモースはボロボロです。
もうええオッサンなんやから、メンタルを強くしてほしいものですが、その偏屈さがモース警部の魅力でもあるのでしょうかね。
でも真実を捻じ曲げて解釈するのは大問題ですけどね!!!(声を大にする)

スーザンは夫に頼まれて自殺ほう助をしました。尊厳死への理解があったんですね。ですが、なぜ彼女に遺産を遺さなかったんでしょうか、ヘンリーは。
尊厳死会への寄付に回したのは、スーザンも納得した上だったのかな?そこをボヤっとしていて見逃したかもしれません(でも観返すことはしないというね)
夫は不治の病に侵され、娘と孫はどうしようもないクズ娘婿に奪われた。すべての希望を失っていたことと、自殺ほう助したことへの後ろ暗さ、そして昔の淡い恋心を思い出している後ろめたさも含めて、モースの前で素直に笑顔になれなかったスーザンだったわけです。
スーザンは「モースとの思いがけない再会で、二人で過ごす未来を見た」ともマリアットに言っていましたが、それでも人生を好転させるだけのパワーはなかった。彼女にはもう、自分の脚で立っていられるほどの気力も、誰かに愛情を注げるだけの余力もなかったのかな。

マリアットの最後の言葉が結構えぐるなあと感じました。
「あなたの存在でさえ、彼女を生かす力はなかった」
それってすごい言葉ですよね。その一言で、いろんな状況がモースは見えたと思います。
そして最期もまた、彼女は自分を選びはしなかったんだなって、(モースは分かっていたけど)思い知らされると言いますか。

とまあ、暗い話でしたよ。タイトルは「自殺ではなく、仕組まれた死」だというほのめかしだったのかなと私は捉えます。
ヘンリーが死の直前にスーザンに電話をかけている(のを看護師に見せようとしていたのかな)のは、アリバイの偽装のためだったんだな。
あそこで切なげに「愛しているよ」と言っているヘンリーが意味深に思えたんで、てっきりスーザンが誰かと浮気をしているのではないかとミスリードしてしまった。

さて、若モースを同時並行で観ているので、互いにリンクしている箇所を見つけるのが面白いのですが、今回のスーザンの存在は(手前みそながら)新米刑事モースS1E3【犯罪相関図】で登場しています。
確かスーザンの名前も出ていたように思いますが、私がボーっとしていたせいで、あらすじには載っていません。
モースの大恋愛の相手であり、独身であり続ける理由の一つとなった女性ですね。
確かに素敵な女性でした。でもモースよりもヘンリーを取ったわけです。そのいきさつはよく分かりませんが、互いに恋心がくすぶるくらい、素敵な恋愛をしていたんでしょうね。確かに、若モースはモテます(若モースは)

ええっと、結局着地点は毎度同じになって恐縮です。そして同じことを繰り返してしまい申し訳ないが、ルイスが愛おしい。本当に愛おしい。まーじで有能な部下。
モースにはまーじまじで勿体ない!!!給料の一割くらいをルイスにチップであげてほしいレベル!!!大好き!!(あらぶってます)
今回だって、本当は真実を明らかにするべきではないかとずっと悩んでいたと思います。だからモースにも電話を掛けた。
だけど言えなかった。もしモースが関係者じゃなかったら、言っていたと思います。だけど、モースだったから、呑み込んだ。
モースがマリアットを連行した時点で、ストレンジを取り調べ室に呼んだのもモースへの優しさだと思います。
暴力的な取り調べをする危険を察知していたんですね。でもストレンジが居る以上はそれが出来ないって分かっていた。
だからストッパーとして彼を呼んだ。ほんと、気の遣えるいい部下ですよ。
最後のシーンで、(ウィリアムを疑っていたなんて)的外れな推理を披露して、モースを気遣った。
一緒に朝食を食べに行く二人の背中でシーンカットになりますが、二人の寄り添った背中、ほんとにぐっと来ます。

さて、モースとルイスの可愛かったシーン。
ヘンリーの死が自殺ではないかもしれないとマリアットから指摘されたため、そのことをストレンジに報告に来たモースとルイス。
もう審問会で解決済みの事件だったため、ストレンジはいい顔をしません。しかも、これからお偉いさんとの食事会だという。
困り顔のストレンジを見送った後の会話が良かった。
ルイス「あれじゃあ、食事がまずくなりそうですね」
モース「それでも(あいつなら)食べるさ」
しれっとストレンジのことを揶揄ってる二人wたしかに太っちょストレンジはなんだかんだで全部たいらげそう。

シーズン6に突入してしまって、残り1/3くらいになってしまいました。
相変わらずテーマソングは「モールス信号」感がなくなってしまっていて、どんどんマイルドになっています。
結構反響(響きの意)が大きめで、全体的にぼやっとしていますね。シーズン5と変わりないのかもしれないですが、あらためて聴いてみると、余計にそう感じました。
うーん、シーズン6が終わっちゃうと、主任警部モースも終わりが見えてきます。終わりがある物語は寂しさを禁じ得ません。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

Comments 2

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S・H

重要な回

ドラマとしての出来はともかくとして、このエピソードはシリーズにとって非常に重要な興味深い回ですよね。何しろ、モースの〝過去〟がいきなり提示されるので…。
それにしてもモース、いくら何でもナイーブ過ぎないかい?(笑)
大恋愛といっても、20年以上は過ぎている話なんですよね?やけぼっくいに…ということがあるにしても、そこまで何も見えなくなってしまうなんて。
ちょっと気になったのは、最後のシーンですね。
誰が犯人と思っていたのか問われたルイスがごまかした時に、モースは呆れたように笑いますよね。これは「お前、相変わらず的外れだな」という笑いなのか、「彼女が犯人だと分かっていたくせに、まだごまかすのかよ」という笑いなのか。
つまりルイスが気づいていたということにモースが気づいているのか、ということなのですが、後者だと思いたいけど前者のにおいも強い…。これ、どっちなんでしょうかね?

2020/09/10 (Thu) 02:00
ちゃんこい

ちゃんこい

Re: 重要な回

S・Hさん、コメントありがとうございます^^
タイトルがわけわからないままで、モースの暴走は久々にひどかったです(死を呼ぶドライブの時くらい暴走していました)が、モースを楽しむ上ではモースの過去が分かる大切なエピソードでしたね。
20年経っても忘れられない恋(というか失恋?)って私には想像がつきませんけれど、モースだけじゃなくスーザンもモースとの再会で心がざわついていたということは、それはそれは大恋愛だったのかなと想像します笑
裏を返せば、モースがそれだけ愛情深い人なのだなということが分かって安心しました

最後のシーンは私もどっちだろうなあ?と思っています。
が、スーザンがヘンリーの自殺ほう助をしたことを証明するのは録音テープだけだと考えると、犯人をマリアットだと思い込みたい?のかなあと思ったり。
可能性を排除していったら、スーザンが犯人だという結論にいたるのでしょうが……
スーザンへの想いや、怒りやら悲しみやらで大暴走したモースが、力が抜けてホッとできたのが、最後のルイスとのやり取りだったのかなと思います。
「ま~た頓珍漢な推理をして」と微笑んだのかなと考えましたが、きっと冷静さを取り戻した後で、ルイスの優しさに気づくんじゃないかなと(勝手ながら)妄想しています笑

2020/09/20 (Sun) 03:00