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新米刑事モースS3E2【遠き理想郷】

シーズン3エピソード2【遠き理想郷】のあらすじ&最後までのネタバレです。

やや苦行となりつつある、この若モース視聴w
ストーリー展開は文句なしだし、めっちゃ面白いのですが、なにせ癒しがない( ^ω^)

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サイモン・ハルワードという売れない画家の部屋で爆発が発生。黒焦げの遺体が発見される。
煙草の吸殻と薬品だらけの部屋で、事故ではないかと思われていた。
モースが部屋を捜索し、彼の枕元の時計が五時ピッタリで止まっていることに気を留める。
新人女性巡査のシャーリーに、サイモンの身辺を調べるように頼んだモースは、事件のあらましを説明するために、サーズデイとジェイクスと共にパブへ向かった。

そこへシャーリーが報告にやってくる。
彼はコミューンに所属しており、昨晩はパブで時間をつぶしていたところまでは分かったが、誰か付き添いが居たかまでは分からなかった。
サーズデイとモースは再び現場へ戻り、そこでサイモン宛ての大量の郵便物を確認する。
その後、彼が所属していたコミューンに向かった。
そこは「シンプルライフ」を目指す、若者の集団生活の場だった。
代表のギデオンに話を聞くと、サイモンは半年前に方針の不一致で出て行ったらしい。

胡散臭い集団にサーズデイは辟易。モースはサイモンの検死結果を聞くため、マックスに会いに行く。
死因は窒息死。泥酔状態だったらしく、火事に気づくのに遅れたのだろうとマックスは言った。
サイモンの遺体の横に、女性の遺体があった。ローレンという女性で、スーパーで買い物をした後、倒れてそのまま亡くなった遺体だと言う。
彼女の持ち物の中に大量のスーパーのポイントシールがあるのが気になった。

その後、リチャードソンズというスーパーで売られているベビーフードからガラス片が発見されるという事件が発生した。
モースはその捜査に乗り出すことに。
その経営者夫妻は、先日スピード違反と飲酒運転で検挙されたばかりだった。さらに、ローレンという女性も、リチャードソンズで買い物をした後に亡くなっていた。
モースは何か関係があるのではないかと考え始めていた。

スーパーへ出向いたモースは、マネージャーのマドックスに話を聞いた。
しかし、彼はよく分からないと言う。ローレンが持っていた大量のポイントシールは、通常の買い物で到底手にできるものではないと思われ、モースはそのことが気になる。
スーパーの外ではデモ隊が抗議活動をしていた。
ローデシア産の砂糖を販売していることに対する抗議だと言うが、リチャードソンズはその砂糖を仕入れてはいないと言う。
デモ隊が店の中に入りこみ、不法侵入で検挙される。事情聴取にモースは立ち会うが、今回は不問に付すということになり、釈放された。

モースは湖畔の小屋から、市内へと引っ越してきた。
朝、サーズデイを迎えに行ったモースは、そのままサイモンに画材を卸していた画材商を訪ねることに。
そこで、ガラス片の見つかったベビーフードや、サーズデイがランチに食べようとしていたニシンペーストを見つける。
マックスを呼び、現場検証を行うと、そこにはヒ素が。

リチャードソンズをターゲットにした脅迫を行っているのではないかと考えたモース達は、経営者のリチャードソンを訪ねる。
そして、今までに脅迫などの類は無かったかと尋ねると、脅迫状の存在を明かした。

スーパーで現場検証が行われる最中、モースはジェイクスに退職を告げられる。
交際相手に子どもができ、そのまま彼女の実家のあるアメリカ・ワイオミングの牧場で働くのだと言う。
唐突な告白に驚きつつ、モースは彼の結婚を喜んだ。

モースは、オックスフォードメールの記者ドロシアとパブに居た。
リチャードソンズで何が起きているのか聞かれたモースだが、答えられない。彼女はリチャードソンズの過去について教えてくれた。
創立は古く、昔は「マドックス&リチャードソンズ」という名前だったらしい。それを聞いたモースは、現場マネジャーのマドックスのことが思い浮かんだ。
なぜ今の社名にマドックスが入っていないのかはドロシアが話してくれた。
創業者のマドックスは熱心なクエーカー教徒だった。しかし大戦が起こり、リチャードソン側が軍に物資を供給しているのではないかということで喧嘩となったあと、仲たがいしたのだと言う。
ドロシアは用事で帰り、モースは一人パブに残された。そこへ警察署から電話がかかってくる。

リチャードソンの妻が「家に不審者がいる」と言って、モースを指名して寄こすように通報したらしい。
彼女の行動を不審に思いながらも、モースは屋敷へ向かった。しかし不審者はおらず。彼女はモースを口説くが、モースは応じない。
翌朝、ヴェリティが誘拐される。脅迫電話がかかってくるが、逆探知は失敗。
モースは自ら身代金の受け渡しに立候補するが、身代金だけを奪われてしまう。
ただ、機転を利かせたモースが、身代金の入ったカバンに甘い匂いのする菓子を引っ付けておいたおかげで、警察犬による探査が可能となり、山道にカバンが捨てられているのを発見する。
そこから、近くに古い坑道があるのを見つけ、その中でヴェリティを見つけるが、彼女のそばには爆弾が。
なんとかギリギリのところで彼女を保護し、逃げることができた。

モースは彼女が監禁されていた場所へ戻り、現場を捜索して、不審な導線を見つける。
モースがリチャードソンズへと向かうと、レジ係の女性が、最初に亡くなったローレンのいとこであることが判明。彼女がわざと彼女に多くのポイントシールを渡して、景品を転売させていたのだった。
モースはマドックスに話を聞いた。創業者の子孫として、リチャードソンとの確執はないのかと尋ねると、「親が彼らを恨んでいる姿を見ていて、私はそうはなりたくないと思った」と答えた。

モースは、サイモンが実は生きていて、今回の犯行を行っているのではないかと推理していた。
何か糸口はないかと、ヴェリティが誘拐される前夜に彼女と会っていた、マドックスの息子マイクに話を聞く。
二人は幼馴染だと言い、ただ会って話をしていただけだと答えた。
自分の母とヴェリティは親しくしていると教えてもらい、彼女に会いにクエーカーの礼拝堂へと向かった。
ここ最近、ヴェリティは人権団体の活動に熱を入れていて、あまり礼拝堂には来ていないと言う。
一年ほど前に、何か人間関係のトラブルにあったらしく、元気がなかったとも教えてくれた。
それを聞いたモースは、彼女がボランティアをする団体へと向かった。

ブルックという女性がヴェリティのことを教えてくれた。
彼女は昨年ローデシアでボランティア活動をしていたと言う。
彼女が神経過敏になって精神安定剤を処方されていたことを教えると、とても驚いていたが、帰国後に落ち込んでいたのは憶えていた。
サイモンと彼女の関係を尋ねると、サイモンはヴェリティの家族の肖像画を描いていたと言う。

モースはリチャードソンの家を訪ねた。夫人にサイモンのことを尋ね、関係を深堀りした。
モースは夫人とサイモンが肉体関係にあったのではないかと考えていた。

その後、脅迫電話を何度も聴きながら、モースはある発見をする。
脅迫電話の声が録音であること、そして声の後ろに鐘の音が混ざっていること。その鐘の音が、サイモンが所属していたコミューンの建物の近くで聞こえるものと同じだとにモースは気づいた。
モースは、サーズデイ、ジェイクスと共にコミューンへと向かった。
怪しい人物は数人いたが、今回の事件に関わりがありそうなものはいなかった。

その夜、モースはヴェリティの見舞いに行った。枕元に一枚のお見舞いカードが破られて捨てられているのを発見したモースは、それを渡したカスバードという青年に会いに行く。
彼はヴェリティのボランティア仲間で、ローデシア出身だった。リチャードソンズのデモに参加していた青年だった。
ヴェリティとの間に何があったのかを尋ねると、一年前のある出来事を話してくれた。

二人は恋人同士となり、、妊娠をしたが、彼女の両親は中絶を強要。
娘に精神疾患があると医者に診断させて、無理やり中絶の許可を出させ、堕胎させていた。
モースとサーズデイはリチャードソン夫妻を責めた。

モースとサーズデイは、ヴェリティに話を聞きに行った。
自分の中絶を強要した両親への復讐のために、今回の脅迫騒ぎを起こしていたと白状する。
仲間として、サイモンともう一人の存在を確信していたモースは、その人物を、サイモンのコミューン仲間アリーシャではないかと推理していた。
彼女とヴェリティは同時期に同じ病院で堕胎手術をしていたのだ。
アリーシャはギデオンの子どもを15歳で妊娠、そのため中絶させられていた。

サイモン、アリーシャ、そしてヴェリティは今回の脅迫の実行犯だったが、サイモンが暴走を始めたためアリーシャとヴェリティは彼を殺害した。

病院からヴェリティの姿が消える。
アリーシャに会いに行ったヴェリティは、もう終わりだと告げる。
アリーシャは鎮静剤を大量に飲み、そのまま亡くなった。ヴェリティは逮捕され、連行されていく。

ジェイクスの結婚祝いが開かれる。モースは窓の外からそれを眺めた。
ジェイクスは一緒に呑もうと誘うが、モースはそれを断り、二人の多幸を祈って、固い握手をした。

ギデオンたちが共同生活をしていた屋敷はもぬけの殻に。
サーズデイは、ジェイクスが居なくなった寂しさを呟くが、モースは「幸せを掴んだ、新しい世界へと向かっている」ジェイクスを祝福した。
彼に宛てた最後の手紙には、生まれ来る子供のための細やかな贈り物として、国債を同封していた。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

は~。
引っ越しシーンだったかカタラーニの「ラ・ワリー」のアリアが流れて、
最後、ジェイクスが街を去るシーンではショパンの嬰ハ短調のノクターンがかかっていました。
音楽が印象深く使われていますね。

相変わらずの冒頭シーンから情報大混雑具合。
登場人物多数。いくつもの事件と物語が重なる、モースの醍醐味(という名の苦悶)が全開です。

まずコミューンww久しぶりに聞きました、コミューンという単語。
怪しすぎる団体ですね。働かず、自作農?みたいな生活をしているようでしたが、最終的にサーズデイに「お前はただ集まってきた若い女を食ってただけじゃねえか!」と一喝されてました。

リチャードソンの奥さん役の女優さんが、「どっかで見たことあるな~~~あああ」となっていたんですけどね、調べてようやく分かりました。
「グェネヴィーヴ・オリビエ」さん、「Tin Star」のママ役をやっていた女優さんでした。つぶらな瞳が特徴的。
あ~すっきりしたわ。ですが、今回の役回りもちょっと「?」って感じでしたね。
女性であることを忘れられず、男漁りしているような感じでした。結婚したことも後悔しているようでしたし。

冒頭で、黒人の男性が、白人の学生たちに川に投げ飛ばされるというシーンがありました。
「お前の国はここじゃない」的なことを言われていました。1960年代後半の設定なので、こういうのは普通だったのでしょうか。
このシーンが何の意味があるのか分からないまま進んでいったのですけれど、後々の「人権団体」に絡んでいたわけですね。
あと、デモのシーンもか。
「ローデシア」という言葉、私は無知なので初めて聞きました。もっと近現代の世界史を勉強しなければならないですね。
今のジンバブエかあ。首都はソールズベリー(現ハラレ)。
ソールズベリって地名は、確か「暗号探偵クラブ」でも出てきたなあ。元は伯爵の名前だとか、調べ始めたら延々とウィキペディアの海に沈みそうだったので、いったん引き揚げてきましたw
戦前からWW2以降もしばらくはほんと、イギリスはぶいぶい言わしてきたんだなあと実感する歴史です。今は、まあそこそこなんですけれど。

カスバードという青年が出てきて、デモの話やヴェリティの話につながり、伏線回収が一気に進んだという感じですね。
両親への憎しみから復讐に走ったヴェリティですが、アリーシャはまだ分かるとして、なぜサイモンは手を組んだのしょうかねえ。お金か。
しかしリチャードソンがなかなか金払いが悪いため、どんどんエスカレートさせてしまい、死人を出してしまったと。
ガラス片やらヒ素やら、かなりの過激な野郎でした。
前のエピソードで「顔のない遺体(ビクスビーじゃなくてロディだった、みたいな)」というトリックが出たので
「お、今回の丸焦げ遺体も、サイモンを装った別人の遺体か?」と思われましたが、どうやらサイモンだったようです。ナイスなミスリードでした。

新キャラ登場です。可愛い警官、シャーリー。なかなかの真面目キャラ。愛嬌もあって、紅一点って感じですね。癒しです。
それにしても、ヴェリティが入院した病院は、モースが以前交際?していたモニカ・ヒックスが勤める病院なんですよね。
普通に挨拶してるけども、二人の関係はどうなったんだろう。
前回のエピソードの中で、サーズデイはモースに、モニカとの関係を尋ねていました。
投獄されたモースはモニカを危険から遠ざけるため、という理由で彼女との距離を置いていましたが、気持ちは吹っ切れているのでしょうか。
結構心通わせている感じで、応援していたんだけどなあ。モニカはモースのことを本当に大切に想っていたみたいだし。

あと、タイトルですね。
今回のタイトルは「遠き理想郷」です。原題は「Arcadia」です。
牧人の楽園という意味だそうです。これって、ジェイクスが結婚して牧場に婿入り?することに掛けているんでしょうか。
そんなことを感じるタイトルでしたね。

ということで!!!!やっぱり今回のメインは、事件とかじゃなく、ジェイクス!
ジェイクスですよ!!!!!え、自分、結婚するんかい!おらんくなるんかい!!とめちゃショック。
前回はちょっとボサついた感じでイケメン要素が減っていたんですけれど、今回のエピソードでは見事に復活。ちょっと痩せている感じではありましたが、素敵でした。
なのに!結婚!うそん!とちょっとショックを受けた私。アメリカに旅立ってしまいました。
モースに意地悪?を言うってわけでじゃないですけど、最初のころはちょっとイヤミな先輩だな~って思ってました。
それがいつの間にか、友情と信頼が芽生えていましたね。そしてモースのことを大切に想ってくれている先輩でした。
ヴェリティのことを救出するシーンでは、男を見せていましたし、あ~やっと好きになってきたところでサヨナラはつらい。。

モースとジェイクスの間にある空気が、とても「主任警部モース」ぽくて好きでした。
上手には言えませんが、のちのモースとルイスとの間にある空気に通じるものがあると言いますか、老モースの片りんを見た気がするのです。
人づきあいが苦手で、うまく言葉にも出来なくて、でも相手のことを慮っていて……ってモースが。
最後、祝宴の席に混ざれないところとか(それでも、店の外には行く)、
おめでとうと言えるけど会話が続かないところとか(ジェイクスのために最後の手紙を書くものの、一文しか書かない)、
それでも、ジェイクスの門出を心から祝っている気持ちはにじみ出ていて、寂しいけれど、前向きに振る舞うところとか。
まあもちろん、この若モースと老モースは同じ人物の人生を描いているから一緒なのは当たり前なんですけども。

ジェイクスも、そんなモースを理解していて、多くを語らず、それでいてモースを受け入れているところとか。ジェイクスの包容力?にルイスっぽさを私は感じました(個人の感想です)
言葉の少ない、けれどつながっている二人に、キュンとしました。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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