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主任警部モースS6E5【ケルビムとセラフィム】

シーズン6エピソード5【ケルビムとセラフィム】のあらすじ&最後までのネタバレです。

さて、こちらの作品でシーズン6は最後となります。シーズン最終話は、ここのところ2連チャンくらいでモースが気の毒になる展開でしたが、今回はどうなるでしょうか。
話に入る前にタイトルをいじります。
「ケルビムとセラフィム」ってだれやねん!と思い、調べました。
殊更に、西洋文化には疎いのですが(毎度ながら音楽もそこそこに、それ以外は本当にさっぱりレベル)ケルビムとセラフィムは案の定、宗教関連のお名前でした。

SUPERNATURALという海外ドラマを観てますが(ブログ記事参照)、そこでも天使に悪魔に魔物にあれこれ出てきててんやわんやです。
ケルビムは「智天使」で、セラフィムは「熾天使」だそうです。何が違うんや、大黒天と弁財天みたいな感じか?と思っていたのですが、どうやら天使の順位のようです。
熾天使(セラフィム)
智天使(ケルビム)
座天使(トロノイ、王座)
主天使(キュリオテーテス、主権)
力天使(デュナメイス、力)
能天使(エクスーシアイ、能力)
権天使(アルカイ、権勢)
大天使(アルカンゲロイ)
天使(アンゲロイ)
上から偉い順番だそうです。
たしかルシファーは堕天するまえは熾天使だったように思いますが(パズドラのとモンストの知識)、ナンバーワンだったわけですね。
天使にもいろいろあるようです。日本で言う、冠位十二階みたいなもんでしょうか?(たぶん違う)

===

若者たちが廃工場でクスリに興じ、踊り狂っていた。その中にはマリリンという少女もいた。
彼女はトランス状態から抜けられず「最高の世界を見た」とキマっている様子。友人のヴィッキーも同席しており、パーティーを終えた若者たちは散り散りになっていく。

モースは介護施設へジョイスの母であるグウェンを迎えにきていた。
彼女と一緒に出掛ける約束になっていたが、モースのことが好きではない彼女は、外出を拒んだ。
一方のルイスは息子に手伝ってもらいながら昇進試験の勉強の真っ最中。

モースは外出を諦めて、ジョイスの家へとやってくる。
ジョイスの息子ウェインや娘マリリンのためにプレゼントを買ってきていたモース。ジョイスたち夫婦は温かくモースを迎える。
そして全員で食事をしようと待っていた。
マリリンはヴィッキーの家で少し休んでから、自宅へと帰ろうとするが……
結局マリリンが時間になっても帰ってこず、モースは帰宅する。

その夜、モースはマリリンが自殺したことを知らされる。
翌日、ルイスはストレンジに呼び出される。そして昇進試験の発破をかけられると同時に、モース以外の捜査手法を学ぶために、ホルロイド警部と組むように指示を受ける。
ホルロイドは教科書通りの警部補で、昇進試験の役にも立つだろうとストレンジは言った。
「モース警部の補佐は?」とルイスは気にかかる。
するとストレンジは、知人の娘が自殺したらしく、休暇を取っているから補佐は必要ないと答えるのだった。

モースはジョイスの家に駆け付けるが、自殺の理由が全く見当がつかず憔悴しきっていた。
モースは「若者特有の葛藤やうつではないか」と言うが、そんな兆候は一切なかったジョイスは答える。
何か不審な点はないかとマリリンの部屋を調べるが、友人から送られたカセットテープ、本、ぬいぐるみと変わったものはない。
モースは彼女が通っていた高校へ向かい、彼女の様子を聞いた。
モースは彼女の部屋に残された本から「作者や作品に陶酔して、自殺の衝動に駆られたのではないか」と考えたからだった。
しかし担当教員は「彼女は作品や作者に対して非常に客観的な視点を持っていた」とそれを否定する。

一方でルイスはホルロイド警部とともに、ジャッコという青年の行方不明の事件を追うことに。
ホルロイドはルイスがモースに何を教わっているか、お手並み拝見だと言ってルイスに指揮を執らせる。
両親に話を聞きに行くと、息子のジャッコは土曜日に友人と飲みに出かけると言ったきり、行方不明となっていた。
彼にはてんかんの持病があり、服薬しなければ発作が起きてしまうと本人も重々分かっていた。そのため両親も心配しきり。
その一方で父親のウィリアムは、息子が最近悪い奴らとつるんでいることが問題だと苛立っていた。
彼の部屋は綺麗に整頓され、流行りのスニーカーが並ぶ。
スラウのディスコに週末に行くのが楽しみで、最終バスで帰ってくることがほとんどだったが、乗り過ごすと電話をくれたのだと母親は言った。

モースは家の棚にしまい込んだアルバムを出した。そこには生まれてからのマリリンの成長の記録が。
翌日、モースは彼女の友人だったヴィッキーに話を聞きに行く。しかし彼女にも自殺の兆候などはなかったと言われてしまい、八方ふさがりに。
一方でジャッコの遺体が見つかる。ホルロイドはルイスに「なぜ事情聴取を優先し、捜索をしなかったのか」と言われる。
家族の勘が頼りになると思ったと答えると、それがモース流で役には立たないと断言されてしまう。

とある製薬会社で「セラフィックス」という薬の開発が治験段階まで来ていた。
それは老人向けの向精神薬で、若返りの効果が期待されているものだった。
開発者のデズモンドは一刻も早く新薬を発表したかったが、ライバルでもあるハレットは「治験データが多く必要だ」と異議を唱えた。

モースは慈善団体を訪問。もしかするとマリリンが相談しているのではないかと考えたが、情報は公開できないと言われてしまう。
マリリンが自殺する原因が全く分からないモースは、そんなケースがあるのかと団体の女性に尋ねた。
「十代の若者は、一日でありとあらゆる精神状態を経験すると言われています」
全く理由が分からない、遺書もない自殺はないのかとモースが言うと、彼女はある新聞の見出しを見せてくれた。
そこにはマリリンと同じく、遺書もなく理由もわからない若者の自殺の記事が載っていた。

モースはマリリンの自殺が関連性があるのではないかと考え、休暇を切り上げて現場に復帰した。
しかしルイスがホルロイドと組んでいると知らされ、唖然とする。
ルイスが席を外している間、ホルロイドはモースの部屋でルイスの評を述べる。しかしモースは「さっさと引退しろ」と聞く耳を持たず。
そこへルイスが戻ってきて「ホルロイドが君の悪口を言っていたぞ」を告げ口をすると、ルイスは「そんな気がしてた」と言う。
ホルロイドとコンビ解消となり、去り際にホルロイドは教えを忘れないようにと言うが、ルイスは「多すぎて覚えられなかった」と答えるのだった。

ホルロイドはジャッコの自殺が親からの虐待だとモースに考えを伝えていたが、ジャッコが虐待されているわけがない、親の悲嘆にくれる様子を見ればわかるとルイスは断言。
子どもをもつルイスなら間違いないだろうとモースもその言葉を信じる。
さっそくモースはルイスとともに、頻発している原因不明の若者の自殺について捜査を始める。
「ジャッコは、明るい性格で、工場勤めしている人気者。てんかんの持病はあるが、生活に支障はない」
「関連性が見えてこない。地域も学校も環境も違う。なのに理由なく、自殺している」

検死官から、ジャッコの遺体の胃の中から「薬物」が見つかったという報告が入る。
薬の名前は不明だが、そのままの形状で見つかったことから、死の直前に服用していたものと考えられる。
成分を調べるために検査に回すというが、興奮剤のようなものではないかと検死官は言った。

モースはルイスを伴ってヴィッキーの家に向かった。
彼女の母がヴィッキーに警察が聴取したいと言っていると伝えると、彼女は母親に内緒で風呂に入ったと装い、逃げ出してしまう。
モースとルイスが彼女の母に事情を聞くと、彼女はマリリンのことを快くは思っていなかった。
「彼女と付き合い始めてから、様子がおかしくなった」
彼女の部屋を見せてもらうと、その壁には幾何学模様の壁紙が。マリリンやジャッコの部屋にも同じものがあったとモースとルイスは気になる。
ヴィッキーの母親がその壁紙を剥がすと、そこには大量のチラシが隠されていた。それは夜通し行われるパーティーのチラシだった。
いつも門限が11時だったヴィッキー。しかし土曜の夜だけは例外だった。
「マリリンの家に行くと、彼女は言っていたんですね?」
そうモースが聞くと母は頷いた。しかしマリリンもまた然りで、ヴィッキーの家に行くと言っていたのだ。
部屋のコンポに残されたカセットテープを聞くと、若者向けの音楽の中に「ハレルヤコーラス」が織り交ぜられた不思議な音楽が流れた。

パブへ向かった二人。ルイスは今回の事件について「親の心、子知らずだ」と呟いた。モースに訊かれ、夫婦喧嘩はめったにしないととルイスが答えると、モースは幼少のころの話を始めた。
モース「うちの両親は不仲で、12歳の時に離婚した。当然、母と住む方を選んだ。父は再婚したが、母は一人を通したよ。
母が15歳の時に亡くなり、父の家で暮らすことになった。父の再婚相手がグウェンで、その娘がジョイスだ。
父やジョイスとの関係は悪くなかったが、グウェンだけは私を嫌った。小さな嫌悪と侮辱を、毎日毎日与えられ、私は自殺を決意した。
父とグウェンを苦しめるため。でもジョイスは大事な妹だから、傷つけたくなかった。そのためにも完璧な計画を立てたよ。でもふと考えた。この脳を別のことに使おうと。今とかわらずうぬぼれ屋だろう?ロビー」
ルイス「とても警部らしい考え方ですね」
モース「15歳の時のつらい気持ちを決して忘れないでいようと。でもすっかり忘れていたよ。マリリンのことで、思い出した……あの子は」
ルイス「姪御さんがいるとは、知りませんでした」
家族のことを触れ回るつもりはないが、捜査に必要だから話したのだとルイスに告げたモース。ビールを呷り、店をあとにする。

モースはルイスとともにジョイスたちに会いに行く。そして、ヴィッキーとマリリンは嘘を吐いていたと告げる。
土曜の夜に二人でディスコへ行っているとルイスが言うと「ああいう場所は好きではなかった」とジョイスは言った。
互いに親友同士で、暴走しないようにストッパーの役割をしていたのだと言うが……その親友のヴィッキーは行方不明のまま。
ルイスはジャッコが薬物を服用していたことを話した。しかしモースもジョイスも、そんなものを飲む子ではないと否定する。
モースとルイスは何か手掛かりがないかと考える。ジャッコやマリリン、ヴィッキーの部屋に共通してあったフラクタル幾何学の模様が気になるが、糸口はつかめない。
ルイスはジャッコの母が言っていた「スラウのディスコ」に何かあるのではないかと勘繰るが、モースはマリリンがそんな場所に行くはずないと信じたがった。ただ、エンジェルハウスというディスコがスラウにあることがわかり、二人は現地へ向かった。

そこで店主のマイクから話を聞いた二人。
「土曜の夜、閉店は0時だが、その日はパーティーをするとかなんかで早く若者が出て行ってしまった。だから早めに締めた」
そのパーティーが薬物パーティーであることを示唆する店長だが、詳しいことは警察の麻薬班に訊いてほしいと何も言わない。
モースは地元警察へと出向き、夜遅くまで取り締まりをする捜査員に話を聞いた。
「あのパーティーのことは把握していますが、入場料を取っているわけではないので個人のパーティーと判断しました。
薬物は使用中でないと手出しできず、捜査員が行った時には誰もしていなかった。なのでどうしようもない」
ピルストンという倉庫でそのパーティーが行われていたことから、だれが主催なのかを調べることにする。

ヴィッキーはそのころチャーリーという男のところに居た。その人物はパーティー会場で流れる、謎の音楽をミックスしていた男であり、ヴィッキーの彼氏でもあった。
ヴィッキーはマリリンが死んだのは、自分たちが服用した「セラフィム」という薬のせいではないかとチャーリーに言うが、「あの薬は気が落ち込む薬ではない」と断言。
チャーリーはヴィッキーに対し、親に電話するように言ってその場を離れた。

深夜、薬の研究をするデズモンドを、ディスコの店主マイクが訪ねた。
薬のことで自殺と関連があるのではないかと、警察が聴取に来たことを教えるが、自分の作った薬に害はないと言い腹を立てる。
その後、デズモンドはチャーリーの家を訪ねた。自分のところにマイクが来たことで、薬とパーティーとのつながりが警察にばれてしまうのではないかと懸念したのだ。
その様子をヴィッキーは陰から見ていたが、来訪した仲間に誘われて、チャーリーの家を離れる。

モースとルイスは倉庫を貸した不動産業者を訪ねた。
景気が悪くて、非公式に倉庫を貸し出したと証言。相手の名前が偽名で、素性は分からないという。ただカクテルパーティーで知り合った相手だと言った。
その後、鑑識の成分分析でジャッコの胃の中にあった薬が、高齢者向けの若返り薬「セラフィム」だということが判明する。
モースとルイスは、検死官とともに開発者のデズモンドを訪ねたが、彼は「土曜日の夜に研究室の世情を忘れて、もしかしたら薬を取られたかもしれない」と飄々と答えた。
若者に対しては治験していないので結果は分からないが、毛細血管の拡張が目的の薬のため、若者が使ったらハイになるかもしれないとデズモンドは言う。

帰り道、モースたちに検死官はこっそりと言った。
「ジャッコの身体から検出したアノレシチンには謎がある。マリリンや、レイトンバザードで自殺した少女も同じ成分が検出された」
それを聞いたモースは、マリリンが薬物をやっていたことにショックを受ける。
署に戻ってきたモースとルイスは麻薬について話をした。
ニューカッスルで勤めていた時、押収した大麻を一度だけ吸ったことがあるというルイス。しかしめまいがした程度で何もなかったという。
モースはドラッグやセックス、ロックが流行った時代に青春を謳歌していたが、ドラッグには縁がなかった。
そこへフラウの地元警察から連絡が入り、今週末にパーティーが開かれるとの知らせを受ける。
詳しく事情を聞きに警察署へ行くと「ラジオ電波から知らせの放送が入ったが、一定の周波数で探知するだけで、詳しくは分からない」と署員は言う。
そこでルイスはジャッコの家のラジオを思い出した。
「ジャッコの部屋のラジオは、放送の流れない周波数に合わせてありました」

ジャッコの家からラジオを借りたルイスは、署で聞き続けた。すると音楽が流れ、ある電話番号にかけるようにとメッセージが入る。
そこへ電話してパーティーの会場へと向かう二人。
途中では大渋滞が起きて、警察も交通整理に乗り出すほど。その異様な光景にモースは「ハーメルンの笛吹き」を連想した。
到着したのはロンドン万博で水晶宮を設計した建築士パクストンが立てたスワンウィックパーク。
若者が大挙する入口。モース達は裏口へ回った。

そして二階から下を見下ろすと、そこでは踊り狂う若者が何かを口に含んで飲んでいた。
ヴィッキーの姿を見つけ、保護に向かおうとすると、そこにはデズモンドの姿が。慌てて追いかけるモース。
デズモンドは逃亡。応援のパトカーに追われ、自損事故を起こしたデズモンドの車は炎上し、彼は死ぬ。

ヴィッキーを保護したルイス。モースとともに話を聞くが、彼女は薬の作用で夢見心地のようで「世界が愛おしい」と言った。
それも聞いたモースは、マリリンも同じく、この世でそして人生の中で一番の幸福感を味わったと錯覚し、もうこれ以上のものはないと考えて、自殺をしたのだろうと結論付けた。

翌日、ジョイスとともにグウェンに会いに行ったモース。失意のモースに対し、ジョイスは言った。
「彼女が、自分自身を見失わなければ、こうはならなかった。彼女は子であるけれど、それ以前に私たちとは別の人格。
どんなに愛を注いで、永遠に育ててあげたいと思っても、それは叶わない。だって違う人間なんだから」
そうやって許すしかない、自分を責めないでと、ジョイスはモースを励ました。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

先に、面白かったシーンを箇条書きで。
・ストレンジがチョコ付きのビスケットを食べようとしているシーンかわいかったですな。あ~んと食べようとして、ルイスが入室してくるって言う。引き出しにそんなもの隠しとるんかい!しかも袋から出して!衛生面!!
・モースは愛相棒のルイスがホルロイドとコンビを組んでいることをストレンジから知らされます。その時の「え?私以外の人間と?」という驚きの表情がたまりませんな。ルイスは、みんなのルイスやで!
・ヴィッキーの部屋で聞いた謎の音楽。ハレルヤコーラスが混ざっているというモースの言葉の中に「エイドリアン・ボールトの指揮」という一文が入ります。
83年に亡くなったイギリス出身のマエストロ。派手さがないからイマイチ有名じゃないのかな。
一フレーズを聞いただけで彼の指揮だと気づくあたり、かなりのオタクですね。さすがモース。
・スラウという地名が出てきました。ロンドンから32キロ。多民族がすむ地域だとか。(ウィキ情報)
ここは私の敬愛するマーティン・フリーマンが出演していた「The office」の舞台となった街ですね。
・ルイスは、スワンウィックパークの裏口をこじ開けようとします。モースは「こじ開けるのか?」と不安げ?に訊きますが、ルイスがそうだと答えると「よしやれ!」と言うんですよねw止めへんのかいな!
そして、中へと入ると、古い道具は一杯あるわけです。それを見てルイスはびっくり。そしてその中にあった赤い帽子をちゃっかりっ拝借してるんですね。可愛いわ~

続いて、ルイスに特化した可愛いシーンまとめ。
いや~ん!息子ちゃんが登場してました。一緒にお勉強手伝ってくれるいい息子。可愛いし、イケメン!。そして上階では娘のリンちゃんが音楽を爆音で掛けているようで、ルイスは煩いと怒鳴っていましたね。ルイスのパパみが凄い。
奥様は姿が見えず、会話の中だけでの登場。奥さんがギリシャ語通訳(S5E4【ギリシャ人の贈り物】でも描かれていましたが、ギリシャ語続けてたんだ!)で夜にお出かけしていたので、ばあちゃんが助けに来てくれていました。

そして、モースと事件を追うことになったルイスに対し、ホルロイドが何度かちょっかいを掛けるんですが、モース以外を信頼してません感がいいですね。蔑ろにしているのが分かってw

とまあ、ここまで楽しいシーン、面白かったシーンをまとめましたけど、全体としては暗いですね。
モースの過去が分かる場面。パブにやって来たモースとルイス。
多くを語りたがらないモースが、ルイスにだけ話すのがいいじゃないですか。その時は、ルイスのことをファーストネームの「ロビー」と呼んでいるんです。
モースにとっては数少ない心を許せる人なんでしょうね、ルイスは。

さてさて、モースの姪っ子の登場には驚きました。
文句のような感じになってしまいますけれど、このエピソードの始まりは、ジョイスやグウェンのシーンからです。
この人誰?モース来たけど、知り合い??全く説明がないまま物語が進んでいき、かなり困惑しました。
モースが親しくする家族なんて、血縁以外に居ないだろ!(モースの性格を考える限り←結構ひどい)と思っていたので、この家族はモースの何なんだ??と気になりましたね。
私は刑事モースを並行して観ているので、モースに妹が居ることは何となく知っていましたが、ジョイスはあの妹なのかと納得。(母の墓参をしていたので)お母さんは死んだものだと思っていましたが……義理のお母さんは居たのですね。

それにしてもまあ、モースのひねくれた性格が、いかにして形成されたのかという一端が見えましたね。
血のつながらない母親から疎んじられた。多感な時期です。愛されるはずの時期に、十分に愛を得られなかったんですね。
それに関してモースは最後にジョイスに言っています。ずっと嫌われていて、憎まれていたと。
するとジョイスは答えます。
「嫉妬していたのよ。あなたは、母の知らない、父をしっているから」
その言葉が、私には結構すこーんと落ち、理解に達しました。
グウェンは、モースを通して、モースの母を見ていたんじゃないかなと思ったんです。自分の知らない夫を知っているモースとその母親。
自分と夫とジョイスで築いてきた暮らしの中に、違う人間が入ってきたことへの戸惑いと言うか……(だからと言って息子に当たるのはどうかと思うけど)

私の両親は離婚してないですけど、仲がいい家族ではなかったので、私もモースみたいに若干ひねくれて育ってしまったわけですが、最後のジョイスの言葉には救われますね。
家族だから、仲良くないといけないとか、理解しあわなければならないとか、そういう固定概念に私の頭はいつもがんじがらめなんですが、そうなんですよね、親でも他人なんですよね。そう思うと、無理に理解しようと思わなくて済むし、心が軽くなりました。

というわけで、シーズン6は終了です。最後も最後で暗い話でしたね。
次はシーズン7。レギュラー放送はこのシーズン7で終わり、それ以降はスペシャル放送になります。
あ~終わりが見えてきて寂しいよう。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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