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刑事コロンボS3E4【意識下の映像】

シーズン3エピソード4【意識下の映像】のあらすじ&最後までのネタバレです。

前回のエピソードで書き損ねた感想を。
犯人役ヘイワードの吹替をされていたのが、中谷一郎さんでした。「あ、この声」と思う人はなかなかいないんですけれど、この方の御声はやはり気づきましたね。
風車の弥七でした。私、水戸黄門のキャラの中では、風車の弥七と飛猿がツートップで好きです。多くを語らない感じがね。
そのあと、内藤剛志さんになったんだよな、いやいや、ちゃうねん!(私は内藤さんは苦手、何やっても同じに見えるから)

さて、今回のエピソードの犯人は、コロンボ三回目の登場です。いずれも犯人。それなのに、何度出てきても新鮮。
内藤さんとは全然違いますね!(ディスるなよ)

===

自らが主宰する研究所で意識調査の研究を行なっているケプル博士。
野心家の彼は研究所拡大のため、クライアントのノリスをキャンペーンガールに誘惑させ、その現場を撮った写真をネタにゆすっていた。
しかしノリスは動じない。契約破棄を恐れたケプルは、人間の潜在意識に訴えかけるサブリミナル効果を利用してノリスを殺害しようとする。

ノリス夫人に罪を着せるため、ノリスの浮気相手の恋人だといって犯行予定時刻にわざと呼び出して、彼女のアリバイをあやふやに。
ケプルは、クライアントたちに映画を見せながら、自ら舞台の横に立ってナレーション行なうというアリバイを作る。
しかし、事前に録音していたナレーションを再生して舞台から抜け出し、水を飲みに出てきたノリスを銃で殺害。

コロンボ達が駆けつけるが、夕食を食べ損ねたコロンボは現場にあったキャビアに舌鼓をうちそのおいしさに感嘆する。
ノリスがなぜ映画の途中で試写室を抜け出して外に出てきたのか、それが分からないコロンボ。
そして犯行現場のロビーには、なぜか録音機がテーブルの上に置いてあった。
それは、録音していたナレーションのテープを上書きするためにケプルが置いたものだった。
ケプルに事情を聞いたコロンボ。ノリスはただの仕事仲間だと言い、それ以上の収穫はなかった。
現場での鑑識作業が終わるまで暇になったコロンボは、映写室に向かった。
キャビアをたくさん食べて塩気でやけに喉が乾いてしまい、作業員にアイスティーを振る舞われる。

鑑識作業が終わり、コロンボはケプルに会いに行った。
彼の部屋には拳銃が2丁飾られていた。これが犯行に使われたものではないか調べさせて欲しいというコロンボに対し、ケプルは了承した。
犯行に使った銃(口径変換機)は、デスクランプの傘の中に隠していたのだ。
さらに犯行があった時刻、ケプルは舞台袖でナレーションをしていた。観客の全員がそう答えていた。
コロンボが、ノリスが席を立ったことに気づいたかと尋ねると立ったように思うには答えた。
ノリスを殺す動機を持つ人物はいるかと尋ねられ、少し黙ったケプル。コロンボは詰め寄る。
「私は刑事なので、表情を読むのが得意だ」
そう言われる、躊躇いながらもノリスが浮気をしていたことをコロンボに伝える。

その後、コロンボはノリスの妻に会いに行った。夫婦仲について尋ねると、彼女は正直に答えた。
「昨日までなら良好だったと答えられるが、実は昨晩、夫が浮気しているという連絡を浮気相手の恋人だと名乗る青年からもらった。
夜の8時半に待ち合わせをして、1時間ほど待ったが彼は結局現れなかった。だから犯行時刻にアリバイはない。証明する人がいないから」
彼女がそう言うと、コロンボは疑っていないと答えた。
「もし殺人をするのなら、もっとましなアリバイを作っているものだ」
コロンボの言葉に、彼女はほっとする。

その後コロンボは、弾道検査の結果を持ってケプルに会いに行く。
弾道検査の結果、ケプルが持っていた二丁の銃はノリスの犯行に使われたものとは別物だった。
しかしコロンボには一つ気になる点があった。
ノリスの会社ではケプルとのクライアント契約の解消について議題に上がっていたと言う。
それが犯行の動機になったのではないかと遠回しにケプルに尋ねてみると、
「一つ一つの仕事で契約を交わしているので、単に次の仕事までは私の会社と契約を結ばないでおこうということではないかと思うよ」
とコロンボに説明した。
帰りかけたコロンボは、最後に聞きたい質問をぶつけた。
それは、ノリスの遺体は発見される前後の動きについてだった。
ロビーに置かれた録音機のスイッチをいつ入れたのか。その質問に対して、ケプルは
「あまり記憶にないが、ロビーに出てからかもしれないし、試写室の中で押したのかもしれない」
と昨晩答えていた。
しかし、コロンボが録音機を再生してみると、録音されていたのはロビーで遺体を発見した一同の会話から始まっていた。
スイッチを押したのがロビーに出てからであることが証明されていると言い、
「遺体が見つかって、てんやわんやの状況で果たしてスイッチを入れるだろうか」
とケプルに投げ掛ける。
ケプルは、人は気が動転すると支離滅裂な行動をしてしまうものだと答えるが、それに対しコロンボは映写室の作業員の話をする。
「作業員によると、遺体が見つかった後であなたはその作業員に映写していたフィルムを金庫にしまうように指示しましたよね?
とても冷静な行動です。支離滅裂な行動をするようには思えない」
コロンボはそのまま引きあげていく。

その夜、ケプルの部屋をある人物が訪ねていた。それは、映写室担当の作業員ロジャーだった。
彼はケプルが当日回していたフィルムを確認し、そこにサブリミナル効果が仕込まれていることに気づいた。
それによってノリスを殺したのだとケプルを脅迫した。
彼の要求を理解したふりをしてケプルは彼を始末する方法を考える。そして劇場で映写の仕事をしている彼に会いに行き、射殺するのだった。

コロンボはケプルの著書を読んでサブリミナル効果というものを知り、会社に出向いて編集担当者からその効果効力を聞いた。
すっかり彼の研究の虜になってしまったコロンボは、人間の行動に対して知識が深いケプルに、今回の事件についての考えを聞かせてもらうことにする。
しかしケプルは何もわからないと言って答えようとはしなかった。
コロンボは落胆したような素振りを見せる。
コロンボが自分を疑っていることに対し、不快感を示すケプル。コロンボはそれを否定するが、ケプルの態度は変わらない。

その後ロジャーが遺体で見つかったことがわかり、それをケプルに伝える。
知恵を拝借したいとケプルを遺体発見現場まで同行させるが、ケプルはなかなか尻尾を出さない。
ロジャーが殺されるのに使用された銃は現場に残っており、その持ち主はノリスだった。
それを聞いたケプルは
「これで事件解決だ。犯人は明白で、ノリス夫人に間違いないだろう」
とコロンボに言ったが、コロンボはそれを完全に否定した。
それを聞いたケップルは苛立つ。
「私を疑うつもりかもしれないが、初動捜査の結果ロジャーが亡くなった時刻には、私はあなたといるというアリバイがある」
コロンボは別にあなたを疑っていないと言うが、ケープルはそのまま立ち去った。

翌日、ゴルフに興じているケッペルの前にコロンボがカートに乗って現れる。
コロンボはノリスの浮気相手だというタリルを探し出した。彼女は事件のあった時リスボンに行っていた。
「先生はタリルのことを知らないと言っていたが、彼女はあなたのことを覚えていました」
コロンボはそれで揺さぶりをかけてみるが、ケプルはそれには動じなかった。
彼女はとても魅力的な女性で、男ならまあそういうこともあるだろうとごまかすケプル。
コロンボは更に話を続けた。ロジャーが殺された映写室で、ある点が気になっていたのだ。
彼はいつも映写機のフィルムの最後に小銭を挟み、 フィルム交換の目安にしていた。
彼が殺された時刻は2本目のフィルムが回っている最中だと初動捜査で確認されていたが、2本目のフィルムの映写機の周りには小銭が見当たらなかった。
「つまり、彼が殺されたのは2本目のフィルムが回っていた時ではなく、1本目。その時に先生のアリバイはありません」
コロンボはそう言うが、ケプルは物的証拠がなければ逮捕はできないとコロンボを挑発するのだった。

なんとか物的証拠を見つけ出すために、コロンボはある行動に出る。
カメラマンを1人用意して、ケプルが帰った後の事務所に潜入。彼の部屋を観察している様子を、カメラマンに撮らせた。
そして、その写真を彼が翌日見るフィルムに差し込み、サブリミナル効果を彼に与えて、彼が動き出すのを待った。

サブリミナル効果に誘われて、ケップルは口径変換器を隠したデスクランプに駆け寄り、変換器を手に取った。
そこへコロンボが現れ、証拠を押収。
コロンボがサブリミナル効果を使ったことを賞賛し、笑うのだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

コロンボの「?」①
ロビーに置かれた録音機
「冷静と情熱のあいだ」というのが私が幼いときに流行っていましたけれど、「平静と興奮のあいだ」と言いますか
普通なら「殺すこと」が興奮で、日常生活が平静だと思うんですけど、ケプルの場合は逆ですね。
綿密な計画があるから、殺人は至って平静にできた。平静に出来すぎて、思いもよらぬ行動をとってしまったわけです。
録音なんてしなくていいのにさ。平静は装えるけど、気が動転したふりってむずかしいのかな。

コロンボの「?」②
塩辛かったキャビア
嬉々として食べたキャビアが辛かったんですね。もしコロンボが食べていなかったら、水が飲みたいって気持ちにならなくて、糸口がつかめなかったかも。
ノリスもキャビアを食べて(ケプルが用意していた)、喉が渇いたわけですね。さらに試写室のエアコンが壊れていて暑く、よけいに喉が渇いた。
そしてとどめの「サブリミナル効果」で耐え切れず、水を飲みに出てしまったところを撃たれてしまった。

コロンボの「?」③
落ちていなかったコイン
ロジャーが殺された現場で、コインが落ちてないことだけで犯行時間を推理できるコロンボに感服です。
ほんの小さな着眼点ですよね。映写室にいってロジャーと話をしなければ、そして床に落ちているコインに気が付かなければ、そしてそのコインの意味を訊かなければ……
一つ一つのサインはとても小さいけれど、その塵のような情報を集めて形にしているのが素晴らしいなと毎度思わされます。

あと面白いなと思ったのが、コロンボはよく「犯人が犯人と仕立てようとする人を犯人じゃないと断定する」ことがありますが、
今回もノリス夫人に対してあっさりと「あなたは疑ってませんよ」と言っていました。凄い能力。
嘘を吐いていない人の心を、目を読めるのでしょうか??だとしたら、それこそケプル博士の研究対象になりそうですがw

あと、映写室の技師で、強請って殺されたロジャー。彼はただ、お金持ちになりたかったんだな。
いかなる現場を見たとしても、私は強請らず、警察に通報しようと思いますね。金より命が大切(あたりまえ)

というわけで、今回の犯人役、ロバート・カルプさん、三度目の登場です。
指輪の爪あとのブリマーさんです。
そして、アリバイのダイヤルのポールさん。
三度目の登場、三度目の殺人です笑 もうベテランですね

この回のカルプさんが一番若く見えるのは、眼鏡かけてないからか、それとも髭がないからか、はたまた変な格好をしてないからか?
なんだか今回はとても素敵なおじ様に見えた。
スーパーマーケットで黄色のジャケットを着ているんですが、こんなの似合うおじさんいない。あと笑顔が可愛い

ブリマーさんは確か探偵さんで、コロンボの手腕や着眼点に褒め言葉をかけていた気がするけど、今回もまたコロンボの独創的な発想に、素直に褒め言葉を言っていたような気がします。
この人は確かに利己的なことで殺人をしているんだけれども、何と言うか人のことをあっさり褒められる余裕があるなとは思いました。コロンボに対しても一貫して苛立たないように努めていたし。
まあそれは捕まらないという絶対的な自信があったのかもしれませんけれど。

あるシーンが気になりまして。
ケプルさんと呼ぶコロンボに対して、彼が「ドクターと呼んでくれ」と言うのがちょっと面白かったです。役職で呼んでほしいってことなのかなと私は思いました。
そういうのは自己顕示欲の現れなのかなとも思います。そういう点では、ブリマーさんとなんとなく似ているかなと思いました。

ケプルさんの声優さんは先日お亡くなりになった梅野泰靖さんでした。はつらつとしたお声で 愛嬌のあるリップルさんを見事に演じていらっしゃいました。合掌

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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