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刑事コロンボS3E5【第三の終章】

シーズン3エピソード5【第三の終章】のあらすじ&最後までのネタバレです。

最初にタイトルいじりをしますが「第三の終章」ってめちゃくちゃかっこいい邦題だと私は思います。
終章ってエピローグ?結末?なので、第三の結末ということですよね。
でも「第三」ってなんのことだろう?と考えました。
一つ目は?マロリーが強盗に殺されたということで、犯人が分からぬまま終わる結末?
二つ目は?エディが真犯人だという結末?
三つ目は?

原題は「Publish or Perish」
全然違いますね。韻を踏んだタイトルでした。直訳すると、出版か死か。凄い二択。

===

出版社社長のグリーンリーフは、大ヒット作家のマロリーを抱えていたが、彼が大手出版社を契約することがわかり、彼を殺そうと考えていた。
そこで利用したのが爆弾製作が好きなエディ。彼に著書を出版させてやるという条件を引き換えに、殺人を実行させた。
計画はすべてグリーンリーフが立て、殺害実行時には完璧なアリバイを作っていた。
飲み屋で騒ぎを起こし、さらに駐車場で事故を起こして客と大揉めに……

警備員がマロリーの遺体を発見し、コロンボは現場へと到着した。
床に落ちていた鍵を拾い、扉の鍵穴に差し込むも形が合わない。
この二日で5時間しか寝ておらずふらふらのコロンボは警備員にコーヒーをせがむ。どうやらカミさんにせがまれて一緒に深夜番組を見たらしい。
そこへマロリーの死を知らない配達係がやってくる。彼はいつも深夜に口述原稿を取りに来ることになっていたのだった。
現場に残されていた録音音声を聞き、彼の座るデスクの前の窓が開いていること、床に落ちていた鍵も気になる。

翌朝、警察に保護されていたグリーンリーフにコロンボは会った。弁護士のチェイスを伴っていたが、マロリーの最期の肉声テープを聞かせると、彼の死に動揺していた。
現場に落ちていた鍵は、グリーンリーフのものだと警備員が証言したため、コロンボは彼に会ったのだが、彼はマロリーが殺された時のアリバイさえ覚えていないほど酔っていたと証言する。

コロンボはその後、マロリーとグリーンリーフの関係性を探るため、マロリーが移籍するはずだった大手出版社の編集者アイリーンを訪ねた。
死の直前に喧嘩する二人を見ていたアイリーンが、彼らの仲は良くなかったと言うが……
新作の話を尋ねると、映画化の話まで決まっているのだという。そのため、結末に主人公が死ぬという内容で書き進めていたマロリーだったが、アイリーンのアドバイスで仏門に入るという設定に書き換えたのだと教えてもらった。

コロンボはグリーンリーフを訪ねた。犯行に使われた銃が、グリーンリーフのものと一致したため、もしや盗まれたのではないかとコロンボは考えていたが、グリーンリーフは「自分にはアリバイも記憶もないから、僕が殺したのかもしれない」と言い出す。
コロンボは、昨晩乗っていた車を確認。トランクの鍵が壊され、銃もそしてマロリーの部屋の鍵も盗まれていることがわかる。
さらには車がぶつかったような跡も残っていた。
そこへ保険会社から電話がかかってきて、弁護士のチェイスが代理で取ると、事件のあった時刻、グリーンリーフが事故を起こしていたことが判明し、弁護士は喜んでそれをコロンボに伝えた。
「犯行のあった22時半に、グリーンリーフはバーの駐車場で事故を起こしています」
完璧なアリバイが出来てコロンボも「これですっきりしましたね」とグリーンリーフに言い、彼もまた胸をなでおろした。
「彼らがもし保険会社に証言してくれなければ、今頃僕はどうなっていたことか……」

チェイスは、証拠もなく逮捕しようとしたコロンボを咎め(そもそも逮捕しようとはしていないが)、コロンボは帰ろうとするが、グリーンリーフの言葉が気になった。
「どうして、「彼ら」と言ったんですか?私がチェイスさんからの伝言を聞く限り、事故の相手が複数かは判別つかないんですが。もしかして、記憶が戻りましたか?」
その問いに、グリーンリーフは黙った。

事故の相手に確認が取れ、完全にアリバイが証明されたグリーンリーフだったが、コロンボが次に着目したのは、銃に残された完璧なグリーンリーフの指紋のこと。
「犯人は、あなたに罪を着せようとした人が居るということです」
さらにコロンボは続ける。
「あなたにとってマロリーさんはとても大切な人だったんですね」
生命保険が掛けられていたことを確認すると、そういうのは出版業界では当たり前で、会計士がやっているから詳しいことは分からないと躱した。
もう一つ気になる点として、犯人がどうやってマロリーの部屋に入ったのかが分からないままだった。
「僕の車から盗まれた鍵を使ったのでは?」
グリーンリーフはそう言うが、コロンボはそれを否定した。
「三週間前にマロリーさんは鍵を交換しているんです。だから鍵が合わないんですよ」

その後、グリーンリーフは実行犯エディを殺すために、シャンパンに睡眠薬を仕込み彼に会いに行く。
その前になじみの鍵屋に依頼して、マロリーの部屋の合鍵を作らせていた。
エディを眠らせたあと、自分とのつながりを示すものを処分し、部屋に爆弾を仕掛けて爆殺。

翌日、アイリーンと社長のニールに会いにレストランへと向かったコロンボ。
カフェメニューには目もくれず、おなかを満たすためにチリコンカンを頼んだ。
アイリーンたちに「グリーンリーフは嵌められた可能性が高く、心当たりはないか」と尋ねるが、思い当たる節は無かった。
そこへコロンボ宛てに電話がかかり、エディという爆弾好きが自爆で死んだと知らされる。
現場へ向かうと、そこにはグリーンリーフとのつながりを示すものがいくつか残っていた。
そして彼のキーホルダーには、マロリーの家の鍵が付けられていたことから、コロンボはエディが実行犯だと確信する。

グリーンリーフにそのことを報告に行き、エディとのつながりを尋ねると、
「彼は作家を目指していて、ベトナム戦争を題材にした本を書こうとしていた。ちょうどその頃、マロリーがネタに困っていて、エディの本の中身を少し教えた。
勿論エディには了承を取って、金も渡したが、彼はそれでは満足しなくて脅してきていたんだ」
コロンボはその言葉に納得して帰っていく。グリーンリーフは自らの計画通りに運んでいくことに安堵していた。

コロンボはアイリーンを訪ねた。そしてエディが書いたという梗概を彼女に見せると、それはマロリーのものとほぼ同じであることが判明。
グリーンリーフの証言の裏が取れたかに思われたが、アイリーンは一つ気になることを口にする。
「この梗概、まるで口述したような文章ね」
それを聞いたコロンボは、急いであるところに電話した。

その夜、コロンボはグリーンリーフをマロリーの執筆部屋へと呼び出した。
呼び出した理由は、鍵の疑問を解決するためだった。
「マロリーさんが錠前を変えていたことを誰に話したかなと思っていて」
それに対し、グリーンリーフは自分がそれを聞いたと答えるが、
「あなたでしたか。実はね、エディがカギを持っていたんです。ここの錠前とぴったりあう鍵を」
ならば、それで万事解決ではないかとグリーンリーフは苛立つが、コロンボの謎解きはここからだった。
「錠前屋さんに来てもらっているんですけどね、ここの鍵は、事件後に取り換えているんです」
こちらの刑事さんの指示で、と錠前屋は言った。
「事件後の木曜日にここの鍵を付け替えました。なのに、なぜその鍵とぴったりと合う鍵をエディが持っていたんでしょう?」

事件当夜、エディは鍵を使わなかった。なぜなら扉が開いていたから。冷房装置が壊れており、仕方なく窓とドアを開けていたのだろうとコロンボは推理。
だから何だと言ってグリーンリーフは立ち去ろうとするが、そんな彼の背中に「ウォルパート」と名前を投げかける。
思わず振り向いたグリーンリーフにしてやったりのコロンボ。
「やはりご存じでしたか」
そこへ巡査を伴ってウォルパートが現れる。彼はマロリーの口述原稿の録音を預かる宅配担当の青年だった。
「君はマロリーさんの原稿を預かり、それを編集社に渡すのが仕事。それだけでなく、タイピストが原稿化したものをマロリーさんに手渡していたね?そのコピーを君は、このグリーンリーフさんに渡していたんじゃないかな?」
彼の口座には月に破格の報酬が振り込まれていた。それを突き止めていたコロンボは、彼が原稿をグリーンリーフに横流ししていたのではないかと考えた。
殺人の共犯にさせられることを恐れたウォルパートは、現行の横流しを認めた。

原稿を横流しされていたことが証明されただけで殺しの証拠ではないとグリーンリーフは苦しい言い訳を始めたが、コロンボはある事実を突きつける。
「この梗概をエディが書いたとおっしゃいましたけど、それは無理なんです」
なぜなら、物語の結末は、アイリーンが助言をして変更されたものだったから。
「マロリーさんもこの結末は書いていないんです。アイリーン女史が思いついたアイデアだからです。それをエディが書けるはずもない」
それを聞いたグリーンリーフはついに、自らの罪を認めるのだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

コロンボの「?」①
合わない鍵が床に落ちている。さらに開かれた窓
しょっぱなのシーンですね。コロンボは「寝不足だ~」なんて言いながら現場に登場するわけですが、その割に、こういう細かいところに着眼していて、これが最後の大仕掛けにまで展開するんだから、恐れ入る限りです。

コロンボの「?」②
アリバイのない一番怪しい人物グリーンリーフ。そこから飛び出す、完璧なアリバイ。
わざと事故を起こして、アリバイを作り上げるってのは考えたもんですな。それにしても、バーで泥酔した演技、事故を起こしたときの暴言、なかなかひどいことを言ってましたので、現代ならきっと大問題。

コロンボの「?」③
エディという新しい容疑者、怪しすぎる素性。
彼が書いていた「誰でも簡単に爆弾製造(みたいなタイトル)」という本を参考に、グリーンリーフは彼を殺しました。
その割には、彼の部屋は綺麗だったんですよね。どこで爆殺されたんだろう?あんなにお部屋って綺麗な物?もっと肉片が散るんじゃないのか?

最後のオチは面白かったですね~まさかエディの梗概(というウソ)から事件が解決まで行きつくわけです。
そして、梗概という言葉、私は初めて使いましたwきっと大学生活なんかでは耳にしていたんだろうと思いますし、字面を読めば意味は想像できますが、使用するのは初。

今回の犯人役は、二度目の登板、ジャックキャシディさん。構想の死角のケン・フランクリンを演じた方です。
二度目の殺人(笑)ということで、以前よりもさらに用意周到になっております。またしても出版関係のお仕事をしているようですね。
前回も入念に計画していたけど、途中で売店のおばちゃんに見られて強請られたので殺害していました。
今回はエディを実行犯にして、強請られる前にさっさと始末していました。学習したようですw

それにして、今回の犯行の描き方が面白かったです。
グリーンリーフがアリバイを作り、エディが実行する。そして被害者となるマロリーの三人が、3画面にスプリットされて描かれています。
面白い演出ですね。同時並行のドキドキ感。

最後の謎解きのシーンも、佳境だというのに、コロンボのおしゃべりが楽しい。
自分の事件をいつか本にしたいと思っているコロンボは、グリーンリーフにある事件の話をします。
それが「野望の果て」の内容でした。

今回は二つの殺人事件が入っていたわけですが、エディという謎キャラがとても印象的でした。
爆弾を作って延々、廃車工場で爆発させ続けているエディが冒頭シーンで登場するわけですが、かなりクレイジーでしたw
声が好きで、なんでこんなにこの人の声、気になるんだろう?ちょっとかっこいいぞ?と思っていたら、まさかの橋爪功さん!!
素敵なキャラ、素敵な声でした。一番個人的に盛り上がった場面でしたね。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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