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刑事コロンボS3E7【白鳥の歌】

シーズン3エピソード7【白鳥の歌】のあらすじ&最後までのネタバレです。

いつものノリで70分と思いきや、今回は100分で驚き~
タイトルが「白鳥の歌」なんですが、これは慣用句?なんですね。私も知識がまた一つ増えました。
生前最期の歌。という意味らしいです。意味深ですね。

===

人気カントリー歌手トミーは、妻のエドナやコーラスグループを連れて連日大盛況のコンサートを開いていた。
しかし人気絶頂の彼の収益は、妻のエドナがすべてを主教団体に寄付してしまっていた。
それを止めさせたいトミーだったが、エドナは彼の弱みを握っていた。かつて未成年のコーラスガールを暴行したということ事実を盾に、トミーから金を搾取していたのだ。

恨みを募らせたトミーは、セスナで二人を事故に見せかけて殺そうと考える。
睡眠薬入りのコーヒーを飲ませたトミーは、一人、用意していたパラシュートで脱出。パラシュートを(枯れ木の中に)隠し、生還する。
事故で片付けられるはずだったが、エドナの弟から告発があり、コロンボが捜査に参加する。

現場では航空事故研究家のパングボーンがメディアの取材に答えていた。
「事故のはずみで奇跡的にパイロットだけが機外に投げ出されて生還した」
彼の見解では「電気系統の故障」とのことだったが、現場を詳しく見ていくと、コロンボは運転席のシートベルトだけ外れていることから、トミーは元々シートベルトを着けていなかったのではないかと考える。

エドナの葬式会場へと向かったコロンボ。葬祭ディレクターに押し売り営業をされるコロンボだったが、そこを救ってくれたのはエドナの弟ルークだった。
彼はトミーが犯人だと確信しており「エドナに弱みを握られていて、恨んでいた」と言う。しかしその「弱み」の内容まではエドナから知らされていなかったため、コロンボも困ってしまう。
とにかくトミーに会ってみてくれと迫られ、コロンボはルークとともにトミーの家へ。

コロンボは一人でトミーに会いたいと申し出るが、ルークは言うことを聞かず、一緒に屋敷の中へ。
トミーはプールサイドに客を集めてコンサートを開いていたが「エドナの埋葬前だ」とルークは怒り心頭。トミーに殴り掛かりひと悶着。
こうなるから、ルークを連れてきたくなかっただと頭を抱えつつ、コロンボはトミーに話を聞く。

二人きりになり「形式的な質問をするだけだ」とコロンボは前置きして、気になった点を質問していく。
ベルトを外したのは、小物入れの懐中電灯を取り出そうとしたから。
カバンの中が空だったのは、書類が風で飛んで行ってしまったから。
トミーはよどみなくそう答えた。

その後、コロンボは飛行機の整備工場へ。そして、事件の当夜、トミーたちに会った作業員に話を聞いた。
「荷物は荷物庫へ。航空カバンと、魔法瓶はトミーさんが機内へ持ち込んで、副操縦席に置いていました」
魔法瓶という新しい手掛かりが出てきて、コロンボは再びトミーを訪ねることにする。

トミーはその頃、自宅で新しい若い女性に言い寄っていた。そこへコロンボが現れ、彼女は立ち去る。
「魔法瓶が見つからないんですが、どこへ行ったと思いますか」
あくまでも事故で処理をしたいんだ、という前提があるような口ぶりでコロンボは尋ねた。
なにか辻褄があうような理由を考えようと、トミーは「遥か数キロ前で飛んだのではないか」と答える。爆発の衝撃で吹っ飛ぶ可能性は無きにしもあらずだろうとコロンボも同調した。

ひとまず退散したコロンボだったが、トミーがエドナが推し進めていた礼拝堂の建設の中止を申し入れる電話をしていたところで舞い戻ってくる。
トミーは包み隠すことはないと言うが、コロンボはすでにエドナの宗教三昧には捜査の手を伸ばしていた。
飛行機の免許はいつとったのかとコロンボは尋ねた。
「20年以上前さ。実はパイロットの免許には一度落ちていてね」
トミーはそう言って、朝鮮戦争に従軍した経験をコロンボに語った。コロンボもまた従軍経験があり意気投合する。
トミーは空軍でパイロット試験に落ち、別の任務に就いていたという。

その後、コロンボは空軍へと向かった。トミーの経歴を調べると、彼は従軍中、パラシュートの整備の仕事をしていたことが判明し、コロンボは今回の事件のタネに気づいた。

コロンボは、エドナと一緒に亡くなったメアリーアンの遺体を掘り起こすように指示を出し、検査に回した。
その後、二人の体内からは睡眠薬の成分であるバルビタールが見つかり、コロンボはトミーを訪ねる。
トミーはバルビタールについて「二人は乗り物酔いをするから、睡眠薬には酔い止めの効果もある」と答えた。

コロンボはエドナがハマっていた宗教団体に向かい、そこで衣装として使われる白いナイロンの布のサイズを尋ねた。
ストックの棚からナイロンの布の束が無くなっていると聞き、コロンボはある仮説を立てた。
そして、事故調査のパングボーンと合流し、航空カバンの中にぴったりと折りたたんだパラシュートが収まることを確認。
一般的なパラシュートのサイズよりも二割ほど小さいため、落下スピードが速まり、足や腕の骨折の可能性が高まるらしい。
問題はパラシュートがどこに隠されているか。そして魔法瓶はどこへ消えたのか。
事故が起きた周辺の山を捜索するには莫大な時間がかかるだろうとパングボーンは言うが……

コロンボはもう一つ気になっていることがあった。それは、トミーの曲について。
コロンボが聞いていた曲のアレンジと、次回発売されるアレンジが微妙に異なっていたのだ。
「それで編曲担当者に話を聞くと、ソプラノのメアリーアンとティナが入れ替わったそうで」
事故の前から、メアリーアンの代わりにティナを採用し、編曲作業をしていたということがコロンボには気になっていた。
まるで、彼女の死を予期していたようだとコロンボは思っていたが、トミーは「ティナの方が声がいいから前々から思っていた」と答えた。
コロンボは揺さぶりをかけるため、トミーの前で警察に電話。
「ボーイスカウトの準備もいいかね?」
消えたパラシュートと魔法瓶を探すため、ボーイスカウトや山岳隊に協力を仰ぎ、ローラー作戦をするのだと告げる。
「エドナやメアリーアンからは死なないまでも相当量の睡眠薬が見つかりました。もしやあなたを殺そうとしている犯人が、コーヒーに仕込んだのかもしれない。となると魔法瓶を探さなければ」
トミーはそれを聞いても動揺を見せず、コロンボに健闘を祈ると言って旅支度を始める。

怪しい動きをするのではないかとコロンボはトミーを追って空港まで行くが、彼はそのまま飛行機に乗ってしまった。
しかし、空港の保安検査場でポケットから鍵を出していた彼を見ていたコロンボは、ある点に気づく。
彼の持っていた鍵にはタグが付いていた。レンタカーのタグだとすぐにわかり、彼が引き返してきて、車で証拠を回収するのではないかと推理する。

深夜、一台の車が山へと入った。トミーだった。
枯れ木にしまったパラシュートを引っ張り出すトミーを、車のヘッドライトが照らした。コロンボが待ち構えていたのだ。
彼は自白する。
トミーを車に乗せたコロンボだが、トミーは言った。
「殺人犯と一緒に車に乗るのは怖くないか?」
それに対して、コロンボは答えた。
「あなたはそんなに怖い人じゃない。こんな素敵な曲を歌える人に悪い人は居ないし、いずれ、自首してきただろうと思います」
コロンボの言葉に、これで肩の荷が下りた、とトミーは呟くのだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

コロンボの「?」①
外れたシートベルト。消えた灰。
事故の衝撃でも外れなかった後部座席のベルト。にもかかわらず、運転席は外れていた。
操縦に必要な資料を入れていた焦げたカバンの中には、燃えカス一つない。一体何が入っていたのか?(パラシュートが入っていたんですが)

コロンボの「?」②
どこへ行ったのか、魔法瓶。
あのド派手な魔法瓶w一瞬の登場だったけれど、赤?だったから目に焼き付きましたね。

腑に落ちない点が一つだったのが、二つになり、二つから三つになり。と数珠繋ぎになって、とうとう事件解決まで至りました。

トミーが気の毒だなあという気持ちでスタートしているので、最後、彼が捕まるのも少し寂しい気持ちで見ていたのです。
コロンボも逮捕しないで~~!とまでは思っていないですけどね。
捜査が進んでいても、トミーは常に気丈だったというか、いつもの犯人みたいに嫌な奴じゃなかったし、コロンボのことを邪険にもしなかったし。
だから余計に「あ~~ぼろが出た~~涙」と思っていたんですけど、トミーが逮捕された時のコロンボとの掛け合いがすごくよくて、救われました。
トミーが「私が怖くないのか?」て聞いた後で、コロンボが言った「あなたはそんなに怖い人じゃない」て言葉が優しいなと。
S3E2「別れのワイン」の時と同じで、犯人の「人間」の部分をコロンボはちゃんと見ているんですね。
そういう広い心?が、トミーのささくれた心を癒してくれるといいなと思います。

トミーは確かに殺人犯ではありましたけれど、エドナの方も悪人なんですよね。
まあ、確かに未成年暴行はよくないです。本当によくない。肩を持つつもりはないけれどね。
でも強請りはよくないぜ、エドナ。
時系列がよく分からなかったんだけれど、トミーが未成年暴行を働いて、そのあとは一応刑に服してたのかな?
「そこから出してあげたのは私だ」とエドナが言っていたので、そうなのかなと思っているのですが、だとしたら罪を償っているのだし、いつまで強請るねん!と思う私も居ます。
ちょっと同情の気持ちはわきました。
しかも搾取された金が、宗教団体につぎ込まれてるとか、ほんとw嫌すぎて笑えます。私は信仰心が篤いほうではありませんから、よけいに嫌だなと思いました。
その宗教でエドナが救われているのか、それとも巣食われているのかわかりませんが、聖書の言葉を引用して御託を並べているあたり、胡散臭いw
「私は神の道具だ」とか言って、トミーを脅して金を奪っていくのはおっかないッス。

とはいえ、エドナがのめり込んでいる「十字軍」という団体に事情を聞きに行ったコロンボに応対したおばちゃんは愉快でした。すごく声が高くて、キンキンでしたw
よくしゃべるコロンボに負けないほどかみ合わない怒涛の勢いで会話するおばちゃんには笑いましたね。

コロンボが途中、トミーの曲のアレンジが変わっていることに気が付きましたが、なかなかの耳の持ち主です。
「私、イタリア系ですから」と言ってるのも面白かったですね。イタリア=芸術ってイメージなのでしょうか。

そしてタイトルに関して。
白鳥の歌、は「生前最期の作品」という意味があると前書きで書いたのですが、トミーのあの曲は「白鳥の歌」になるんでしょうかね。
二人も殺したら(しかも事故に偽装までして)、終身刑でしょうか。
再起してほしいなあと感じさせる、魅力的な人柄のトミーでした。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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