FC2ブログ

刑事コロンボS3E8【権力の墓穴】

シーズン3エピソード8【権力の墓穴】のあらすじ&最後までのネタバレです。

このエピソードでシーズン3は終了。
コロンボは幼少のころから一度か二度、観ている記憶があるのですが、とびとびの記憶でこのエピソードは全く覚えていませんでした。不思議~。
ラストのスカッと爽快感は、久しぶりでしたね。

===

バーで賭け事を楽しんでいたマークの元を隣人のヒューが訪ねてくる。
「妻のジャニスを、はずみで殺してしまった」
そう告白されたマークは、彼に協力するふりをする。
彼をバーに残し、アリバイ工作のためにジャニスの遺体のそばでバーに居るヒューと電話をする。まだジャニスが生きていると見せかけるためで、ヒューはマークの指示通りの言葉を返し、バーテンにも印象付ける。

自宅へ戻ったマークは、妻と財産の分与について話しながら窓から外を眺め、そして「隣家から不審者が出て行った」と言った。
警察次長をしているマークは、警察に通報。ジャニスの遺体が見つかり、コロンボも現場へと駆け付ける。
周辺で連続して発生している強盗と同じ手口のため、同一犯ではないかとマークは主張するが、コロンボは気になる点がいくつかあった。

マークは警察次長として記者会見に臨んだ。
連続強盗犯の可能性が濃厚であることを伝え、警備を厳重にすると宣言する。

連続強盗犯のアーティはバーで仕事の依頼人からの指示を待っていたが、「人殺しする奴には仕事は渡せない」と言われて仕事の依頼を切られてしまう。
昨晩のは自分の犯行ではないと主張するが……

コロンボはマークの屋敷へ向かい、妻のマーガレットに話を聞いた。
マークの口ぶりからして、夫人も不審者を目撃しているのかと思っていたが、彼女は見ていないと言う。
そして彼女と親しかった被害者のジャニスについても尋ねてみた。彼女は不倫をしていたという噂を耳にしたからだった。

その後、ジャニスの夫ヒューに話を聞きに行ったコロンボ。
事件のあった昨日、メイドが家中の大掃除をしていたことが分かっていたが、夫人が帰宅後着替えたと思われるにも関わらず、クローゼットには指紋が残っていなかったのだ。
「妻はガウンを寝具の下に置いておくのが癖なんです」
ヒューの答えに納得がいったコロンボは帰ろうとするが、車が故障してしまう。

何とか警察署に戻ってきたコロンボは、マークに話を聞くが「報告書を出せばいい」と一蹴する。
しかし、コロンボが妻のマーガレットに会いに行ったと告げると、急に態度が変わって詳しく話を聞き出そうとした。
「奥様は犯人を目撃していないようです」
コロンボが詳しくは追及していないことを知ると、またも態度が変わり、そそくさと自宅へと帰ってしまうマークだった。

彼は帰宅後、入浴中の妻の元へ行き、彼女が持つ財産について再度「自分に分与する気はないか」と持ち掛けた。
マーガレットは分与する気はないと告げるが、その言葉を聞いたマークはマーガレットを風呂に沈め、殺すのだった。

その晩、ジャニスの葬儀へと向かい、マークはヒューにあることを持ちかける。
「私は君の殺人に協力した。今度は君の番だ」
自分の殺人を告白し、ヒューに片棒を担ぐように言った。
その後、警備協力のためにヘリに乗り込み、マークは自らのアリバイを作った。その間にヒューがマーガレットの遺体を担ぎ、プールへと投げ込む。
それを偶然を装って見つけ、悲劇の夫を演じることにしたマーク。
悲嘆にくれる彼にかける言葉がないコロンボ。
「私が記者会見で不用意な発言をしたからだ。私と妻が、犯人を見たと言ったから、口封じに殺しに来たんだろう。虫の知らせで、悪い予感がしたんだ」

「虫の知らせ」という言葉に、コロンボが反応する。
「次長はよく「虫の知らせ」を感じるんですね。昨日も、不審者を目撃した後で、私を名指しでお呼びになった」
どうして死体を見たわけでもないのに、殺人課の自分を呼んだのか?とコロンボはマークに尋ねた。
今までの連続強盗事件では、傷害事件を起こしていないため、被害者が居ると予期する方が難しいのではないかとコロンボは考えたのだ。
マークは「虫の知らせ」に論理はないだろうと言って深くは答えない。コロンボもそれに理解を示した。

本当にプールで溺死したのか怪しむコロンボは、浴室を探してみるが特におかしな点は見つからない。
一緒に捜査していた強盗担当のダフィ警部に、コロンボはずっと抱えていた質問をぶつけてみた。
「ジャニスの指に立派なダイヤのリングがついていたんだが、強盗ならばあれを真っ先に盗らないか?」
そう尋ねると、あれは模造品でただのガラスだから強盗もそれが分かって盗らなかったんだろうと答えた。コロンボもその言葉で納得がいった。

翌日、マークのオフィスへと向かったコロンボは「自分が捜査すべきではない」と進言した。
「私は、強盗犯を探すのではなく、強盗犯に見せかけて殺人を犯した犯人を捜します」
そうコロンボが言うと、了見を聞きたいとマークは言った。
「電話に指紋がないんです。ジャニスはバーに居る夫のヒューに電話をしたはずですが、彼女の指紋がないんですよ」
さらにコロンボには気になっていた点がもう一つ。
「ジャニス夫人は青のガウンを着て殺されていました。ですが、彼女はガウンをいつも寝具の下に置いておくんです。あの日も、枕の下に赤いガウンがありました」
ということは、彼女が着ていた青のガウンは犯人がわざと着せたものだと考えられる。
コロンボんい痛いところを突かれ、ぐうの音も出ないマークだが、コロンボは「だから、もしかしたらジャニス夫人の不倫相手の可能性もある」と言うと、と途端に顔が緩む。
しかしマークはコロンボの推理を真っ向から否定し、強盗犯の中に犯人がいるはずだと主張。その線で捜査を進めるように指示を出し、コロンボは困惑する。

コロンボはジャニスがよく通っていた宝石店へと向かい、彼女が身に着けていたガラスの指輪について真相を聞いた。
すると彼女は、夫がお金を家に入れてくれないため、自分の宝石類を売りに出し、それがバレないようにイミテーションのジュエリーを身に着けていたのだと言う。
ジャニスは若い男に貢ぐお金欲しさに、宝石を売っていたことを遠回しに教えてもらったコロンボは、若い男の一人を訪ねた。
彼に話を聞くと、ジャニスは遊び相手の一人だったと言う。
「事件の日も、実は会う約束をしていたが、約束の時間になっても来てくれないから電話をしたが、出なかった」
9時半には電話をしたが、彼女は電話に出ず、そのまま別の女性と飲みに行ったのだと彼は答えた。

10時過ぎに夫のヒューと電話していることが分かっているジャニス。それで余計に混乱するコロンボは、その混乱を抱えたままマークの家を訪ねた。
「どう思いますか?私には、ジャニスの死亡推定時刻がもっと前なような気がしてならないんですが」
共犯がいたのではないか、とコロンボは推理するがマークは「強盗が犯人だ」の一点張り。
彼の指示で、強盗課のダフィ警部と協力することになる。
その後、検死解剖の結果がコロンボに知らされる。マーガレットはプールでの溺死ではなく、ふろ場で死んでいたことが判明したのだ。彼女の肺に残った水から、石鹸の成分が見つかったからだった。

翌日、ダフィ警部の元を訪ねたコロンボは怪しい前科者リストを見せてもらった。
連続強盗の手口からすれば、アーティが怪しいとダフィは言うが、彼は二つの殺人事件の時には完璧なアリバイがあった。

コロンボはアーティに会いに行った。
「あんたのことはシロだって分かってる。犯人の目星もついているが、物証がない。だから協力してほしいんだ」
アーティはコロンボの言葉を信じ、協力することを決める。
そしてコロンボの指示通り、ヒューの殺人を目撃したと脅迫の電話をする。
下町のバーへヒューを呼び出し、脅しをかけるアーティ。ヒューは彼の要求を認め、金を払うと約束をするが、ヒューはマークに相談していた。

警察へ向かったマークは、アーティの住所を調べようと、強盗課のダフィ警部の元を訪ねるが、そこにいたのはコロンボだった。
「次長の指示通り、強盗の線で捜査を進めていますよ」
そう言うコロンボに適当に相槌を打ちつつ、アーティの書類を見たマークはそそくさと退散した。
そして、ヒューの屋敷のガレージから宝石を持って出た後、調べたアーティの家へと向かい、殺人の証拠を偽装する。

ヒューはアーティとバーで落ち合い、お金を手渡した。マークは警察を指揮してバーに突入。コロンボたちの目の前で彼を逮捕し、物証なら彼のアパートにあるはずだと言って、コロンボたちを連れて行く。
捜索令状が必要ではないかとコロンボは言うが、それならすでに取ってあるから問題ないと言ってマークは急かした。
彼のアパートへ向かったマークとコロンボ。コロンボは彼に殺せたはずがないと主張する。
「奥さんはお風呂で殺されたんですよ」

マーガレットが着ていた服は袖が破れていた。彼女は夜にある授賞式へと参加する予定があったにもかかわらず、そんな破れた服を着るだろうかとコロンボは考えていた。
「死亡推定時刻は、おそらくもっと前、夕方です。その後殺されて、プールに投げられた」
浴室やタオル、床は完全に乾いていたことから、その可能性が高いだろうとコロンボは言った。
それでもマークは聞く耳を持たない。そこでコロンボは最後の一手を出した。
「あなたと、ヒューの共犯です。互いにアリバイを作った」

驚くマーク。そこへ警官がベッドの下に隠されたジャニスの宝石を発見しマークは息を吹き返す。
「これをどう説明する気だ?」
そんなマークにコロンボは種明かしをする。部屋にアーティを連れてきてコロンボは言った。
「これが君のベッドの下にあったと次長がおっしゃっているが?」
「あほかいな。だってここは、俺の部屋じゃねえぜ?」
その言葉に、目が点になるマーク。
「ええ。私の部屋です」
マークが証拠を偽装した部屋は、コロンボが借りている部屋だったのだ。アーティの書類を偽造し、住所を変えていた。

「私が入り知恵をしたんです。ヒューを脅せば、あなたにも連絡が行くと思いました。そしてアーティの住所を調べて工作するだろうと踏んでいましたから。あなたは資料を見てこの住所を知った」
コロンボの術中にはまり、マークは逮捕されるのだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

コロンボの「?」①
なぜ殺人課の自分が呼ばれたのか?
これ、中盤で披露される「?」なんですけど、①にしました。遺体が発見される前の通報段階で自分が呼ばれたこと、コロンボは登場した瞬間から疑問を持っていたんだなと思うと、ぞわっとしましたね。凄いです。

コロンボの「?」②
ジャニスのガウン。電話の指紋。
ジャニスにガウンを着せたのは、偽装に入ったマークってことですよね?
ふと思ったのですが、ヒューはジャニスの浮気癖にカッとして殺したんだと思っていたんだけど、マークはジャニスにガウンを着せるために服を脱がしてますよね。そういうのって気にならないのかな?
まあどうでもいいことなんですが……
電話の指紋はさすがです。小さな矛盾が積み重なって事件解決の糸口になるんだもんなあ。

コロンボの「?」③
本当に強盗なのか?手口の違いと、違和感。
強盗課のダフィ警部も「手口は変えない」と言っていましたが、今までの強盗事件と、今回の殺人事件を別で考えることで、小さな違和感を解消していくコロンボはほんと、さすがっす。

今回はコロンボも面白かったですが、ダフィ警部がいい味出していました。
何と言っても口調が面白いですね。
「アーティは刑務所で何十年もただ飯をくってきた人間さ。ほとんど刑務所に暮らしているようなモンで、たまに娑婆の空気を吸いに出てくる。娑婆の空気が合わないんだろう」
警察官と犯罪者って、不思議な縁があるのかなと思います。とくに刑事ドラマとか見ていると、絆じゃないけど、腐れ縁みたいなものを感じるような描かれ方をしていますが、それって実際にあるのかしら?
ダフィはアーティはシロだと完全に言っていましたね。
アリバイが完璧だからという理由だけではないでしょう。彼の人間性や手口も含めての判断だろうなあ。
コロンボもアーティに実際に会って、あっさりとシロ認定していました。すごい能力です。

アーティもいいキャラでしたね。まあ犯罪者ではあるのですが、憎めないというか。
自分に災難が降りかかり、コロンボと協力するのも面白いです。
最後、マークに「俺の部屋じゃねえぜ」と言ったあと、マークの驚いた顔を見て笑うアーティもよかったです。
スカッとしたんでしょうね。

コロンボも、マークが怪しいと思いながらぼろを出さないから、大芝居をうったわけですが、スカッとしてよかったですね。
途中で話を切らないんですよね、最後まで、ぼろを全部出させてから種明かしをする意地悪な感じがたまりません。相当モヤモヤしていたんでしょう。
そして、コロンボがのらりくらりと適当にマークを躱している処世術にも感心しちゃいました。

マーク役の声優は北村和夫さんでした。北村有起哉さんのお父様なのですね。日本の芸能界にもさまざま血統があるのだなあ。意外な人が親だったり子だったり、新しい発見でした!

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

ランキング参加中♥優しさでぽちっと、よろしくお願いします_(:3 」∠)_


人気ブログランキング
にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ
にほんブログ村


↓コンプリートDVD BOX↓
関連記事
スポンサーサイト



ちゃんこい
Posted byちゃんこい

Comments 0

There are no comments yet.