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刑事コロンボS4E3【祝砲の挽歌】

シーズン4エピソード3【祝砲の挽歌】のあらすじ&最後までのネタバレです。

私の好きなエピソードがやってきました。
全部を覚えているわけではないのですが、記憶があるエピソードの中で、これが一番好きですね。
単純に制服フェチであるというのも理由の一つですし、俗世と切り離された異質な空間っていうものに惹かれるのも一つです。

===

陸軍幼年学校の開校記念祝典で、大砲が暴発。その引き金を引いた理事長のヘインズが爆死した。
彼を殺したのは校長のラムフォード大佐だった。
経営難に陥った幼年学校を男女共学の短大にしようと画策していたヘインズと、ラムフォード大佐は揉めていたのだ。
学校への愛着と、伝統を重んじるべきだという考えから、ラムフォード大佐は大砲に細工をして暴発するように仕向けていた。

コロンボはさっそく事件を調べ始める。
大砲の中にぼろ布が入っていたことが気になったコロンボは、ラムフォード大佐に話を聞いた。
その布は、大砲を掃除するための布だと彼は言い、掃除係はいつも決まっていて、スプリンガー候補生が担当していたと言う。
広い校内を迷子になりながら、スプリンガーに話を聞きに行くが、何とも受け答えがはっきりしない。
なにかを隠していると確信したコロンボは、そのまままた迷子になりながらも食堂へ向かい、ラムフォード大佐を食事を共にした。

捜査状況が気になるラムフォード大佐。コロンボはスプリンガーに話を聞いた所感を述べた。
「スプリンガーは、嘘はついていないけれど、何かを隠しているように感じた」
さらに、開校記念式典での大砲を鳴らすのはいつもラムフォード大佐の務めだったということを知ったコロンボは、今回の事件は、ヘインズを狙ったものではなく、ラムフォード大佐を殺そうとしたのではないかと考える。
ラムフォード大佐はそれを否定するが、コロンボは引っかかったままだった。

引き続き捜査するために、学校の寮の個室を寝床として提供してもらったコロンボ。
軍に所属していた時とはくらべものにならない待遇の良さに喜ぶコロンボだったが……夜中、あることが気になって眠れなくなってしまう。
仲間の刑事に電話をしたコロンボは、学校から12キロ離れたところから「大砲の音がした」と通報があったことを尋ねた。
「いつも一日の終わりには大砲が鳴らされているのに、昨日の式典で鳴った大砲に対して通報があったのはなぜだろうか」
12キロ離れたところで聞こえた大砲の音と、いつもの大砲の音は異なるのではないかとコロンボは考えた。
そして鑑識係に調査を依頼したところ、いつもの大砲で使われている火薬とは異なる成分が今回の事故現場で発見された。
「誰かが故意に、砲弾をすり替えた可能性が出てきた」

その後、コロンボは「新しい体育館探し」をしていた。学校の平面図に書いてある新しい体育館がどこにも見当たらないことにこだわっていた。
そこへスプリンガーが姿を眩ませたとの連絡が入り、ガールフレンドに話を聞きに行ったコロンボは、彼女と会っていたスプリンガーを発見。
何とか説得して学校へと連れ戻す。
その後、コロンボは砲弾がすり替えられていたのなら、生徒ではなく教師側が犯人である可能性もあるのではないかと考えた。

コロンボは、ヘインズの車の中に残っていた図面のことがどうしても気になっていた。
そしてラムフォード大佐にそのことを聞いてみる。
男女共学の計画をヘインズが進めていたとして、理事会にその計画を提案したとしても、理事たちの自分への信頼は厚く、そんな計画がまかり通る可能性はなかっただろうとラムフォード大佐は答えた。

その夜、学校内で問題になっていた「りんごの密造酒」に関する抜き打ち検査がラムフォード大佐の指揮で行われる。
スプリンガーたち一部の生徒が密造酒を作っていたが、コロンボはそれを知っていたうえで、彼らをかばい、その代わりにりんご酒に関するあらゆることを教えてほしいと伝えた。
それが、事件を解く手掛かりになると確信していた。

翌朝、起床時間前、部下のルーミス大佐からの電話で密造酒が見つかったと連絡を受けたラムフォード大佐。
生徒たちを呼ぶようにと言いつけるが、その場へコロンボが現れる。
「密造酒が見つかったそうで」
酒瓶がつるされているのを見つけたとラムフォード大佐は答えた。その仔細をコロンボは尋ねるが……
その証言こそ、ラムフォード大佐自らが大砲にニセの砲弾を仕込んだ張本人だと裏付けるものだった。

スプリンガーはその日、大砲の掃除を怠っており、布が大砲の中に入るはずはなかった。
更に林檎の密造酒がつるされていたのは、ある特定の時間だけ。そのつるされている場面を目撃したとするならば、今回の事件を仕組んだのはラムフォードしかありえなかった。
そのことをコロンボが指摘すると、ラムフォードは自分の行いを認め、さらに間違いだとは思っていないと告げた。
「私は何度でもするだろう」
そう言って、密造酒に関する事の仕舞いを部下に託したのだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

コロンボの「?」①
ぼろ布の存在。
これが殺人だと思わせるきっかけであり、なおかつ、ラムフォード大佐が犯人だと決め手になる糸口にもなる布なんですよね。

コロンボの「?」②
新しい体育館。
広い校舎の地図がヘインズの車の中に残っていました。その図面の中に、体育館が二つあることが気になったコロンボは、関係者に話を聞きます。
そんな話は初耳だと言うわけですが、その体育館こそ、「男女共学」に向けての計画の一つだったんですよね。コロンボがそこにサラっと気づいているのが凄い。

コロンボの「?」③
トイレでの火薬の発見。
トイレで洗面しようとしたコロンボがシンクの淵に火薬を見つけましたね。そこから、火薬について発展していきました。

他にもいろんなところで綺麗につながっているストーリーで、全体を通して大好きな雰囲気なんですけれど、
あらすじがかなり簡素なものになってしまいました。好きすぎて、のめりこんでみてしまったせいです。
あと、好きな世界観をうまく言葉にできなかったというのもあります。
私はこの犯人のラムフォード大佐が凄く好きで、確かに殺人犯ではあるのですが、美しいと言いますか。
マクグーハンさんのお顔立ちも凄く好きなのです。榎木孝明みたいな雅?な顔をしていると言いますか。俗世から離れたような神々しい感じがするんですよね、色白で。
行動が凄く綺麗と言いますが、落ち着いていて、しなやかで、ぞくっとします。制服を着ているときは帽子をかぶっているから目元がよく分からないんですけど、それもいいと言いますか。
室内のシーンでは帽子を取っていますが、綺麗に整えられた髪と、眼鏡の奥の優しくも鋭い視線とか。
本当は生徒のことが好きだし、大切に思っているけど立場上はいつも厳しく接しているっていう。たまに出るデレというか慈しみのある表情がとても素敵。
スプリンガーに罪を着せようとしたのはどうなんだろう、と思ってしまう部分もありましたが、この一件が事故で片付けばスプリンガーも殺人の罪には問われないだろうと考えたのかな?そのあたりはよく分かりませんでした。

彼がヘインズを殺したのは、自分と意見が対立したからではなくて、自分が愛している学校を壊そう?としたところにあるのですよね。
自分が愛している、という言い方だと利己的な印象になってしまうので……何かいい言葉はないだろうかしら。
自分の信念(=愛国心や忠誠心、自分が命をかけて大切に守ってきた国への思い)が、踏みにじられると言いますか。
ラムフォード大佐が守っているものって、古き良きアメリカの誇り?を体現しているのかなと思いました。ヘインズはまあ、資本主義の申し子?現代っ子?戦後世代?みたいな感じでしょうか。
どちらがいいとか悪いとかじゃなくて、うまく例えが見つかりませんが
「古いものはぶっ潰していこうぜ!生産性がないからさ~」みたいなことを言って、ベテラン企業のいいところをもぶっ壊して社員を分断しようとするイケイケの外部コンサルタントみたいな感じなのかなと思いました。

最後のシーンで、生徒に対し「正しい姿」でいるように(洗面して、靴を磨いて、正しい身なりで、食堂に行きなさい!と)と言葉を掛けていました。
その背中をコロンボは静かに見ていました。コロンボは犯人を嫌悪したり、優しい視線を向けたりさまざまだと思うのですが、このラムフォード大佐の(殺人という行為は別として)人柄は好きだったんじゃないかなと思います。
途中で彼が犯人だと気付いていたはずですけど(食堂で食事をしているシーンぐらい?スプリンガーが犯人ではないとコロンボが考えているのが分かったとき、ラムフォード大佐も諦めていると言いますか)、
ラムフォード大佐に対してしつこくないといいますか、パリッとした感じのコロンボを感じるんですよね。従軍経験があるからなんでしょうか。敬意を感じました。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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