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名探偵ポワロS4E1【ABC殺人事件】

シーズン4エピソード1【ABC殺人事件】のあらすじ&最後までのネタバレです。

シーズン4は全3話のようです。1エピあたりなんと1時間40分(白目)まじかよ~
モースと同じくらいの重さ(長さのことを重さと言っています)じゃん……見始めるのに勇気がいる分数。
集中力のない私には、なかなか厳しいシーズンとなりそうです。

===

6か月ぶりに、南米から帰ってきたヘイスティングスと再会したポワロ。
次の部屋が決まるまで自分のマンションで過ごすようにとポワロはヘイスティングスを連れてきた。
南米ベネズエラ土産のカイマンを受け取ったポワロは、さっそくある人物から届いた手紙をヘイスティングスに見せた。

ABCと名乗る人物から、事件を解決してみよという挑戦状が届いていたのだ。
「21日、アンドーバーに注意せよ」と書かれた手紙にはロンドンの消印があるが、指紋は無かった。
ヘイスティングスが帰ってきたのは21日。事件が起こるとしたら今日ではあるが、何も手の打ちようがないとポワロは言う。

翌朝、スコットランドヤードへと向かった二人はジャップ警部に昨晩、アンドーバーで何か事件は無かったかと尋ねた。
アンドーバーの警察のグレン警部に電話をすると、なんと煙草屋を営むアリス・アッシャーという老婦人が殺されていた。
金は盗られておらず、容疑者は別れたアル中の元夫ではないかと警察は疑っていた。
しかし遺体が店の奥に向かって倒れていたことから、客に応対をしていた時に背後から鈍器が棒のようなもので殴られて殺されたのではないかとポワロは推理。
元夫が殺したのならば、向かい合って口論していたときに殺すだろうと言って、元夫の無実を主張する。

ヘイスティングスを連れてポワロはアリスの姪のメアリーが給仕をしている屋敷を訪問した。
メアリーは元夫が叔母を脅迫していたと証言するが、ポワロの中では元夫は完全にシロだった。
ポワロにはもう一つ気になることがあった。それはアリスが亡くなっていた場所に残されたABCと書かれた列車の時刻表だった。
足跡や指紋などを一切残していなかった犯人が、唯一置いて行ったのがその時刻表。それに何か意味があるのではないかと考えていた。

その後、ポワロあてに第二の予告状が届く。そこにはアンドーバーでの事件の勝利宣言と、次のターゲットであるベクスヒルの地名が書かれいてた。
サセックス警察のカーター署長もロンドンへと召集されるが、被害者が分からない以上、手の打ちようもない。
現地へ向かったポワロとヘイスティングス。そしてジャップ警部。被害に遭うのがBから始まる人物ではないかと考えられるが、人数があまりにも多かった。
厳戒態勢が敷かれるが、警戒もむなしく一人の女性が亡くなってしまう。
名前はベティ・バーナード。彼女の遺体のそばにも、アリスのときと同じく時刻表が置かれていた。

彼女が勤めていたレストランのオーナーに話を聞くと、ドンという恋人がいることが判明する。
ベティの両親を訪ねたポワロたちは、アンドーバーという地とベティに何か接点がないか聞くが、情報は得られない。そこへベティの姉が帰ってきて、ベティが複数の男性から言い寄られていたと教えてくれる。
ポワロはベティの家へとやって来たドンに話を聞いた。彼に昨晩のアリバイを尋ねると、彼女がほかの男と浮気をしているのではないかと疑って、彼女が生きそうな場所を探しまわっていたと言う。
結局彼女には会えずじまいだったが、アリバイを証明してくれる人物もいないと彼は投げやりに言った。

ヘイスティングスは彼が怪しいのではないかと疑うが、ポワロは否定する。
「彼はベティ殺しには動機がありますが、アリスにはありません」
犯人の狙いは別にあり、自分に対して予告状を送ってくる理由も何かあるはずだ、と考えていた。

捜査が思うように進展せず、ジャップ警部は公開捜査に踏み切ろうと考えた。それをポワロは引き留めるが、結局新聞に載ってしまう。
これでは犯人の思うつぼだとポワロが嘆いた。
第二の事件から4日が経ち、日付は29日になった。ヘイスティングスと夕食を取っていると、そこへ夜の郵便が届く。
ヘイスティングスが受け取ると、そこにはABCからの手紙が紛れ込んでいた。
消印は26日になっていたが、住所が間違っていたため29日に到着したのだった。そこには「次はチャーストンだ」と書かれていた。
時刻表を開いたヘイスティングスは、その日の深夜にパディントン駅を出発するチャーストン行きの列車があるのを確認。
二人はジャップ警部と合流し、さっそくデヴォン州のチャーストンへと向かった。

その夜、大富豪のカーマイケル卿が遺体で見つかった。
翌朝到着したポワロ達は、被害者の弟フランクリンに話を聞いた。
大変な金持ちで、美術コレクションを有していたが、夫人が不治の病に侵されており、精神的には参っていたという。ただ不審な人物が屋敷にやって来たことや、誰かに恨みを買うようなことはなかったと断言した。
ポワロは被害者たちに共通点はなく、ただアルファベット順に選ばれただけで、自分たちが捜査段階で共通項を探しすぎていたことが解明の遅れにつながっているのだろうとジャップ警部たちに言った。

ロンドンへと戻ってきたポワロ達は、被害者の家族を呼び、再度話を聞くことにした。
まずアリスの姪メアリーに、アリスの死の直前の動向を尋ねた。二週間ほど会っていなかったが、手紙が届いたという。
ベティの姉は、彼女が亡くなった当日に母が彼女のためにストッキングを買ってあげたと言い、妹がそれを見ることもなかったのかと思うと悲しいと吐露した。
カーマイケル卿の弟フランクリンは、重病の義理の姉シャーロット・クラークに会いに来てほしいと言い、被害者の秘書だったグレイは特に変わったことがなかったと答える。
ポワロはそれぞれの話を聞いて、何か大切なことを忘れている気がするとヘイスティングスに零すが、それが分からない。

翌朝、クラーク夫人に会いに行った二人。そこで重要な証言を得る。
「秘書のグレイは嘘つきです。主人はすっかり騙されていましたが、彼女の目当てはお金だけ。彼女は主人が亡くなる日の朝、みすぼらしい格好の男と門のところで話をしていました」
グレイが嘘の証言をしていたことに驚く二人。
その証言を得て、ポワロたちは再びロンドンへと戻ってくる。そこで待っていたのはベティの恋人のドンだった。彼は亡くなったベティのことを思い悪夢に悩まされていた。
彼を励ましていると、郵便の中にABCからの手紙があることに気づく。ヘイスティングスが中身を読むと、そこには「次は9月9日、ドンカスターで事件が起きる」と書かれていた。

事件の関係者が一堂に会した。そこにジャップ警部も現れる。次の予告の日まではまだ日があると喜ぶジャップ警部だったが、フランクリンはそれを否定した。
「9日にはドンカスターで競馬があります。人でごった返しますよ」
それを聞いたジャップ警部は慌てて警察へと戻っていく。入れ違いでグレイがやって来たため、ポワロはクラーク夫人から聞いた言葉をそのまま伝えた。
彼女は思い出したかのように、その男のことを話し始めた。
「確かに、ストッキング売りの男がその日の朝に。何も特徴がなくて、おかしな人でもなかったし……」
それを聞いたポワロはこの事件の共通項がストッキングであることに気づく。
アリスの殺された現場には新品のストッキングが残されていた。ベティの母は新しいストッキングを買っていた。そしてカーマイケル卿の秘書もストッキングを買っていた。
全てはそのストッキング売りの男でつながっていた。

その頃、カストというストッキング売りの男は一連の事件の新聞記事を読んで戦々恐々としていた。
彼がセールスへと向かう列車には、ポワロたちも乗っていた。ドンカスターで犯人を捕らえるためだった。
被害者家族と入念なる打ち合わせをして翌日の犯人逮捕を誓う一同。
そんな中、カーマイケル卿の弟フランクリンは皆が部屋に帰った後で、ポワロに声を掛けた。
「グレイのことで、義理の姉は何か言ってませんでしたか?」
グレイと夫の関係を誤解して嫉妬したクラーク夫人が、彼女を陥れるような発言をしたのではないかと心配している様子だった。
それを聞いたポワロはフランクリンに大丈夫だと答えた。

翌日、レース会場には大量の観客が。ヘイスティングスやフランクリンたちは、怪しい人物がいないかと睨みを利かせる。
ポワロは群衆の大歓声の中で、一連の事件の本当の目的に気づく。
「殺人事件を隠すなら、殺人事件の中に。犯人はたった一つの殺人を隠すために、この連続殺人を犯したんです!」
ポワロの読み通り、映画館で一人の男が殺される。被害者はDの頭文字でもドンカスターでもない場所で死んでいた。
目撃者の証言から、カストというストッキング売りが浮上。
逃亡していたカストだったが、意識朦朧の状態で警察に駆け込み、逮捕された。

ポワロは納得していなかった。
ジャップ警部は彼で決まりだと考えていたが、ジャップ警部を訪ねてストレンジという男がスコットランドヤードへとやって来た。
彼は二つ目の事件があった時、カストと一緒に夜中までドミノをして遊んでいたという。
アリバイが成立したカストだったが、ジャップ警部はほかの事件もカストの犯行だから、間違いなく二件目も犯人に違いないと断言する。

ポワロは拘置所のカストに会いに行った。自分に手紙を書いたのかと尋ねるが、カストは否定した。
「私はいつも、人から敵意を持たれてしまう」
カストは自分の名前が「アレクザンダー・バナパート・カスト」と言って、歴史上の二人の偉人の名前を母親に付けられ、それに対しコンプレックスを抱いていたと吐露する。
ストッキングの行商は、ある会社から委託されて行っていたと言い、犯行予告をタイプしたタイプライターは会社から支給されたものだと証言する。
しかし手紙が届き始めたのはタイプライターが彼の手に渡ってからのため、彼がタイプしたという可能性も残されていた。
カストは二番目の事件の時のアリバイを主張し、ドミノというゲームはとても面白いと話し始めた。
「あのゲームをやると色んな人と友達になれる。あの人もそうでした。コーヒーを飲みながら、すっかり夢中になって……彼は私の手を見て、言いました。『君は絞首台で死ぬだろう。イギリス中で有名になるんだ』とね」

ポワロはベクスヒルへ関係者を呼び出した。
「カストは二番目の事件の犯人ではない。被害者のベティは、本人のベルトで首を絞められていた。彼女が自らベルトを外す相手が、犯人なんです」
カストを利用した狡猾な犯人は、自分をも欺く、二重人格の持ち主だとポワロは言う。
「カストは真犯人から指示された通り、ストッキングを売りに行き、まるで犯人かのように濡れ衣を着せられた」
この犯人の目的は一体なんだったのか。
「この事件で一番の利益を得る者、それは資産家のカーマイケル卿の遺産を相続するあなたです」
競馬場で監視しているというアリバイも、あれだけの群衆の中では証明する人物はおらず、競馬場を抜け出して、カストが居た映画館で全く無関係の人物を刺殺。
ナイフをカストの外套の中に滑り込ませ、罪を擦り付けた。戦争従軍の後遺症で神経過敏の症状があったカストには、短期的な記憶が欠落することがあり、自分が犯罪を犯したのではないかと思い込んでいた。
その病を見抜いていたフランクリンは、ドミノで出会ったカストを利用して、兄の遺産を奪おうと考え、今回の一連の連続殺人を計画。

ポワロの推理を聞いたフランクリンは暴論だと声を荒げて抗議するが、タイプライターに指紋が残っていたとポワロが言うと、逃亡する。
ジャップ警部たちに捉えられ、無事事件は解決するのだった。

解決して一安心の一同。タイプライターに指紋が残っていてよかったとヘイスティングスが言うと、それはハッタリだとポワロは笑った。
事件後、ポワロの部屋をカストが訪ねてきた。命の恩人だと礼を述べるカスト。新聞社がこぞって自叙伝を出版させてほしいと言ってきているのだとカストは言った。100ポンドで出そうかと思っている、とカストが言うと、ポワロは首を振った。
「ダメです、500ポンドは吹っ掛けてあげなさい。今やあなたはイギリスで一番の有名人なのですから」
そう言うと、カストは満面の笑みになった。
ヘイスティぐスの南米土産のカイマンを見たカストは、目を輝かせた。ヘイスティングスが自慢話を始めると、カストは夢中で話を聞き始める。
その様子を見つめながら、ポワロとジャップ警部はそっと退散するのだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

カイマンのセドリックくんがポワロへのお土産。
ハンティングでゲットしたようです。なかなかにヘイスティングスはアクティブですね……まあカイマンのはく製は私も欲しくないですが。

ちょこちょこと面白いシーンが間に挟まれていてくすっと来ました。
まずは、奥さんのエミリー?からお使いを頼まれるジャップ警部。
「私のロッカーは食料貯蔵庫じゃないよ~」と拒んでみるが、そこへポワロがやってくると「はい!分かりました!」と答えちゃう警部が可愛かったですね。
その後のシーンで、やっぱりジャップ警部のロッカーは食料貯蔵庫になっていましたw部下の警官も、ロッカーの中を見て苦笑していましたしね。尻に敷かれているようです。

ABCからの手紙が警察によって公表されることになってしまったシーン。
ポワロは公表に反対だったわけですが、その理由は、犯人の自己顕示欲を満たすだけだという真っ当な理由もありつつ、もう一つは、自分のうぬぼれだと思われるのが嫌だった?みたいな発言をしています。
うぬぼれは一番嫌い、という言葉を聞いてヘイスティングスは若干引いていましたね。いつも自惚れているので、ポワロが。

さて、事件についてですが、ちょくちょく挟まれるカストという人物が謎すぎて。精神疾患?なのか、描写が怪しくて、挿入シーンで困惑しましたね。
この人が犯人なのかな~と匂わせの状態がしばらく続いていまして、もやもやしつつ観進めました。
今回は特に、怪しく描かれる人物の多さが特徴でしたね。
まずは、カーマイケル卿の秘書グレイ(きれいな女優さんだった)。彼女は終始そっけない?視線をしているわけです。怪しいですね。まして財産目当てだとクラーク夫人が言い出してからは余計に。
彼女は結局何だったのか……カーマイケル卿とは普通にビジネスとしての関係で、そっけない態度だったのはデフォルトの彼女の性格なのでしょうかね。

あとベンの悪夢描写も気になりました。わざわざポワロのマンションを訪ねてきて、悪夢の説明をする意味は何だったのか。ミスリードを引き出すためのシーンだったのでしょうかね。
それにしてもクレイジーな演技でした。
「海岸で、ベティの首をベルトで締めているんだ。でも彼女の首が倒れると、その顔はミイラで……」
どゆこと~

木を隠すなら森の中へ、というのが今回の事件のポイントですが、フランクリンはなかなかの策士でした。
被害者家族として、犯人の捜索に協力しつつ、ポワロの動向を見守っていました。このオッサンが一番ノリノリで捜査に参加していましたねえ。
競馬場でアリバイを作って殺人を犯すとはなかなか頭の切れる男です。彼がそこまで必死になるということは、やはり、カーマイケル卿の遺産はクラーク夫人の死後、グレンに渡る手はずになっていたのでしょうか。その辺がなんかな~もやっとします。

今回はポワロも犯人に振り回されていたわけですが、一番気の毒なのはカストですね。
最後の推理披露のシーンで、ポワロはベティの殺害時の状況について語っています。そこで、ポワロの言葉の中に「ベティがカストのようなみすぼらしい男に(彼女は)ベルトを解くと思いますか?」がありましたが、なかなか辛辣。
確かにカストはイケてないおじさんでしたが、私個人として思ったのは、フランクリンもなかなかのオッサン(というかおじさま?)だから、若いベティはベルトは解かんのんちゃうか?と……

今回のエピでは、ミス・レモン不在でした。残念。次回は登場するのかな?
トリック?としてはとても面白い展開でした。私、予告状とか好きなんですよね……まあそこに意味はなかったわけですが。
住所が間違っていて届くのが遅くなったのは、フランクリンがわざと住所を間違えて、事件の捜査が遅れるように仕向けたためでした。
ポワロに手紙を出していたのは、彼に手紙を出すことで愉快犯だと思わせて、ポワロが警察に通報しないようにするためだったわけですが、やっぱりその点を考えるとフランクリンは切れ者でした。
ラストはお粗末様な逃亡劇でしたが。「くそったれ~」って言って逃げましたからね。漫画かよ

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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