ホワイトカラーS1E3【売られた聖書】
2019年03月25日 公開
シーズン1エピソード3【売られた聖書】
ネタバレありのあらすじをまとめています(^-^)/
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
天才詐欺師のニールが、自分を逮捕したFBI捜査官ピーターと共に、
知能犯たちを華麗に追い詰めていく!
ピーターの妻エリザベスや、ニールの相棒(?)モジーなど
脇の面々もきらりと光る、痛快サスペンス!
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
第3話は、FBIの捜査車両のワゴンの会話シーンから。
対象者を監視していると、彼らは「聖書」の話をしはじめる。その中にバレリという男と、その甥ポールを発見する捜査員。
するとポールがFBIのワゴンに近づいてきて、頼みがあるという。
FBIのオフィスを訪ねてきたバレリ。寄付をしている教会から、聖書が盗まれたという。
ピーター「なぜ警察ではなくFBIに頼むんだ?」
バレリ「FBIに監視されていて身動きが取れないからだ」
ピーター「盗まれた聖書の価値はどれくらいだ?」
バレリ「500年もの歴史があるもので、ナポリでの礼拝に使われてきた、とても貴重なものだ」
そうは言われたものの、彼に対しての印象が良くないピーター。
聖書を探すかわりに、交換条件を出します。
FBIが内偵を進めている「レストランでの裏カジノ」を止めるならば捜査すると提案すると、バレリはOKを出した。
一方その頃ニールはモジーと自室で、ケイトが残したワインボトルを二人で眺めながら、彼女が残したヒントを探していた。
そこへピーターから呼び出しが。そして一緒に聖書を探すことに。
(ニールのこのときの服装めっちゃかっこいいのよ、ネイビーのスーツ。鼻血でる)
聖書が盗まれた教会へとやってきたニールとピーター。
警報装置も鳴らず盗まれた聖書。監視カメラもなく、まったく状況が掴めない。
自室に戻り、聖書が盗まれる理由が分からないとモジーに訊く。
するとモジーは、盗まれた聖書には「癒しの力」があるのだという。
1588年ナポリで疫病が流行った際、その聖書に触れたものは誰一人死ななかったという逸話があったのだ。
他にも、とんでもないエピソードがいくつがあるのを聞いたニールは、
聖書を「売る」ために盗んだのではなく、「癒しの力」を求めて盗まれたのだと気づく。
それをピーターに言うと、半信半疑ながらその方向で捜査に乗り出すことに。
神を信じないと言うピーターは、理屈をいろいろとこねている(現実主義者なのね)
聖書が盗まれた教会へと再び訪れたピーターとニールは、聖書に「癒しの力」があると言わなかった神父に対して、
疑いの目を向けます。「癒しの力」のことは重要ではないと思った、と神父は答えますが、
もし、その力を信じて祈っていた信者がいたら?という問いかけに、神父は事情を話しはじめます。
バレリの提案で、教会が行っていたホームレスへの炊き出しを中止していたのだが、
聖書が盗まれた日、神父はホームレスのスティーブを一人教会に泊めたという。
スティーブの愛犬ルーシーは、重病にかかっていた。
ピーターはニールと共に、ホームレスのスティーブに会いに行く。
聖書について訊くと、スティーブは「自分で盗んだ」と認めたが、手元にはないと答えた。
「愛犬ルーシーを助けてやるから」と男に頼まれて聖書を盗んだと彼は白状した。しかし依頼した男の行方は分からないらしい。
スティーブをFBIのオフィスへ連れていき、何人かの男の写真を見せてみるが、一向に進展しない。
集中できていない様子に、ピーターとニールが話しかけると、スティーブはイラク従軍していた頃に
銃撃されてから、体調が芳しくないと言う。
そしてスティーブは、イラクでの従軍中、愛犬ルーシーと出会ったという思い出を語る。
その様子に、聖書の「癒しの力」を頼りたくなる気持ちをピーターたちは察した。
そのとき、バレリの甥ポールが射殺されたという一報が入ってくる。
ポールの写真をみたスティーブは、「この男が聖書を盗め」と依頼してきたと断言した。
ポールの遺体発見現場に到着したピーター。現場を検分していると、陰険そうなルイーズが「俺の事件だ」と管轄を主張してピーターを厄介払いする。
ルイーズは「これはマフィアの抗争だ」というが、ピーターは「聖書盗難に関連する殺人だ」とカッカしてしまう。
ピーターの上司ヒューズはピーターを宥める。せめて遺体が見たいというピーターに対して、
「ルイーズは、ニールを捜査に関わらせたくないと言っている。ニールは犯罪者で、皆が皆快くは思っていない」と正論を言う。
ピーターも苦々しい顔でそれを受け入れます。
(その言葉は理解できるけど・・ピーターはニールを受け入れてるという葛藤)
そしてヒューズはピーターに「この事件から身を引け」と指示します。
ピーターはそれをニールに愚痴る。捜査の内容も分からない。手も足も出ない。
もどかしくなったニールは「じゃあどうするんだ!」とピーターに言うが、ピーターは「俺は何もできない」と答える。
その言葉にピーン!と来たニール。肌寒くなってきたから、(FBIの)ジャケットを貸してくれ、とピーターにねだる。
「そして俺はFBIを装ったりしないよ」と言うが・・・
シーンは変わってFBIのジャケットを着たモジーが登場。
(確かにニールは嘘をついていない)
モジーはFBIを装って殺されたポールの家へ調査に向かい、「証拠回収チームのテッド」だと身分詐称してポールの家に侵入する。
そしてモジーは、ニールを部屋に引き入れる。
部屋に入った二人は「聖書を盗ませた理由」に繋がる証拠を探し始める。
テーブルの上にならんだ乱雑なメモ、百年戦争に十字軍など・・山積みにされた書籍は中世の歴史。
その書籍の著者がマリア・フィアメッタという女性だった。そして、ポールの家のカレンダーには、マリアと会う約束が書きこまれていた。
結果をピーターに報告すると、情報源は「あの友達(モジー)か」と問うが、深追いはしなかった。
(いい意味で協力関係を保っているよね)
マリアに会いにいくピーターとニール。有名な偽造犯であるニールを知っていた彼女は、ニールを「有能だ」と褒める。
まんざらでもないニール。ピーターはちょっと怒です。
盗まれた聖書の写真を見せると、マリアは「これは聖書ではない」と答える。
マリア「聖書にしては小さすぎる」
ピーター「時祷書か?」
マリア「イタリアの時祷書だろう。貴重な品であることには間違いないから、盗んだ犯人が早く見つかるといいわね」
ピーター「犯人は分かっています。ですが、マフィアに殺された。聖書の在処が分からない」
そう言い残してピーターたちはいったん引き上げます。
その夜、モジーはニールの部屋に来ていた。
モジーがケイトの残したボトルについて詳しく調査したが、何も分からないという。
納得いかないニールは更に調べるようにモジーに頼む。
ピーターの自宅に呼び出されたニールは、マリアの印象についてニールに尋ねる。
ピーター「女にマフィアを殺せるか?」
そこに仕事の電話中のエリザベスが登場。業者のミスを叱責するエリザベス、怒っています。
ニールが訪ねてきていることに気づいたエリザベスは、ころっと表情をかえて笑顔を向ける。
エリザベス「仕事の邪魔をしてごめんなさい」
ピーターに「いや、いいんだ。ところで女性は、殺人ができるだろうか」
エリザベス「できるでしょ」(即答)
事件についてエリザベスに説明するニールとピーター。
行方不明の聖書を捜索するには、マリアの部屋の捜索令状が必要だとピーターは言うが、
エリザベスは「頭のいい人は自分の部屋にそんなものを置いたりしないでしょう。
デートにでも誘って、聖書について興味があるとでも言えば、彼女自らぼろをだすかも」と提案する。
マリアをデートに誘ったニールは、彼女から「盗品を買い取りたがっているマフィアとは繋がりが絶えない」という言葉を引き出す。
ニールが引き留めている間に、マリアの部屋に盗聴器を仕掛けたピーターたち。
マリアの部屋にやってきたニール。マリアと談笑をしながら、不審な点がないかを探りますが、
マリアは部屋に置いてあった花瓶(?)の場所が僅かにずれていることに気づき、誰かが部屋に侵入したことに気づきます。
そしてそれがおそらくFBIで、ニールもグルだと推察する。ニールを部屋に一人で残し、別室へと移動したマリアは、
自室に仕掛けてある監視カメラの映像を巻き戻し、FBIが盗聴器を仕込んだことを確認した。
盗聴器が仕込まれていることを知った上で、会話をするマリア。お互いに心中を探り合う二人。
するとニールはマリアが盗聴器の存在に気づいたことを見抜き、彼女の前で盗聴器をワインに沈めた。
そしてFBIの動きが分かっている自分だからこそ聖書を売れると持ち掛け、彼女はそれに乗った。
いよいよ取引の日。
ニールの足首につけたGPSが外されるとあって、ちょっと心配なピーター。
準備をするピーターが願掛けのネクタイをしているのを見たエリザベスは、
エリザベス「ネクタイより、ニールを信じたら?」
ピーター「確信が持てるまでは信用できない」
エリザベス「ただ、信じてあげるってもの、いいんじゃない」
(ほんまに、エリザベスめっちゃ好き。ニールとピーターの接着剤よ)
マリアと合流したニールは、GPSを切ってマリアと二人、取引場所へと移動する。
聖書を受け取ったニールだったが・・・マリアはニールに銃口を向ける。
ニール「ポールを殺したのも君?」
マリア「あいつは金も聖書も欲しがったから殺した」
ニールは聖書を盾に逃げるが、マリアは一発、弾を放つ・・!!
そこへピーターたちが登場。放たれた弾丸は聖書にめり込んでいた。
ニール「(援護が)遅いんじゃないの?」
ピーター「聖書(神)が守ってくれただろう」
そこへバレリが現れて、聖書を返してくれと言うが、ニールが持っていたはずの聖書がない。
ピーターが「誰に渡したんだ」
ニール「FBIの捜査官に渡した」
ピーター「・・・」
渡したのは、FBIのジャケットを着たモジーだった。
ルイーズが「お前も連行するぞ」とニールを脅したが、ピーターが聖書の行方にピンときた。
シーンが変わって、そこは聖書が盗まれた教会。
スティーブと愛犬のルーシーが祭壇の前に座り、盗まれた聖書に触れている。
ニール、ピーター、そしてバレリがそこへやってくる。
聖書を取り返したバレリは、スティーブとルーシーを追い返そうとするが、バレリの指をルーシーが舐めると、
バレリは頬をほころばせて、可愛いなと撫でてやる。
そして「知り合いの獣医を紹介してやる」とスティーブに提案したのだ。
喜ぶスティーブとルーシー。バレリの良心が恩情を見せた瞬間だった。
ニールは聖書をモジーに渡したことをピーターに謝る。
ピーターは「エリザベスに、お前を信じろと言われたんだ」といって許す。
小さな奇跡があちこちで生まれていた。
その夜、暗い部屋でろうそくの灯りとともに晩酌をするニールと、ソファーで眠るモジー。
ケイトの残したワインボトルをろうそくに近づけると、模様が浮かび上がる。
それはニューヨークの地下鉄の路線図だった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
今回はモジーとエリザベスがいい仕事してた~キューピッドやね。
ニール、ピーターそれぞれに欠けているもの?を補ってくれる存在というか・・
ピーターがニールを信じきれない理由って、そりゃあ自分がFBIだからってのもあるし、
それ以上にニールの過去の行いからして到底簡単には信用できないんだろうけど、
それを全部ひっくるめた上で、「ただ、信じてみれば?」というエリザベスの言葉が素敵です。
四の五の言ってないでさ!っていう男前な感じがね。
それってある意味、妄信であって、愛情と紙一重なのかなと思う。
理由はなくても、確信はなくても、信じる。それって、家族とか、友人(親友)への愛情に近い気がする。
取引当日、ニールが「よく俺に取引を任せるね」的な発言をしたときの
ピーターの返し「俺はお前を信じる」ってのが、ニールの心の中に一石を投じたよね。
このシーン↓

なんてことないアイコンタクトだけど、いつもとはなんか、違う。
最後のシーンもね、ニールは犯罪者だけど心がないわけじゃない。
ピーターもいつも厳しいし、道を外れるのは嫌うけど、でも正義を信じる心があって、弱者を見捨てない。
「うわ~この人の性格きら~い」って人がメインキャストに居ないってのが
観ていてホッとするんだよな~このドラマ。
互いの思惑がまだまだ明かしていない二人だけど、着実に関係性が出来上がってきていて、
何度見ても、きゅんきゅんしてしまいます。
ケイトの行方が分かる手がかりも見つかったところで、シーズン1、1枚目のDVD鑑賞終了!
読んでいただきありがとうございましたヾ(o´∀`o)ノ
ネタバレありのあらすじをまとめています(^-^)/
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天才詐欺師のニールが、自分を逮捕したFBI捜査官ピーターと共に、
知能犯たちを華麗に追い詰めていく!
ピーターの妻エリザベスや、ニールの相棒(?)モジーなど
脇の面々もきらりと光る、痛快サスペンス!
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
第3話は、FBIの捜査車両のワゴンの会話シーンから。
対象者を監視していると、彼らは「聖書」の話をしはじめる。その中にバレリという男と、その甥ポールを発見する捜査員。
するとポールがFBIのワゴンに近づいてきて、頼みがあるという。
FBIのオフィスを訪ねてきたバレリ。寄付をしている教会から、聖書が盗まれたという。
ピーター「なぜ警察ではなくFBIに頼むんだ?」
バレリ「FBIに監視されていて身動きが取れないからだ」
ピーター「盗まれた聖書の価値はどれくらいだ?」
バレリ「500年もの歴史があるもので、ナポリでの礼拝に使われてきた、とても貴重なものだ」
そうは言われたものの、彼に対しての印象が良くないピーター。
聖書を探すかわりに、交換条件を出します。
FBIが内偵を進めている「レストランでの裏カジノ」を止めるならば捜査すると提案すると、バレリはOKを出した。
一方その頃ニールはモジーと自室で、ケイトが残したワインボトルを二人で眺めながら、彼女が残したヒントを探していた。
そこへピーターから呼び出しが。そして一緒に聖書を探すことに。
(ニールのこのときの服装めっちゃかっこいいのよ、ネイビーのスーツ。鼻血でる)
聖書が盗まれた教会へとやってきたニールとピーター。
警報装置も鳴らず盗まれた聖書。監視カメラもなく、まったく状況が掴めない。
自室に戻り、聖書が盗まれる理由が分からないとモジーに訊く。
するとモジーは、盗まれた聖書には「癒しの力」があるのだという。
1588年ナポリで疫病が流行った際、その聖書に触れたものは誰一人死ななかったという逸話があったのだ。
他にも、とんでもないエピソードがいくつがあるのを聞いたニールは、
聖書を「売る」ために盗んだのではなく、「癒しの力」を求めて盗まれたのだと気づく。
それをピーターに言うと、半信半疑ながらその方向で捜査に乗り出すことに。
神を信じないと言うピーターは、理屈をいろいろとこねている(現実主義者なのね)
聖書が盗まれた教会へと再び訪れたピーターとニールは、聖書に「癒しの力」があると言わなかった神父に対して、
疑いの目を向けます。「癒しの力」のことは重要ではないと思った、と神父は答えますが、
もし、その力を信じて祈っていた信者がいたら?という問いかけに、神父は事情を話しはじめます。
バレリの提案で、教会が行っていたホームレスへの炊き出しを中止していたのだが、
聖書が盗まれた日、神父はホームレスのスティーブを一人教会に泊めたという。
スティーブの愛犬ルーシーは、重病にかかっていた。
ピーターはニールと共に、ホームレスのスティーブに会いに行く。
聖書について訊くと、スティーブは「自分で盗んだ」と認めたが、手元にはないと答えた。
「愛犬ルーシーを助けてやるから」と男に頼まれて聖書を盗んだと彼は白状した。しかし依頼した男の行方は分からないらしい。
スティーブをFBIのオフィスへ連れていき、何人かの男の写真を見せてみるが、一向に進展しない。
集中できていない様子に、ピーターとニールが話しかけると、スティーブはイラク従軍していた頃に
銃撃されてから、体調が芳しくないと言う。
そしてスティーブは、イラクでの従軍中、愛犬ルーシーと出会ったという思い出を語る。
その様子に、聖書の「癒しの力」を頼りたくなる気持ちをピーターたちは察した。
そのとき、バレリの甥ポールが射殺されたという一報が入ってくる。
ポールの写真をみたスティーブは、「この男が聖書を盗め」と依頼してきたと断言した。
ポールの遺体発見現場に到着したピーター。現場を検分していると、陰険そうなルイーズが「俺の事件だ」と管轄を主張してピーターを厄介払いする。
ルイーズは「これはマフィアの抗争だ」というが、ピーターは「聖書盗難に関連する殺人だ」とカッカしてしまう。
ピーターの上司ヒューズはピーターを宥める。せめて遺体が見たいというピーターに対して、
「ルイーズは、ニールを捜査に関わらせたくないと言っている。ニールは犯罪者で、皆が皆快くは思っていない」と正論を言う。
ピーターも苦々しい顔でそれを受け入れます。
(その言葉は理解できるけど・・ピーターはニールを受け入れてるという葛藤)
そしてヒューズはピーターに「この事件から身を引け」と指示します。
ピーターはそれをニールに愚痴る。捜査の内容も分からない。手も足も出ない。
もどかしくなったニールは「じゃあどうするんだ!」とピーターに言うが、ピーターは「俺は何もできない」と答える。
その言葉にピーン!と来たニール。肌寒くなってきたから、(FBIの)ジャケットを貸してくれ、とピーターにねだる。
「そして俺はFBIを装ったりしないよ」と言うが・・・
シーンは変わってFBIのジャケットを着たモジーが登場。
(確かにニールは嘘をついていない)
モジーはFBIを装って殺されたポールの家へ調査に向かい、「証拠回収チームのテッド」だと身分詐称してポールの家に侵入する。
そしてモジーは、ニールを部屋に引き入れる。
部屋に入った二人は「聖書を盗ませた理由」に繋がる証拠を探し始める。
テーブルの上にならんだ乱雑なメモ、百年戦争に十字軍など・・山積みにされた書籍は中世の歴史。
その書籍の著者がマリア・フィアメッタという女性だった。そして、ポールの家のカレンダーには、マリアと会う約束が書きこまれていた。
結果をピーターに報告すると、情報源は「あの友達(モジー)か」と問うが、深追いはしなかった。
(いい意味で協力関係を保っているよね)
マリアに会いにいくピーターとニール。有名な偽造犯であるニールを知っていた彼女は、ニールを「有能だ」と褒める。
まんざらでもないニール。ピーターはちょっと怒です。
盗まれた聖書の写真を見せると、マリアは「これは聖書ではない」と答える。
マリア「聖書にしては小さすぎる」
ピーター「時祷書か?」
マリア「イタリアの時祷書だろう。貴重な品であることには間違いないから、盗んだ犯人が早く見つかるといいわね」
ピーター「犯人は分かっています。ですが、マフィアに殺された。聖書の在処が分からない」
そう言い残してピーターたちはいったん引き上げます。
その夜、モジーはニールの部屋に来ていた。
モジーがケイトの残したボトルについて詳しく調査したが、何も分からないという。
納得いかないニールは更に調べるようにモジーに頼む。
ピーターの自宅に呼び出されたニールは、マリアの印象についてニールに尋ねる。
ピーター「女にマフィアを殺せるか?」
そこに仕事の電話中のエリザベスが登場。業者のミスを叱責するエリザベス、怒っています。
ニールが訪ねてきていることに気づいたエリザベスは、ころっと表情をかえて笑顔を向ける。
エリザベス「仕事の邪魔をしてごめんなさい」
ピーターに「いや、いいんだ。ところで女性は、殺人ができるだろうか」
エリザベス「できるでしょ」(即答)
事件についてエリザベスに説明するニールとピーター。
行方不明の聖書を捜索するには、マリアの部屋の捜索令状が必要だとピーターは言うが、
エリザベスは「頭のいい人は自分の部屋にそんなものを置いたりしないでしょう。
デートにでも誘って、聖書について興味があるとでも言えば、彼女自らぼろをだすかも」と提案する。
マリアをデートに誘ったニールは、彼女から「盗品を買い取りたがっているマフィアとは繋がりが絶えない」という言葉を引き出す。
ニールが引き留めている間に、マリアの部屋に盗聴器を仕掛けたピーターたち。
マリアの部屋にやってきたニール。マリアと談笑をしながら、不審な点がないかを探りますが、
マリアは部屋に置いてあった花瓶(?)の場所が僅かにずれていることに気づき、誰かが部屋に侵入したことに気づきます。
そしてそれがおそらくFBIで、ニールもグルだと推察する。ニールを部屋に一人で残し、別室へと移動したマリアは、
自室に仕掛けてある監視カメラの映像を巻き戻し、FBIが盗聴器を仕込んだことを確認した。
盗聴器が仕込まれていることを知った上で、会話をするマリア。お互いに心中を探り合う二人。
するとニールはマリアが盗聴器の存在に気づいたことを見抜き、彼女の前で盗聴器をワインに沈めた。
そしてFBIの動きが分かっている自分だからこそ聖書を売れると持ち掛け、彼女はそれに乗った。
いよいよ取引の日。
ニールの足首につけたGPSが外されるとあって、ちょっと心配なピーター。
準備をするピーターが願掛けのネクタイをしているのを見たエリザベスは、
エリザベス「ネクタイより、ニールを信じたら?」
ピーター「確信が持てるまでは信用できない」
エリザベス「ただ、信じてあげるってもの、いいんじゃない」
(ほんまに、エリザベスめっちゃ好き。ニールとピーターの接着剤よ)
マリアと合流したニールは、GPSを切ってマリアと二人、取引場所へと移動する。
聖書を受け取ったニールだったが・・・マリアはニールに銃口を向ける。
ニール「ポールを殺したのも君?」
マリア「あいつは金も聖書も欲しがったから殺した」
ニールは聖書を盾に逃げるが、マリアは一発、弾を放つ・・!!
そこへピーターたちが登場。放たれた弾丸は聖書にめり込んでいた。
ニール「(援護が)遅いんじゃないの?」
ピーター「聖書(神)が守ってくれただろう」
そこへバレリが現れて、聖書を返してくれと言うが、ニールが持っていたはずの聖書がない。
ピーターが「誰に渡したんだ」
ニール「FBIの捜査官に渡した」
ピーター「・・・」
渡したのは、FBIのジャケットを着たモジーだった。
ルイーズが「お前も連行するぞ」とニールを脅したが、ピーターが聖書の行方にピンときた。
シーンが変わって、そこは聖書が盗まれた教会。
スティーブと愛犬のルーシーが祭壇の前に座り、盗まれた聖書に触れている。
ニール、ピーター、そしてバレリがそこへやってくる。
聖書を取り返したバレリは、スティーブとルーシーを追い返そうとするが、バレリの指をルーシーが舐めると、
バレリは頬をほころばせて、可愛いなと撫でてやる。
そして「知り合いの獣医を紹介してやる」とスティーブに提案したのだ。
喜ぶスティーブとルーシー。バレリの良心が恩情を見せた瞬間だった。
ニールは聖書をモジーに渡したことをピーターに謝る。
ピーターは「エリザベスに、お前を信じろと言われたんだ」といって許す。
小さな奇跡があちこちで生まれていた。
その夜、暗い部屋でろうそくの灯りとともに晩酌をするニールと、ソファーで眠るモジー。
ケイトの残したワインボトルをろうそくに近づけると、模様が浮かび上がる。
それはニューヨークの地下鉄の路線図だった。
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今回はモジーとエリザベスがいい仕事してた~キューピッドやね。
ニール、ピーターそれぞれに欠けているもの?を補ってくれる存在というか・・
ピーターがニールを信じきれない理由って、そりゃあ自分がFBIだからってのもあるし、
それ以上にニールの過去の行いからして到底簡単には信用できないんだろうけど、
それを全部ひっくるめた上で、「ただ、信じてみれば?」というエリザベスの言葉が素敵です。
四の五の言ってないでさ!っていう男前な感じがね。
それってある意味、妄信であって、愛情と紙一重なのかなと思う。
理由はなくても、確信はなくても、信じる。それって、家族とか、友人(親友)への愛情に近い気がする。
取引当日、ニールが「よく俺に取引を任せるね」的な発言をしたときの
ピーターの返し「俺はお前を信じる」ってのが、ニールの心の中に一石を投じたよね。
このシーン↓

なんてことないアイコンタクトだけど、いつもとはなんか、違う。
最後のシーンもね、ニールは犯罪者だけど心がないわけじゃない。
ピーターもいつも厳しいし、道を外れるのは嫌うけど、でも正義を信じる心があって、弱者を見捨てない。
「うわ~この人の性格きら~い」って人がメインキャストに居ないってのが
観ていてホッとするんだよな~このドラマ。
互いの思惑がまだまだ明かしていない二人だけど、着実に関係性が出来上がってきていて、
何度見ても、きゅんきゅんしてしまいます。
ケイトの行方が分かる手がかりも見つかったところで、シーズン1、1枚目のDVD鑑賞終了!
読んでいただきありがとうございましたヾ(o´∀`o)ノ
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