FC2ブログ

刑事コロンボS5E1【忘れられたスター】

シーズン5エピソード1【忘れられたスター】のあらすじ&最後までのネタバレです。

シーズン5に突入しました。
海外の女優さんって、ブルネットヘアが少ないから、あまり白髪が目立たなくていいなと思います。
今回の主役でありますジャネット・リーさんもとてもお綺麗でした。ブロンド?っていうのか髪の毛がとてもきれいだし、豊かなボリュームのセットで華やかでした。
冒頭では白い肩出しドレスを着ていらっしゃいましたが、すごいな~プロポーション。
===

往年の名女優グレース・ウィラー。
彼女は名作ミュージカルの名場面を集めた映画が公開されたことで再び脚光を浴びた。
女優としてカムバックできると自信を覚えた彼女は、夫にブロードウェイでの舞台上映の資金援助を頼んだ。
しかし夫のヘンリーは妻のカムバックに反対だった。引き際が大事だと考えていたヘンリーは、グレースに引退を勧めるが、彼女にはその気は毛頭なかった。
ヘンリーを殺すことを決意した彼女は、夫の飲み物に睡眠薬を入れ、眠ったところで拳銃を握らせ、自殺に見せかけて殺すのだった。

捜査にやって来たコロンボ。検死官の見立てでは、自殺に違いないだろうという。
しかし死の直前まで読書をして、寝るために睡眠薬も飲んでいたため、自殺に対してコロンボは疑念を抱いた。
妻のグレースに話を聞きたいと思ったが、かかりつけ医によって鎮静薬を打たれたあとだったため断念。
執事レイモンドに話を聞くと、普段、ヘンリーは銃を車のダッシュボードに置いていて、室内には持ち込んでいなかった。
自殺の兆候がなかったことが気になったコロンボは、翌朝、再び屋敷へ事情を聞きに来ることにする。

翌朝、グレースを訪ねて旧友のネッドがやって来た。
主演ミュージカルを延期すべきかとグレースに尋ねるが彼女は頑なにスケジュールはそのままで行こうと固辞した。
彼女の意思を汲んでそのままで手配を進めることにしたネッド。そこへコロンボがやってくる。
ネッドは若かりし頃ミュージカルスターだった。あこがれの人に会えて大喜びのコロンボ。
さらに、亡くなったヘンリーの妻が往年の名女優グレースであることを知り、さらに大喜び。

彼女に昨晩の状況を聞くコロンボ。
ヘンリーが自殺するときの銃声は、映画を観ていたために気づかなかったと彼女は答える。さらに自殺の兆候に関しても「彼は他人に感情の起伏を見せる人ではなかった」と言った。
彼女と一緒にヘンリーが亡くなっていた寝室へと向かったコロンボ。昨晩、寝室の扉は内側から留め金が付いており、出入りが出来なかった。
バルコニー側の扉は開いていたが二階が寝室で、近くにある木の枝は防犯のために切られていた。

コロンボは本屋へと向かい、ヘンリーが最後に読んでいた本の内容と、その購入日を店員に尋ねた。
彼は死ぬ三日前に本を購入しており、内容は非常にコミカルなものだと言う。コロンボはまたも頭を抱えてしまう。
その後、舞台の稽古中のグレースを訪ねたコロンボは、気になっている点を彼女に伝えた。
「こんな本を自殺の直前に読むようには思えない」
さらに、いつも寝る前にどこまで読んだか分かるよう、ページの端を折りたたんでいたヘンリーだったが、死ぬ日は折り目がなかった。
「だいたい人間はルーティンを忘れるもんじゃない」
もし本を読んでいないのならば話は別だが、執事のレイモンドは確かにヘンリーが読書をしているのを目撃していた。
それを聞いたグレースは、
「夫は素晴らしい人間だった。誰が彼を殺そうとするの?」
そう言われてコロンボは何も返せなくなってしまう。

その後、コロンボは再びグレースの屋敷へ。
バルコニーの窓から下へ下りられるか、自ら実験をしてみると、転びはしたものの着地することに成功する。
コロンボはグレースが限りなく犯人に近いと考えるが、そんなコロンボをネッドが呼び出した。
彼はグレースにこれ以上負荷をかけないでほしいとコロンボに頼んだ。しかしコロンボは、ヘンリーが自殺ではなく他殺だと考えていると告げる。
動機がないというネッドに対し、コロンボはそれを否定した。
「彼女が犯人で間違いないと思っています。もし彼女が心配なら、今夜八時に彼女の屋敷へ。私は屋敷に招待されているので、あなたもぜひ」

夜八時、正装をしたコロンボがグレースの屋敷へ。
彼女の映画の上映会が催される。ネッドも約束の時間に来ていた。
映画の上映時間は1時間45分。彼女が事件当夜に観ていた映画と同じだった。
「1時間45分の映画が、なぜ事件当夜には2時間も上映にかかったのか」
事件当夜、23時から上映を始めた映画。グレースは一人でそれを見ていた。執事のレイモンドが途中フィルムチェンジをしながら、上映終了時間が1時だったと証言した。彼がいつも見ていたコメディ番組の終了時刻と同じだったからだ。

コロンボはネッドとともに映画を観ていた。そのフィルムにはコロンボが細工をしていた。
わざとフィルムが切れるようにして、グレースがそれを何分で修復するかを観察するためだった。
彼女はものの数分で修理し終えたが、それを見てコロンボは事件当夜の推理を話し始める。
「フィルムの修復はほんの数分でできます。なのにどうして、当日は15分も上映時間が遅れてしまったのか。それは、ヘンリーを殺していたからです」
コロンボは納得しないネッドに対し、あるカルテを見せた。それはヘンリーの持病ではなく、ロージーという女性のカルテだった。
ロージーとは、グレースが若き日に演じた役の名前。ヘンリーは妻の病気を、あえて名前を伏せて残していた。
「彼女には脳に腫瘍が。だから短期記憶が失われていき、最近のことはよく覚えていない。余命も短いんです。もしかしたら、ご主人を殺したことさえ、憶えているかわからないんです」
そんな二人の会話を聞いていたグレースは突然感情が高ぶる。いつまで夫の自殺に対して嗅ぎまわるのかと声を荒げる彼女を宥めたのは、ネッドだった。
「俺が殺したんだ。ヘンリーは君のカムバックに反対していたから」
泣き崩れるグレースにキスをするネッド。
残りの命が短いグレースの代わりに自首をしたネッドは、コロンボとともに屋敷をあとにするのだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

コロンボの「?」①
自殺の兆候がない。拳銃はガレージにあるのになぜ室内に?
ガレージに取りに行ったのだとしたら、履物に泥が付いているはずなのに、汚れがない。一体どうやって?

コロンボの「?」②
映画の上映時間に15分誤差がある。事件当夜もフィルムが切れてしまったけれど、ヘンリーを殺しに行っていたから、その間切れていることに気づかず、上映時間が押してしまったわけですね。

なんとも言えない後味のエピソードでした。感想をうまく書くことができない余韻です。
つらいとか、悲しいとか、むなしいとか、そういうものではない感情がぐるぐるしています。

まずはちょこちょこ間に挟まれた謎のシーンから。コミカルシーンは事件と関係ない部分で挿入されていました。
コロンボは銃を使えないんですね、へたっぴだから、射撃の訓練を何と10年も放ったらかしにしていたらしいです。そんなことが許されるのか笑
試験を受けないと停職だ!と怒られて困り果てるコロンボですが、はいわかりましたと言って試験を受けに行かないのがコロンボです。
非番の友人警官を呼び出して、身分証を渡し、5ドル?を渡して替え玉受験してくれと頼むわけです。
なかなかの……笑それでいいのか警察官w

というわけで、その他の感想。
名前さえ覚えられない彼女の様子から、何かがおかしいと思っていたコロンボでしたが、まさか彼女が大病を患っていたとは。
そして彼女が余命いくばくもないと分かった時、コロンボは事件を解決できると思ったのか、わかりません。

映画の上映会にネッドを呼んだときのコロンボの言葉は印象的でした。
「彼女を助けたいなら、来てください」
彼女を助けたいって言うのが「私の推理に反論したいのなら」という意味だと思っていましたが、あとからそうではなかったんだと気付きました。
本当にグレースを助けてあげてほしいと思っていたんですね、コロンボは。
彼女の病気のことを知らせたかったし、そんな病気を抱えて舞台はできない。ヘンリーもそれが分かっていて出資しなかったんだということを暗に伝えたかったのではないかと思いました。
どうしてもカムバックしたいという熱意を持っていたグレースを、傷つけずにこの事件を終わらせることができるのはネッドだけだと思ったのかな。

最後、ネッドとコロンボが屋敷を去っていくとき、ネッドは「二ヶ月くらいなら耐え忍ぶ」と言っていましたね。
彼女が息を引き取るまで、自分が犯人でいよう、彼女にはスターのままでいてもらおうという愛情を感じました。なんかうまく言えないんだけど。
そして、一人残され、昔の自分の姿を見つめるグレースの目の輝きが、じんと来ました。あれは往年の名女優の視線と言うよりは、今もずっと若いまま、輝きの中に居る目だったなあ。
記憶が失われていってもなお、昔の輝きは消えないんですよねえ。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

ランキング参加中♥優しさでぽちっと、よろしくお願いします_(:3 」∠)_


人気ブログランキング
にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト



ちゃんこい
Posted byちゃんこい

Comments 0

There are no comments yet.