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刑事コロンボS5E6【さらば提督】

シーズン5エピソード6【さらば提督】のあらすじ&最後までのネタバレです。

シーズン5のラストエピソードになりました。
前情報なしで観始めたら、犯人が誰か分からないまんまコロンボが登場して吃驚でございましたね。

===

造船会社のオーナーで資産家のオーティスは、親しみも込めて、提督と呼ばれていた。
娘との関係は良好だったが、夫であるチャーリーの利益優先の経営方針が気に入らず、会社の売却を考えていた。

その夜、チャーリーはオーティスの遺体を遺棄するために、彼の遺体を海へと運んだ。
ひとまず彼の屋敷から出たように門衛に見せかけ、ダイビングスーツでハーバーと屋敷を行き来した。

翌朝、コロンボがチャーリー夫妻の家を訪ねてくる。
オーティスの遺体は発見されていなかったが、彼の帆船が主の居ない状態で発見されたため、一緒に捜索してほしいと頼みに来たのだった。
チャーリーはそれを了承する。

ヨットハーバーへやって来たコロンボは、見つかったオーティスの船を確認する。
若干の不良はあったものの、事故を起こすような不備は見当たらない。
もしや海に落ちたのだとしたら、遺体の発見は難しいのではないかと考えられた。

コロンボはオーティスの会社へと向かい、腹心の部下タイラーに話を聞いた。
昨晩、提督の家を訪ねて、修理した自動操舵装置を渡したと彼は証言する。昨日の午後には、工場から何点か物を持って帰ったと作業員から話を聞いたコロンボは、そのあとでオーティスの甥スワニーにも話を聞いた。
彼は信託財産でオーティスから遺産を相続するらしい。その他の莫大の遺産は、娘のジョアンナが相続することになっていたが、夫婦共有財産制がとられているので、実質は夫の物だろうと言った。

オーティスがジョアンナたちにプレゼントしたという豪華な船が港には泊まっていた。
それを見学することにしたコロンボは、そこで女性と出会う。彼女はオーティスが雇った船の設計士だった。彼女に倣って座禅らしきものを組んでいると、そこへチャーリーがやってくる。
彼は港の警備隊からの報告をコロンボに知らせた。オーティスのヨットから血痕が見つかったというのだ。
早速ヨットを見に行き、チャーリーは独自の推論を述べる。
「きっと、自動操舵装置を取り付けようとして、帆を操る装置に頭をぶつけたんだろう。そしてそのまま海に……」
コロンボもその説明に納得したようなそぶりを見せるが……

その後、オーティスの遺体が海で発見され、チャーリーが遺体の身元確認に警察へと向かった。
そこで「海で遺体は見つかったが、死亡したのはもっと前だ」とコロンボから説明を受ける。
というのも、肺に水が入っていなかったためだった。
チャーリーは自分は事件とは関係ないと主張。オーティスの屋敷から出てきた時刻は門の守衛もきちんと憶えていると証言するが、それがコロンボには怪しいと感じられた。

その後、コロンボたちは再びヨットハーバーへと向かった。
オーティスのヨットの中から、アルファベットを象ったペイント用の型紙が見つかり、何かのアナグラムではないかと考え始める。
ふと船の脇から水泡が上がり、コロンボの注意が向いた。そこには船底を綺麗にするために酸素ボンベを背負ってダイビングをしていたダイバー作業員が居た。
コロンボはこれならば、チャーリーのアリバイが崩せるのではないかと考えて、彼に協力してもらうことにする。

その夜、ダイバー作業員ジョニーの協力の元、オーティスの屋敷とハーバーが往復できることを証明したコロンボ。
その後、仲間の刑事たちの協力で、オーティスの屋敷に血痕と口紅が残されているのを発見し、殺害現場が屋敷であることを突き止める。
さらに、遺体が身に付けていた懐中時計のチェーンの先についていたと思われる時計部分が見つかり、そこから殺害時刻が判明。
室内に残されたロープ止めのうち一つが不自然に埃をかぶっていないのを発見したコロンボは、これが凶器ではないかと考える。

翌朝、チャーリーの遺体が家で見つかる。
妻のジョアンナは美容院に行ったきり行方不明。チャーリーは暖炉の前で亡くなっており、そこには手紙を燃やした形跡があった。
燃えカスを顧問弁護士に見せに行ったコロンボは、そこで造船会社の売却話を知った。
その後、ジョアンナが見つかり、彼女に事情を聞くが、オーティスが亡くなった時も、チャーリーが亡くなった時も、酔っ払っており、記憶が定かではないと彼女は答えた。

コロンボはいよいよ事件の行く末が分からなくなってしまい頭を抱えた。
しかし、見習いのセオドアと共に海を眺めていると、ふと、ある糸口をつかむ。

コロンボたちはオーティスの屋敷に関係者を集めた。そして謎解きを始める。
チャーリーはオーティスを殺したわけではなく、妻のジョアンナが殺してしまったと勘違いして、偽装工作をして、遺体を遺棄したのだろうと推理した。
妻がオーティスを殺してしまえば、遺産を相続できないと考えたからだった。
さらにコロンボは続ける。
「オーティスさんは、船に名前を付けていなかった。だから、型紙で名前を書こうとしていたんです」
アナグラムを解いた結果、完成したのはサラという女性の名前。オーティスが雇っていた船の設計士だった。
若い女性ではあったが、彼女の清廉潔白な心に惹かれたオーティスは、サラと結婚するつもりだった。
財産はもらいたくないと言った彼女のために、オーティスは娘のための信託預金とわずかに残し、会社を売却して、残りを寄付しようとまで考えていた。
「つまり、サラ以外、みなさんが提督を殺す動機を持つんです」
さらに、コロンボは現場に残されていた提督の時計を手に握り、関係者の耳元でその駆動音を聞かせた。
それぞれの反応から、真実を炙り出していく。
「いいですか?提督の時計はめちゃくちゃに壊れていました」
時計の駆動音を聞かせて、甥のスワニーだけが「まさか」と答えたことを指摘したコロンボ。
「あなただけ、「まさか」と答えました。時計が完全に壊れていることを知っていたのはあなただけなんですよ」
スワニーは、ジョアンナがオーティスを殺したように偽装し、彼女の私物を現場にわざと残していた。さらに真相に気づきそうになったチャーリーをも殺害。自分で遺産を独り占めしようと考えていたのだった。

事件が解決し、コロンボは小さな手漕ぎボートで海へと漕ぎ出す。
「せめて小さなボートでも、カミさんを乗せてあげたくて」
そんなコロンボの姿を、仲間の刑事たちは見送るのだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

今回は倒叙式ではない作品でしたね。最後の最後まで犯人が分からない展開ってのは、ほかのミステリーでは当たり前なのにヤキモキしました笑
慣れというのは恐ろしいものです。

めちゃくちゃチャーリーが怪しいんですけど、殺したシーンが描かれていないから、どうなんだろう……となりつつ、途中、遺体が発見された時には「うお!追い詰められているチャーリー」とハラハラしたんですけども、
殺されるんかーい!!と大声ツッコミをしました。まさか、殺されるとは思いませんでした。

そしてチャーリーに対してのコロンボの圧が凄い。圧と言うよりは、近すぎ?w
出会ってすぐに触る触るww肩を抱いたり、隣に座ったり、とにかく距離が密!!!www

コロンボの推理も、どんどんピースが嵌っていって、もうチャーリー一択なのではと思っていましたが、私の読みが甘かったです。
ただ、ラストの推理シーンは、面白いのとモヤモヤが半々だったんですよね。
面白いと思ったのは、仲間の刑事クレーマー刑事とセオドア刑事の三人がかりで仰々しい推理を披露するところ。可愛い三人組でした。ちょっとガツガツ喋ろうとしたセオドアを制止したりする場面もあって(セオドアの残念そうな顔もGOOD)なかなかにお気に入りのシーンです。
モヤモヤしたのは、スワニーを追い詰めるシーン。何と言いますが、言葉の伝え方なのか、台詞の訳し方なのか、それとも殺害時の映像を見ていないからなのか分からないのですけれど、判然としないと言いますか。
スワニーが犯人だというのが事実なんでしょうけど、決めてが薄いというか。もちろんスワニーの動揺っぷりからしていかにも犯人なんですけど。

顧問弁護士のおじいさんのキャラがえぐかったですね。
見たことがある人だな~と思っていたら、「ロンドンの傘」で二番目に殺される執事のおじいさんでした。殺人犯の夫婦を脅迫した、あの執事さんです。
事件当夜のアリバイを聞かれた時「モーテルで、一夜限りの女性と会っていました!」ってためらいもなく答えてるのが結構衝撃的でw
しかも「私の港に停泊してくれる女性は少ないですからな、だーはっは!」的なニュアンスの下ネタを言っていて、面白いの半分、苦笑半分でした。

さて、今回コロンボの捜査に、若い刑事が参加します。セオドアという青年ですが、ちょっとイケメン(*'ω'*)
若い刑事さんは何人か登場していたことがあると思うのですが、セオドア君のキャラ、好きですね。ちょっとコロンボっぽいと言いますか。
変なカリカリキャラでもないし、熱血漢でもないし。いい感じに気が抜けていて、優しい雰囲気の青年でした。クレーマー刑事と共に、いい味を出していたなと思います。
あと、トレンチコートを抱えている姿が可愛かった……w

最後の海に向かってボートをこぎ出すコロンボの映像はとても綺麗でした。空と海の青、美しかったです。
シーズン5が「終わりました!」という感じの、最終回感が強いラストショットだったように思います。
直後のクレジットに、監督の名前が出ていたのですが、パトリック・マクグーハンさんだったんですね。第5シーズンでは、犯人役に監督に大活躍だったんだなあ。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

Comments 1

There are no comments yet.
ちゃんこい

ちゃんこい

S・Hさんコメントありがとうございます!

ブログ拍手にコメントいただいていたのですが、返信方法が謎だったので(調べたら、もう一度拍手ボタンを押していただかないといけない?とか)こちらにて返信させていただきます!
森さん、辞めちゃいましたね(笑) ちなみに私は緘黙するか、一撃で片を付けるタイプなので理事会(会議)を長引かせない女です(^^)/

この回のコロンボは不思議な点がたくさんありましたよね。
コロンボもキャラ変したのかというくらい過剰なスキンシップwチャーリーの嫌そうな顔が堪らなく笑えました。

「え?チャーリー(ロバート・ヴォーン)死んどるやん!」が衝撃&個人的にドラマのピークで、最後に向かってすっきりしない感じはありました。
奥さんのアル中描写も同情できず、一体何を見せられているのだろうと思ってしまいました(;´∀`)
スワニーが犯人という結末は受け入れるとして、もう少し確固たる決め手があったら(現物を見せつけられたら)すっきりしたのかなと。
もしくは、倒叙式だろうとなかろうと、視聴者が「犯行を見る」というのは必要なのかなと思った作品です。
登場キャラは面白い人が多かったので、楽しく見られた分、余計にそう思ってしまいました。

セオドア(マック)との絡みもよかったですね。
マック=スコットランド系の意味が分からなかったのですが、「Mac」というゲール語が元に在るんですね。
アイルランド・スコットランド系を暗に指す意味もあると知って、そういう予備知識があるともっとコロンボの些細な一言を愉しめるんだろうな~と感じました。

2021/02/16 (Tue) 14:55