名探偵ポワロS5E1【エジプト墳墓のなぞ】
2020年12月20日 公開
シーズン5エピソード1【エジプト墳墓のなぞ】のあらすじ&最後までのネタバレです。
シーズン5に突入しました。
シーズン4ではヘイスティングスとミス・レモンが登場しませんで、寂しくもありつつ……ただ100分ドラマということで事件の内容は濃くて面白かったですね。
シーズン5に突入しました。
シーズン4ではヘイスティングスとミス・レモンが登場しませんで、寂しくもありつつ……ただ100分ドラマということで事件の内容は濃くて面白かったですね。
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ピラミッドの発掘を行っていた、ジョン・ウィラード卿が発掘現場で亡くなった。
現地では「墓を暴いたことによる呪いではないか」と噂されていた。
ポワロはジョン・ウィラード卿夫人の相談に乗るため、屋敷へとやってくる。
夫人は不吉な予感がしていたと言い、亡き父のあとを引き継いで、息子のガイがエジプトへ向かうのを止めたいと言った。
しかしポワロには、ウィラード卿の死は病死で疑いようのないことだと思われた。
息子のガイもそれに賛同する。
現地では、イギリスとアメリカとで発掘の主導権争いが行われていた。
自宅へと戻ったポワロは、今回の発掘の費用を出している資産家のブライブナーとその甥ルパートについて資料を送ってほしいとNYの警察に電報を打ってほしいとミス・レモンに伝えた。
ミス・レモンは「ちょうどヘイスティングス大尉がNYにいるので頼んでみましょう」と言う。
ヘイスティングスは資産家のエイムズに会いに行くが、体調が芳しくないらしく、後日再訪することに。
ホテルへ戻ったヘイスティングスは新聞で、資産家ブライブナーが亡くなったことを知る。
エジプトへと向かったガイも彼の死を知った。三日前に亡くなった彼は、しまいには目も見えなくなる悲惨な最期だったらしい。
敗血症で手の施しようがなかったと医師は言う。
ガイは現地で発掘をしていたイエール大学の面々やメトロポリタン美術館の担当者と顔を合わせた。
発掘の陣頭指揮は大英博物館から了承を得ている自分が行うとガイは宣言するが、周りはいい顔をしない。
「資金提供者のブライブナーさんが死んだ今、先行きは不透明では?」
まるでガイが指揮するのを好ましく思っていないような発言に、ガイも気分を害した。
ヘイスティングスは再びブライブナーの甥ルパートを訪ねた。
すると彼は自宅でこめかみを撃って死んでいた。状況から見て、自殺だと思われた。
サウザンプトンへと帰ってきたヘイスティングスをポワロが迎える。ルパートの死の状況を細かく説明するヘイスティングス。
「自殺の兆候はありませんでした。私生活も至って順風満帆。叔父の死で莫大な遺産を手に入れる予定でした。ですが、遺書には「不治の病を患った」と書いてあります。医者の診断ではそういう事実はありません」
最初に会いに行った時に、ひどく滅入っている様子だったこと、そして昼過ぎだというのにガウン姿で、木綿の手袋を嵌めていたことを思い出し、ポワロに報告した。
その後、発掘メンバーの一人であるメトロポリタン美術館のシュナイダーが破傷風で重篤な状態に。
それをウィラード夫人から聞いたポワロたちは、翌日、さっそくカイロへと向かった。
大英博物館のホスウェル博士に迎えられた二人。同じタイミングでシュナイダーは亡くなってしまう。
発掘メンバーのハーパーに話を聞くと、皆が学友で親しかったという。
次々と犠牲者は出るが、そのいずれもが違う死因で関連性はないだろうと彼は言った。
自殺したルパートが発掘に参加していた時、何か変わったことはなかったかと尋ねると、手に湿疹ができていたのを気にしていたと教えてもらった。
その夜、同行していた医師エイムズも体調を崩して寝込んでしまう。
発掘は続けられ、墳墓の棺が開けられた。ポワロとヘイスティングスもその現場に立ち会うことが出来、ポワロは感動する。
ホスウェル博士が大英博物館に贈るレポートを作成する様子を見守るポワロ。ホスウェル博士はオフレコだと前置きしたうえで、メトロポリタンから派遣されてきたシュナイダーはさほど考古学の知識がない男だったと愚痴を言った。
ポワロはミス・レモンに連絡をして、自殺したルパートに遺言状は無かったかを尋ねていた。
そしてその結果を聞いたポワロは今回の事件の犯人にたどり着く。
夜になり、ポワロは届けられたハーブティーに青酸カリが仕込まれていることを知った上で一芝居を打つ。
そして集まった面々の前で、今回の事件の謎解きを始めた。
一番最初に亡くなったウィラード卿は、本当に心筋梗塞だった。しかしその死が「呪い」と騒がれたことから、今回の事件は始まっているという。
二人目のルパートは、手に湿疹が出ていた。ただの風土病でありながら、医師のエイムズは彼を不治の病だと診断。
ルパートは将来を悲観し、自殺してしまった。
エイムズがなぜそんなことをしたのか。それが、ルパートが残していた遺言状だった。
「メモ書きのような遺言状だそうです。おそらく、飲み屋の席で即席で書いたものなのでしょうが、遺言状としては効力を持っている」
そこにはルパートが、溺れた自分を助けてくれたエイムズに全財産を譲る、と書かれていた。
エイムズは逃げ切れないと感じ、銃を取り出して一同を脅すが、周囲に取り押さえられ、万事休す。
イギリスへ戻ってきたポワロは、ウィラード夫人に今回の事件の顛末を報告する。
「ウィラード卿は本当に病死です。遺産を手に入れるためにブライブナー氏には敗血症の引き起こさせ、ルパートには不治の病を信じ込ませた。呪いに真実味を持たせるためにシュナイダーも破傷風菌を打ったんです」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ファラオの呪いってよく聞く話ですよね。お墓を暴くのはやっぱり危険なんですね~。
スパナチュのディーンとサムを見る限り、そうも言いきれませんけど(暴いて燃やして大暴走してる兄弟だし)
お墓?の中に入る瞬間が冒頭にありましたけど、封されていた部屋に入るの怖いよな~空気とか、なんかヤバそうで(菌とかの問題)
そして遺言状は酔っ払った席で書くもんじゃないなって思いますね。まあ書かんけど。
その冗談の遺言状が効力を持つのも恐ろしいが、それで殺されるなんて気の毒すぎる。
ヘイスティングスはNYに行ってましたね~摩天楼(の画素の粗い写真)が登場していました。
もうイギリスとアメリカと、そんなに楽々に往来できるんだなと思うと、1930年代ってめっちゃ現代だなって思いましたね。
NYからサウサンプトンを当時は5~6日で行き来できたそうです。早い~!
そしてあらすじには書けなかったのですが、今回のテーマは「迷信」「まじない」でした。
ヘイスティングスとミス・レモンがこっくりさん?みたいなやつをやっているシーンもありました。
どうやらミス・レモンは愛猫を亡くしたばかりのようで。
そんな彼女を慰めるために、ポワロとヘイスティングスはエジプト土産で、猫ちゃんの置物を買って帰ってました。しかも「ピラミッドの発掘品を拝借してきた、王の副葬品」なんていうリップサービス込みで。
それもまた迷信で、ミス・レモンの心を癒す嘘って意味でした。
猫の置物、可愛かったな……イヤリングみたいなのつけてた。バステトかな?
というわけで、ヘイスティングスとミス・レモンが戻ってきてました~!わーい!
ほっこりシーンがあるので楽しいですね。シーズン5も楽しみです。
ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)
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ピラミッドの発掘を行っていた、ジョン・ウィラード卿が発掘現場で亡くなった。
現地では「墓を暴いたことによる呪いではないか」と噂されていた。
ポワロはジョン・ウィラード卿夫人の相談に乗るため、屋敷へとやってくる。
夫人は不吉な予感がしていたと言い、亡き父のあとを引き継いで、息子のガイがエジプトへ向かうのを止めたいと言った。
しかしポワロには、ウィラード卿の死は病死で疑いようのないことだと思われた。
息子のガイもそれに賛同する。
現地では、イギリスとアメリカとで発掘の主導権争いが行われていた。
自宅へと戻ったポワロは、今回の発掘の費用を出している資産家のブライブナーとその甥ルパートについて資料を送ってほしいとNYの警察に電報を打ってほしいとミス・レモンに伝えた。
ミス・レモンは「ちょうどヘイスティングス大尉がNYにいるので頼んでみましょう」と言う。
ヘイスティングスは資産家のエイムズに会いに行くが、体調が芳しくないらしく、後日再訪することに。
ホテルへ戻ったヘイスティングスは新聞で、資産家ブライブナーが亡くなったことを知る。
エジプトへと向かったガイも彼の死を知った。三日前に亡くなった彼は、しまいには目も見えなくなる悲惨な最期だったらしい。
敗血症で手の施しようがなかったと医師は言う。
ガイは現地で発掘をしていたイエール大学の面々やメトロポリタン美術館の担当者と顔を合わせた。
発掘の陣頭指揮は大英博物館から了承を得ている自分が行うとガイは宣言するが、周りはいい顔をしない。
「資金提供者のブライブナーさんが死んだ今、先行きは不透明では?」
まるでガイが指揮するのを好ましく思っていないような発言に、ガイも気分を害した。
ヘイスティングスは再びブライブナーの甥ルパートを訪ねた。
すると彼は自宅でこめかみを撃って死んでいた。状況から見て、自殺だと思われた。
サウザンプトンへと帰ってきたヘイスティングスをポワロが迎える。ルパートの死の状況を細かく説明するヘイスティングス。
「自殺の兆候はありませんでした。私生活も至って順風満帆。叔父の死で莫大な遺産を手に入れる予定でした。ですが、遺書には「不治の病を患った」と書いてあります。医者の診断ではそういう事実はありません」
最初に会いに行った時に、ひどく滅入っている様子だったこと、そして昼過ぎだというのにガウン姿で、木綿の手袋を嵌めていたことを思い出し、ポワロに報告した。
その後、発掘メンバーの一人であるメトロポリタン美術館のシュナイダーが破傷風で重篤な状態に。
それをウィラード夫人から聞いたポワロたちは、翌日、さっそくカイロへと向かった。
大英博物館のホスウェル博士に迎えられた二人。同じタイミングでシュナイダーは亡くなってしまう。
発掘メンバーのハーパーに話を聞くと、皆が学友で親しかったという。
次々と犠牲者は出るが、そのいずれもが違う死因で関連性はないだろうと彼は言った。
自殺したルパートが発掘に参加していた時、何か変わったことはなかったかと尋ねると、手に湿疹ができていたのを気にしていたと教えてもらった。
その夜、同行していた医師エイムズも体調を崩して寝込んでしまう。
発掘は続けられ、墳墓の棺が開けられた。ポワロとヘイスティングスもその現場に立ち会うことが出来、ポワロは感動する。
ホスウェル博士が大英博物館に贈るレポートを作成する様子を見守るポワロ。ホスウェル博士はオフレコだと前置きしたうえで、メトロポリタンから派遣されてきたシュナイダーはさほど考古学の知識がない男だったと愚痴を言った。
ポワロはミス・レモンに連絡をして、自殺したルパートに遺言状は無かったかを尋ねていた。
そしてその結果を聞いたポワロは今回の事件の犯人にたどり着く。
夜になり、ポワロは届けられたハーブティーに青酸カリが仕込まれていることを知った上で一芝居を打つ。
そして集まった面々の前で、今回の事件の謎解きを始めた。
一番最初に亡くなったウィラード卿は、本当に心筋梗塞だった。しかしその死が「呪い」と騒がれたことから、今回の事件は始まっているという。
二人目のルパートは、手に湿疹が出ていた。ただの風土病でありながら、医師のエイムズは彼を不治の病だと診断。
ルパートは将来を悲観し、自殺してしまった。
エイムズがなぜそんなことをしたのか。それが、ルパートが残していた遺言状だった。
「メモ書きのような遺言状だそうです。おそらく、飲み屋の席で即席で書いたものなのでしょうが、遺言状としては効力を持っている」
そこにはルパートが、溺れた自分を助けてくれたエイムズに全財産を譲る、と書かれていた。
エイムズは逃げ切れないと感じ、銃を取り出して一同を脅すが、周囲に取り押さえられ、万事休す。
イギリスへ戻ってきたポワロは、ウィラード夫人に今回の事件の顛末を報告する。
「ウィラード卿は本当に病死です。遺産を手に入れるためにブライブナー氏には敗血症の引き起こさせ、ルパートには不治の病を信じ込ませた。呪いに真実味を持たせるためにシュナイダーも破傷風菌を打ったんです」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ファラオの呪いってよく聞く話ですよね。お墓を暴くのはやっぱり危険なんですね~。
スパナチュのディーンとサムを見る限り、そうも言いきれませんけど(暴いて燃やして大暴走してる兄弟だし)
お墓?の中に入る瞬間が冒頭にありましたけど、封されていた部屋に入るの怖いよな~空気とか、なんかヤバそうで(菌とかの問題)
そして遺言状は酔っ払った席で書くもんじゃないなって思いますね。まあ書かんけど。
その冗談の遺言状が効力を持つのも恐ろしいが、それで殺されるなんて気の毒すぎる。
ヘイスティングスはNYに行ってましたね~摩天楼(の画素の粗い写真)が登場していました。
もうイギリスとアメリカと、そんなに楽々に往来できるんだなと思うと、1930年代ってめっちゃ現代だなって思いましたね。
NYからサウサンプトンを当時は5~6日で行き来できたそうです。早い~!
そしてあらすじには書けなかったのですが、今回のテーマは「迷信」「まじない」でした。
ヘイスティングスとミス・レモンがこっくりさん?みたいなやつをやっているシーンもありました。
どうやらミス・レモンは愛猫を亡くしたばかりのようで。
そんな彼女を慰めるために、ポワロとヘイスティングスはエジプト土産で、猫ちゃんの置物を買って帰ってました。しかも「ピラミッドの発掘品を拝借してきた、王の副葬品」なんていうリップサービス込みで。
それもまた迷信で、ミス・レモンの心を癒す嘘って意味でした。
猫の置物、可愛かったな……イヤリングみたいなのつけてた。バステトかな?
というわけで、ヘイスティングスとミス・レモンが戻ってきてました~!わーい!
ほっこりシーンがあるので楽しいですね。シーズン5も楽しみです。
ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)
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