刑事コロンボS6E2【黄金のバックル】
2021年03月07日 公開
シーズン6エピソード2【黄金のバックル】のあらすじ&最後までのネタバレです。
シーズン6の二話目です。
コミカルなコロンボが楽しめる回でした。
シーズン6の二話目です。
コミカルなコロンボが楽しめる回でした。
===
リットン美術館の館長を務めるルースは、仕事に人生を捧げる女性だった。
しかし経営は芳しくなく、理事である弟のエドワードから美術館の売却を持ちかけられる。
弟のたくらみをつぶすため、彼を殺害することを決意したルースは、借金を抱えた素行の悪い警備員シェイファーを利用する。
わざと強盗事件を起こさせ、徹夜で目録整理をしているエドワードと鉢合わせさせようとした。
彼女はシェイファーに「美術品を盗んでくれたら、金を渡す」と言い誘った。
その夜、シェイファーは医師をしている兄に電話をさせ、留守番電話に「追われているから逃げる」と偽の伝言を残し、銃声を吹き込ませた。
その後、美術館へ忍び込んだシェイファーをルースが殺害。
銃声を聞き駆けつけたエドワードも殺害し、それぞれの銃を交換して、相撃ちさせたように見せる。
さらに、シェイファーが美術館から兄に電話したように見せるため、わざと受話器を下ろしたところまで偽装した。
シェイファーの兄の通報で事件は動き出す。
シェイファーが行方不明になったのではないかとのことで、コロンボはシェイファーを雇っていたリットン家を訪問した。
シェイファーの素行は良くないが、そんな人間がどうして品行方正なリットン家の美術館の警備員になれたのかコロンボは不思議だった。
実はシェイファーの兄と、ルースの姪ジェニーは不倫をしており、その伝手で雇われていた。
美術館へとやってきたルースとジェニー。ジェニーがエドワードとシェイファーの遺体を発見して、いよいよ捜査が本格化する。
館内へ入るも、電気が消えており真っ暗。
今回捜査を共にするミラー刑事とともに、被害者の所持品を確認すると、盗品はカバンに入れているにもかかわらず、一品だけポケットに入っていた。
さらに盗みに入るにしては格好がちぐはぐで、まるで旅行へ向かうかのような服装でコロンボは首を捻る。
そしてもう一つ、意味の分からないメモ書きが残されていた。
コロンボはルースに会いに美術館へ行き、シェイファーがどこかへ旅行するつもりだったのではないかと話す。
彼の腕にあった予防接種の痕跡から、それが確実だろうと言った。
夜が更けてきて帰ろうとする二人だったが、ルースが照明を消そうとしてようやく引っかかっていた事実に気づく。
「犯行後、誰が電気をけしたんでしょう?」
その後、コロンボはシェイファーが散髪した美容院へ向かう。
シェイファーが美容師に話すには「カリブ海へ旅立つ」と言っていたらしく、同じような話を、彼が身に着けていた腕時計を買った先でも話していたらしい。
コロンボはそのことをルースに報告。ついでに姉のフィリスに話を聞こうとするが、すぐに取り乱す彼女に困惑し、さらにかドレスの裾を踏んづけてしまったことで、コロンボは退散することに。
ルースは姪のジェニーの部屋へ向かい、美術館から持ち出したバックルを彼女の部屋のクローゼットに隠した。
そこへコロンボがやってきてジェニーに事件当夜のアリバイを尋ねる。不倫していることを隠したいジェニーは相手の名前を伏せた。
コロンボは、シェイファーがポケットに入れていたメモの意味を解いた。
それは腕時計の日付の設定だった。事件があったのは4月30日。
30日までの月では、12時になると翌月の日を1日ではなく31日と表示されてしまうため、日付が替わったらネジを二度回さなければならない、と腕時計屋で言われていたのだ。
それを忘れないようにメモとして残していた。遺体にはめられた腕時計は「1日」を指していた。
犯行があったのは、兄の電話に留守電が残された午後9時頃かと思われていた(シェイファーが伝言内でぼんやりと時刻を言っている)が、腕時計の状況から見て犯行があったのは12時を回っていたことになる。
「なぜ、わざと偽の時刻をメッセージに残したんでしょうか」とコロンボは言った。
ルースはその言葉を聞いて、シェイファーが別の誰かと共犯で強盗をし、仲間割れの末射殺。駆け付けたエドワードも殺して逃亡したのではないか、と推理した。
さらにルースは「展示品の一つであるバックルが二週間ほど前に盗まれたらしい」とコロンボに話した。警察に届けようとしたが、エドワードにそれを止められたのだと彼女は言う。
シェイファーがなぜリットン家で雇われたのか、それが姪のジェニーの不倫相手がシェイファーの兄だからではないか、とコロンボは尋ねた。
ルースはそれを怒りと共に否定して見せる。
ジェニーの部屋から、(ルースが隠した)バックルを発見。彼女は逮捕されてしまう。
コロンボは拘留中のジェニーに会いに行き、たばこや食べ物を差し入れした。
その横に、彼女が盗んだバックルを置いて、彼女の反応を見たが、彼女はその黄金のバックルを灰皿の代わりに使った。
それを見て、彼女が真犯人ではないと確信する。
さらに、コロンボは彼女の父の死について疑問を持っていた。
フィリスがルースの婚約者と駆け落ちした7か月後にジェニーは生まれていた。ということは、駆け落ちの時にはすでにフィリスのおなかには、ジェニーが居たことになる。
ルースは駆け落ちされる前から、姉と義理の兄に裏切られていたことになるのだ。
フィリスの夫の死は心臓発作だと記録が残っていたが、病死に見せかけた殺人ではないかとコロンボはにらんでいた。
そのことを聞いたジェニーは激怒するが、コロンボは仮説に自信を持っていた。
その夜、ジェニーを釈放し、ルースの元へと向かった。
エドワードが目録を記録するために残していた録音テープを持参したコロンボは、ルースたちの前でそれを再生する。
そこには「バックル」についての言及があった。
「つまり、盗まれていなかったわけです。あなたが、嘘を吐いた」
ルースはそれを認めた。しかし、フィリスの夫殺しについては、根も葉もない作り話だ、と主張。コロンボは彼女の心中を察し(?)、作り話だと答えた。
「エスコートしてくださる?」とコロンボに声を掛けるルース。
コロンボは「喜んで」と腕を差し出した。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
コロンボの「?」①
何で暗いのか?
遺体が発見されて現場へ向かったコロンボですが、美術館の廊下は真昼間でも真っ暗。
ミラー刑事はコロンボの忠実な部下で「現状保存!」をしてくれていました。なので、事件後から電気は消えていたことに。
コロンボはルースと話をしていく中で、犯行後に誰かが電気を消したのだ、と気づきます。
コロンボの「?」②
新品の靴を履いて盗みに入るのか?
中に来ている服は、まさかのリゾートっぽい服装。散髪したて、マニキュアもしてて、旅行へいくつもりだったのでは?とコロンボは推理。
しかし旅券もなければ、荷物もない。
コロンボの「?」③
腕時計のネジを回す。最新の腕時計はそういうのは自動で巻き取ってくれるんですよね。私は腕時計を持っていないので分からないですが……
律儀にメモを残すのが、ちょっと面白く感じました。高い時計を買って、張り切ってたのかな。
遺体が見つかり、美術館へと駆け付けたコロンボが、パトカーに追突するのは爆笑しました。「ボコーン!」って音してましたからね。
そして、美容院へ行ったときに美容師さんとちょっと揉めて(ぐじぐじ言われて)、宥めるために(?)髪を切ってもらうわけですが、
スタイリングしたコロンボも面白かったですね。25ドルもしたわけですが、生憎もちあわせは5ドルのみ。
ちょうど美容院へとやってきたミラー刑事に肩代わりをお願いしています。
その後、整髪した状態で腕時計屋さんへ行くわけですが、コロンボの髪型を「素敵です」と言ったわりに、帰ったあとで笑いをこらえていましたね。
ルースの過去は途中で分かります。ルースの婚約者を姉に略奪されたってのはなかなかにエグいエピソードだなと思いましたね。
本当のところはわかりませんが、駆け落ち&ジェニーの生誕日を考えると、駆け落ち以前からフィリスと出来てたんですね。
結局、ルースが元婚約者を殺したかは明言されていないんですけど、どうなんだろう。
ルースが中盤で過去について話すわけですが、それをコロンボは「殺人を犯したから、過去の殺人を思い出したのでは」と考えるわけですね。
最後のシーンでルースは完全に否定しています。ですが、コロンボに「そう言わせ(否定させて)ている」感じが出ていたので、事実なのかな。
ミラー刑事のキャラ、私は好きですね~なぜこんなに部下はクセがすごいのかw
顔がめっちゃ鋭かったし、目が綺麗で印象的でした。
物語全体を通して、女性らしさ?がテーマとして?エッセンスとしてありましたね。
フィリスは「ザ女性」って感じで描かれていて、ひらひらドレスを着ているだとか、驚いて失神するとか……あと自分でも「美しい」とか言っちゃうし、「男性のエスコートがないと外に出られない」とかのたまっていましたね。
或る意味、ああいう女性がモテるんだろうなあと思います。
一方で、ルースは自分のことを「可愛げがない」と言っていました。でも見た目は可愛らしいし、控えめで、私は大変好感が持てましたね。
女性であることを捨てた、という感じではありましたけれど(本人もそう言っていたような気がします)、そうやって口にしているということは、裏を返せば「捨てきれてない」ってことかな。
仕事にまい進するために、婚約者に駆け落ちされた悲しみを自己消化するために必要だったとかなのかなと。
最後の最後、コロンボに「エスコートしてくださる?」と言って微笑んだところに彼女の矜持を感じました。
ルースはフィリスのことを軽蔑しつつも、羨望のまなざしで見ていたと思うし、フィリスもフィリスで、妹のルースのことをちゃんと大切に思ってたんじゃないかな。
相容れない姉妹だったけど、いい方向に転がっていったら違う人生があったのかなとも思っちゃいますね。
ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)
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リットン美術館の館長を務めるルースは、仕事に人生を捧げる女性だった。
しかし経営は芳しくなく、理事である弟のエドワードから美術館の売却を持ちかけられる。
弟のたくらみをつぶすため、彼を殺害することを決意したルースは、借金を抱えた素行の悪い警備員シェイファーを利用する。
わざと強盗事件を起こさせ、徹夜で目録整理をしているエドワードと鉢合わせさせようとした。
彼女はシェイファーに「美術品を盗んでくれたら、金を渡す」と言い誘った。
その夜、シェイファーは医師をしている兄に電話をさせ、留守番電話に「追われているから逃げる」と偽の伝言を残し、銃声を吹き込ませた。
その後、美術館へ忍び込んだシェイファーをルースが殺害。
銃声を聞き駆けつけたエドワードも殺害し、それぞれの銃を交換して、相撃ちさせたように見せる。
さらに、シェイファーが美術館から兄に電話したように見せるため、わざと受話器を下ろしたところまで偽装した。
シェイファーの兄の通報で事件は動き出す。
シェイファーが行方不明になったのではないかとのことで、コロンボはシェイファーを雇っていたリットン家を訪問した。
シェイファーの素行は良くないが、そんな人間がどうして品行方正なリットン家の美術館の警備員になれたのかコロンボは不思議だった。
実はシェイファーの兄と、ルースの姪ジェニーは不倫をしており、その伝手で雇われていた。
美術館へとやってきたルースとジェニー。ジェニーがエドワードとシェイファーの遺体を発見して、いよいよ捜査が本格化する。
館内へ入るも、電気が消えており真っ暗。
今回捜査を共にするミラー刑事とともに、被害者の所持品を確認すると、盗品はカバンに入れているにもかかわらず、一品だけポケットに入っていた。
さらに盗みに入るにしては格好がちぐはぐで、まるで旅行へ向かうかのような服装でコロンボは首を捻る。
そしてもう一つ、意味の分からないメモ書きが残されていた。
コロンボはルースに会いに美術館へ行き、シェイファーがどこかへ旅行するつもりだったのではないかと話す。
彼の腕にあった予防接種の痕跡から、それが確実だろうと言った。
夜が更けてきて帰ろうとする二人だったが、ルースが照明を消そうとしてようやく引っかかっていた事実に気づく。
「犯行後、誰が電気をけしたんでしょう?」
その後、コロンボはシェイファーが散髪した美容院へ向かう。
シェイファーが美容師に話すには「カリブ海へ旅立つ」と言っていたらしく、同じような話を、彼が身に着けていた腕時計を買った先でも話していたらしい。
コロンボはそのことをルースに報告。ついでに姉のフィリスに話を聞こうとするが、すぐに取り乱す彼女に困惑し、さらにかドレスの裾を踏んづけてしまったことで、コロンボは退散することに。
ルースは姪のジェニーの部屋へ向かい、美術館から持ち出したバックルを彼女の部屋のクローゼットに隠した。
そこへコロンボがやってきてジェニーに事件当夜のアリバイを尋ねる。不倫していることを隠したいジェニーは相手の名前を伏せた。
コロンボは、シェイファーがポケットに入れていたメモの意味を解いた。
それは腕時計の日付の設定だった。事件があったのは4月30日。
30日までの月では、12時になると翌月の日を1日ではなく31日と表示されてしまうため、日付が替わったらネジを二度回さなければならない、と腕時計屋で言われていたのだ。
それを忘れないようにメモとして残していた。遺体にはめられた腕時計は「1日」を指していた。
犯行があったのは、兄の電話に留守電が残された午後9時頃かと思われていた(シェイファーが伝言内でぼんやりと時刻を言っている)が、腕時計の状況から見て犯行があったのは12時を回っていたことになる。
「なぜ、わざと偽の時刻をメッセージに残したんでしょうか」とコロンボは言った。
ルースはその言葉を聞いて、シェイファーが別の誰かと共犯で強盗をし、仲間割れの末射殺。駆け付けたエドワードも殺して逃亡したのではないか、と推理した。
さらにルースは「展示品の一つであるバックルが二週間ほど前に盗まれたらしい」とコロンボに話した。警察に届けようとしたが、エドワードにそれを止められたのだと彼女は言う。
シェイファーがなぜリットン家で雇われたのか、それが姪のジェニーの不倫相手がシェイファーの兄だからではないか、とコロンボは尋ねた。
ルースはそれを怒りと共に否定して見せる。
ジェニーの部屋から、(ルースが隠した)バックルを発見。彼女は逮捕されてしまう。
コロンボは拘留中のジェニーに会いに行き、たばこや食べ物を差し入れした。
その横に、彼女が盗んだバックルを置いて、彼女の反応を見たが、彼女はその黄金のバックルを灰皿の代わりに使った。
それを見て、彼女が真犯人ではないと確信する。
さらに、コロンボは彼女の父の死について疑問を持っていた。
フィリスがルースの婚約者と駆け落ちした7か月後にジェニーは生まれていた。ということは、駆け落ちの時にはすでにフィリスのおなかには、ジェニーが居たことになる。
ルースは駆け落ちされる前から、姉と義理の兄に裏切られていたことになるのだ。
フィリスの夫の死は心臓発作だと記録が残っていたが、病死に見せかけた殺人ではないかとコロンボはにらんでいた。
そのことを聞いたジェニーは激怒するが、コロンボは仮説に自信を持っていた。
その夜、ジェニーを釈放し、ルースの元へと向かった。
エドワードが目録を記録するために残していた録音テープを持参したコロンボは、ルースたちの前でそれを再生する。
そこには「バックル」についての言及があった。
「つまり、盗まれていなかったわけです。あなたが、嘘を吐いた」
ルースはそれを認めた。しかし、フィリスの夫殺しについては、根も葉もない作り話だ、と主張。コロンボは彼女の心中を察し(?)、作り話だと答えた。
「エスコートしてくださる?」とコロンボに声を掛けるルース。
コロンボは「喜んで」と腕を差し出した。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
コロンボの「?」①
何で暗いのか?
遺体が発見されて現場へ向かったコロンボですが、美術館の廊下は真昼間でも真っ暗。
ミラー刑事はコロンボの忠実な部下で「現状保存!」をしてくれていました。なので、事件後から電気は消えていたことに。
コロンボはルースと話をしていく中で、犯行後に誰かが電気を消したのだ、と気づきます。
コロンボの「?」②
新品の靴を履いて盗みに入るのか?
中に来ている服は、まさかのリゾートっぽい服装。散髪したて、マニキュアもしてて、旅行へいくつもりだったのでは?とコロンボは推理。
しかし旅券もなければ、荷物もない。
コロンボの「?」③
腕時計のネジを回す。最新の腕時計はそういうのは自動で巻き取ってくれるんですよね。私は腕時計を持っていないので分からないですが……
律儀にメモを残すのが、ちょっと面白く感じました。高い時計を買って、張り切ってたのかな。
遺体が見つかり、美術館へと駆け付けたコロンボが、パトカーに追突するのは爆笑しました。「ボコーン!」って音してましたからね。
そして、美容院へ行ったときに美容師さんとちょっと揉めて(ぐじぐじ言われて)、宥めるために(?)髪を切ってもらうわけですが、
スタイリングしたコロンボも面白かったですね。25ドルもしたわけですが、生憎もちあわせは5ドルのみ。
ちょうど美容院へとやってきたミラー刑事に肩代わりをお願いしています。
その後、整髪した状態で腕時計屋さんへ行くわけですが、コロンボの髪型を「素敵です」と言ったわりに、帰ったあとで笑いをこらえていましたね。
ルースの過去は途中で分かります。ルースの婚約者を姉に略奪されたってのはなかなかにエグいエピソードだなと思いましたね。
本当のところはわかりませんが、駆け落ち&ジェニーの生誕日を考えると、駆け落ち以前からフィリスと出来てたんですね。
結局、ルースが元婚約者を殺したかは明言されていないんですけど、どうなんだろう。
ルースが中盤で過去について話すわけですが、それをコロンボは「殺人を犯したから、過去の殺人を思い出したのでは」と考えるわけですね。
最後のシーンでルースは完全に否定しています。ですが、コロンボに「そう言わせ(否定させて)ている」感じが出ていたので、事実なのかな。
ミラー刑事のキャラ、私は好きですね~なぜこんなに部下はクセがすごいのかw
顔がめっちゃ鋭かったし、目が綺麗で印象的でした。
物語全体を通して、女性らしさ?がテーマとして?エッセンスとしてありましたね。
フィリスは「ザ女性」って感じで描かれていて、ひらひらドレスを着ているだとか、驚いて失神するとか……あと自分でも「美しい」とか言っちゃうし、「男性のエスコートがないと外に出られない」とかのたまっていましたね。
或る意味、ああいう女性がモテるんだろうなあと思います。
一方で、ルースは自分のことを「可愛げがない」と言っていました。でも見た目は可愛らしいし、控えめで、私は大変好感が持てましたね。
女性であることを捨てた、という感じではありましたけれど(本人もそう言っていたような気がします)、そうやって口にしているということは、裏を返せば「捨てきれてない」ってことかな。
仕事にまい進するために、婚約者に駆け落ちされた悲しみを自己消化するために必要だったとかなのかなと。
最後の最後、コロンボに「エスコートしてくださる?」と言って微笑んだところに彼女の矜持を感じました。
ルースはフィリスのことを軽蔑しつつも、羨望のまなざしで見ていたと思うし、フィリスもフィリスで、妹のルースのことをちゃんと大切に思ってたんじゃないかな。
相容れない姉妹だったけど、いい方向に転がっていったら違う人生があったのかなとも思っちゃいますね。
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