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刑事モースS3E4【愛のコーダ】

シーズン3エピソード4【愛のコーダ】のあらすじ&最後までのネタバレです。

さて、シーズン3もこのエピソードで終わりになります。
四話しかないのですが、一話一話がとても充実しているので長いですね~
余談ではありますが、刑事コロンボもBS放送が「旧シリーズ」だけかと思いきや、まさかの新シリーズまでぶっ通しでしてくれるとのこと。
別のドラマを観始めようかと思っていたのですが、予定が狂いましたね。

モースは今のところシーズン4まで放映されているので(無料放送では)、そこまでキャッチアップしていきたいと思います。
ひきつづきよろしくお願いします。

===

モースは昇進試験を受けていた。
同じころ、大物ギャングのハリー・ローズが亡くなり、跡目争いが始まるのではないかと危惧されていた。

街で現金強奪事件が発生。給与を銀行から運ぶ途中に狙われていた。
被害者のセドリックが大切にしていた帳面が無くなっていることが、秘書の証言から判明する。

現金を渡した銀行で事情を聞くことにしたサーズデイとストレンジ。
行員の話では、表の道路に紺色の車が停まっていたと言う。
サーズデイはハリー・ローズの跡目争いに関連しているのではないかと考え、ストレンジと共に手下の元へ向かったが、関与を否定した。

一方でモースはセドリックの周辺を洗うも、彼は秘密主義だったようでプライベートは謎に包まれていた。
襲われた車の後部座席にはポルノ映画のフィルムが入っており、何か関係があるのではないかとモースは考える。
その後、マックスの元へ向かい、消えた帳面が無いかを確認するが、押収されていなかった。
犯人が現金だけでなく、それも奪ったのではないかと推理した。
彼の所持品の中に、何年も前に閉店した料理店のチラシが入っていたことも気になった。

その夜、コンサートを聞きに行ったモースは、そこで恩師であるロリマーに声を掛けられる。
翌朝、会う約束をした二人。

一方、サーズデイの息子サムは、軍へ入隊することに。サーズデイがバス停まで見送りにいくと、モースが迎えに来ていた。
途中で賭け屋で情報屋のバーニーに会いに行ったサーズデイは、暴力で脅しをかけて情報を引き出した。
「ローズの手下で、マシューズ兄弟が、何かデカイことをたくらんでいる」
なんとしてもギャングの抗争を避けたい一心で取った行動ではあるが、モースは眉を顰める。
サーズデイのやり方を前時代的だと言い、サーズデイと口論になってしまう。
その後、ローズの手下たちから苦情を受けた警察本部から担当者がやってきて、サーズデイに停職の処分が下ってしまう。

ロリマーに会いに行ったモースは、そこで妻のニーナの不倫について聞かされた。
ポールという男が相手で、離婚を迫られているらしい。
ポールのことを調べてほしいと頼まれていったんは断ろうとするが、ねじ込まれて応じることに。
偶然を装いニーナに接触したモースが、ポールがどんな人物か探りを入れた。
そしてその夜、彼が働いているというビンゴホールへと、シャーリーを誘って行ってみる。
そこでポールに近づくが、特に手掛かりは得られないまま。しかしシャーリーが気を利かせて、彼の電話番号を手に入れていた。

その後、警察へと帰ってきたモースは、マシューズ兄弟の前歴を漁った。
彼らが手を汚していた犯罪に比べると、今回の現金強奪は規模が小さいもので、バーニーが証言した「デカイ仕事」には当たらないのではないか、と思われた。
そのことをブライト警視正に報告したモースは、セドリックの持っていたポルノ映画のフィルムも関わるような、もっと大きな計画が裏で動いているのではないかを考え、サーズデイの代わりに捜査に乗り出す。

モースは銀行へと向かい、そこで勤めるサーズデイの娘ジョアンに声を掛けた。
というのも昨日訪れたビンゴホールに彼女の姿を見つけていたからだった。
ポールという男はペテン師だと彼女に警告するが、ジョアンは気分を害し、モースの言葉を突っぱねた。
その後、モースはニーナに会いに行き、ポールとは交際しない方がいいと助言を送るが、彼女は意外なことを言った。
「フィリックス(ロリマー)に言われたのね。でも私はペテン師の方がマシよ。彼は人殺しだから」
意外なことを言われ、モースは自らが警官であることを伝えたうえで、彼女の話を聞いた。

彼女の話によると、ロリマーと結婚する前、彼女はモデルのような仕事をしており、その流れで一度だけポルノ映画に出演した。
その後、ロリマーと結婚したが、以前出演したポルノ映画の存在が明るみになり、ロリマーは制作者であったセドリックを脅迫。
しかし逆に「お前も顧客名簿に名前を入れてやる」と脅迫されていたらしい。
彼が持っていた顧客リストを取り返そうとしていたところ、彼が死んだとのニュースが流れ、彼女は夫が殺したのだと思い込んでいた。
モースがそれが、秘書の言っていた帳面だと思い、ロリマーが事件に関わっているのではと考える。

ロリマーの周辺を調べるため、そしてニーナに会ったことを報告するために大学へとやって来たモース。
ポールはペテン師ではあるが、ニーナに危険はないだろうと報告し、彼に離婚を勧めるがいい顔をされない。
帰ろうとすると、途中で学友のジェロームに声を掛けられた。彼は今大学で働いていた。
ロリマーに会っていたと告げると、彼の裏話を教えてくれた。
ロリマーは入試担当の議長をしているが、どうやら銀行の頭取のバカ息子を首席で大学に合格させたらしい。

警察へと戻ると、サーズデイは謹慎中。ストレンジに言われ、ハリー・ローズの葬式の映像を見ることになる。
そこでハリー・ローズの仲間たちの顔を覚えていくが……

その後、モースはニーナと共に銀行へ向かい、セドリックが大切に保管していた帳面が貸金庫に残されているのを発見する。
そんな中、銀行にマシューズ兄弟たち強盗が押し入り、モースたちは人質になってしまった。
同じころ、銀行の外にオレンジ色の車が長時間停まっているのを巡回中のシャーリーたちが発見。
声を掛けるが、運転手がシャーリーと一緒に居た巡査に発砲し、辺りは騒然となる。

強盗たちは焦っていた。自分たちが強盗に入って物の五分で、警察に匿名の通報が入り、包囲されてしまったのだ。
モースは自分が警官であることがバレないようにしていたが、とうとう露見してしまい、窮地に。
しかしモースは、状況を読んで「黒幕を知りたくないのか」と交換条件を出す。
強盗団を裏切った犯人がいるのではないかとほのめかした。

サーズデイは停職中でありながら、ブライト警視正の支援を得て、銃を手に強盗団に立ち向かうことに。
自らの死期が迫っていることを覚り、血反吐を吐きながらも現場へと向かった。
強盗たちの要求通りバスが用意されるが、警察が包囲し、鎮圧される。
マシューズ兄弟は別の出口から、サーズデイの娘ジョアンとモースを伴って脱出するが、それをサーズデイとストレンジが追いかけて制圧した。
娘を危険にさらしたマシューズたちに怒りで銃口を向けるサーズデイだったが、モースとブライト警視正の言葉で、ようやく銃を下ろす。

モースは強盗団に監禁されている間に、ジョアンと協力して、セドリックの帳面に残された意味不明の数字の羅列を、閉店した店のチラシを鍵にして解いた。
それは馬の名前だった。セドリックはギャンブルに使うために、ロリマーに大金を貸していたのだ。
借金は膨れ上がり、ロリマーは大学入試の責任者の地位を利用して、単位を売り、金を工面していた。
しかしセドリックの会社も経営が芳しくなく、ロリマーに借金の返済を迫ったことでロリマーはセドリックを殺害する計画を立てた。
しかし自らの手を汚す気はなかった。
ニーナに惚れていたポールを利用し、セドリックを殺害させ、帳面を奪わせる計画だったが、帳面が無かったため、ロリマーとニーナはモースを利用することを思いつく。
そして、銀行へと連れて行き帳面を貸金庫から出させ、モースが強盗団に連行されていった隙にそれを奪い、処分した。
借金は帳消し、となるはずだったがモースがその帳面の写しを密かに隠し持っており、その事実を突きつけると、ロリマー夫妻はついに観念した。

強盗を匿名で通報したのは、マシューズ兄弟と対立していたラリーという悪党だろうとモースは推理。
ジョアンは無事帰宅し、サーズデイたちは彼女を励ます。
今回の強盗事件で、彼女の同僚の一人が犠牲となった。自分とモースが吐いた嘘が発端で彼が亡くなったことに、ジョアンは責任を感じていた。

帰宅したモースは、ジョアンのことを考えていた。彼女への好意を確かに自分の中に感じていた。
彼女のことが気になり、明け方、サーズデイの家まで向かうと、彼女は一人で家を出て行こうとしていた。
モースは彼女に声を掛ける。
「時間が解決してくれる。ご両親はあなたがすべてなのだから」
しかしジョアンは、ここには居られないと言った。どこへ行くかもわからないが、とにかく彼女は一人になりたがった。
モースは彼女を引き留めることを止めた。何か助けが要る時はいつでも連絡していいとだけ伝え、彼女を見送った。

翌朝、ジョアンが居なくなったサーズデイ家が悲嘆に暮れる。
ジョアンを追って家を飛び出してきたサーズデイに、モースが歩み寄った。すべてを悟ったサーズデイは肩を落とし家に戻り、モースもその後を追うのだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

冒頭からラフマニノフのPrelude in C Sharp Minorで、エグいくらいかっこいい~!!痺れる~
モースが聴きに行っていたコンサートで演奏されていたのは、ドビュッシーの弦楽四重奏ト短調ですかね。

それにしても、今回も盛りだくさんの内容でした。まとめ切れてないところは感想部分で小出しにしていきます。
まずはハリー・ローズさんです。死んでましたね。たしかシーズン3の最初のエピソードでご本人登場していました。
ビクスビーのスポンサーとしてご出演してましたが、それからあっさりと死んだんですね~
ふと、この4話目のエピソードの冒頭シーンに既視感があったのですが「主任警部モース」の「約束の地」の冒頭シーンに似ているんですよね。
こちらと同様、墓地でのお葬式のシーンからスタートで、それを刑事たちが監視しているという構図も同じです。

もう一つ、気になったことがありまして。
時代背景としては、もちろん「主任警部モース」より「刑事モース」の方が古いんですけど、制作は勿論「主任警部モース」の方が古いわけで。
そこで齟齬があって面白く感じましたね。ギャングの人たちが、「刑事モース」の方が今っぽいって言うw髪型とか服装とかも。

次に触れるべきはロリマーかな。
モースが学生時代からのお付き合いのようですが、私、ああいう人を恩師とは思えないなと思うわけです。
というのも、離婚の相談をしておきながら、モースがアドバイスをすると「君にそんなこと言われる筋合いはない」とか言い出すめんどくせえオッサンだったからです。
あまり話を聞かない系のオッサンはめんどくさいです。最終的にモースを利用するだけでしたからね。
最後、連行されていくシーンで、モースは恩師に利用されたことで怒りよりも悲しみを感じていたと思うんですが、
「君(モース)は昔から女性に弱いからね(ニーナに同情してくれると思った)」と苛々する発言をしたり、「これ(人殺しをさせてでも守り抜きたいニーナとの関係)は真実の愛だ」と超絶痛々しい発言をしたりと、終始、クズでした。
あげく借金まみれで、銀行の頭取のバカ息子に単位を売るという、清々しいクズっぷり。アッパレ

ニーナは綺麗な人なんでしょうけど、マリリンモンローを意識した容姿?で、目がチカチカしましたね。
キラキラのパツキンヘアーに、ぽってり唇(真っ赤な口紅)、アイライン濃いめでした。
ポールを誘惑してその気にさせて、人殺しまでさせる悪い女でございます。そしてご本人はロリマーにぞっこんと言う。
最後、連行されていくところでサーズデイやモースの前でぶちゅーっとキスしまくってて、「やるな~」と思いました(は?)

次に、その他のギャングの皆さん。ギャングの抗争もちゃっかり事件に絡んでいたわけですね。
結果として悪党たちのつぶし合い&一斉処分市になったわけです、めでたしめでたし。

サーズデイの病気のことですが、途中で血反吐を吐いていたんですけれど、そこで洗面台にポロリの何かが落ちたんですよ。
銃弾の破片かな?そのあとの、サーズデイのちょっとすっきりした顔を見る限り「え?もしかして治った?」と思わざるを得ないですね。
そこは描かれていないので、次のシーズンを楽しみにしたいと思います。さすがにまだまだシーズン続くのに死ぬのはないよな。
「余命三週間」というびっくらポンな告白があったときは驚きましたが。

今回も触れておきましょう、ブライト警視正!じじい!ええ奴やん!!
強盗が立てこもる銀行に拡声器で声を掛けて「こんなもん意味ないわ!」と一人ツッコミしたり、銀行に単身で突入しようとしたり(それはアカン)。なかなかの行動力!
そして、停職になってしまったサーズデイが、娘が人質になっているということもあって復帰を切望します。
勿論それは叶わないわけですが、ブライト警視正は「手違いで別件の証拠が宙に浮いている」と前置きしつつ、拳銃をサーズデイに手渡すわけですよ。「これを使え」ってさ。
なんやねん!じじい!ええ奴やん(2回目)

最後は、ジョアンとモースですね。
ジョアンはモースが刑事だとばれないように嘘をついてくれるわけです。モースの身を案じて。ですが、同僚はモースが警官であることを利用して、人質を解放させようとします。
モースは自分は警官ではない、とその場しのぎ(というわけでもないですが)で嘘を吐くわけです。そのせいで同僚の男性は銃撃され、ジョアン達の目の前で亡くなってしまう。
自分の言葉が発端ということもあり、ジョアンはひどいショックを受けます。それに加えて、強盗たちに襲われたというのも彼女の心を傷つけてしまう。
そして自ら街を去る決意をするわけですね。モースのことを好意的に思っていたのは以前からそういう描写があったので感じてはいましたが、互いに明言はしていません。
モースも、老モースの時よりも偏屈というか奥手と言うか、理屈をこねくり回してしまう節があると言うか……とにかく、ジョアンのことを想ってはいるけど、それ以上には進まないんですよね。
友愛に近いのかもしれませんが、互いに背中を押しあって、別れました。

最後、家の前でサーズデイと対面した時は、例のモースのテーマ音楽のみで台詞がないのですが、どんな心中を描こうとしていたんだろう?
モースはサーズデイを追って家にお邪魔しているわけですが、モースがますますサーズデイの息子代わりというか、家族の一部のような存在になるという布石なのかなと思います。
途中でブライト警視正も「モース、お前はサーズデイの忠実な部下であり、親友だ」と発言していましたし、モースとサーズデイの絆が深められたエピソードなんでしょうね。

暗号を解く部分はもっと触れたいのですが、サラッとまとめ。
閉店した店のチラシの「26」のところに丸が振ってあり、そこには「チキン」のメニューが掛かれていました。
「26」という数字でピンとくるのが、アルファベット。アルファベットの26番目「Z」を「チキンの頭文字C」に置き換えて、数字の羅列を読み替えすると、顧客名が炙り出される、というのが鍵でした。
こういうトリックは楽しいですね。私自身、脳トレ問題を作るのが好きなので、とても参考になります。

は~、というわけで、シーズン3が終わりました。
シーズン4は、ちょっとポワロとコロンボを挟んだ後かな。録画がたまってる~
老モースに比べると、癒しが無いってこともあり、あまり愛着が生まれぬまま観進めできたわけですが、徐々にキャラクターへの理解と、モースとサーズデイの関係性は深まってきたこともあり、楽しく思えてきました。
サーズデイの喧嘩っ早さを止めるモースと言う構図が、のちのモースとルイス(とはちょっと違うんだけど)の補完関係に見えてきましたね。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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