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刑事モースS4E1【死を呼ぶチェス】

シーズン4エピソード1【死を呼ぶチェス】のあらすじ&最後までのネタバレです。

さて、BSP放映のあった若モース、ついにシーズン4まで来ました。追いついた~(シーズン5はまだ放映されていないので)
本国ではもうシーズン8?くらいまで行っているようですが、とりあえず、シーズン4でいったん小休止モードに入ります。

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娘のジョアンが失踪してからというもの、サーズデイは意気消沈で捜査に身が入らない。

川で男性の水死体が見つかるが、モースに捜査を任せてサーズデイは関心を持たなかった。
遺体は、数週間前から行方不明になっていた研究者のリチャード・ニールセンではないかと思われた。
モースは彼が働いていた研究所へと向かい、そこでエーモリ教授と娘のパトリシアに会う。
リチャードの死を告げ、遺体から見つかったたばこ入れを見せると、パトリシアがリチャードの物だと証言した。
状況的に自殺の可能性が高いとモースや検死医のマックスは考えたが、エーモリ教授たちはそれを否定。そんな兆候はなかったと言う。

彼の研究室を覗いたモースは、彼が釣り好きであることを知り、彼の私物を警察へと持ち帰った。
そこでブライト警視正から呼ばれ、部屋へ向かうと昇進試験の結果を知らされる。
「君の答案用紙が見当たらず、不合格になった」
その言葉に驚くモース。さらに、翌日に控えた人間対コンピューターのチェス大会の警備に力を貸すようにと頼まれる。
ロシアのチェスの名人がオックスフォードにやってくるらしく、ロシア語に親しみのあるモースが抜擢されたのだった。
「それと、ニールセン教授の死については、口外しないように」とお達しが出た。

モースはサーズデイに会いに行くが、公園のベンチで腑抜けたまま。
相変わらず事件に関心を持たず、モースはマックスの元へ向かった。遺体の身元がニールセンだとはまだ断定できない状況だった。
そこへストレンジがやってきて、別の女性の遺体について話をし始める。
プールスパ施設で溺死体としてみつかり、他殺とも自殺ともマックスは明言を避けた。
ストレンジの代わりにモースが彼女の家を捜査し、彼女は自殺ではないのでは、と考え始める。
その疑念をサーズデイにぶつけるが、すっかりやる気のない彼はモースと口論になり、帰ってしまう。
昇進試験のこともなじられ、モースは頭を抱えた。

モースはニールセン教授が持っていた釣り道具を、釣り好きのマックスに見てもらった。
すると、彼が持っていたルアーはサーモン用の物で、オックスフォードで使うために持っていたものではないと断言する。
モースは二つ目の事件であるスパ施設を訪れた。
そこで被害者の見つかった2番の風呂をじっくりと観察していると、ミラーの前に十字架が置かれているのを発見。
鏡に何か書いてあるのではないかと考えて曇らせると、そこには「拒否」と文字が書かれていた。

その後、チェスの大会が開かれる。モースも警備の一員として現場へ入り、戦いの様子を見守る。
そこにはオックスフォードメールのドロシアの姿もあった。
シャーリーたちとゲームの行方を見ていると無線が入り、スパ施設で新たな被害者が出たとの通報を受ける。
現場へ向かった二人は、先に到着していたサーズデイとストレンジと合流。
そこには男性の水死体があった。
「後頭部にコブがあったから、それが原因で時間差で死んだ可能性がある」
マックスの見立てから他殺の可能性もあるのではないかとのことになり、彼の身元を調べるためにロッカーを開けた。
エディソンという男だと判明するが、彼のロッカーの中には別のロッカーのカギが。
その鍵で該当のロッカーを開けると、また別の鍵が。そしていくつもの封筒が見つかる。
いたずらにしてはよく分からないと頭を抱えるサーズデイはモースに意見を求めるが、自分の意見を無視したサーズデイに反抗する。
その態度に立腹したサーズデイは高圧的にモースに捜査を指示した。

彼が死んだ昨晩、プールには誰も入れない状態だったにも関わらず、エディソンの遺体が見つかった。
彼がどうやってスパに侵入したのかモースが調べると、ボイラー室から外へつながる扉があり、そこには新しい足跡が残っていた。
彼の両親に話を聞くと、事件のあった毎週火曜日は帰りが遅くなる日で心配していなかったと言う。
彼はある施設で監視員のようなボランティアもしており、そこでチェスを習って相当な腕前だったと両親は語った。
しかし両親はさらに、息子はカナヅチで泳げなかったためプールに行く理由はないはずだと言った。

マックスに話を聞きに行ったモース達。マックスの検死では、溺死であることは間違いないが、プールで溺れたのではなく、肺の水の成分から水道水が原因だとわかった。

被害者の共通点が見つからず、捜査は行き詰るが、最後の被害者であるエディソンのロッカーを起点としたロッカーのアルファベットと数字の羅列を見て、シャーリーがあることに気付く。
「これは19世紀に流行った、チェスの指し手です」
最初のニールセンはチェス用のコンピューターの開発をしており、二番目の被害者の女性の家にもチェス盤が。三番目の被害者エディソンもチェスが上手だった。
今回の事件の共通点はチェスだと考えたモースは、その点から真実に迫ることにする。

人間対コンピューターのチェスは、コンピューター側の勝利で幕を閉じた。
モースは戦いの後で、ロシアのチェスの名手であるユーリ教授に話を聞いた。
彼と亡くなったリチャードは友人同士で、手紙のやり取りもしていたと言う。その手紙の中で、コンピューター開発チームに問題があったことが触れられており、グループ内に危険な政治思想を持っていた人物がいるらしかった。
モースはその後、研究チームのブロデリック・キャッスル研究員にも事情を聞こうとするが、言いたくないと拒絶した。
代わりに上席のバーナード教授に話を聞いてくれと言われ、モースはバーナードに声を掛けた。
「リチャードは、メンバー内で誰かが予算の使い込みをしているのではと疑っていた」
予算に関する書類をリチャードは持ち出して、調べていたと言う。

モースはドロシアの部下テッサに声を掛けられ、事件の内容を教えてほしいと迫られる。
情報交換を持ち出したモースは、彼女から、二番目の被害者の女性がある医師と不倫関係になり、新聞に載った過去があると教えてもらう。
そして三番目の被害者のエディソンは周囲の人間からはダニーと呼ばれているとも言った。

モースはその後、ドロシアの友人であり、作家のケントの家に向かった。学寮こそ違うが、同じオックスフォード大学の出身ということで彼から招待されたためだった。

翌朝、モースは自分の手帳が無くなっていることに気付く。そして朝刊一面に、連続不審死の記事が載った。
サーズデイとモースは、オックスフォードメールに怒鳴り込みに。モースの手帳を奪い、ドロシアの部下テッサが記事にしていた。

ブライト警視正からも怒られたモースは、そこで答案用紙紛失についても聞かされる。
「君のだけ、紛失という話だった。きっと過去の因縁がくすぶっていて、君に嫌がらせをしているんだろう」
家族もいないのなら、別の街で再度刑事を目指してはどうか、と警視正は言った。

モースはサーズデイにテッサからもらった情報を教えた。
そして膨大な情報をより分けるために、モースはエーモリ教授たちが開発しているコンピューターに協力を仰ぐことにする。
一晩かかって三人が見つかり、サーズデイとともに彼らを訪ねる。
そのうちの一人レイトン医師の家を訪ねたところ、空き家だったが、部屋の中にデスマスクを飾った一室を発見する。
さらに、水槽の中に女性の遺体が入っていた。新聞記者のテッサの遺体だった。
被害者たちの顔についていたアルカリ性の残留物がデスマスク用のペーストであることがわかったが、レイトン医師の行方も、その妻ジュディスの消息も分からない。

レイトン医師宅の子ども部屋に置かれた人形の中から、日記の切れ端が見つかる。
フランス語で書かれたそれをシャーリー巡査に翻訳してもらうと、そこには「何者かから見られている恐怖」について書かれていた。

ストレンジの調べで、レイトンの妻はすでに死亡。息子のアレグザンダーは、過去に第三の被害者のエディソンとトラブルになったことがあると判明。
モースはサーズデイの指示を受けて、テッサの家に向かった。彼女の部屋を見て、ある人物の影を感じたモースは、ある男を訪ねた。
それはケントだった。彼女の部屋には、彼の著書や、パイプクリーナーが置かれていた。
「あなたはテッサと関係を持っていましたね?」
その問いに彼はひと月ほど前からの関係だと答えた。彼に事件当日のアリバイをそれぞれ尋ね、それを裏付けるためにドロシアに会いに行った。

彼女にテッサの死と、彼女とケントとの関係を知らせたモースは、テッサの遺体が見つかったレイトン医師の家の話を訊いた。
ドロシアは以前、その家を取材していた。
「あそこの娘さんが16歳で自殺した。執事の話によると、兄が妹に対して異常に関心を示していたらしい」
それを聞き、人形から見つかった日記の切れ端の内容がそのことを指しているのだとモースは考えた。

警察へと戻ってきたモースは、被害者とレイトン家とのつながりを探すことに。
レイトン医師、息子の消息は不明で、手掛かりはなし。
レイトン医師の患者の中に、コンピューター開発チームのギブズ研究員の親族と思われる名前を見つけ、彼に事情を聞きに行った。
彼は何度かレイトン医師やその娘に会った記憶があったが、もう長年、顔も合わせていなかった。

その後、ドロシアの調査の結果、息子のアレグザンダーは祖父母の家に預けられていたことが判明。
彼女の新聞社へと向かったが、彼女は姿はなかった。ストレンジが、ギブズ研究員の姿を新聞社付近で見失ったことから、彼が彼女を連れ去ったのではないかと考えられた。
スパに連れ去ったのではないか、とモース達は推理し、施設へと向かったが、そこに居たのはギブズだけ。
彼女がどこかに監禁されているのではないかと探し回るが、外へ出る通路の壁にテッサのカバンと、チェックメイトの文字が。
「ルークがナイトを取って、チェックメイト……」
それを見たモースは、ギブズはシロだと分かる。
「犯人は、キャッスルです。彼がアレグザンダーだ」
アレグザンダーはキング姓の祖父母に引き取られて育った。
「ルークは駒の名前で、キャッスルと呼ぶ人もいます。彼のことを指しています」
一人目の被害者のリチャードが持っていた釣り具のルアーには「アバズレ」という異名がついていた。それが二人目の被害者の女性を指していた。不倫をしていることを揶揄していた。
彼女の遺体発見現場にあった「否定」の文字は、三人目の被害者エディソンのあだ名「ダニー」の書き間違い。
キャッスルはスペルに弱く、研究員仲間に馬鹿にされていたことをモースは憶えていたのだ。
そしてエディソンのロッカーの中から見つかった封筒は「メール」を指し、オックスフォードメールを暗示していたのだとモースは推理する。

ドロシアを連れて、キャッスルは車を走らせる。それを追うモースとサーズデイ。
ドロシアはキャッスルに抵抗。車は横転し、ドロシアはサーズデイに救出される。
キャッスルを追い詰めたモースは、自殺しようとする彼を引き留め、逮捕。
見つかったテッサのカバンからは、モースから盗んだ手帳が見つかる。
「テッサに盗まれたものとしてではなく、ベッドの裏から見つかったとでもしておけば、減点はされないだろう。オックスフォードから離れて上を目指せ」とサーズデイは言うが、モースはそれを拒んだ。
どんな目に遭おうとも、自分はオックスフォードを離れるつもりはないと断言するのだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

今回は全然クラシックが無くて、重厚な感じのスタートではなかったですね。
コンピュータと人間って言う、現在に通じるテーマ?というか題材が出てきました。未だにAIとプロ棋士が戦ってたりしますから、このモースの時代から、やってることはそんなに変わらないんですねえ。

さて、まずはモースの昇進試験のこと。これは1エピソードの中でずっと言及されていた事項ですね。
そもそも、答案用紙が消えるってどういうことよって感じですけどね。シーズン2の終わりでのあの「いざこざ?」がここまで波及するとは。
ほんと、警察組織腐ってんな!って感じですね。

続きましてサーズデイです。
娘のジョアンが家出しました。シーズン3のラストエピで色々ありましたからね。心の傷を負って、一人になりたかったんでしょう。
とはいえ、彼女が家を出て行った理由もよく分からないんですが。
同僚が、自分の発言によって強盗犯に殺されてしまった、というのが傷になっているわけですが、なぜ出て行ったのか……?街に居ると、彼のことを思い出してしまうからなのかなあ。

そして娘が居なくなったことで完全魂抜けちゃったヤッツケモードのサーズデイです。完全に八つ当たり。
イヤミ発言もあって、中盤まではマジで鬱陶しかったです。今まであれだけパパみを出していたのに、突然の塩対応。
散々モースに甘えてきたのに、ちょっとムカつきましたね。
モースはどんな状態でもサーズデイに忠誠心を見せていましたが(今まで、きちんと正論も言うし、ちゃんと向き合っている印象)、イヤミ全開の発言を受けて、モースも完全に白けてしまい、
「上司から指示されてないのでやってません~」
「妄想で捜査するなと言われているので。まあ気になるところはありますけど、事件性はないんじゃないっすか?」的な感じの態度になりました。
ちょっと面白かったです。そういうところは私も同じ感じなのでw極端な対応する人、結構好きなんですよね。目には目を歯には歯を、みたいな

んでもって、中盤以降、テッサの遺体が見つかったあたりから、サーズデイの態度に変化が。
きっと、ジョアンと同い年くらいの女性が亡くなったからでしょうね。ショックを受けているようで
「お前の言うことをちゃんと聞いていれば犠牲者は出なかったのに!」と言ってます。
そもそも、まあ娘が家出したことがショックなのはわかりますが、警察官としてのプロ意識はないのか!と思ってしまいました。まあサーズデイも人間ってことですよね。

最終的には、「お前が異動しなくてよかった。優秀だから」と言って、モースと一緒に捜査を再開します。
いろいろあって事件解決後の最後のシーンでは「オックスフォードにこだわらず、上を目指せばいいのでは?」という発言もしているんですけど、そのあたりの矛盾がちょこちょこ気になるんですよね。
オックスフォードに居てほしいのか、上を目指してオックスフォードから羽ばたいてほしいのか……

あらすじでカバーできなかった点をここで。
キャッスルはアレグザンダーでした。妹のペネロペのことが大好きで偏愛していたわけですが、それが妹には苦痛で自殺をしてしまった。
ドロシアを狙ったのは、その妹の事件について書き立てられたからだということが明らかになっています。
事の発端は、妹への異常な愛情から見た幻覚でした。
彼が研究していた「ジェイソン」というコンピューター。そのコンピューターから「彼ら(研究員たち)を殺して」と指示された、と言うわけです。もちろんそれも幻覚。
リチャードを殺し、過去の因縁の相手を殺し、最後は、ペネロペのところへ行きたい~~と自殺未遂の末、逮捕です。

ギブズやらバーナードやら、ケントやら、怪しいオッサンやお兄さんが多数出てきましたが、一番挙動不審で弱そうなキャラが犯人でした。ギブズに弄られててちょっと可哀想な役回りでしたね。
そういう人がサイコパスキャラなのはミステリーあるあるなのですが、あまり出番がなかった(というか、台詞少な目)だったから印象に残ってませんでした。
なので、お前が犯人かよ!とは思いました。

いつもながらに、私は謎解きが好きなので、暗号や仕掛けのあたりは面白かったですね。
ロッカーから次々と出てくる鍵とそこに書かれたロッカー番号の「e4」とか「e5」の羅列を見て、パッと「あ、チェスの手だな」と思いました。きっと劇場版相棒(寺脇さん版のやつね)の記憶が鮮烈だったからでしょう。

最後に、モースは多少ロシア語に親しみがあるようですね。戦時中の知識が役だったようです。
さらにはシャーリーちゃんです。可愛いですね、女性巡査。彼女、私の今一番の癒しです。
バーナードにちょっと小ばかにされるシーンがあったのですが、利発な女性でチェスの腕前もなかなかのようでした。
さらに仏語まで分かるとは!才色兼備!

という感じで1話目終了。
ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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