FC2ブログ

刑事モースS4E2【汚れなき歌声】

シーズン4エピソード2【汚れなき歌声】のあらすじ&最後までのネタバレです。

モースの視聴には大変時間を要するのですが、その一つの「怪し気な」登場人物の多さが挙げられます。
日本の2サスなんかですと、大体登場人物の俳優さんで「あ、この人か、この人だな」と目星が付けられるわけですが、モースの場合はそうもいきません。
案外重要な人物じゃないやつが「お前かい!」という感じで犯人だったりするので気が抜けないというのもありますね。

ですが、前回のエピではかなり省エネモードであらすじをまとめてみました。
本文を見た感じで、それがわかりますかね?分からなかったら、この省エネモードも悪くないかなと思います(笑)

===

モースはシャーリーに呼ばれてある、ロックバンド「ワイルドウッド」のマネージャー、スペンダーに会った。
メンバーの所持品からマリファナが見つかったためだった。
最近の流行りに疎いモースはワイルドウッドのことを知らなかった。
シャーリーはバンドメンバーが以前車の盗難未遂を起こしたことをモースに伝え、今回の件も彼らがマリファナの常習者ではないかと言う。
スペンダーは車盗難もマリファナも否定。メンバーは真面目でいい青年だと答えた。

ギターのケン、と弟でボーカルのニック。ベースのクリストファーと、ドラムスのノーブル。
いずれもマリファナは関係ないと言うが、少し生意気な発言にモースはムッとする。
今回は彼らの物と断定できないため、警告にとどめることにした。

その頃、カウリー署をある女性が訪ねてきていた。
女性活動家ミセス・ペディボンが脅迫状を受け取ったため、警察に相談しにきたのだ。彼女は、最近英国の道徳が乱れているとし、若者の文化に対して否定的な発言を繰り返していた。
そのため、脅迫は日常茶飯事だと言うが、「死ぬ」という強い言葉に恐怖を覚えたらしい。

カウリー署に戻ってくると、モースが彼女の警護につくことになっていた。
彼女が受け取った脅迫状を詳しく調べることになったが、そこへ遺体発見の通報が入ってくる。
パブのバックヤードで若者の死体が見つかった。マックスの見立てでは絞殺。昨晩死亡したのだろうとのこと。
身元は不明だが、モースが靴裏にセメント汚れを見つけ、ストレンジが周囲の工事現場に行方不明者が居ないかを捜すことに。

モースはその後、ミセス・ペディボンに会いに行くが、彼女の態度に気分を害してしまう。
一日だけ彼女の警護につくが乗り気になれなかった。

カウリー署に、行方不明者の同僚スティーブだと言う男がやってくる。
彼と被害者のバリーはレンガ職人だと言い、昨日も一緒に働いていた。
モースは、被害者のバリーの部屋を捜索しに向かった。部屋には無数のバンドのポスターやレコードが。
彼の母親曰く、色んなロックバンドの中でも、とりわけワイルドウッドのことが好きだったらしい。
彼は同僚とともに、ワイルドウッドが根拠地としている屋敷のレンガの補修の仕事を死の直前までしていた。

サーズデイと共に、モースはその屋敷へと向かった。
マネージャーのスペンダーはロンドンに居てアリバイが成立。
バンドのメンバーに話を訊くと、バリーは昨晩、八時まで屋敷に居て、そのあとはヒッチハイクで街に戻っていくと言って出て行ったらしい。
メンバー以外にも複数の女性が居た。衣装の針子だと言うが、サーズデイは怪しむ。
一人の子連れの女性はなんとクリストファーの妻だった。ファンには内緒で結婚をしたらしい。彼女の話では、バリーはこの屋敷でバンドのスタッフとして働けると喜んでいたらしいが、スペンダー曰くそれはただの社交辞令だったらしい。

その後、ミセス・ペディボンの警護でテレビ局へと向かったモース。
彼女が出演する生放送の番組には、ワイルドウッドのメンバーも出演することになっていた。
その番組をサーズデイも家で視聴する。
ワイルドウッドの演奏披露の時間となり、モースが席を外すと、待合室にミセス・ペディボンの娘ベティーナが居た。
彼女は父が死んでから、この活動に熱を入れている母との距離感に苦悩していた。

番組は進み、ミセス・ペディボンが芸術や表現の自由、そして自由恋愛、同性愛を否定する発言をしていると、客席に居た男が声を上げた。
警備員に注意され、彼は退席したが、モースが彼のことが気になり後を追いかけた。
彼はミセス・ペディボンの支持者から暴行を受けていた。慌てて制止して、彼に事情を尋ねた。
彼の名前はジェソップ。以前、彼が編集していた雑誌でキリストとペテロの少年愛に関しての記事を載せてペディボンと対立していた。
友愛と道徳を訴えるミセス・ペディボンの支持者がジェソップを暴行していたということに納得がいかず、モースの中で彼女への不快感が増していく。

その夜、ミセス・ペディボンのホテルまでついていったモースは、娘のベティーナに誘われて、一緒に部屋で酒を飲むことに。
彼女は、母や支援者以外と話す機会がなく寂しいのだと言った。
彼女の言葉に同情したモースは、しばらく一緒に過ごすことに。

翌朝、ミセス・ペディボンの支持者でサポートを務めていたゴーライトリー牧師が毒殺される。
ミセス・ペディボンの支持者が彼女に贈ったチョコレートの中に毒が仕込まれていたのだ。
甘党の牧師がつまみ食いをして犠牲になったらしい。そのことをミセス・ペディボンたちに伝え、モースは彼女とトラブルになっていたジェソップに会いに行った。
しかし彼は、非暴力でのみ彼女に抗議をしていると言い、殺人は否定する。

被害者のゴーライトリー牧師について調べると、以前オックスフォードの教会でも勤めており、その教会の聖歌隊に若き日のバリーが入隊していたことが分かる。
バリーの遺体に不自然なクロスの形の痕が残っており、その写真を見たモースはそれが十字架ではないかと言い出す。

一方でベティーナの部屋で二つ並んだグラスを見て、ミセス・ペディボンは娘が男と一晩を過ごしたと激昂。
法務省に抗議の電話を入れ、モースは捜査から外されてしまう。

バリーの事件に専念することになったモースは、彼がファンだったワイルドウッドのことを調べる。
シャーリーも詳しいらしく「もともとクリストファーがメインでやっていたけど、あとからケンが入ったことで曲調が変わった」と言った。
クリストファーとケンのスペアタイヤになってしまった、という彼女の発言を受けて、モースはバリーの遺体に残っていたクロスの痕を「クロスレンチ」の物ではないかと推理。
彼の遺体が車で運ばれたのだろうと考えた。

ゴーライトリー牧師の死因が判明。彼は下剤を飲んだことで身体が異常な反応をしてしまい、嘔吐で窒息。
偶然にも動脈瘤があり、それも破裂してしまい出血したのだろうという結論だった。

モースは自宅へ帰り、ワイルドウッドのレコードを聞いていた。するとそこへベティーナが押し掛けてきて、母親のことを謝罪する。
しかし正直なところ彼女にもうんざりしているところがあり、適当に会話をするのだが、ベティーナはモースに愛の告白をする。

モースはバリーの事件を捜査するため、再度ワイルドウッドのメンバーに会いに行くが、屋敷にはニックしかいなかった。
他のメンバーはロンドンへ仕事へ向かったらしい。
彼が瞑想するという池の真ん中の建物まで向かったモースはそこで、「バリーは神に呼ばれていった」という話を聞く。
ニックはドラッグをやっているらしかったが、神や無限の愛などどこか浮世離れした発言を繰り返していた。

モースがサーズデイに会いに行くと、そこにはミセス・ペディボンも居た。
サーズデイとストレンジは、ミセス・ペディボン宛に送られた脅迫状の指紋を調べ、誰が差出人が突き止めていた。
切手の裏に、ミセス・ペディボンの指紋が見つかり、脅迫状が自作自演だと判明する。

その夜、警察に通報が入る。ニックが行方不明になったというのだ。
モース達は屋敷へ駆けつけ、彼を捜すと、庭の外れでハイの状態になっている彼を発見。
かかりつけ医のバクシ医師に診てもらうと、LSD中毒状態だと言う。兄のケンは困惑。弟にはメンバー以外近寄らせないと言い、取り巻きの女性やマネージャーさえ追い払った。

スペンダーに話を聞いたモース達。
クリストファーの妻が、バリーの遺体が見つかった日の明け方、車の発進音が聞えたという証言をしており、そのことからスペンダーが怪しいのではないかと考えられたが、その話を聞いてスペンダーは
「彼女の嫌がらせだ。曲のクレジットからクリストファーを外したと思い込んで」と答える。
クリストファーはデビュー曲の作曲に一部携わっていたがほとんどがニックの作品だったため、クリストファーを名義から外していた。
そのことでよく思われていないのだと言う。

被害者全員を調べた結果、遺体からLSDが見つかった。
その後、モースは、ニックの部屋から見つかった写真の中に、バリーの身に着けていた腕時計が写ったものがあるのを発見する。
彼がワイルドウッドのメンバーたちと共に乱交パーティーに参加していたことがその写真で証明される。
その最中にバリーが亡くなり、メンバーがマネージャーのスペンダーに連絡。彼が遺体を遺棄したのではないかとモースは推理するが、彼にはその夜のアリバイがあった。
「彼はアメリカに電話していて、あるバンドとともにツアーをやるという話をしていたらしい」
それを聞いたシャーリーはそれは間違いだろうと答えた。
「労働許可が下りないから、一緒にツアーをやることはあり得ません」

一方、サーズデイとストレンジはミセス・ペディボンに会いに行く。
ミセス・ペディボンの夫は聖職者をしており、自殺をしていた。未成年淫行で出頭する直前の自殺だった。
夫のことは愛していたが、家族に恥をかかせたことを許せなかったペディボン。しかし父を愛していた娘のベティーナは母が父を追い詰めるような発言をしたことを憎んでいた。
ベティーナはついに母親との決別を決意する。
サーズデイとストレンジはチョコに毒を仕込んだのがジェソップではないかと尋問を続けていたが、彼は彼女にチョコが差し入れられた楽屋の周辺で、若い女に声を掛けられたと言う。

モースはワイルドウッドの屋敷へと向かった。
ニック達は不在で、一人、とりまきの女性ジェニファーが残っていた。
あまりの暑さに飲み物を貰い、その後彼女の許可を得てニックの部屋を捜索した。
モースは、そこでカメラを持って写真を撮るジェニファーの写真を見つける。
そして、ワイルドウッドの曲のタイトルやレコード裏に書かれたマトリクスから、彼らの関係性を推理していた。そしてバリーやニックの写っている写真を見て、その関係性に確信を持る。
「君は、ニックとピッパ、バリーの三人が寝ているところの写真を撮っていた。彼らの新しいアルバムのタイトルの通り、三人は男女、男性同士で愛し合っていた。君は、バリーと寝るニックが許せなかった」
眠ったままの彼を殺したあと、ニックが彼が死んでいるのを見つけ、マネージャーに連絡を入れたのだろうとモースは言う。
「そんなことをしなくても、バリーは中毒で死んでいたんだ」

ニックにもLSDを与えたのだろうと詰め寄るが、彼女はそれを否定。
ニックは自分を愛しており、自分の名前を歌詞に入れてくれるほど愛情を注いでくれたと彼女は主張する。
しかしモースはそれも否定する。
「あのジェニファーという歌詞は、君のことじゃない。「昔、キノコの裏を覗いた」という歌詞だある。バンドのメンバーのクリストファーのことだ。韻が同じだからジェニファーと言っただけ」
そこまで言ったところで、モースに幻覚が見え始める。彼女は飲み物に薬物を入れていたのだ。

サーズデイとストレンジは、ジェソップに声を掛けた若い女の特徴がジェニファーと一致することに気付き、屋敷へと向かっていた。
ジェニファーがモースを殺そうとする寸前のところで助けに入り、モースは事なきを得るが、合成麻薬で幻覚にうなされる。
ニックには大量のLSDが投与されており、復帰の可能性はかなり低いという。
ミセス・ペディボンがバンド活動の妨害をしたため、ジェニファーは彼女を殺そうと毒物をチョコレートに仕込んでいた。

モースは入院を続けていた。サーズデイはそばで意識が戻るのを待っていた。
目を覚ましたモースは「何曜日ですか」と尋ねた。
「コンビーフの日だ」とサンドイッチの具で返すと、モースは「金曜日か」と呟く。その声に安堵するサーズデイ。

復帰は急ぐなと伝えて病室を去るサーズデイ。
ベティーナは荷物をまとめて家を出る。
ワイルドウッドは解散。
モースは無事退院し、家で一人レコードを聞いていた。そこへ電話が掛かってくる。
相手は名乗らないが、もしやサーズデイの娘ジョアンではないかと思い、呼びかけるが切れてしまう。
モースは無念さのあまり、電話を壁に投げつけた。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

終盤、モースがバリーの乱交写真を見ているときにシューベルトの「string quartet №14 d-moll」の一楽章が流れていました。死と乙女ってやつですね。

そしてオーラス。モースが帰宅した時にはヴェルディのレクイエムです。ぐうかっこいいっすね。荒ぶった心が鎮まります。そういう意味でモースも聞いていたのかな。


さて最後から振り返りますが、ジョアンだったのかな?電話。まさかベティーナってことはないよね?と思いました。

次。
最後の最後のシーンで、タロットカードのシーンが差し込まれていました。一体なんでしょうか。これは次回への伏線のようです。

本編の内容に触れていきます。
ワイルドウッドはイケメンぞろいだったように思います。人選がちょっとビートルズに寄せてる?と思いつつ。ドラムの人がリンゴスターに見えました。
私はベースを好きになる派なので、クリストファーですかね。
Wikipediaに「(60年代ミュージックシーンを舞台にしたストーリーが興味深いエピソード)」って書いてあったんですが、私は当時を生きていないので「?」でした。
若者と年配層の対立ってのが「興味深い」のかな?あんまり音楽業界とかの感じがつかめないエピソードだったので、どこの部分を興味深いと指しているのかわかりませんでした。

あ、薬物とか愛とかセックスとかのことを指しているのかな?
ワイルドウッドの歌詞の中には「キノコ」ってのがよく登場するのが特徴だ、的な話がありましたが、それは男性器のことでしょうかねえ。
終盤で「昔、キノコの裏を見た(?)」みたいな歌詞をニックが書いていて、それをクリストファーのことだとモースは言っているわけですが、それってニックがクリストファーのナニをアレしているってことを暗喩した歌詞ってことか?
だとしたら、暗喩というかそのものずばりって感じだなと私は思うわけですけれども。キノコってのはドラッグって意味もあるとは思いますが。

ミセス・ペディボンはクレイジー自作自演婆だったわけですが、堕落や少年愛、同性愛に対して否定的だったわけですね。
敬虔な信仰者と自分では銘打っていましたが、一方で差別主義者だともいわれていました。紙一重と言いますか、どちら側から彼女を見るかによって、その溝は埋まらないですよね。
寛容な世の中が叫ばれていますが、当事者かそうじゃないかで物の見え方は全然違ってくるし。
ただ、権利を主張する人は権利ばかりを主張しすぎて、自分の意見に対して寛容さを求めている割に、他人の意見にはひどく閉鎖的だったりするから、すごく息苦しいなとは思います。

ミセス・ペディボンが娘に決別宣言された時、サーズデイも一緒に居たわけですが、彼女は「娘は必ず帰ってくる」というんですよ。
でもサーズデイはそれに対して「帰ってこない」と言います。ジョアンのことを引きずっていますね。
家でワイルドウッドの番組を見ているときも、奥さんに「ジョアンが彼らを好きだったわ」と言われて、ちょっとしょぼくれています。口論っぽくなっていました。ジョアンのことには触れたくないのですね。連絡もくれないから。

今回の登場人物の中でイライラする人物はミセス・ペディボンだけかなと思ったんですけれど、もう一人、その娘ベティーナにもちょっとムカつきました。
ベティーナがモースをホテルの自分の部屋に誘って酒を飲むシーン。
「飲みませんか?待っている人でもいますか?婚約者か恋人か、奥様は?」
「いえ、家で待っているのはワーグナーのレコードだけですけど」
「寂しいでしょう?」
「いえ、別に」
「寂しいはずです。そんな顔をしてる」
……って、やかましいわ!モースも「え?全然ですけど」みたいな顔しているやんか。勝手に決めつけんな!と自分とモースを重ねて、苛々してしまった。
寂しいのは自分だろ、慰めてほしいんだろう、心の穴を埋めてほしいんだろう。分かるさ、あんたが苦労してるのはよく分かる。
でも勝手に寂しい人認定するな、と私は言いたい。(どうでもいいけど)
一人で過ごすこと=寂しいと決めつけるな!一人で楽しいわ。独りじゃないときだってあるから、余計に一人が楽しいわ!
と苛々してしまった。どうでもいいシーンでヒートアップしてしまいました。

と、思ったら、モースが捜査を外されて、家で捜査のためにレコードを聴いていると、またまた登場ベティーナ。
家に押しかけてきて
「何か飲み物を」ってどんだけ厚かましいねん!
「何か迷惑かけてない?」って、捜査外されとるわ!とモースが言うと、ごめんなさいって、そう思うなら来るな!
「牧師様の事件はどうなった?」「私母に死んでほしいと思ってる、地獄の炎で焼かれちゃう」「私あなたを愛している」の怒涛の文脈無視の発言で、「???」でした。
寛容にならなきゃね……
こういうシーンの挿入で、モースが女性に弱いっていう老モースの片りんを感じられて嬉しいです。ちゃんとモースだなぁ~と思ってw

まあ唐突に同性愛やらのエピがぶっこまれてびっくりしましたね。
バリーがイケメンがちゃんと分からなかった(遺体だったから)けど、ニックはイケメンだったので、まあ絡みは無かったですけど、ちょっと腐女子的に妄想してしまいました。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

ランキング参加中♥優しさでぽちっと、よろしくお願いします_(:3 」∠)_


人気ブログランキング
にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト



ちゃんこい
Posted byちゃんこい

Comments 0

There are no comments yet.