バルタザール法医学者捜査ファイルS1E1【血と肉】
2021年05月05日 公開
シーズン1エピソード1【血と肉】のあらすじ&最後までのネタバレです。
BS11はアジアドラマを多くやっているイメージだったのですが、ここ最近欧米系のドラマをやってくれるので嬉しいですね。
先日も若モースをやっていました。
BS11さんとBS12さんには頭が上がらないですね~感謝感謝。
このドラマもどうやら「アート・オブ・クライム」と同じフランスもののようなので、どんな作りなのか楽しみ~
BS11はアジアドラマを多くやっているイメージだったのですが、ここ最近欧米系のドラマをやってくれるので嬉しいですね。
先日も若モースをやっていました。
BS11さんとBS12さんには頭が上がらないですね~感謝感謝。
このドラマもどうやら「アート・オブ・クライム」と同じフランスもののようなので、どんな作りなのか楽しみ~
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バルタザールはちょっと変わり者で、不遜な態度もあるが、その腕は確かな監察医。
朝から殺人事件で出動したバルタザール。今回の事件から異動してきたエレーヌ・バックという女性警部が担当することに。
エリック・ダロドーという検察官と、妻のステファニーが自宅で惨殺されていた。
エリックの死亡推定時刻は午後10時ごろ。検察官をしていた彼を狙った犯行ではないかと警察は考えたが、バルタザールはそれを否定。
妻のステファニーの死亡推定時刻は午後9時で、夫よりも早く殺されていた。しかも彼女は至近距離から銃で撃たれていた。
妻を狙った犯行中に夫が帰宅して、犯人はやむなく夫も殺したんだろうとバルタザールは推理した。
娘のクロエは知人宅に預けられていると言う話だったが、バルタザールは台所に残された子供用の薬とスプーンを見て、昨晩もこの家に居て、まだ家の中にいるのではないかと推理する。
バック警部と共に家を捜索すると、クロエは意識を失った状態で倒れていた。
バック警部は部下のデルガドと一緒に司法解剖に立ち会った。
銃創の位置から、犯人の身長が推定された。
他にも、ステファニーは妊娠三ヶ月だったことが判明。しかし夫のエリックはパイプカットしており、彼の子ではないと分かる。
娘のクロエはショック状態で口が利けない。ステファニーの妹夫婦が面会に来たため、バック警部は話を聞いた。
ステファニーに恋人がいたと伝えるが、何も知らないという。数ヶ月に一度顔を合わせる程度だったと答えた。
バルタザールはステファニーの体内からクラミジアの薬が検出されたことを掴み、それをバック警部に報告。
デルガドとバックは、ステファニーが三ヶ月前から月に一度2000ユーロを引き出していたことが気になっていた。生活費にしては多すぎる額だった。
調べを進めると、隣人の息子セリムが彼女と関係を持っていることが判明する。彼もまたクラミジアに感染し治療を受けていたのだ。
「彼女と関係を持って、妊娠も知ったが、堕胎すると聞いていた」とセリムは証言する。
しかしバック警部はそれを信用せず、セリムは拘留されることに。
バックの健康診断をすることになったバルタザールは、彼の指に揮発性の油の匂いを感じる。
ステファニーが亡くなった日、彼女はドアにペンキを塗っていたということを思い出し、きちんと警部に事情を話した方がいいのでは?と助言する。
バルタザールの言葉にセリムは態度を改め、すべてを話した。事件当夜、ステファニーの家を訪ねたが、二人はすでに死んでいたと言う。
バルタザールはその証言を信じたが、警察は信じない。バルタザールは、セリムが高身長であり、銃創の角度と合致しないため彼が犯人ではないだろうと主張した。
その後、クロエを見舞ったバルタザール。彼女が一向に話さないことやPTSDの症状があるにしても、様子がおかしいことが気になっていた。
その夜、バック警部はバルタザールの素性が気になり過去を調べた。
バルタザールは12年前に、妻を何者かに殺されていた。遺体を発見したのがバルタザールだった。
隣人の男が返り血を浴びていたことから犯人として逮捕され、精神鑑定が行われたが、真相は闇の中。
バルタザールは、心に闇を抱えていた。外では軟派な男を演じているが、今でも亡き妻のことを思い出して、涙にくれる夜を過ごしていた。
妻の幻覚を見ながら、彼女の死を受け入れられずにいた。
警察の捜査が進み、ステファニーの行動が明らかになる。
彼女は大金を引き落とした後、バーで男と密会していた。その男はなんと、妹の夫バンジャマンだった。
彼の自宅へと急行したバック警部とデルガド。しかしそこには遺体となったバンジャマンの姿が。
バルタザールが検死にやってきて、遺体を確認していく。自殺か他殺かまだ判別が出来ないとバルタザールは言い、翌朝に検死解剖をすると告げた。
ステファニーとエリックの遺体の調査は進み、なぜか一酸化ヘモグロビンの値がおかしいことが判明する。
そこからバルタザールは事件現場へと戻り、なぜそんなことになったのか原因を探った。
翌朝、バルタザールはバック警部に連絡し、真犯人を突き止めたと言う。
「クロエが話さなかったのは、PTSDではなく、酸欠状態だったからだ」
バルタザールの調査によると、給湯器が稼働しているにもかかわらず換気口が塞がれており、一酸化炭素中毒のようになっていたらしい。そのせいでクロエは正常に意思疎通できない状態だったのだ。
バルタザールのおかげで適切な処置がなされ、クロエが回復。そして彼女が犯人を目撃していることが分かる。
彼女が描いたイラストはウサギの絵だった。これでは何にも分からないとバックは言うが、バルタザールはその絵をひっくり返した。
「これなら分かるだろう?」
その絵は、隣人のセリムの母アケルマが持っていたカバンのイラストと同じだった。
クロエが入院する病院にアケルマが侵入。クロエを殺そうとしているところを警察が逮捕した。
彼女はステファニーに子どもをおろすように迫ったが叶わず、殺したのだと自白した。
事件が解決し、バルタザールにバック警部は訊いた。
「どうして法医学者に?」
「もし君の大切な家族が亡くなった時、真実を知りたいと思わないかい?警察ではなく、別の視点から真実を突き止めたいから」
その言葉に過去の事件のことが過ったバックは、バルタザールを慰めようとしたが、彼はそれを拒んだ。
「もう少しお互いのことを知ってからじゃないとだめだよ」
そんな中、バック警部の携帯が鳴る。またしても事件が発生したらしい。
二人はさっそく次の現場へと向かうのだった。
事件現場ではバルタザールの友人でもあるマルグリットが検死をしていた。
被害者は10代後半の少年。彼の遺体を見たバルタザールは、親指に△の模様が入っていることに気付き、血相を変える。
帰宅したバルタザールは妻の検死解剖の資料を取り出した。妻の親指にも同じ模様が入っていたのだった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
やばい!!めっちゃ面白いねんけどどどどどど!!!!これは面白い。
同じタイミングで同じフランス物の「アート・オブ・クライム」を見ているからなのかもしれないが、こっちのバディは仄暗い感じでぐっとくる。
話としては「FOREVER Dr.モーガン」 に近いかな~
さすがに監察医が不老不死ではないんですけど、監察医の独特の視点(科学的な視点って言うの?)で物事が進んでいくから、すべてが分かりやすくて、ストンと腑に落ちると言うか。
推理というよりも事実のピースを拾い集めていくのが良いですね。
ホームズも言ってますからね。不可能を排除していったら真実が見えてくる、的なことを。
とんちんかんな推理をして回り道をしつつもゴールにたどり着く話も好きなんですけど(モースとかね)、こういうミステリーもいいですね。
クロエがなかなか話さないこと、犯人の身長もそうですが、ラストのクロエのイラストで、ピタッとピースが嵌って「気持ちいい~~~」ってなりました。
ミステリードラマはこの瞬間のために見ているって感じですね。伏線回収が最高に爽快です。
バルタザールっていう人間の魅力もあるかな。
なんでもできるスーパーマンだけど、心に傷を負ってるってのが私の好きなパターンなので。
そして妻の事件はまだ解決していないんですね。
冒頭のシーンで、綺麗な女性と楽しそうにおしゃべりするバルタザールの場面があったのですが、まさか亡くなった奥さんの亡霊だとは……。亡霊?幻覚?かな。
一話一話でそれぞれの事件を解決しつつ、大きな事件(奥さんの死)を解決する流れが裏に一本通っているっていう構成もとても好きです。うわ、これいい作品に出逢えたようです。
バック警部、と文中では書いていますが、ファーストネームは「エレーヌ」さんです。確か。
ファーストネームで書きたいところだったのですが、タイミングを見誤ってしまいました。
ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)
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バルタザールはちょっと変わり者で、不遜な態度もあるが、その腕は確かな監察医。
朝から殺人事件で出動したバルタザール。今回の事件から異動してきたエレーヌ・バックという女性警部が担当することに。
エリック・ダロドーという検察官と、妻のステファニーが自宅で惨殺されていた。
エリックの死亡推定時刻は午後10時ごろ。検察官をしていた彼を狙った犯行ではないかと警察は考えたが、バルタザールはそれを否定。
妻のステファニーの死亡推定時刻は午後9時で、夫よりも早く殺されていた。しかも彼女は至近距離から銃で撃たれていた。
妻を狙った犯行中に夫が帰宅して、犯人はやむなく夫も殺したんだろうとバルタザールは推理した。
娘のクロエは知人宅に預けられていると言う話だったが、バルタザールは台所に残された子供用の薬とスプーンを見て、昨晩もこの家に居て、まだ家の中にいるのではないかと推理する。
バック警部と共に家を捜索すると、クロエは意識を失った状態で倒れていた。
バック警部は部下のデルガドと一緒に司法解剖に立ち会った。
銃創の位置から、犯人の身長が推定された。
他にも、ステファニーは妊娠三ヶ月だったことが判明。しかし夫のエリックはパイプカットしており、彼の子ではないと分かる。
娘のクロエはショック状態で口が利けない。ステファニーの妹夫婦が面会に来たため、バック警部は話を聞いた。
ステファニーに恋人がいたと伝えるが、何も知らないという。数ヶ月に一度顔を合わせる程度だったと答えた。
バルタザールはステファニーの体内からクラミジアの薬が検出されたことを掴み、それをバック警部に報告。
デルガドとバックは、ステファニーが三ヶ月前から月に一度2000ユーロを引き出していたことが気になっていた。生活費にしては多すぎる額だった。
調べを進めると、隣人の息子セリムが彼女と関係を持っていることが判明する。彼もまたクラミジアに感染し治療を受けていたのだ。
「彼女と関係を持って、妊娠も知ったが、堕胎すると聞いていた」とセリムは証言する。
しかしバック警部はそれを信用せず、セリムは拘留されることに。
バックの健康診断をすることになったバルタザールは、彼の指に揮発性の油の匂いを感じる。
ステファニーが亡くなった日、彼女はドアにペンキを塗っていたということを思い出し、きちんと警部に事情を話した方がいいのでは?と助言する。
バルタザールの言葉にセリムは態度を改め、すべてを話した。事件当夜、ステファニーの家を訪ねたが、二人はすでに死んでいたと言う。
バルタザールはその証言を信じたが、警察は信じない。バルタザールは、セリムが高身長であり、銃創の角度と合致しないため彼が犯人ではないだろうと主張した。
その後、クロエを見舞ったバルタザール。彼女が一向に話さないことやPTSDの症状があるにしても、様子がおかしいことが気になっていた。
その夜、バック警部はバルタザールの素性が気になり過去を調べた。
バルタザールは12年前に、妻を何者かに殺されていた。遺体を発見したのがバルタザールだった。
隣人の男が返り血を浴びていたことから犯人として逮捕され、精神鑑定が行われたが、真相は闇の中。
バルタザールは、心に闇を抱えていた。外では軟派な男を演じているが、今でも亡き妻のことを思い出して、涙にくれる夜を過ごしていた。
妻の幻覚を見ながら、彼女の死を受け入れられずにいた。
警察の捜査が進み、ステファニーの行動が明らかになる。
彼女は大金を引き落とした後、バーで男と密会していた。その男はなんと、妹の夫バンジャマンだった。
彼の自宅へと急行したバック警部とデルガド。しかしそこには遺体となったバンジャマンの姿が。
バルタザールが検死にやってきて、遺体を確認していく。自殺か他殺かまだ判別が出来ないとバルタザールは言い、翌朝に検死解剖をすると告げた。
ステファニーとエリックの遺体の調査は進み、なぜか一酸化ヘモグロビンの値がおかしいことが判明する。
そこからバルタザールは事件現場へと戻り、なぜそんなことになったのか原因を探った。
翌朝、バルタザールはバック警部に連絡し、真犯人を突き止めたと言う。
「クロエが話さなかったのは、PTSDではなく、酸欠状態だったからだ」
バルタザールの調査によると、給湯器が稼働しているにもかかわらず換気口が塞がれており、一酸化炭素中毒のようになっていたらしい。そのせいでクロエは正常に意思疎通できない状態だったのだ。
バルタザールのおかげで適切な処置がなされ、クロエが回復。そして彼女が犯人を目撃していることが分かる。
彼女が描いたイラストはウサギの絵だった。これでは何にも分からないとバックは言うが、バルタザールはその絵をひっくり返した。
「これなら分かるだろう?」
その絵は、隣人のセリムの母アケルマが持っていたカバンのイラストと同じだった。
クロエが入院する病院にアケルマが侵入。クロエを殺そうとしているところを警察が逮捕した。
彼女はステファニーに子どもをおろすように迫ったが叶わず、殺したのだと自白した。
事件が解決し、バルタザールにバック警部は訊いた。
「どうして法医学者に?」
「もし君の大切な家族が亡くなった時、真実を知りたいと思わないかい?警察ではなく、別の視点から真実を突き止めたいから」
その言葉に過去の事件のことが過ったバックは、バルタザールを慰めようとしたが、彼はそれを拒んだ。
「もう少しお互いのことを知ってからじゃないとだめだよ」
そんな中、バック警部の携帯が鳴る。またしても事件が発生したらしい。
二人はさっそく次の現場へと向かうのだった。
事件現場ではバルタザールの友人でもあるマルグリットが検死をしていた。
被害者は10代後半の少年。彼の遺体を見たバルタザールは、親指に△の模様が入っていることに気付き、血相を変える。
帰宅したバルタザールは妻の検死解剖の資料を取り出した。妻の親指にも同じ模様が入っていたのだった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
やばい!!めっちゃ面白いねんけどどどどどど!!!!これは面白い。
同じタイミングで同じフランス物の「アート・オブ・クライム」を見ているからなのかもしれないが、こっちのバディは仄暗い感じでぐっとくる。
話としては「FOREVER Dr.モーガン」 に近いかな~
さすがに監察医が不老不死ではないんですけど、監察医の独特の視点(科学的な視点って言うの?)で物事が進んでいくから、すべてが分かりやすくて、ストンと腑に落ちると言うか。
推理というよりも事実のピースを拾い集めていくのが良いですね。
ホームズも言ってますからね。不可能を排除していったら真実が見えてくる、的なことを。
とんちんかんな推理をして回り道をしつつもゴールにたどり着く話も好きなんですけど(モースとかね)、こういうミステリーもいいですね。
クロエがなかなか話さないこと、犯人の身長もそうですが、ラストのクロエのイラストで、ピタッとピースが嵌って「気持ちいい~~~」ってなりました。
ミステリードラマはこの瞬間のために見ているって感じですね。伏線回収が最高に爽快です。
バルタザールっていう人間の魅力もあるかな。
なんでもできるスーパーマンだけど、心に傷を負ってるってのが私の好きなパターンなので。
そして妻の事件はまだ解決していないんですね。
冒頭のシーンで、綺麗な女性と楽しそうにおしゃべりするバルタザールの場面があったのですが、まさか亡くなった奥さんの亡霊だとは……。亡霊?幻覚?かな。
一話一話でそれぞれの事件を解決しつつ、大きな事件(奥さんの死)を解決する流れが裏に一本通っているっていう構成もとても好きです。うわ、これいい作品に出逢えたようです。
バック警部、と文中では書いていますが、ファーストネームは「エレーヌ」さんです。確か。
ファーストネームで書きたいところだったのですが、タイミングを見誤ってしまいました。
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