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バルタザール法医学者の捜査ファイルS1E2【死刑執行令状】

シーズン1エピソード2【死刑執行令状】のあらすじ&最後までのネタバレです。

ほんの軽い気持ちで観始めましたが、なかなか嵌りそうな感じのドラマです。BS11さんありがとうです!

イケてる監察医バルタザールは過去に妻を殺され、その事件は未解決だった。
エレーヌ・バック警部と事件を解決しながら、妻の死の真相も掴めるか……という感じのお話です。

===

建設現場で顔面の皮膚を剥がされた男の遺体が発見される。
バルタザールの検死では、昨晩の午後9時以降に殺されたと考えられた。40代白人男性だが、身元は不明。
遺体を詳しく調べると、失禁した様子はあるが、地面にその痕跡が無いことや、身体の状態から、建設現場で働く作業員ではないだろうとバルタザールは判断する。

バルタザールと助手のファティム、エディによって被害者の顔は復元され、過去に胸部と腕の骨折をしていたことが判明する。そこから身元を当たれるのではないかと二人はバック警部に報告。
失踪者届から、彼がジョゼフという図書館職員だと判明する。

ジョゼフの遺体と対面しながら、彼の声なき声を聴こうとするが、目の前にジョゼフの幻想が見える。
「妻のリーズ殺しを隣人は認めたんだろう?だけど、少年の親指に同じ模様があった。気になるんだろう?」とジョゼフが言う。
そんな幻覚を適当にあしらいつつ、バルタザールはジョゼフの顔に、ある痕跡を見つけた。
バルタザールはバック警部の元へ向かい、ジョゼフが十五年ほど前に顔全体を整形したはずだ、と報告。
その時の縫合が、今回の暴行によって剥がれ、顔面の皮膚が剥がされてしまったのだろうと言った。

バルタザールは妻のリーズと同じ模様がついていた被害者についてもっと詳しく知るために、バック警部の留守を狙って捜査資料を撮影。
もし犯人が別に居るのなら、今、妻殺しとして投獄されている隣人は無実となる。自分でも真実を明らかにしたいが、それができるのか悩んでいた。
目の前に現れた妻の幻想に励まされながら、バルタザールは一つ一つ事件を解決していく決意をする。

警察の調べで、ジョゼフが顔を整形した時期と重なるタイミングで届けが出された行方不明者が、46人いることが判明した。
バルタザールの助手たちのアドバイスで、そこから8人まで絞れ、最後はバルタザールが一人に絞った。
根拠は、ジョゼフの骨のレントゲン。彼は自動車事故を起こして身体の多くの部分を骨折していたと思われた。
デレデックという名前の男が、15年前に高速道路を逆走して通学バスと激突。子ども5人が死亡する事故を起こしていた。それを考えると、行方をくらまし、整形する理由になり得るだろうとバルタザールは考えた。

ジョゼフの妻が呼ばれ、歯形が一致したこと、過去に事故を起こしていたことが伝えられた。
デレデックは以前も結婚し、子どもがいた。
元妻と娘によって、デレデックであると確認が取れ、確証を得るために娘からDNAを採取して鑑定されることになる。

その後、バルタザールの助手エディの調査で、ジョゼフの身体に水の濁り止めの成分を発見。それがプールに使用されるものだと分かり、関係者を当たった。
するとジョゼフが起こした事故の被害者の親族の一人に、該当者を発見する。
警察で取り調べが行われ、彼はジョゼフへの暴行を認めたが、断じて殺しては居ないと言う。
彼は匿名のメールでジョゼフの今を知り、ほかの遺族と共に彼を襲撃したらしい。しかし殺害まではせず、その場を後にしたと主張した。

付近の監視カメラの映像からそれが証明され、匿名のメールの差出人は不明のまま。手詰まりとなってしまう。
バルタザールは調べを進め、彼の腕にあったタトゥーを手掛かりにする。
元妻の話では彼はあるヘビメタバンドが好きだったらしく、それは整形後も同じだと現妻の証言でも裏が取れた。
真犯人はそこからジョゼフとデレデックをつなげたのではないかと考え、バック警部に報告する。
元妻との間の娘ロマーヌも同じバンドが好きで、そこで死んだはずの父と再会したのではないかとバルタザールは考えた。

翌日、バルタザールとバック警部はさっそくロマーヌの職場へと向かう。
自分たち家族を捨てて、一人で幸せを手にしているデレデックのことを憎んだのではないかと二人は推理した。
「匿名のメールを送ったけれど、被害者遺族が父を殺さなくてびっくりしたはず」とバックは言う。

もしロマーヌが咄嗟に殺したのなら、その凶器は捨てずに元の場所に置いてあるかもしれないと推理し、あてはまりそうな凶器を探す。
バルタザールがそれに近いものを見つけたその時、そこにロマーヌの姿が。
ナイフでバルタザールを襲う。
「私たち親子は怪物の家族だと言われて非難されてきたのに、アイツは人生をやり直していた」
だから復讐したのだと言って、ロマーヌは自らの首を斬る。
応急措置の甲斐もあり、一命をとりとめたロマーヌはそのまま搬送されていく。

事件が終わり、それぞれの生活に戻る二人。
バックの家にリヨンに仕事で行っていた夫が戻ってきた。幸せな家族だが、彼女にはある疑念があった。
一方でバルタザールは、妻殺しの犯人として投獄されているサルラに面会に行った。
「どうやって妻を殺したんだ?」と訊くが、彼は涙を流すだけで、何も答えなかった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

遺体がグロすぎてモザイクが掛かってましたね~放送コードNGなんですね。ああいうのは。

バルタザールの助手の二人もいい味出してます。ファティムとエディの二人。
ファティムさんはモデルのようなきれいなアフリカ系女性。
エディはちょっと弱そうだけど変わり者の匂いがする白人男性。ちょっとFOREVERの時の助手ルーカスを思い出しますね。若干お調子者。
二人とも、浮世離れしている監察医たちって感じが、面白い。
グロ遺体でもサクサク検死を進めちゃうしね。周りは若干引いてるw

事件に関してですが、やはり、伏線回収というか、解決までが非常に鮮やかで面白いです。
ジョゼフという男の過去を探っていく中で、数多くいる行方不明者の中から選り分けていくシーン、興味深いですね。
物事を多く知っていると、真実を見極める力もつくんですね~。知識って大事だなと感じました。

ジョゼフは、重大事故を起こして子供たちを殺してしまったわけですが、自分は死んだことにして新しい人生を歩むというのは、どういう心境だったんだろう?
反省していなかったってことなのかな?被害者家族に対しては許しを乞うていたそうですが。
彼の言葉を信じて(というかさすがに殺しまでするほど理性は失われていなかった)被害者家族は最後の一撃をしなかったけど。
新しい人生を得て、幸せを謳歌していた彼は、過去の罪とどう向き合っていたんだろう。

さて、バック警部(エレーヌ)はプライベートで悩みがあるようです。夫のアントワーヌの浮気を疑っているようですね。
出張でよく家を空けているようです。エレーヌも仕事人間の感じはありますけれど。
夫婦関係もアナザーストーリーとして展開していくんでしょうね。

そしてバルタザールも、妻リーズの事件の真相を探るために行動を開始しました。
犯人として投獄されている元隣人のサルラはちょっと精神を病んでいるようですね。全然会話が出来ない様子でした。
今後のバルタザールの動きに注目していきたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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