SUPERNATURAL S2E14【覚醒】
2019年07月07日 公開
SPNシーズン2エピソード14【覚醒】のあらすじ&最後までのネタバレです。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
幼きころに、この世のものではない者に母親を殺された
ディーンとサムのウィンチェスター兄弟
父の失踪、恋人の死などを乗り越え、たまに喧嘩しつつも
悪魔狩りをする兄弟のロードムービー的ドラマ
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
焦った様子のディーンから物語はスタート。
なんとサムが行方不明になっていた!一週間も失踪した状態のサムに気が狂いそうなディーン。
手を尽くし、途方に暮れるディーンの元へ一週間ぶりにサムから連絡が入り、急いで言われたモーテルへ向かうとそこには呆然としたサムが。
身体に血がついているが、サムの血ではないらしい。しかもサムの中から、一週間分の記憶が消えていた。
悪魔が乗り移って人を殺していたらどうしようかと怯えるサムを、ディーンは宥める。
ディーン「どこまで記憶が残っているんだ?」
サム「一週間前、テキサスに居た時に夜中にハンバーガーを買いに行った・・それしか覚えてない。気が付いたらここに座ってた」
ホテルの周囲を散策し、記憶にひっかかるものがないかを思い出そうとするサム。
するとガレージ街でサムが何かを感じる。
ディーン「どうかした?」
サム「ここ、来た記憶があるんだ」
ガレージには鍵がかかっていたが、サムがポケットに手を入れると、そこにはガレージの鍵が入っていた。
中には古い車と、血の付いたナイフが残っていた。他に手がかりはないかと車内を捜索していると、メンソールの煙草と、ガソリンの領収書が見つかった。
ディーン「お前は煙草吸わないだろう?」
サムの記憶違いだと信じたいディーン。
領収書のガソリンスタンドまで向かい、店員に話を聞こうとすると、サムの顔を見るなり怒り出す。
ディーン「ちょっと待て、サムはあっちに行ってろ。何かあったのか?」
事情を訊くと、昨晩サムはこの店を訪れ、金も払わずに煙草を取り、徐に吸い出したという。そして注意した店員に暴力をふるったと言うのだ。
到底信じられないディーンだったが、嘘を言っているようにも見えず、代金を支払って店を後にする。
店員の証言をもとに、ディーンが向かった方向へと車を走らせていくと、一軒の警備の堅い家の前に到着する。
そこには何者かが侵入した痕跡があり、中へ入ると、住人の男が死んでいた。
サム「きっと僕だ」
男は同業者のハンター、スティーブだった。
部屋に仕掛けられていた監視カメラの映像を見ると、そこには住人を殴りつけるサムが映っていた。言葉を失う二人。
ディーンはもし自分たちの素性がバレれば他のハンターによる報復が待っていると考え、映像を消すようにサムに言うが、放心状態で何も手につかない。
モーテルに戻ってきた二人は、ひと休みしたら逃げようというがサムは言うことを聞かない。
ディーン「どうした?」
サム「もう何週間も前からだ・・怒りや憎しみが抑えられない。これが運命なんだ。悪魔が俺を蝕んでる・・なあ親父とも俺とも約束しただろう?もう誰も殺したくないんだ」
ディーン「まて、他にも方法があるはずだ。俺たちなら解決できる」
サム「いや、方法はないよ」
そう言って、拳銃をディーンに手渡す。
サム「殺したくないんだ・・特に、兄さんを」

ディーン「大丈夫だ、俺はお前を守るためになんだってやって来たさ。だからお前を殺せない。それに、お前に殺された方がいい」
そう言うディーンに向かい、サムは手刀で失神させる。
サムにはまだ悪魔が取り付いたままだった。そして、凶暴な顔つきで、モーテルを後にしたサム。
次にディーンが目覚めると、すでにサムの姿はなかった。
サムが向かったのは、ジョーが勤めるバーだった。エレンから家出したジョーは、ハンターをしながらバーでアルバイトをしていたのだ。
久しぶりのサムとの再会をあまり喜ばしく思えないジョー。そしてディーンが居ないことに違和感を覚える。
ジョー「ここへは何しに?」
サム「わだかまりを無くしに・・その、親父のことが憎いんだろう?」
ジョンは悪魔のことばかりが念頭に有っておかしかった、と父親を批判するサム。そして自分はそんな人間ではないとジョーに言う。
ジョー「じゃあディーンは、どういう人間なの?」
サム「ディーンは・・僕よりは親父に似ているけどあそこまで・・」
言いかけて、途中で話を止めるサムは、ジョーに対し辛辣な言葉を浴びせ始める。
サム「もしかして、本気ディーンに惚れてるの?だったら完全に脈ナシさ。君を妹の様に思っているだけ。子供扱いさ・・でも、俺は本気だ。君が好きだよ」
そう言ってジョーの腕を掴むサム。
ジョー「帰って!」
素直に言うことを聞くふりをしてジョーに襲いかかったサムは、彼女を気絶させ拘束する。
ジョーが目を覚ますと、サムはジョーの父親の死に際の話し始める。
ジョー「そんなことを聞かせてどうするつもり?」
サム「君はおとりだ」
そこへディーンがやってくる。
ディーン「サム!やめろ!」
サム「言ったじゃないか!俺を殺せって」
サムに向かって聖水を振りかけると、身体から濛々と煙が明かる。サムはやはり悪魔に取り憑かれていた。
サムに取り憑いた悪魔はディーンを殺すために罠をはっていたのだ。
ジョーを助けたディーンはサムを追って海辺の倉庫へとやってくる。しかし悪魔の方が上手で、ディーンは撃たれて重傷を負ってしまう。
ジョーに手当をしてもらうディーン。ジョーは気になることをディーンに訊いた。
ジョー「悪魔は嘘を吐くけど、真実を言うこともあるの?」
ディーン「ああ、たまには。相手を動揺させるために、一番傷つくことを言う」
その言葉に、サムが言った言葉は真実なのだと確信してしまうジョー。
ディーンは次に行く場所に目星がついていた。今いる場所から一番近くにいるハンターの家に向かっているに違いないと考えたディーンはそのハンターに電話するが、電話線が切られていて繋がらない。
次にサムが向かったのは、ボビーの家だった。
ボビー「久しぶりだな、どうした突然」
サム「この近くで狩りをしていてね」
再会を喜ぶボビーを、狂気と共に見つめるサム。祝杯を挙げようと手渡されたビールをサムが口に含むと、泡を吹いて倒れる。
サム「・・な、なにをした!」
ボビー「聖水入りのビールだ。お前はサムじゃないな?悪魔狩りのハンターを甘く見るな!」
一撃を与えたボビーは、サムを失神させる。
ソロモンの魔法陣の下に捕らわれたサム。ディーンもボビーの家に駆けつけていた。
サム(悪魔)「サムは俺の人形だ」
ディーン「いいか、お前の計画が何かは知らんが、俺がサムを守る!お前らをぶっ殺してやる」

ボビーに悪魔祓いの呪文を唱えさせるが、効果がない。
サム(悪魔)「呪文が俺には効いていないようだが?」
そう言っては自ら呪文を唱え始める。すると家が揺れ、風が巻き起こる。
ディーン「どうなってんだボビー!」
ボビーはサムの身体に『ある模様』が入っていることに気づく。腕に火傷の痕のような記号が残っていた。
ボビー「これは拘束の記号だ、これでサムの体と悪魔が一体化している」
ディーン「どうすればいい?」
ボビー「わからん!」
地鳴りと共に壁や天井にひびが入り、ソロモンの魔法陣にも亀裂が入ってしまう。
サム「・・これで自由だ」
魔法陣の効果が消え、自由を得た悪魔はボビーとディーンを吹き飛ばす。
ディーンを執拗に殴りつけるサム(悪魔)。
悪魔はメグに取り憑いていたあの悪魔だった。ディーンたちによって地獄へと送り返された悪魔は、ディーンに復讐するために地獄の苦しみを耐え、這いあがってきたと言う。
サム「お前への復讐は簡単さ。自分がみじめだろう?父親を救えず、弟は悪魔に取り憑かれた。殺すこともできない、情けないやつめ」
ディーンを追い詰めて大きく振りかぶったサムの腕を掴んだのはボビーだった。
腕に残された拘束の記号に、熱した灰搔き棒を押し付けるボビー。

するとサムは悶絶しながら口から悪魔を吐き出し、気を失ってしまう。
ようやく悪魔から解放されたサム。そしてけがの手当てをしてもらったディーン。
ボビーは、スティーブというハンターが殺されたと二人に告げる。知っているかと訊かれ、聞いたこともないと答えるディーンに向かってボビーは言う。
ボビー「いいか、それを貫き通せ。奴の仲間が仇を討とうと犯人を捜している。復讐しか頭にはない。意味が分かるな?」
ボビーは全てを知った上で、二人をかばってくれた。
ディーン「早く街を出よう」
出発を急ぐ二人に、ボビーは魔除けを渡す。互いに用心しようと言い、ディーンたちは次の街へと向かった。
車内で黙ったままのサムにディーンが話しかける。
ディーン「サム、どうした?」
サム「僕は見てた。時々自分に戻ったんだ。スティーブを殺した感触も覚えている」
ディーン「妙な感覚だろう?」
サム「そういう意味じゃない。ジョーを殺しかけていた。今回はたまたま殺さずにすんでよかったけど、兄貴は俺を殺せなかった」
ディーン「いいか、親父が俺に言ったのは「救う手段が無くなったら、お前を殺せ」ってことだ。俺が必ずお前を救う。・・それにしても、一週間も女の悪魔を身体の中に入れていたなんて、お前はとんだスケベ野郎だな」
冗談めかしてそう言ったディーンのその言葉に、安堵の笑みを浮かべるサムなのでした・・・・
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ボビーのファインプレーよ!ボビーが生き延びてよかった・・・百戦錬磨はだてじゃないね。
とうとうサムに悪魔の手が伸びてきてしまった!人を殺めてしまったサム。自責の念に駆られていますね。
殺してくれと頼むサムを、なんとしても救いたいディーンの葛藤に、グッときました。
何度でもここで書きますが「殺せるわけないじゃん!」ですよ。
にしても、悪魔の目的はディーンへの復讐も一つあったということですね。
いつも弟のために、家族のために身体を張っている兄だけど、非情になれないんだよなあ・・・
あとジョーが久しぶりに登場しましたね。ハンターとしてがんばっているようです。そしてやはりディーンに憧れを抱いていたのか~
可愛いから応援しちゃう!けど、ディーンが弱っている時期に出逢っちゃったもんだから、恋仲にはなれない・・妹、兼、仲間なんだろうね。
掛けている情は、親愛の情なんだろうよ。思いを伝えないジョーが好き(誰目線)
ということで、確実にサムを蝕む悪魔。これから二人は悪魔に打ち克つことができるのでしょうか。楽しみです。
ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)
ランキング参加中♥よろしくお願いします
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幼きころに、この世のものではない者に母親を殺された
ディーンとサムのウィンチェスター兄弟
父の失踪、恋人の死などを乗り越え、たまに喧嘩しつつも
悪魔狩りをする兄弟のロードムービー的ドラマ
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焦った様子のディーンから物語はスタート。
なんとサムが行方不明になっていた!一週間も失踪した状態のサムに気が狂いそうなディーン。
手を尽くし、途方に暮れるディーンの元へ一週間ぶりにサムから連絡が入り、急いで言われたモーテルへ向かうとそこには呆然としたサムが。
身体に血がついているが、サムの血ではないらしい。しかもサムの中から、一週間分の記憶が消えていた。
悪魔が乗り移って人を殺していたらどうしようかと怯えるサムを、ディーンは宥める。
ディーン「どこまで記憶が残っているんだ?」
サム「一週間前、テキサスに居た時に夜中にハンバーガーを買いに行った・・それしか覚えてない。気が付いたらここに座ってた」
ホテルの周囲を散策し、記憶にひっかかるものがないかを思い出そうとするサム。
するとガレージ街でサムが何かを感じる。
ディーン「どうかした?」
サム「ここ、来た記憶があるんだ」
ガレージには鍵がかかっていたが、サムがポケットに手を入れると、そこにはガレージの鍵が入っていた。
中には古い車と、血の付いたナイフが残っていた。他に手がかりはないかと車内を捜索していると、メンソールの煙草と、ガソリンの領収書が見つかった。
ディーン「お前は煙草吸わないだろう?」
サムの記憶違いだと信じたいディーン。
領収書のガソリンスタンドまで向かい、店員に話を聞こうとすると、サムの顔を見るなり怒り出す。
ディーン「ちょっと待て、サムはあっちに行ってろ。何かあったのか?」
事情を訊くと、昨晩サムはこの店を訪れ、金も払わずに煙草を取り、徐に吸い出したという。そして注意した店員に暴力をふるったと言うのだ。
到底信じられないディーンだったが、嘘を言っているようにも見えず、代金を支払って店を後にする。
店員の証言をもとに、ディーンが向かった方向へと車を走らせていくと、一軒の警備の堅い家の前に到着する。
そこには何者かが侵入した痕跡があり、中へ入ると、住人の男が死んでいた。
サム「きっと僕だ」
男は同業者のハンター、スティーブだった。
部屋に仕掛けられていた監視カメラの映像を見ると、そこには住人を殴りつけるサムが映っていた。言葉を失う二人。
ディーンはもし自分たちの素性がバレれば他のハンターによる報復が待っていると考え、映像を消すようにサムに言うが、放心状態で何も手につかない。
モーテルに戻ってきた二人は、ひと休みしたら逃げようというがサムは言うことを聞かない。
ディーン「どうした?」
サム「もう何週間も前からだ・・怒りや憎しみが抑えられない。これが運命なんだ。悪魔が俺を蝕んでる・・なあ親父とも俺とも約束しただろう?もう誰も殺したくないんだ」
ディーン「まて、他にも方法があるはずだ。俺たちなら解決できる」
サム「いや、方法はないよ」
そう言って、拳銃をディーンに手渡す。
サム「殺したくないんだ・・特に、兄さんを」

ディーン「大丈夫だ、俺はお前を守るためになんだってやって来たさ。だからお前を殺せない。それに、お前に殺された方がいい」
そう言うディーンに向かい、サムは手刀で失神させる。
サムにはまだ悪魔が取り付いたままだった。そして、凶暴な顔つきで、モーテルを後にしたサム。
次にディーンが目覚めると、すでにサムの姿はなかった。
サムが向かったのは、ジョーが勤めるバーだった。エレンから家出したジョーは、ハンターをしながらバーでアルバイトをしていたのだ。
久しぶりのサムとの再会をあまり喜ばしく思えないジョー。そしてディーンが居ないことに違和感を覚える。
ジョー「ここへは何しに?」
サム「わだかまりを無くしに・・その、親父のことが憎いんだろう?」
ジョンは悪魔のことばかりが念頭に有っておかしかった、と父親を批判するサム。そして自分はそんな人間ではないとジョーに言う。
ジョー「じゃあディーンは、どういう人間なの?」
サム「ディーンは・・僕よりは親父に似ているけどあそこまで・・」
言いかけて、途中で話を止めるサムは、ジョーに対し辛辣な言葉を浴びせ始める。
サム「もしかして、本気ディーンに惚れてるの?だったら完全に脈ナシさ。君を妹の様に思っているだけ。子供扱いさ・・でも、俺は本気だ。君が好きだよ」
そう言ってジョーの腕を掴むサム。
ジョー「帰って!」
素直に言うことを聞くふりをしてジョーに襲いかかったサムは、彼女を気絶させ拘束する。
ジョーが目を覚ますと、サムはジョーの父親の死に際の話し始める。
ジョー「そんなことを聞かせてどうするつもり?」
サム「君はおとりだ」
そこへディーンがやってくる。
ディーン「サム!やめろ!」
サム「言ったじゃないか!俺を殺せって」
サムに向かって聖水を振りかけると、身体から濛々と煙が明かる。サムはやはり悪魔に取り憑かれていた。
サムに取り憑いた悪魔はディーンを殺すために罠をはっていたのだ。
ジョーを助けたディーンはサムを追って海辺の倉庫へとやってくる。しかし悪魔の方が上手で、ディーンは撃たれて重傷を負ってしまう。
ジョーに手当をしてもらうディーン。ジョーは気になることをディーンに訊いた。
ジョー「悪魔は嘘を吐くけど、真実を言うこともあるの?」
ディーン「ああ、たまには。相手を動揺させるために、一番傷つくことを言う」
その言葉に、サムが言った言葉は真実なのだと確信してしまうジョー。
ディーンは次に行く場所に目星がついていた。今いる場所から一番近くにいるハンターの家に向かっているに違いないと考えたディーンはそのハンターに電話するが、電話線が切られていて繋がらない。
次にサムが向かったのは、ボビーの家だった。
ボビー「久しぶりだな、どうした突然」
サム「この近くで狩りをしていてね」
再会を喜ぶボビーを、狂気と共に見つめるサム。祝杯を挙げようと手渡されたビールをサムが口に含むと、泡を吹いて倒れる。
サム「・・な、なにをした!」
ボビー「聖水入りのビールだ。お前はサムじゃないな?悪魔狩りのハンターを甘く見るな!」
一撃を与えたボビーは、サムを失神させる。
ソロモンの魔法陣の下に捕らわれたサム。ディーンもボビーの家に駆けつけていた。
サム(悪魔)「サムは俺の人形だ」
ディーン「いいか、お前の計画が何かは知らんが、俺がサムを守る!お前らをぶっ殺してやる」

ボビーに悪魔祓いの呪文を唱えさせるが、効果がない。
サム(悪魔)「呪文が俺には効いていないようだが?」
そう言っては自ら呪文を唱え始める。すると家が揺れ、風が巻き起こる。
ディーン「どうなってんだボビー!」
ボビーはサムの身体に『ある模様』が入っていることに気づく。腕に火傷の痕のような記号が残っていた。
ボビー「これは拘束の記号だ、これでサムの体と悪魔が一体化している」
ディーン「どうすればいい?」
ボビー「わからん!」
地鳴りと共に壁や天井にひびが入り、ソロモンの魔法陣にも亀裂が入ってしまう。
サム「・・これで自由だ」
魔法陣の効果が消え、自由を得た悪魔はボビーとディーンを吹き飛ばす。
ディーンを執拗に殴りつけるサム(悪魔)。
悪魔はメグに取り憑いていたあの悪魔だった。ディーンたちによって地獄へと送り返された悪魔は、ディーンに復讐するために地獄の苦しみを耐え、這いあがってきたと言う。
サム「お前への復讐は簡単さ。自分がみじめだろう?父親を救えず、弟は悪魔に取り憑かれた。殺すこともできない、情けないやつめ」
ディーンを追い詰めて大きく振りかぶったサムの腕を掴んだのはボビーだった。
腕に残された拘束の記号に、熱した灰搔き棒を押し付けるボビー。

するとサムは悶絶しながら口から悪魔を吐き出し、気を失ってしまう。
ようやく悪魔から解放されたサム。そしてけがの手当てをしてもらったディーン。
ボビーは、スティーブというハンターが殺されたと二人に告げる。知っているかと訊かれ、聞いたこともないと答えるディーンに向かってボビーは言う。
ボビー「いいか、それを貫き通せ。奴の仲間が仇を討とうと犯人を捜している。復讐しか頭にはない。意味が分かるな?」
ボビーは全てを知った上で、二人をかばってくれた。
ディーン「早く街を出よう」
出発を急ぐ二人に、ボビーは魔除けを渡す。互いに用心しようと言い、ディーンたちは次の街へと向かった。
車内で黙ったままのサムにディーンが話しかける。
ディーン「サム、どうした?」
サム「僕は見てた。時々自分に戻ったんだ。スティーブを殺した感触も覚えている」
ディーン「妙な感覚だろう?」
サム「そういう意味じゃない。ジョーを殺しかけていた。今回はたまたま殺さずにすんでよかったけど、兄貴は俺を殺せなかった」
ディーン「いいか、親父が俺に言ったのは「救う手段が無くなったら、お前を殺せ」ってことだ。俺が必ずお前を救う。・・それにしても、一週間も女の悪魔を身体の中に入れていたなんて、お前はとんだスケベ野郎だな」
冗談めかしてそう言ったディーンのその言葉に、安堵の笑みを浮かべるサムなのでした・・・・
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ボビーのファインプレーよ!ボビーが生き延びてよかった・・・百戦錬磨はだてじゃないね。
とうとうサムに悪魔の手が伸びてきてしまった!人を殺めてしまったサム。自責の念に駆られていますね。
殺してくれと頼むサムを、なんとしても救いたいディーンの葛藤に、グッときました。
何度でもここで書きますが「殺せるわけないじゃん!」ですよ。
にしても、悪魔の目的はディーンへの復讐も一つあったということですね。
いつも弟のために、家族のために身体を張っている兄だけど、非情になれないんだよなあ・・・
あとジョーが久しぶりに登場しましたね。ハンターとしてがんばっているようです。そしてやはりディーンに憧れを抱いていたのか~
可愛いから応援しちゃう!けど、ディーンが弱っている時期に出逢っちゃったもんだから、恋仲にはなれない・・妹、兼、仲間なんだろうね。
掛けている情は、親愛の情なんだろうよ。思いを伝えないジョーが好き(誰目線)
ということで、確実にサムを蝕む悪魔。これから二人は悪魔に打ち克つことができるのでしょうか。楽しみです。
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