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SUPERNATURAL S2E16【死へのドライブ】

SPNシーズン2エピソード16【死へのドライブ】のあらすじ&最後までのネタバレです。

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幼きころに、この世のものではない者に母親を殺された
ディーンとサムのウィンチェスター兄弟
父の失踪、恋人の死などを乗り越え、たまに喧嘩しつつも
悪魔狩りをする兄弟のロードムービー的ドラマ
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夜道をドライブするデイビッドとモリーはどうやら道に迷ったようで喧嘩中。
仲直りついでに車内でいちゃつく二人の目の前に現れた男。モリーは急ハンドルを切ったが、二人の車は森の奥へ度突っ込んでしまう。

モリーが目を覚ますと、そこに夫のデイビッドの姿が見えない。
森の中を探し回る彼女の目の前に小屋が見えて助けを求めに入ると、そこには腹部を損傷した老人男性がいた。声を掛けると、男は突然モリーに襲い掛かる。

急いで逃げ出したモリーは森を抜けて国道へと飛び出すと、そこにタイミングよくディーンたちの車が通りかかった。助けを求めたモリーの話を聞くディーンたち。
彼女が事故の状況を伝えると、ディーンはそれはグリーリーという交通事故で死んだ老人の霊の仕業だと伝える。到底そんなことは信じられないモリー。ディーンたちは「一人でデイビッドを探すのは危険だ」と宥めて、手伝う約束をする。

彼女は事故をした場所まで行けばデイビッドだいるかもしれないと言い、二人の車に乗せてもらって現場へ向かうが、そこには事故おこしたはずの車はなかった。
とりあえず現場から離れようとモリーを車に乗せて街へと向かおうとしたディーンたち。

するとラジオにノイズが入りだす。
ディーン「お前、ラジオつけたか?」
サム「いや、なにも」
そのノイズに耳を傾けると、男の呻き声が聞こえる。

―その女は俺のものだ

その声はグリーリーだった。
その呻き声のあと、ディーンたちの目の前にグリーリーの霊が現れる。急加速で突っ切るディーンたちだったが、しばらく走っていると車が故障したような音がする。
グリーリーの霊はモリーを街へ逃げられぬように封じ込めていたのだ。

路肩に停めた二人は、銃を持ちグリーリーを探す。
グリーリーの霊を退治するため、彼の墓を探すことにした二人にモリーもついて来る。
彼の遺体は妻が引き取ったが、その妻の行方も分からない。まずは彼の家へと向かって手がかりを探そうとするが、広い森の中でなかなか見つからない。

しばらくしてそれらしき家を発見した二人とモリー。
ディーン「たまには薄気味悪くない家に入ってみたいもんだよ」
部屋の中は荒れ放題で、家の周りにグリーリーの墓石らしきものも無かった。

家の中に手がかりがないかを探す三人。
寝室でアルバムやラブレターを発見したモリーは、どうして心優しいグリーリーが人を殺すようなお化けになったのかとサムに聞く。
サム「彼らは、もとはいい人間さ。それが未練や断ち切れない想いがあって、この世に残ってしまう」
モリー「彼らに何があったの?」
サム「どうしようもない出来事が起きてしまっただけさ。好きであんな姿になったわけじゃない」

寝室の奥に隠し部屋を発見したディーン。そこには、妻の首つり遺体が残っていた。
夫に先立たれた彼女は自殺していたのだ。彼女の遺体を家の外に埋葬するディーンたち。
グリーリーの妻の遺体を埋める二人を見ながら、モリーは言う。
モリー「これで彼女はどうなるの?」
サム「さあ、どこへ行くのかはわからない。きっと、生きている人間はそれ(死後の世界)がわからないから、生に執着するんだよ」
グリーリーも、やるべきことを果たしたらどこかへ消えるだろうとサムが言うと、モリーは今やり残したことがあるとしたら、デイビッドに会うことだ、と零す。

グリーリーの遺体がどこにあるかわからない以上、打つ手がないディーンたち。
すると突然、家のラジオの電源が入ってノイズが発生する。
ディーンが家の中を捜査している間に、モリーがグリーリーによって連れ去られてしまう。

ディーンとサムは、グリーリー夫婦のアルバムから手がかりを探す。
サム「わかった!ここだ」
ディーン「どこ?二人が建てた狩猟小屋?」
サム「ああ、ここには今、木が植わっていたはずだ。田舎では、墓の代わりに墓標として木を植える所もある」
ディーン「へ~、お前はほんと歩く怪奇現象辞典だな」
サム「そりゃ、どうも」

その場所へと向かうと、モリーがグリーリーに捕まり、拷問されそうになっていた。ディーンが突入するが、念力を使って簡単にねじ伏せられてしまうディーン。
サムは小屋の外を掘り返し、グリーリーの遺体に急いで火を点ける。
殺される寸前で、グリーリーの遺体が燃え上がり、ディーンは紙一重のタイミングで助かった。

グリーリーの霊は片付いたが、デイビッドの行方は分からない。
モリー「デイビッドはどこ?あなたたち知っているんでしょう?」
サム「ああ、彼は生きているさ。今から、連れて行く」
その言葉を聴いて喜ぶモリー。

彼女を連れてやって来たのは、デイビッドの家。明りが灯っている大きな家を前にしたモリーは事情が掴めない。
家に駆け寄ると、そこにはデイビッドの姿が。
モリー「あれが・・デイビッド?」
デイビッドはパジャマを着て、コーヒーを淹れていた。そしてそこには女性の姿が・・。仲睦まじい二人の様子にモリーは絶句する。

モリー「どういうこと?あれは誰?」
サム「彼の、奥さんだ。もう分かっただろう?15年前、君とご主人はグリーリーを車ではねた。デイビッドは生き残った。でも君は、死んだんだ
モリー「デイビッドは・・無事?」
ディーン「ああ。あの山道には二つの霊が取り憑いていた。ひとつはグリーリー。そして、君だ」
サム「この15年の間、年に一度、君が現れた」
モリー「そんなはずないわ!今日は結婚記念日なの。5年目の」
サム「知ってる。結婚したのは1992年2月22日だろう?」
ディーン「今は2007年だ」
モリー「うそよ・・」

ディーンとサムが探していたのは、グリーリーの霊だけでなく、モリーの霊もだったのだ。
彼女は自分の死を受け入れていなかった。そしてずっと、デイビッドの姿を探していた。

彼女の遺体はすでに火葬されていた。彼女の霊を縛っていたのはグリーリーの怨念だった。
そのため、あの(グリーリーをひき殺した)夜の出来事が延々と繰り返され、モリーは成仏できていなかった。

サム「彼に会いたいなら会えばいい、止めないよ」
ディーン「でもきっと、デイビッドはビビりまくって一生うなされる」

会いたい気持ちと、今の彼が築いているものを壊したくないという愛情、そして知らない世界への旅立ちへの恐怖がモリーの中に渦巻く・・・しかし、とうとう彼女は自分の死を受け入れ、二人に見守られながら夜明けと共に姿を消した。

ディーン「幽霊にしてはいい人だったな」
サム「ああ」
ディーン「いい世界に行ければいいな。どんなところか分からないが」

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

ほー、そういう展開もあるんですか・・と唸ってしまった。
最初は二人の行動に懐疑的だったモリーが、次第に「死者」の世界に興味を持ち始めるところ・・その会話の全てがラストシーンの自分に掛かっているんだな~と思うと「ほ~」ってなってしまった。

デイビッドに会いたがるモリーに対する兄弟の言葉。
どっちも「会わないほうがいい」って思っているのが本音で、それを気づかせようとするサムと、直接的に伝えるディーンの差も面白い。

闇雲に悪魔退治をしているわけではなく「いい霊」には優しいんだよね。心を持って接しているってのがいい。
未知なる「あの世」が「いい世界」であれ、と願える二人には天国に行って欲しい・・・(?)

意味分からん終わりになってしまった。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)

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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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