FC2ブログ

SUPERNATURAL S2E20【もう一つの世界】

SPNシーズン2エピソード20【もう一つの世界】のあらすじ&最後までのネタバレです。

★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
幼きころに、この世のものではない者に母親を殺された
ディーンとサムのウィンチェスター兄弟
父の失踪、恋人の死などを乗り越え、たまに喧嘩しつつも
悪魔狩りをする兄弟のロードムービー的ドラマ
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

脱獄犯になった二人は調査をひっそりと再開。今回の相手はあの「ジーニー」。
願いを叶えてくれる精霊だというが、それは物語上の話。本来は人を餌食にする魔人だった。
サムはモーテルに残り、一人で捜索をするディーン。アジトになりそうな廃墟を見つけて、単身乗り込んでいく。
そこで青い目をした魔人に捕まったディーンは、魔力によって気絶させられてしまう。

目が覚めるとベッドの上で、見知らぬ女性が横に眠っていた。飛び起きたディーンは、階下に降りて様子を探るが、そこはどうやら違う世界線だった。
急いでサムに電話をするディーン。そしてジンに捕まったことを訴えるが、酔っぱらっているのかと取り合ってくれない。
飾られていた写真を見て、ディーンは急いでローレンスの家へと向かう。

そこには幼き記憶のままの家が残り、母は年を取り、父は悪魔狩りなどせず、ソフトボールを愉しんだ人生を送った後、脳卒中で他界していた。
その世界は、自分がずっと望んでいた「幸せな家族の世界」だときづいたディーンは、その世界に浸り始める。

自分は妻を持ち、自動車修理の仕事をしていた。母は健康に暮らしており、そしてサムは弁護士になっていたのだ。
だれも悪魔の毒牙にはかかっておらず、平和な世界。しかし、自分がジンによって夢を見させられていることには気づいていたディーン。
ジンについて学校へ訊きに行くが、不審がられてしまう。
その帰り道、車に乗っていると白い服の少女が道路の向こうから自分を睨みつけていることに気づいたディーンは、その方へと歩み寄っていくが、一瞬目を離したすきに姿を消してしまう。

家に戻ったディーンが庭の芝刈りをしていると、サムたちがやってくる。
その世界ではサムがレベッカと結婚をしていた。その未来を喜ぶディーン。

サムがローレンスへやって来たのは、母の誕生日会をするためだった。
素敵なレストランで家族水入らずの時間を過ごすが、そこでまたしても白い服の少女の姿を見たディーンは思わず、そちらへと駆け寄って家族から不審がられる。

帰宅したディーンを、サムが呼び止め二人で話をしようと言い出す。
サム「いつも家族で集まった時しか会話をしない兄さんが、今日はべたべたしてて一体何なんだ?」
ディーン「そうなのか?兄弟なのに?サミー」
サム「サミーなんて呼んだこともないだろう?僕のカードを盗んだり、彼女を寝取ったりしてさ」
ディーン「そうか、俺ならやりそうだ。すまなかった」
サム「いや、いいんだ。何も謝ってほしいわけじゃない。とにかく、僕たちには共通点がないんだ」
そう言って距離を開けようとするサムの言葉を寂しく受け止めるディーン。
ディーン「でも俺たちは狩りっていう共通点があるだろう?」
サム「狩り?やったことないよ」
ディーン「お前は素質があると思うよ」
サム「・・・?とにかく寝た方がいいよ」
ディーンにとって理想の世界に居るはずが、サムとの絆は薄く、自分は偏屈な人間に育っていたことに少なからずショックを隠し切れない。

眠れぬディーンがニュースを見ていると、サムと二人で墜落を阻止したはずの飛行機の墜落事故のニュースが流れる。
プールでの少女の溺死、多くの子どもたちが昏睡状態のまま目覚めない事件も起きていた。
悪魔狩りを通じて助けてきた人たちは、この世界線で誰も救われていなかったのだ。

気持ちが静まらないディーンは、ジョンの墓へとやってくる。
_20190629_174234.jpg
ディーン「サムや親父が救ってきた人は、みんな死んでた。まるで、俺が幸せじゃだめみたいだ。親父なら言うよな?悪魔狩りをしていた方の親父だぞ?『お前の幸せよりも、他人の幸せを優先しろ』って。でも、なんで俺が救わないといけないんだ?俺たちがどうして?母さんが生き永らえたらだめなのか?サミーが結婚して幸せになったらだめなのか?なんですべてを犠牲にしなきゃならないんだ・・こんなの、、、、了解・・」
一筋の涙を流すディーン。何も答えてくれないジョンの墓に向かって、決意する。ディーンは自分の幸せよりも、狩りを選んだ。

その夜、家で金庫の中を探っていたディーン。銀のカトラリーを手に入れるためだったが、物音に気づいたサムが起きてきてしまう。
泥棒をしていると疑ったサムに対して、否定をしなかったディーン。そんな兄に対して侮蔑の目を向けるが、ディーンは何も弁解をしなかった。
サム「実の兄だなんて思いたくない」
ディーン「ああ、こんな兄ですまない。本当は仲直りしたかったが・・俺は人を救わないといけないから」
サム「??」
ディーン「母さんに愛していると伝えてくれ。じゃあ、またな」
思いつめた様子を不思議がるサム。

ディーンがジンのアジトへと向かおうとすると、サムも車に乗り込んでくる。下りるように言うが、頑固なサムはまったく言うことを聞かない。
仕方なく連れて行くことにするが、相変わらずディーンが薬でもやっているかのように疑っていた。それでも『たった一人の兄貴だから見捨てられない』と言ってくれる言葉が嬉しかったディーン。

アジトへと到着すると、そこにはディーンが見ていた白い服の少女が吊るされ、血を抜かれていた。ジンによって幻覚を見させられているに違いないと確信するディーン。
そしてアジトには、まだ誰も吊るされていないロープがあるのを見つけ、ようやく事実に気づく。
現実の世界線では、ジンの餌食となった自分がロープに括られており、今見えているこの世界が、ジンによる夢の世界であることに。

ディーン「これは夢だ」
サム「ディーン何しているんだ!俺が触れるだろう?夢じゃない、幻覚でもない」
ディーン「いや、確かめる方法がある」
そう言ってナイフを取りだしたディーン。
サム「何をする気?」
ディーン「夢で死ねば、目覚めることができるって言い伝えがあるだろう?」
サム「よせ、イカれている!目の前にいるのは、本当の僕だ!」
ディーン「いや、違う。確信があるんだ。まあ9割ぐらいの確信だけど」
ナイフを胸に突き刺そうとするディーンを止めるサム。そこへメアリーも姿を見せる。
メアリーだけでなく、ディーンの妻カーメンや、レベッカも一同に会する。

サム「ディーン、どうして突き止めようとするんだ?このままの世界でいいんじゃないのか?幸せだっただろう?」
メアリー「そうよ。ナイフを置きなさい」
ディーン「みんな夢だ・・幻覚だ」
メアリー「それがなんなの?現実よりずっといい場所でしょう?ここなら、ずっと家族一緒に居られる。あなたの望んだ世界よ。家へ帰りましょう?」
ディーン「でもここに居たら、ジンが俺から命を吸い取る。長くて2日の命だ」
メアリー「この世界では、その二日間が何年分もの時間になるのよ。一生、ずっと一緒に居られるの。痛みも苦しみもないわ。癒しと安らぎが手に入る・・ディーン、ここに残ってちょうだい。休んでいいのよ・・」
サムのことをずっと見守ることが出来る―そんな人生を送れる夢の世界。愛しい人と生きていける世界。
サム「人を救ってどうなるんだ?僕らは十分やっただろう?さあ、ナイフを置くんだ」
夢の世界の家族を見つめながらも、ディーンの意志は固かった。制止を振り切って胸元にナイフを刺し、夢の世界が途切れる。

再び目を覚ますと、目の前には、アジトへと助けに来たサムの姿があった。
縄を解き、襲い掛かってくるジンを刺し殺すディーンとサム。夢の世界で助けを求めていた白い服の少女もまだ息があった。

モーテルへと戻ってきた二人。
サム「兄さんは平気?」
ディーン「ああ俺は大丈夫だ。夢の中のお前は、役立たずだったよ、見せたかった」
サム「そうか笑、僕たちは仲が悪かった?」
ディーン「ああ」
サム「でもそれって自分の願望の世界だろう?」
ディーン「ああ、でも違った。俺は願っていたよ、母さんが長生きしてくれたらって。そうしたら狩りをしなくて済むのにって。でも俺たちは仲が悪くて・・」
サム「・・よく戻ってきてくれたね。普通の人は夢の世界に留まるだろう?」
ディーン「そうだな。俺はラッキーだった。でも向こうの世界も悪くなかったよ。お前とジェシカは結婚できていたし」
サム「でも、幻覚さ」
ディーン「分かってる。でも残りたかった・・すごく。親父が死んでからずっと、この仕事の意味を考えてきたよ。代償と犠牲が大きすぎる」
サム「確かに。なんで僕たちがやらなきゃならないんだって思うよ。でも、たくさんの人を救ってきた。そのことに価値がある
_20190629_174257.jpg

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

ディーンがジョンのお墓に語りかけるシーン。泣けました・・・
自分の人生すべてをなげうって悪魔退治をしてきたディーン。父親の姿を見て、そう在るべきだとずっと言い聞かしていたのに、
夢の世界に引きずり込まれてもなお、自分は人を救わないといけないのか。
そう考えると、自分はまるで不幸な世界しか待っていないじゃないか・・と思うと、自分が思い描く幸せは手に入らないことに気づいてしまったディーンの心中は察するに余りあります!

もう一つ虚しかったのは、夢の世界でサムとディーンが折り合いが悪かったことですね。
現実のディーンの持つ強いサムへの愛情は、母を失ったことが要因ということ。

悪魔にさえ出逢わなければ、家族幸せに暮らせたはずだと信じて疑わなかったディーンが、その悪魔に出会わなかった世界で、
家族として幸せな時間を過ごしていたかというと、そうでもなかったということなんでしょう。
それって凄く虚しいことですよね。ディーンには。

そう思うと、ウィンチェスター兄弟が背負った十字架の重さに胸が苦しくなった、ああああああ。
結局は悪魔退治をしながら生きていく、父も母も居ない兄弟二人きりの生活が、身の丈にあっていると受け入れるディーンの心の強さに、最後はまたぐっときた。

久しぶりに、心にグサッとくるいい話でした。そして色々考えた・・・

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)/

ランキング参加中♥よろしくお願いします
関連記事
スポンサーサイト



ちゃんこい
Posted byちゃんこい

Comments 0

There are no comments yet.