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バルタザール法医学者捜査ファイルS2E1【死のマーチ】

シーズン2エピソード1【死のマーチ】のあらすじ&最後までのネタバレです。

さて、ルイス警部シーズン2を観たい気持ちをグッと抑えて、今日から新ドラマです。
バルタザールのシーズン2!シーズン1も、個人的にはとても楽しめたドラマだったので、シーズン2も楽しみです^^


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獣医から呼ばれ公園へとやってきたバルタザール。そこにはナイフで刺された傷を負った犬の遺体があった。
その犬に付着していた血痕は犬のものだけでなく、人間の血も混ざっていることからバルタザールが呼ばれたのだった。
犬に追跡装置はなく、遺体の下には人形が落ちていた。
その人形にはジョセフと名前が書かれており、デルガドが調べると同じ名前の乳児がクレモンティーヌというシッターと共に行方不明になっていると判明する。
クレモンティーヌはIDを偽装していた。デルガドはそのことから、彼女が誘拐したのではないかと考えていた。

バルタザールは犬のケガが腹部に集中していたことから、人間を守ろうとして殺されたのではないかと考えた。

ジョセフの両親が現場に駆け付ける。クレモンティーヌは派遣会社から紹介されたシッターで詳しいことは分からないと言う。
地味で大人しく、ジョセフもよく懐いていたらしい。

バルタザールと一晩を過ごしてしまったエレーヌ・バック警部。
彼の部屋で寝坊してしまい、慌てて現場へと向かった。昨晩のことはお互いに無かったことにしようと会話を交わす。

ジョセフとクレモンティーヌが暴漢に襲われたと仮定して、どのような行動をとるかバルタザールは推理した。
防衛本能が働き、咄嗟に逃げるだろうと考え、近くの森を捜索することにしたバルタザールとエレーヌ。すると大木の下でクレモンティーヌを発見する。
しかし、既に硬直が始まっており、彼女の死亡が確認された。彼女の遺体を注意深く観察すると、彼女の掌からビールの残り香がした。
バルタザールは彼女がジョセフをゴミ箱に隠したのではないかと考え、近くにあったゴミのコンテナを開けていく。するとそこには無傷のジョセフが居た。

クレモンティーヌの解剖が始まる。
彼女は髪の毛を染めており、帝王切開の痕があったことから経産婦だと分かった。
そしてドライクリーニングで使われるテトラクロロエチレンも見つかった。
凶器は遺体の近くに転がっていたハサミ。指紋は残っていなかったが軟膏が付着していた。
刺し傷は24か所にのぼったが、その一部が躊躇い傷のように歪んでいた。
解剖をすると、彼女の心臓にタコツボ状の腫瘍ができていたことが分かる。バルタザールだけでなく助手のエディとファティムもその腫瘍を見たことが無かったため、三人は思わず驚きと感動の声を上げた。

タコツボ状の腫瘍は、本人が精神的ダメージを負った時に偶然に発生する腫瘍で、そのことから、クレモンティーヌが過去に何かしら強いショックに襲われる出来事があったのではないかとバルタザールはエレーヌに解説した。
それを聞いたエレーヌは捜査に向かおうとするが、バルタザールは彼女を引き留めて昨晩の話をした。
夫の浮気に耐えかねてバルタザールを訪ねたエレーヌは、バルタザールと共にバーへ向かい泥酔。そのまま彼の家で眠っただけで、一線を越えてはいなかった。
ホッと胸を撫で下ろすエレーヌに少し不服なバルタザール。

病院から帰ろうとしていると、目の前に無くなった妻のリーズの亡霊が現れる。
彼女は「私を殺した真犯人が居ることを掴んだだけでなく、エレーヌに迫られて気持ちが乱れているわね」とバルタザールを笑った。
エレーヌへの気持ちを抑えなくていい、真犯人を捕まえるためにもエレーヌに事件のことを話してほしい、とリーズはバルタザールに促した。

翌日、クレモンティーヌの本名が判明する。本名はシャルロットで、かつてはクリーニング店で働いていた。
そして14歳になる息子ポールを半年前に事故で亡くしていた。
ポールはピアノが好きで、練習熱心だった。その練習の帰りにスクーターで事故を起こし、即死。夫のクルタンの前からシャルロットは姿を消していた。

ジョセフに異常は見られず、両親たちは胸を撫で下ろした。夫妻にはニノンという娘も居り、彼女はクレモンティーヌを良い人だったと語る。
ニノンがピアノを弾くように指を動かしていたことが気になったバルタザールは、エレーヌにそのことを報告。
エレーヌが調べると、彼女は大会でも優勝したことがある実力者だと分かる。その大会にはクレモンティーヌの息子のポールも出場していた。
両家の繋がりが見えてきたことから、ポールの事故が洗いなおされる。
ポールの死は自殺だと考えられており、大会での失敗がその引き金になったのではないかと推理。クレモンティーヌはその復讐のためにニノンに近づいたのではないかと警察は考える。

デルガドと共にニノンに会いに行ったエレーヌは、ポールとの関係を彼女に尋ねた。
大会で顔を合わせただけだと言うが、ポールには世界で戦えるだけの力があったとも評した。
クレモンティーヌはポールの母親だと告げるが、彼女は動揺を見せ、全く気付かなかったと言う。

バルタザールはポールの演奏する映像を見ていた。傍らにはクレモンティーヌの亡霊も。
溢れる才能を感じつつも、彼にジスキネジアの症状が見られることを指摘。それである仮説を立てたバルタザールは、助手のエディとファティムと共にある場所へと向かった。
それはピアノの大会。そこで舞台裏に潜入したエディに無線で指示を出す。
優勝候補の青年が飲む水のボトルに、ニノンの父ケラーが何かを入れているのを確認したエディ。ボトルを回収するとそこから筋弛緩薬が見つかった。
ポールの時も同じように小細工をしていたのではないかとバルタザールたちは考え、結果をエレーヌに報告した。

ケラーは聴取されるが、彼はポールたちに薬を飲ませたことは認めたが、クレモンティーヌを殺していないと否認する。
バルタザールの前に、ポールとクレモンティーヌの亡霊が現れる。ポールは母との再会を喜び、本当ならば「シューマンのように死ぬまで音楽を続けたかった」と語った。
それを聞いたバルタザールはようやく真実にたどり着く。

クレモンティーヌを殺した凶器に付着していた軟膏はハンドクリームだった。そこには痛みを和らげる成分が含まれていた。
クレモンティーヌの傷にゆがみが生じていたのは、凶器を握る手がジストニアで不随意運動をしていたから。それはシューマンも患っていた病気。
その病気だと診断されていたのが、ニノンの友人であるマルゴ。ピアノの道を断たれ、マルゴは自分の夢をニノンに託していた。
その気持ちが狂気を生み、ニノンの父であるケラーの罪を暴露しようとしたクレモンティーヌの殺害へと繋がっていた。

マルゴはニノンを道連れに自殺を図ろうとしていた。
駆けつけたバルタザールとエレーヌ。一人で飛び降りようとしたマルゴを咄嗟の判断で庇い、庭に張られたタープの上に落ちていくバルタザール。
九死に一生を得たバルタザールだったが、またしても目の前にリーズの亡霊が。
そして、エレーヌへの気持ちに素直になり、協力を仰ぐべきだと告げる。
倒れ込んだバルタザールを心配して駆け寄るエレーヌに対し、バルタザールはついにリーズのことを話す決心をするのだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

やっぱり面白いぜ、バルタザール!

マルゴの登場に関しては、なんだか突然な感じがしましたけども。
エレーヌたちがニノンの学校に話を聞きに行った時、マルゴもちょろっと登場していますが、名前までは出ていませんでした(字幕で)
伏線は回収されているのですが、マルゴの登場が唐突な感じが否めなかったですね。
というのは抜きにしても、やっぱりピースが一つ一つ嵌っていって解決する流れはたまらなく面白い!
傷の形の違和感、軟膏の成分、襲われた時に人は何を考えるのか、映像の中での一瞬の違和感で何が起きているのかを判断できる洞察力――知識欲が満たされると言いますか、裏付けがしっかりと分かるからスッキリすると言いますか。

クレモンティーヌの心臓の件。タコツボって日本語がまさかの病名?としてドラマの中に出てくるとは!
しかも「タコツボ」って発音なんですよね。フランス人の「タコトゥボ」みたいな流暢な発音がお洒落。

シーズン1も面白くて結構記憶に残っているのですが、シーズン1のラストは、夫の浮気に耐えかねたエレーヌがバルタザールを訪ねて――というシーンで終わっていました。
お互いに好意は持っているけど、バルタザールは亡くなった奥さんのことを引きずっているし、エレーヌは浮気性な旦那には愛想が尽きているけど子どものことは好き、みたいな感じでしたね。
一線を越えてなくてちょっとびっくりwでもそもそもロマンス要素に重きを置いていない私なので、そこは気になりません。
途中、あらすじには一切書いていないですが、エレーヌが家族と食事する場面がありました。
そこで夫と別居することを子どもたちに告げているのですが、それに対し子どもたちがエレーヌに批判的だったのがちょっと悲しかった。
浮気性だけど家によく居て子煩悩な父と、仕事で家を空けがちだけど子どもを大切に想っている母――まあ浮気のことは知らないにしても、警察官として働く母親に対して「働きすぎ!」「家を空けすぎ!」っていう態度をとるのはなあ……めちゃ子どもなら分かるけど、そこそこの年齢だから……分かってあげようよ、と思ってしまいました。

シューマンの話が出てきました。
シューマンの管弦楽曲の中では交響曲第3番「ライン」がぶっちぎりの一番で好きです。好きすぎるくらいです。
辛いときに一番支えてもらった曲なのでだから今はあローズ聴けないのですが(当時を思い出す)
今回のエピソードタイトルが「死のマーチ」ですが、シューマンのマーチと言えば「兵士の行進」です。ピアノを習っていた人ならおそらく絶対に弾くであろうこの曲。シンプルすぎるからこそ難しい記憶があります。実家に帰ったら弾いてみようかな。

ということで感想のまとめでも。
いやあ、シーズン1とキャストが変わっていないのが嬉しいですね。
密かにデルガド、エディ、ファティムのキャラが好きだったので、ほっこり。特にエディの抜けたキャラはお気に入りです。
FOREVERドクターモーガンの時も助手の男の人が好きでした。(シーズン1でも同じ感想を書いた気がします)
そういう存在がドラマの隙間を埋めてくれると言いますが、ほっと一息つけるシーンになるので楽しい。
今回のエピソードではケラーの裏の顔を暴くため、エディに(ピアノコンクールに潜り込ませるために)タキシードを着せて、無理難題を押し付けていましたwパワハラw
エディも「この野郎!この前はヘマして犯人に甚振られたくせに!」と悪態ついているんですが、その関係性が面白くてgood

一話完結で分かりやすいし、その中で「亡き妻リーズの事件を解決する」という大筋もあって、それが徐々に紐解かれていくのがまた楽しいドラマですね。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)




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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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