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SUPERNATURAL S3E4【穢れた街】

SPNシーズン3エピソード4【穢れた街】のあらすじ&最後までのネタバレです。

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幼きころに、この世のものではない者に母親を殺された
ディーンとサムのウィンチェスター兄弟
父の失踪、恋人の死などを乗り越え、たまに喧嘩しつつも
悪魔狩りをする兄弟のロードムービー的ドラマ
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ある街の教会で男が拳銃自殺をする場面からスタート。

ディーンとサムは、ボビーの家に壊れたコルトの修理を依頼しにやってきていたが、そう簡単に直せるものではないと言われ、
また悪魔退治へと出かける。

男が拳銃自殺したという教会へ事情を訊きに来たディーンたち。しかし教会関係者は特に不審なことはないと言う。
元々治安のいい街ではないと言い出し、自分たちの街を卑下するが・・

モーテルへとやって来たディーンたちは向かいの部屋に昔馴染みのハンターであるリッチーが宿泊していることに気づく。
彼もまた、事件を追ってこの街に来ていたのだ。

彼は街の有力者の男トロッターが怪しいとディーンたちに伝える。その情報から、トロッターが経営するバーへと向かった二人だったが、そこは若者たちがたむろするノリノリのバーだった。
トロッターの周りにはいつも人が居り、話し掛ける隙も無い。
ディーンはウエイトレスの女性に聞き込みと称して近づき、サムはなんとかトロッター自身に近づこうと試みる。

そこへ突然男が銃を持って乱入し、一人の男を殺害する。
犯人にとびかかるディーン。サムは男にこっそりと聖水を掛けるが反応はない。男はただ、自分の妻と浮気をした男を憎み殺しただけだった。
ディーン「悪魔は乗り移ってなかったな」
サム「ただの殺人だった」
警察が実況見分に入り、指名手配中の身である二人はバーからいったん離れようとするが、ディーンがあることに気づく。
リッチーの姿が見当たらないのだ。

そのころリッチーはバーテンの女に誘われて、彼女の家まで来ていた。地下室へとリッチーを案内する女。
しかしリッチーはその女が普通の女ではないことに気づいていた。しかし、凶暴な力を持った女にリッチーは殺されてしまう。

バーに残り、リッチーの行方を捜していたディーンは連絡が取れないことに不安を持っていた。

一方、ボビーはようやくコルトの修理を終えて試し打ちをしようと家の外へ出ていた。
すると目の前に、サムを助けた悪魔ルビー現れ、ボビーに自分は悪魔だと告げる。
ボビーはためらいなく銃を放つが、彼女は死なない。コルトはまだ完全に修復できていないようだと笑うルビーに、ボビーは言葉を失う。

リッチーを殺したバーテンの女ケイシーは再びバーに戻ってきていた。
ディーンはケイシーが怪しいと踏んで、声を掛ける。そして彼女に誘われるままに、リッチーと同じく女の家へと向かうディーン。
しかしディーンすでに女の正体に気づいていた。リッチーの携帯のGPSを頼りに、彼の遺体を発見していたのだ。

そして地下室に魔法陣を描き、彼女を封じ込めるためにわざと地下室までついて来た。
まんまとディーンの罠にはまった女。しかしデ悪魔祓いの呪文を唱えても効果がない。
ケイシーにとり憑いた悪魔の力によって、地下室は半壊状態となり、ディーンも地下に閉じ込められてしまう。
それがきっかけで、悪魔とディーンは会話を始める。

悪魔「あなたたち兄弟は有名よ。アイドルっていう意味じゃないけど」
ディーン「お世辞でもうれしいね。サムにも伝えておくよ」
悪魔「あなた随分余裕みたいだけど、私にも仲間がいるわ。私の仲間が先に来れば、あなたは殺されるわよ」

その頃、ディーンの行方が分からなくなったことに気づいたサムは、行方を捜し始める。

ディーンはサムに助けを求めるため、電波を探すが、生憎圏外。
悪魔「そんなにじたばたしないでよ」
ディーン「うるさい」
悪魔「口が悪いのね」
ディーン「お前はリッチーを殺しただろう。あいつはいい奴だった」
悪魔「でも私、ナイフで殺されそうになったわ」
ディーン「どうせナイフじゃ死なないだろう?」
悪魔「そうだけど、身体に傷がつくのは嫌」
ディーン「お前に殺された人間がそれをきいたら許さないだろうな」
悪魔「私は何もしていないわ。ただ、私はトロッターと食事をしただけよ」
ディーン「食事?」
悪魔「金儲けの方法を教えてあげたの。それでトロッターはバーを開いた。そうしたら、敬虔な信者ばかりだったこの街が、お酒とセックスとギャンブルに夢中になっていっただけ・・私は何もしていないわ」
ディーン「どういうことだ?」
悪魔「私はただ方向を示しただけ。人間がその欲望に溺れるほど、弱い存在だったってことよ」
ディーン「でも、善人が大地を受け継ぐんだろう?人間が最後に勝つ」
悪魔「それは聖書での話よ。ただの本」
ディーン「信者から猛反論がくるな」
悪魔「あなたは神を信じるの?そんな風にはとても見えないけど」
ディーン「・・まあ信じたいが」
悪魔「人間と神は大したチームだと思うわ。戦争に虐殺、悲惨なことばかりよ。あくまでも驚くほどに死体の山を築き上げているじゃない?今度は私たちの番よ」
ディーン「お前の話は信用出来ない」
悪魔「嘘はつかないわ」
ディーン「悪魔だから嘘はつくだろう?」
悪魔「中には信心深い悪魔もいるわ」
ディーン「何を信じるんだ?」
悪魔「ルシファーよ。人間にとっては悪魔かもしれないけど、悪魔にとって、ルシファーは神」
ディーン「そうか・・なあ地獄はどんなところなんだ?」
悪魔「そうか、あなたも行くんだものね。まさに地獄。奈落の底。だれもがそこから逃げ出したいの」

サムはディーンの行方が分からず、バーに居た教会の神父に話を聞く。
そして彼女の行く当てが分かるという彼に従って、ついていくことにするが・・・

悪魔「なんだか不思議ね。こうして話していると恋人みたい」
ディーン「世も末だ」
悪魔「そうね・・なんだか、あなたと居ると、悪い気がしないわ。あなたってなんだかチャーミングで」
ディーン「そう言われても反応に困るな」
悪魔「ありがとうって言ってくれていいのよ?」
ディーン「・・・」
サム「例の取引のことだけど・・ほかの悪魔は、あんたのことを馬鹿だって言って笑っているけど、私はそうは思わないわ」
ディーン「ああ、取引して自由になったんだ。心配すべき将来がないんだから。俺にはもう先が無いんだから」
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悪魔「いいえ、まだ一年あるじゃない。怖くないの?」
ディーン「いや、全然。なあ、きいてもいいか?」
悪魔「なんでもどうぞ?」
ディーン「地獄の扉が開いて、悪魔たちが出た後、目的はなんだったんだ?」
悪魔「実は、計画はあったの。アザゼル・・黄色い目の悪魔の名前だけど、彼には計画があった。彼は私たちをまとめる存在だったの。あなたに殺されて計画は中止」
ディーン「じゃあリーダー不在になったってことか?」
悪魔「いいえ、リーダーは居たわよ。サムよ。でもまだ彼はその地位に立っていない」
ディーン「神に感謝しないとな」
悪魔「いいえ、その所為で、悪魔たちはサムの座を狙って戦っているわ。サムの命も危ないの。私はサムがリーダーになれば、それに従うつもりだったわ」

とそこへサムが神父と共に現れる。しかし神父も悪魔の仲間だったのだ。
神父に襲われるサム。そこへ助けに来たボビー。なんとルビーを引き連れていた。
しかしボビーも神父の悪魔パワーの前にねじ伏せられてしまう。

地下室へと入ってきた神父。ケイシーと熱い口づけをかわす姿にディーンは思わず「付き合ってんの?」と聞く。
何世紀も前から何度も地獄に落ちてきた、と言う神父。

神父(男の悪魔)はディーンを殺そうとするが、ケイシー(女の悪魔)はなんとかディーンを見逃すようにと説得する。
そこへサムが到着し、コルトから弾丸を放つ。
一発は神父に、そして二発目をケイシーに撃とうとするサムを止めようとしたディーンでしたが間に合わず・・・
二人は死んでしまう。

事件は解決。しかしディーンには腑に落ちないことが。
ディーン「二人を殺した時のサムの表情は冷酷だった」
ボビー「お前を救おうとして必死だったんだよ」
ディーン「なあ、地獄の扉が開いた時、黄色い目の悪魔が俺に言ったんだ。お前が悪魔と契約して取り戻したサムは、100%元のサムなのか?って」
ボビー「それは悪魔の嘘さ。サムは昔のまんまだ」

そのころサムは、自分を助けようとするルビーに詰め寄っていた。
ディーンの契約が破棄されていないと言うサムに対し、何事もタイミングがあると宥めるルビー。
ディーンを救うために、これからも協力するようにと窘めるルビーに、サムは心中揺れていた。

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一番醜いのは人間の心ってことですね。七つの大罪の回でもそうでしたけど、
誰しも心の中に悪魔が棲み付く余地があるということを言いたいのでしょうか。

ディーンと悪魔の対話シーン。ディーンの心のうちが垣間見られましたね。
終わりのない旅路を歩き続けるディーンにとっては、サムの命と引き換えに自分の命を全うできて、
心の中ではホッとしている・・というのが分かりました。
ディーンは家族のことを深く愛しているけど、同時に自分のことをとても卑下しているのだなと感じます。
母や父からの愛に飢えていたんだろうなと思うと、ちょっと寂しくなった。

あと黄色い目の悪魔がアザゼルってことがようやく分かった・・死後に知るとは。
モンストの知識しかないから、アザゼルは火属性なんで赤のイメージですけどね。しかもちょっとかっこいいし、猿っぽい。

というわけで今日は終わり。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)/

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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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