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私のおばさんは推理作家三姉妹E2【殺しのレコード】※前後編

シーズン1エピソード2【殺しのレコード】のあらすじ&最後までのネタバレです。

二話目です。
ミステリーにおいて、推理する人物が多くいるとあらすじがとても纏めづらいのですが、この作品はまさしくそれです。

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<前編>

サー・レイ・アイヴスのスタジオで女性のみで構成されたバンド ボルカニック・ユースがレコーディングすることになった。
そのバンドはかつて一世を風靡していたが今は忘れられた存在。
しかし、レコーディング風景をドキュメント映画にして再び時の人となろうと考えていた。
それを知ったマチルダはキャットに会いに行く。かつてそのバンドにはキャットも所属していたのだ。
キャットとメンバーの一人ニッキーは恋仲だったが、一夜の過ちでファンと寝て妊娠してしまったキャットに失望した彼女と関係が拗れ、脱退していた。
その後ニッキーはマネージャーの家で溺死体となって見つかる。そのことがキャットの中でずっと重荷となって残っていた。

ジェーンとベスに相談し、キャットはメンバーに会いに行くことに。
再会を喜ぶ一同だったが、ニッキーの存在はメンバーにも暗い影を落としていた。
ニッキーのことに話が及び、口論になってそのままキャットはその場を後にする。

マチルダはソーン警部補から犬の捜索の指示を出される。
町のレコード店の飼い犬リンゴが行方不明になったと言う。付近を捜索していると倒れた交通標識の近くで死んでいるのを発見した。標識には赤い塗料が付着し、その近くには酒瓶が落ちていた。車に轢かれたのだろうとマチルダは考える。

ボルカニック・ユースのメンバーは不仲だった。
その夜も夕食時に口論となって険悪なムードに。メンバーの一人タルーラは気分を害し、そのままスタジオを飛び出した。

深夜、一人でレコーディングしていたボーカルのエレクトラが何者かに殺害される。
捜査が始まり、マチルダは被害者の部屋に向かった。建物の外には赤い車が。
フロントに傷があり、リンゴの死に関係があるのではないかと疑った。
彼女の部屋には最近開けられたと思われるのぞき穴があり、誰かが彼女を監視していたことが分かる。

三人の叔母たちも事件について調べ始めた。
エレクトラがマイクのコードで絞殺されたことを知ったキャットは、アルバムに「絞殺」という歌があることを思い出し、町のレコード屋へ向かった。
店主をしているのはリンゴの飼い主でもあるパトリックという青年。
レコードを聴くと不審な音声が混じっていた。逆再生させることで意味が解読できるとパトリックが言い、反対に回してみると「月夜の森で罪を運ぶ」と言葉が吹き込まれていた。
そのアルバムをミキシングしたのはカートという人物だった。その男と昨日スタジオで顔を合わせていたのをキャットは思い出す。

バンドのマネージャーであるレンに話を聞いたマチルダ。
エレクトラとドラムのヴィヴは不仲だったらしく、エレクトラはヴィヴの脱退を望んでいたと言う。
レンの後にヴィヴに話を聞いた。赤い車は彼女の持ち物だった。犬を轢いたかと尋ねると彼女は殺人事件の捜査ではないのかと声を荒げた。
そしてエレクトラとは仲が良く、脱退を望んでいたことは知らなかったと言う。

キャットたちは捜査に参加しようとするがマチルダに追い返される。キャットは隙をついて現場に残り、情報を探った。
そしてレンとベースの女性が口論している場面に遭遇する。

マチルダはサー・レイに話を聞いた。殺されたエレクトラは典型的なナルシストで、魅力を感じなかったらしい。
サー・レイの見立てではバンドの殿はニッキーで、彼女の存在がバンドを生かしており、彼女の死後はバンドの魅力を失ってしまったと評した。
カートにも話を聞いたが、ジェーンたちが見つけた謎の言葉についても「昔のことで記憶にない」と言う。エレクトラの歌声は素晴らしく、敬意を持っていたとも語った。

マチルダは警察署へ戻り、ドキュメント映画用に撮影された映像を見ていた。エレクトラが来ていたジャケットが行方不明になっていることが分かり、それを犯人は持ち出したのではないかと考える。

ジェーンとベスは町でタルーラを発見。彼女にエレクトラの死を伝えた。
そして警察へと身柄を引き渡す。彼女は夫レンと離婚してブラジルに渡航しようと考えていた。
バンドは惰性で続けていたが、近年はエレクトラがでかい顔をしていてよく思っていなかった。レンからも解放されて自由になりたかったのだと言う。

その夜、マチルダはエレクトラのジャケットを捜すために現場へと戻った。
そこに居たのはキャットだった。キャットは自分なりの捜査で見つけた証拠をマチルダに見せた。
破かれた手紙を発見したキャットは、それがヴィヴの物だと考えていた。内容を読んだマチルダは、ヴィヴは自分がバンドから追い出されそうになっていることに気付いていたのだと考える。

レンはエレクトラが亡くなった今こそ注目を集めているため、レコーディングを再開すべきだと主張。バンドメンバーたちは呆れるが、レンは本気だった。
しかしそのレンも、何者かに刺殺されてしまう。

<後編>

レンの遺体は水に浸けられており、ダニエルは「遺体の損傷を早めようとしたのではないか」と推理した。
リンゴが死んだ道端に落ちていたウォッカの瓶は珍しいもので、卸業者の顧客のリストを漁るとヴィヴの名前が出てきた。
さらにエレクトラの遺体からコカインが発見される。
マチルダはヴィヴに再び事情を聞いた。彼女はエレクトラから脱退を示唆されていたことを認めた。
幼少期のトラウマで酒浸りの人生を送っていたが、今は飲酒していないと主張。不安障害があり、それを取り除くために麻薬に手を出したこともあったが、コカインはやっていないと言った。
犬もひき殺しておらず、エレクトラのことも殺害していないと否認。さらにレンに関しても、深夜に散歩していて、偶然見つけただけだと主張する。
さらに、レンが録音を再開しようとしていたこと、そしてエレクトラが亡くなった日に録音したテープを警察に押収される前にレン自身がに運び出していたと証言する。

レンとベーシストのジーナが口論しているのを目撃したキャットはそれをジェーンたちに報告。
レンの遺体はアポロンの像の下に置かれていたことから、何かメッセージがあるのではないかと三姉妹は考える。

マチルダはレンの部屋を捜索し、スティーブンという人物がレンと契約した書類を発見する。さらにドキュメンタリーを撮影していたジョナスとの契約書も発見。
そこにはある映像を作品に使用しない旨の誓約がなされていた。
さらに彼が持ち出した録音テープも発見し、再生してみると亡くなる直前の彼女の歌声が流れた。そしてそこには彼女が殺害されるまでの音声も記録されていた。
マチルダはカメラマンのジョナスに話を聞いた。彼はメンバーたちにインタビューをしていたが、レンのインタビューの中でニッキーに話が及ぶと明らかに彼が不機嫌になり、インタビューを切り上げてしまったらしい。その後その映像を作品に使うなと誓約書を書かされたと言う。
ジョナスは今回の作品が初めての監督作品だった。初作品でここまでの事件が起きるのは幸か不幸か。映画を売り出すための自作自演ではないかとマチルダは疑う。
彼が持っていた撮影機材のマイクのサイズが、エレクトラの部屋に開けられた穴とほぼ同サイズであることに気付き、彼が盗聴していたのではないかと疑うが、そのマイクはジョナスの物ではなく、ミキサー担当のカートの物だった。

キャットから電話が掛かってきたマチルダは通話状態のままジョナスの事情聴取を続けた。
実績のない彼がなぜレンに雇われたのか。雑誌の広告に応募したと言う彼の言葉を聞いて、その真相を確かめることに。

一方マチルダはカートに話を聞いた。
予想通り、カートがエレクトラの部屋を盗聴していた。事件当夜の音声を聞いたマチルダは、エレクトラがジーナに誘われてドラッグをやっていたことを知る。
そしてジーナと支払いの件で口論になっていることが分かった。
ジーナに事情を聞こうとしたが、問題が発生。
ジーナとタルーラはマスコミに向けて「二人で活動を続ける」と声明を発表していた。それを知ったヴィヴは激怒する。そして銃を持ち出し、二人を脅した。
「過去のこと、湖での出来事は忘れられない。過ちはいつまでの消えない」
ヴィヴの言葉が引っ掛かったマチルダは、それがニッキーを指しているのではないかと推理した。

ジェーンとベスはパトリックの店に行き、ジョナスの証言が正しいか、過去の音楽雑誌を当たってみることに。
一方でキャットは残しておいたニッキーとの思い出を振り返っていた。彼女から掛かってきた最後の留守電の録音を聞いて、或ることに気付く。

その頃マチルダはヴィヴが言っていた「過去」について調べていた。
ニッキーが死んだのはマネージャーをしていたレンの家のプールだった。そのことから住所を調べ、レンが湖の近くに住んでいたことが分かる。
そしてニッキーが死んだ夜は満月だった。「絞殺」のレコードに刻まれていたメッセージの「月夜の森で罪を運ぶ」という言葉に合致しており、事件には何か裏があるのではないかと睨む。
マチルダはヴィヴに真実を話すように迫った。
ニッキーが死んだ夜、バンドメンバーはレンの家へと向かっていた。そして湖のほとりで事故を起こし、そのまま車は水没。他のメンバーは助かったものの、ニッキーだけは助からなかった。
ドラッグと飲酒運転による事故だったが、醜聞を避けたかった一同はニッキーを事故死に偽装した。

しかしヴィヴはエレクトラとレンの殺害は否定。捜査は行き詰ってしまう。
ベースのジーナの部屋から、エレクトラが持っていたジャケットが発見された。ある亜種から譲られたそのジャケットは相当高価なもので、ジーナはそれを売ろうとしていたらしい。

キャットがマチルダを訪ねてきた。マチルダはヴィヴから聞いた話をそのまま伝えた。ニッキーの最期を知って悲しみに暮れるキャット。
ホワイトボードにエレクトラが最期に録音した言葉が書かれているのを見たキャットは、それがおかしいと言い出す。彼女の最期の言葉は「sorry」だった。しかしキャットは「エレクトラは謝るような人間ではない。間違いだ」と言い出す。
それを聞いたマチルダはキャットに捜査の協力を求めた。

ジェーンたちはパトリックの協力の元、雑誌の広告を発見。そしてその広告を載せた会社に問合せするが、会社名は変わっており、さらに代表者も存在しない名前だった。
分かったのは、その会社はボルカニック・ユースと直近で契約したレコード会社であり、レンと契約したスティーブンという男は存在せず、過去に何も実績もない企業であると言うことだった。
代表者であるスティーブンという人物の名前は「27twenty seven」のアナグラムになっていた。27歳は著名なロックスターが次々と亡くなる歳だった。

パトリックはその会社から以前電話が掛かってきて、ボルカニック・ユースの過去の映像を見せてほしいと頼まれたと言う。
ジェーンとベスはその映像を見てみることにした。インタビューに答えるニッキーの姿が映し出される。そして彼女は自分の両親について語った。彼女は片親だった。父親の存在は母から一度だけ聞かされたと答えていた。それを見て父親が誰か、二人は気づく。

そしてマチルダとキャットも、エレクトラの録音を聞いてようやくそれが分かった。
「ソーリー」と聞こえていたのは「サー・レイ」だった。サー・レイはニッキーの父親であり、娘の復讐のために殺人を犯していた。
キャットには恨みはないと言うが、娘の死を利用したバンドのメンバーへの憎しみを抑えきれず、早く娘の場所に行きたいと言う。
サー・レイの車に乗せられたキャットだったが、命からがら車から脱出。マチルダと共に彼の車を追いかけた。
ニッキーが死んだ湖へと向かったサー・レイの車はそのまま沈もうとしていた。何人も死なせはしまいと、マチルダは飛び込んだ。そして彼の身体を引き揚げる。
何とか一命をとりとめたサー・レイは連行されて行った。

キャットは湖に残り、ニッキーを回想した。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

今回も面白かった。叔母さんの内の一人が毎回フィーチャーされるのかな?
前回はベス、今回はキャットでした。
キャットは両性愛者なんだね。ニッキーとのことを引きずっていました。出産した子どもとは疎遠のようです。
ニッキーとの思い出を大切にしているようで、喧嘩別れしたきりかと思いきや、彼女からの最後の電話でニッキーは関係の修復を求めているようでした。
それが事故死によって叶わなくなってしまったんですね。

例えとして合っているか分かりませんが、ボヘミアンラプソディーを見ているようでした。
バンドのドキュメンタリーを撮るってのが。しかもメンバーは仲が悪いし。

叔母さんたち三人は、推理小説家目線で捜査しているので着眼点が面白いです。
レンの遺体をアポロンの像の近くまで運んだのはなぜか、という点で推理を繰り広げているのですが、監察医のダニエルは「遺体の損傷を速めるため」と考え、叔母さんたちは「アポロン」に何か意味があるのではないかと考えています。
アポロンが、音楽の神、若者の神、云々と調べて行って、あらゆることに精通している神様だと分かって、結局どっちらけになってしまうのも笑ってしまいましたww
そして、理由については最後まで明かされていなかったように思うのですが(サー・レイは語ってなかったと思う)、それもまたスカされたみたいで面白い。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)




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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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