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警視ファン・デル・ファルクS1E3【アムステルダムの死】※前後編

シーズン1エピソード3【アムステルダムの死】のあらすじ&最後までのネタバレです。

シーズン1の最終話です。
タイトルの「アムステルダムの…」ってのが自然なようで不自然で面白い。
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<前編>

インフルエンサーであるエド・ローマンが何者かに殺され、その映像が彼のSNSアカウントによって生配信される。
彼は胸を一突きされており即死。口にはガムテープ、瞼は糸で縫われていた。その見事な縫合から、医療関係者ではないかとヘンドリックは言う。

エドの家の周りには「オメガ616」という人物による、エドの活動に対して批判的な落書きが残されていた。
「オメガ616」の捜査をフリースに、そしてエドと対立していたファッションブロガーのロッタをクルーバスが調べることになる。
遺体発見現場の近くに怪しい女性を発見したファルクは、彼女に話を聞いた。
彼女はエドの協力者ミラだと言い、彼の指示で「ダンハイ」というファッションブランドで潜入調査をしていた。
ダンハイはエコを謳ったアパレル企業だったが、エドは裏があるのではないかと考えていたようで、実際に彼女が潜入したところ、賃金の未払いが発生、さらに身売り話まで出ていた。
エドはダンハイの裏を公表しようとしていたと言う。

ダンハイは、ダニとハイディという男女のデザイナーが立ちあげていた。
ルシエンヌが調べたとこによると、ダニには引き抜きの噂が立っており、それがユニバーサリティというブランドだった。

エドと対立していたロッタの聞き込みに向かったクルーバスとフリース。
彼女からもダニの話を聞く。彼女はエドの死亡推定時刻にダニとテレビ通話をしていたと証言する。

ルシエンヌはダンハイの会社へと向かった。
二人にエドとの関係を聞くが、対立などはなく、彼が何かを公表しようとしていたことも知らないと言う。そして賃金の未払いは繁忙期ゆえだ、と釈明した。
ルシエンヌはオフィスにあったオレンジ色の布に着目する。
似たような生地が、エドの自宅のバルコニーの鳩除けに引っかかっていたためだった。
ハイディは「難民キャンプから集めた傷んだ服を再利用していて、救命胴衣の切れ端だ」と答えた。
ルシエンヌは切れ端をサンプルとして持ち帰る。

ヘンドリックの鑑定結果を聞きに行ったファルクとルシエンヌ。
エドの目を縫合していた糸は未知の素材であり、バルコニーに引っかかっていた生地はトナカイの毛やアヒルの羽毛が使われていた。
撥水加工が施されており、ヘンドリックはそれがパーカーの生地だと結論づける。
それが落書きを繰り返す「オメガ616」のフリースではないかとルシエンヌは言う。
フリースが調べた結果、オメガ616の目撃証言で、いつも同じパーカーを着ていることが明らかになっていた。

クルーバスの調べにより、エドがユニバーサリティから金銭を受領していたことが判明。
エドはその会社に雇われていたのではないかと警察は考える。
ファルクとクルーバスはユニバーサリティの経営者クラウディアに会いに行く。
彼女の恋人であるグスタフとクラウディアに話を聞くと、グスタフが独断でエドに金銭を支払っていた。その理由は、彼に要らぬ悪評を立たせないため。
会社を守るために口止め料として金を払っていたが、徐々に面倒になって、つい先日から支払いを止めたと証言する。
ダニの引き抜きに関しても、クラウディアは一切否定した。

フリースは「オメガ616」について調べるために、いつものレストランへと向かった。
するとそこの常連客の一人フランクが「それは黙示録の一部だ」と言う。
捜査会議の場で、フランクは詳しく解説。616は獣を示す数字だと言い、オメガも「ヨハネの黙示録」の一部ではないかと言う。

ルシエンヌの調べで、ロッタのアリバイ証言とダニのアリバイは裏どりできたが、「銀行に行っていた」というハイディの証言だけは裏付けられなかった。
ダンハイの口座は凍結されており、すでに倒産寸前だと調べがついた。

オメガ616による新たな落書きが見つかる。
そこには、ファッションを騙るインフルエンサーへの批判が書かれていた。
ヘンドリックの調べでエドの瞼を縫合していたのがマッシュルームを原料にした新素材だと判明。
ファルクは彼を見つかったばかりの落書き現場へと引っ張りだし、何か物証がでないか調べるように依頼した。

クルーバスの調べで、エドには交際している男女が居たことが判明する。
彼はSNSで「性生活と断つ」と宣言していたが、その裏で、グスタフと深い関係になっていたことが明らかになる。さらにその前には協力者だと名乗っていたミラと交際していた。

フリースが新しい事件の情報を持って出勤してくる。
ファルクたちの上官ダールマンの運転手であるキャスパーが何者かに襲われて、瀕死の状態で見つかっていた。
その状況は、エドの遺体と酷似していた。
ファルクは、キャスパーが襲われたのは過去の事件の逮捕者が関係しているのだと考える。ダールマンはテニウスという受刑者の事件で関係者に狙われていた。

ヘンドリックの調べで、落書きにはいくつかの特徴があった。
落書きに用いられたのはただのスプレーではなく、生地にもなるインクを使っていた。そして文字の角に特徴が見られ、文字を右から左に書く言語圏の人間ではないかとヘンドリックは報告する。
ダンハイでは難民を積極的に雇用しており、シリア人が働いていることを思い出したファルクは、ルシエンヌと共にダンハイへと向かった。
しかし従業員のほとんどがユニバーサリティの新作発表会に出掛けており、会社に残っていたのはダニ一人。
彼に話を聞くと、シリア人従業員はチャコだと言い、彼は生地にもなるスプレーを使用していた。

ユニバーサリティの発表会へと向かったファルクとルシエンヌ。
そこでチャコを捕まえるが、その一方でクラウディアが発表会の最中、毒殺される。

<後編>

クラウディアはシアン化合物を飲んだことによる心停止が死因だった。
ファルクは死亡した二人に関係のあるグスタフを怪しむが、本人は否認。自分を恨む人物がやったのではないかと主張する。

警察はチャコの取り調べを行う。
彼は、自身の妻子が難民キャンプで苦しい生活を行っているにもかかわらず、ファッション業界は偽善と欺瞞に溢れ、巨額を稼いでいることに怒りを覚えていた。
西洋文化への怒りを表現するために落書きを繰り返していたのだと証言。しかし殺人は否認した。

ヘンドリックの調べにより、クラウディアが常備していたサプリメント(ドラッグ)の中に毒が仕込まれていたことが分かる。
そしてダールマンの運転手キャスパーの事件については、瞼の縫合に使用された糸やその手口の杜撰さから、模倣犯だと断定した。

ハイディの通話履歴から、レヴスという店に頻繁に通っていることが分かり、そこで誰と会っていたかを調べるよう、ファルクはフリースに指示を出した。

ファルクは帰宅し、ルシエンヌたち他の捜査官はいつものレストランに集結する。
クルーバスはルシエンヌに、キャスパーの事件について尋ねた。
なぜダールマンの周辺で事件が起きたのか、気になっていたからだった。

以前、ヴィッサーという警官が不正を犯した。
それを追及したのがダールマンとファルクだった。追及を逃れるために逃亡を図ったヴィッサーは、追い詰められてファルクたちの乗る車に突っ込んできたのだと言う。
そしてダールマンは足を負傷してしまった。

ファルクはヴィッサーの息子ウィレムがキャスパーを襲ったのではないかと考えていた。
彼が通っているバーへと向かったファルクは、事件について追及するが、彼は否定も肯定もしなかった。

クルーバスの調べで、ユニバーサリティの発表会の受付名簿にはエドの元恋人であるミラの名前もあったが、参加者のスマートフォン映像を見ても、彼女の姿が映っていないことが分かる。
フリースはハイディが通っていたレヴスは「イレブンジス」というカフェを指していることを調べ上げ、監視カメラ映像から、彼女はクラウディアと頻繁にあっていたことが判明。
エドの自宅からほど近くに在り、彼の死亡時刻の直前にカフェにハイディたちが居たことも明らかに。

監視カメラには、口論する様子も映されていたことから、ハイディに話を聞きに行った。
彼女はユニバーサリティに移籍する前話をしていたと証言した。
ダンハイは火の車で、ダニの才能を皆が信奉し、自分は蚊帳の外だったことに耐え切れなかった。そして、ハイディはクラウディアからプロデューサーとして招聘してもらう約束を取り付けていた。
しかし、エドの殺害に自身が提案した「キノコを利用した新素材」が用いられていたことが分かり、動揺。クラウディアも同じく、自分たちの新素材のテーマが外部流出していることに危機感を覚え、口論になったのだと白状した。
そして自分がユニバーサリティへ移籍すれば、グスタフはクビになるはずだと言う。

ファルクとルシエンヌはグスタフに会いに行く。
彼はクビになりかけていたことも全て知っていた。それを知った上で、ダニと組む方向性を模索したがうまくいかなかったと言う。
さらに、エドと関係を持ったことをミラに伝えたと言い、それを聞いた彼女はショックで発表会会場から飛び出したらしい。
それを聞いたルシエンヌはクルーバスとフリースに彼女の家に向かうように伝えた。彼女の家に突入すると、薬を飲んで自殺を図っていた。
なんとか助け出し、一命をとりとめるが、彼女は搬送される直前に「トータル・エンジェル」と呟く。
彼女が飲んだ錠剤には「T・A」と刻印されていた。それがトータル・エンジェルではないかと考えた二人は、その会社について調べる。

トータル・エンジェルについて考えていたクルーバスは、それがアナグラムだと気付く。
入れ替えると、ロッタの名前を指していると判明。彼女が薬物の売人だと報告する。
ロッタに話を聞きに行ったファルクとルシエンヌは、彼女から、かつてダニがドラッグを買っていたことを聞き出す。

そのころダールマンはヴィッサーの息子ウィレムに会いに行っていた。
ファルクや事件に無関係なキャスパーを襲うのは止めるように警告するためだった。
しかしウィレムは逆上。ファルクのことを心配したダールマンは、ファルクに警護を付けるが、ファルクはそれに気づき、警護を捲いてしまう。

フリースとクルーバスは、ハイディと共にレストランへと向かうダニを尾行。
一方でファルクはダニのアリバイを再調査。そしてアリバイを証言したカフェ店員が偽証をしていることを突き止める。
ファルクたちはクルーバスたちと合流。クルーバスとフリースを外に残し、二人はダニを逮捕しに向かった。

ダニは仕事のパートナーであるハイディを失わないため、ダンハイの裏を暴露しないように口封じを行った。
さらにクラウディアを警告するために、新素材の糸を使ったことを認めた。クラウディアを説得しようとしたが、彼女はハイディと手を切ってくれず、毒殺を決意したと言う。

彼を逮捕しようとしていたファルクだったが問題発生。
ヴィッサーの息子ウィレムがファルクを殺しに仲間と大挙してくる。

銃撃戦が始まり、動揺したダニはウィレムたちの前に飛び出し、射殺されてしまう。
ファルクはウィレムに追い詰められるが、クルーバスがウィレムを射殺。
胸を撫で下ろしたファルクは初めて、クルーバスを褒めるのだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

ファルクは謎の女性と一夜を共にしていました。アガサというので、「ん?」と思ってたんですが、一話目で出てきた人でした。
学費を稼ぐためにパパ活していた法学部学生ですね。

登場人物の過去が明らかになりました。
ファルクとダールマンが何かを隠しているんだろうなとは思っていましたが、過去の事件が尾を引いていたんですねえ。
そしてファルクは、その事件によって恋人を失っているという展開。
ルシエンヌがファルクの女性関係にちょこちょこ口出ししている場面がありましたが、そういうことだったんだなあ。

あとはもう一つ、クルーバスについてです。
ファルクはクルーバスに対してちょっと(?)冷たいのですが、その理由が明らかになりました。
クルーバスはよく「母の看病があるので」と言って仕事終わりの飲み会を断っていました。
ファルクが彼の家族を調べると、母親は九年前に既に他界しているようです。それが彼に対する不信感を抱かせた原因の一つのようですね。
なぜクルーバスが嘘をついているのかについては、まだ詳しくは明らかになっていません。

ということで事件の話。
最後のドンパチ展開で全部忘れちゃいましたが、ミスリード多めの展開でした。
結局はダニがビジネスパートナーを失わないために重ねた犯行だったようです。
彼は不安障害を持っていたようで、それを解消するためにロッタから麻薬を買っていました。
しかしハイディは自分を裏切って移籍を考えていた。それに腹を立てたようです。でもハイディを殺すことは考えなかったんですね。
あらすじには書いていませんでしたが、ハイディはダニに相当な不満を持っていたようです。
彼の方が周囲から才能があると思われていたことへの劣等感。そして経営に関しては無頓着で、仕事を過剰に受注してきてしまうこと。さらには窮状を話し合おうにも、人の話を聞かない暴走癖。
そんなダニの方が「才能がある」と思われている状況にハイディが納得できないのは、確かにな~と思いますね。

まとめを。
ヴィッサーの事件に関しては、これで解決なのかな?まだひと悶着あるような気もしますし、クルーバスの過去についてもまだ一部は謎のままなので、それも次回に期待。

一人一人がキャラ立ちしていて、面白いですね。
主人公のファルクを筆頭に切れ者が多く、フリースが呑気だったり、ヘンドリックが陽気なおじちゃん(だけど切れ者でもある)だったりで、愛嬌があります。
伏線回収も見事で分かりやすく、過度なドンパチもないので、推理モノとしてもちゃんと楽しめます。

オランダという国については良く知らないですが、水上生活者?(船を家にしている人)が居るんですね。ちょっと面白そう。どうやって電気とか水道とか引いてるんだろう?と気になっちゃいました。

というわけで、シーズン1がこれで終了です。
現在シーズン3まで製作されているとのことなので、続きが楽しみですね。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)




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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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