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トスカーナ大衆酒場の事件簿S1E2【一か八か】

シーズン1エピソード2【一か八か】のあらすじ&最後までのネタバレです。

1シーズンが2話という少なさでちょっぴり寂しさもあります。
あっという間だ~、結構お気に入りになりそうなドラマです。
===

トスカーナ
「一か八か」

爺さん四人衆の内の一人、アルドはレストランを経営していた。
しかしその店が洪水の被害に居合、新たな経営話を持ち掛けられる。しかしその店の所有者フォレスティがどうも怪しい人物で、四人は捜査を開始する。
そもそもその店の建つ場所が曰く付きだった。その所有権の契約についても不可解な点が見つかる。
カラトーリという人物がその土地の所有権を格安で売りに出していた。それを破格で購入したのがフォレスティ。カラトーニは既に他界しており、彼の死に何か闇があるのではないかと爺さん四人は言い出す。

結婚を機に店を去ったティツィアーナだが、夫と喧嘩して家を飛び出していた。そしてまた店で雇ってほしいと頼まれ、マッシモは今シーズンだけ、と期日を設けて承諾した。
マッシモの店ルーメに、トータロという人物が訪ねてくる。
彼は爺さん四人に「カラトーリの娘キンツィカについて知っているか」と尋ねた。
キンツィカはトータロの妻らしく、最近義父であるカラトーリの死について街で噂が立っていることを気にしていた。
その噂を立てたのは他でもない、爺さん四人。
カラトーリが手に入れた不動産の内、フォレスティにあるホテルが特に怪しいとトータロに伝えるが「義父はガンで死んだ。あれこれと噂を立てるのは死者への冒涜だ」と怒りを買ってしまう。

店に脅迫文が送られてくる。そこにはマッシモや四人を脅す内容が。
四人はそれを携えて警察へと向かうが、その脅迫文はマッシモの自作自演だった。爺さん四人を黙らせるための狂言だった。
警察にお灸を据えられるだろうと期待していたマッシモだが、フスコ署長から呼び出しがかかる。
彼女はかつて担当した事件について語りだした。
「二十年以上前、カラトーリの主治医だったヴィジベッリが海辺で自殺体となって見つかった。彼には婚約者がいた。それがカラトーリの次女ラージアだった」
カラトーリのガンが再発し、再びヴィジベッリの治療を受けたが、一ヶ月の化学治療もむなしく病状は悪化して死亡。ラージアは父が死んだのはヴィジベッリのせいだとして、破局。
その後、ヴィジベッリは自殺していた。
しかしフスコ署長はその結論に納得しておらず、ジジイ四人の訴えや、店に届いた脅迫文から考えて、再捜査すべきだと決定。
マッシモは自作自演だと言い出せずに終わる。

その帰り、マッシモは膝を怪我してしまい、二週間の休暇を余儀なくされる。
手術は無事に成功したが、ジジイ達はカラトーニの事件について未だに調べていた。
マッシモの主治医ベルトンにカラトーリについて知らないかと尋ねると、二人が旧友だったと分かる。
その後マッシモが二人きりになったタイミングで改めて話を聞くと、先ほどの話は嘘だったとベルトンは答え、本当は医師のヴィジベッリと仲が良かったのだと話した。
カラトーリが亡くなるまでは本当にあっという間で、まるでヴィジベッリが薬の処方量を間違ったのではないかと思うほどだったらしい。

マッシモはそのことをフスコ署長に報告する。
その頃、マッシモの店ルーメでは事件が起きていた。カラトーリの娘キンフィカが店にやってきたのだ。そして爺さん四人を名誉棄損で訴えると言い出す。
爺さんたちは売り言葉に買い言葉で応戦。ヒートアップした喧嘩をトータロが必死で抑えることに。
トータロは一人でマッシモを訪ねた。彼はカラトーリの死の間際について語る。
ヴィジベッリは家族から信頼されていた主治医だったが、カラトーリが亡くなったあとは批判の的となり、耐え切れずに死んだと言う。
カルボプラチンとサマリウムという薬を使っていたという彼の言葉を記憶し、主治医にその薬について尋ねてみた。
治療に用いる薬としてはふさわしくないことが分かり、マッシモは「ヴィジベッリとカラトーニは同意の上で治療をしていなかったのではないか」と推論を立てる。
治療をしていなかったにしても、容体が急変することはおかしく、何者かが彼を毒殺したのではないかとマッシモは考えた。

フスコにもそのことを報告。彼女は彼女で調べを進めていた。
カラトーニから格安で購入したフォレスティには当時妻がおり、その妻はカラトーニが入院していた病院で看護師をしていたのだ。
「カラトーニとヴィジベッリの偽装治療に気づいた彼女が殺した可能性もある」とフスコは言う。
しかし、マッシモはその推理に疑問を持った。

主治医ベルトンの計らいで、ヴィジベッリの妹が病院を訪ねてきて、マッシモと面会する。
彼女はヴィジベッリが持っていた資料を渡してくれた。それは入院中のカラトーリの食事や飲み物に毒物が入っていないか調べた報告書だった。
そもそも、そんなことをすることが異常であり、ヴィジベッリは自分の病院に入院させることでカラトーニを守ろうとしていたのではと推理する。
フォレスティ夫妻を疑っているとすれば自分の病院に入院させる可能性も考えにくい。となると対象はカラトーニの家族に絞られる。

マッシモはジジイ四人にカラトーニの家族について尋ねる。
娘のキンフィカは出来の悪い教授。婿にトータロが来たことで精神がだいぶん安定したらしい。
次女のラージアは思慮深いエンジニア。さらにその下に長男のヤコポが居た。

深夜眠れないマッシモはベルトンを呼び出し、カラトーニの死因について改めて考える。
毒物の検査に引っかからず、人を殺す方法。ベルトン医師は化学の知識を用い、重水だと結論づけた。
重水は化学施設などで使われる特殊な水で、少量なら問題ないが、少量ずつでも毎日摂取すると徐々に死に近づく危険なものだった。
フスコ署長を呼び出したマッシモは、ベルトンと共にそのことを彼女に伝える。
「カラトーニは自身が不動産を売って得た資産を、核事業につぎ込もうとしていた。それを家族が反対すると分かっていて、ヴィジベッリに頼み、匿ってもらっていた」
そして、家族の中で重水が簡単に手に入る人物は、エンジニアをしていた次女のラージアしか居なかった。

フスコはラージアを連行し事情聴取。そして彼女は罪を認めた。
姉や弟も関わっており、父親が不動産を売った金で別の事業をしないよう(遺産が減らないよう)に彼を殺したと認めたのだった。

事件が解決したことを、マッシモは四人に伝えた。
それを聞いた四人はマッシモを賞賛し、大喜びするのだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

めちゃくちゃ補足。
かなりあらすじと粗く書いたのでいろいろと補足します。
まず、カラトーニがなぜ死ななければならなかったのか。単純な遺産相続の問題ではありませんでした。
カラトーニは若いころから核事業を行っていて、時代の最先端を突き進んでいました。そのため莫大な儲けを得ていましたが、残念ながら死ぬ頃にはその事業が傾いていました。
何とか現状を打破したいと考えた彼は、不動産を売り飛ばして、その資金を事業に注入しようと画策していましたが、家族はそれでまた遺産が目減りすることを恐れており、カラトーニの殺害を決意します。

突然現れた凶器「重水」について。
重水は、原子炉の減速材に使われるものだそうです。(何かと話題のトリチウムも、この重水の仲間のようです。)
マッシモがなぜその「重水」にたどり着いたかという所もすっ飛ばしてあらすじを書いておりましたので、補足します。
今回マッシモは入院してしまいましたが、見舞いに来たジジイ達の一人であるアルドは読書家で、マッシモに本をプレゼントしていました。
その中にはカフカや聖書などいろいろあったのですが、聖書の中に重水(デューテリウム)に通じる単語を見つけたことが糸口になりました。
そこから「重水」をひらめいたマッシモ、なかなかのやり手だなと思いました。
ふつうに知識がないと、そこが繋がらないと思うので、マッシモはなかなかに切れる人物なのかも!?

事件のおおもとについてですが、
フォレスティがカラトーニから購入した不動産の一部をアルドに管理してほしいと頼んだところから始まっています。
四人はフォレスティを「怪しい人物」と睨んでいましたが、それは違ったようですね。

あとは小ネタ。
ティツィアーナは旦那と別れてマッシモの店に戻ってくるわけですが、最後のシーンではアルドの店(フォレスティから任された店)で働くことになり、マッシモはまた一人で店を切り盛りすることになりました。

マッシモとフスコ署長との関係ですが、入院中の悶々とした夜、マッシモはまたしても官能的な夢を見てしまいます。
そのお相手はティツィアーナ……だけかと思いきや、まさかのフスコ署長ともキスしちゃう夢を。どないなっとんねん。
個人的には、チャラ男と真面目女子が恋仲になるのが好きなので、応援したい。

ということでこのドラマはここで終了です。
もう少し小ネタがあるっちゃあるのですが、文字にすると面白くないと思うので、そのままにします。
ブラックジョークもありつつ、ジジイ達同士の陽気なやり取りや、マッシモとの皮肉の応酬が面白かった。
ジジイのことを「老害」と断罪したり、下ネタ満載だったり、私は結構好きでした。お上品なドラマとはいいがたいですが。

なにより、しっかりミステリーです。

続きがあるならまた観たいですね。


ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)




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ちゃんこい
Posted byちゃんこい

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